大槻ケンヂのレビュー一覧

  • 新興宗教オモイデ教

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    1カ月前に学校から消えたなつみさんは、新興宗教オモイデ教の信者になって再び僕の前に現れた。彼らは人間を発狂させるメグマ祈呪術を使い、怖るべき行為をくりかえしていた―。狂気に満ちた殺戮の世界に巻き込まれてゆく僕の恋の行方は?

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    2010年02月03日
  • ゴシック&ロリータ幻想劇場

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    先に発売された単行本版も持っていますがそちらと収録作品が少し異なるので購入しました。
    ゴスロリバイブル掲載時から大好きだった「おっかけやさん」が収録されているだけでもこれは買いです。
    風景の描写が綺麗でキャラクターも可愛い。実写で映像化して欲しい!
    他の収録作品では「メリークリスマス薔薇香」は何回読んでも泣いてしまう。まぁ「泣かせる話」なわけだけど。

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    2010年01月08日
  • 新興宗教オモイデ教

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    読み終わったあとの暫くは、頭の中がちょっと不思議な感じになります。オススメだけど、他人にそう紹介してよいものかと迷っちゃうもどかしさが魅力的。

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    2010年01月07日
  • 神菜、頭をよくしてあげよう

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    これを読んで頭よくなったの?って聞かれたら、まさか!としか答えられないんだけど、無駄な知識といっそ邪魔なくらいの勇気は湧いたと思う。これだから、オーケン大好きなの。

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    2009年12月28日
  • ボクはこんなことを考えている

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    大槻ケンヂの事を知りたいならこれを読め!
    知りたく無くても暇なら読んでほしい。
    面白いから。

    ただA型だなって思います。
    理屈理屈で積んでかためて、でもおーけんは優しいから
    「ま、ボクがこう思ってるだけだから気にしないでな〜」
    と笑って誤摩化すのだ。

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    2009年12月18日
  • ステーシーズ 少女再殺全談

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    久々に大槻ケンヂ熱が復活しました。

    15~17歳の少女たちが次々と謎の病に倒れ、ゾンビのように復活する世界。
    気持ち悪い気持ち悪いと思いながらもついつい読み進めてしまう不思議な文体だった。

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    2009年10月25日
  • 神菜、頭をよくしてあげよう

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    ケンちゃん、またやってくれたね! 
    UFOからエロスまで、なんでも来いのオオケンワールド炸裂!!
    池田独身貴族を謳歌する、オオケン渾身のエッセイ!
    ご堪能あれ

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    2009年10月04日
  • くるぐる使い

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    サブカルというサブカルをこれでもかと雑多に詰め込みつつ、驚くほどの読みやすさ。いろんな点で初心者向け。

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    2009年10月04日
  • リンウッド・テラスの心霊フィルム 大槻ケンヂ詩集

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    内容は「花火」の方が充実しているけど、あちらは装丁が懲りすぎて読みにくく文字が頭に入ってこないのでこっちのほうが好き。

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    2009年10月04日
  • ステーシーズ 少女再殺全談

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    実は大槻の小説を読むのは、「オモイデ教」以来。
    なので、上手くなったなあ、なんて感慨深さを星雲賞作家に対して言ってしまいます(汗)
    バンドの歌詞に馴染みのある世界なのもあってか、エログロ得意じゃないのですけど(←オモイデ教以来読まなかった理由)、気持悪いとか一つも感じず、むしろ耽美で切ないくらいでした。
    体温や少女のにおいが感じられるような内容が、いいなあーと。

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    2009年10月04日
  • くるぐる使い

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    短編集。あれ?ここで終わりもっと読みたいって話が多数。いわゆる超常現象は脳の異常によるという考えがそこらにちりばめられている。

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    2009年10月04日
  • 神菜、頭をよくしてあげよう

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    表紙がよい。タイトルはさらによい。
    面白かったけれど、たぶん一週間後には内容を全忘れしているだろう。無論、頭は良くなるわけがない本。読者に対して自分の立ち位置がよくわかっている人だと感心。辛いこともあるだろうにそういうことを書かずに世間のイメージどおりの大槻ケンヂを書ききっているところに好感。
    フェラーリ買ったと、池田貴族とのやり取りが記憶に残る。

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    2009年10月04日
  • ステーシーズ 少女再殺全談

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    高校生のころ読んだのですが、完全版が出たということで表紙も気に入ったので買ってしまった。
    世界観が大好きだ。切ない。

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    2009年10月04日
  • のほほん人間革命

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    大槻ケンヂは、みんなが面白いと言いつつも、なんとなく色物の匂いがして読んだことなかったのだけれども、この本を読んで考えを改めた。

    すっげー面白い!!

    大槻ケンヂがいろいろ試して、その経験談を書くだけなのだが、ここまで読ませ上手だともうなに書いても面白いんじゃないかな。

    大槻ケンヂの考え方のスタンスが、ヒネていて、鬱屈しているのに、妙に明るい。

    綺麗な後ろ向きというか、どうも愛着を持たざるを得ないキャラだ。

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    2009年10月04日
  • 神菜、頭をよくしてあげよう

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    書名の元ネタは筋肉少女帯シングル「香菜、頭をよくしてあげよう」
    軽い感じでのほほんとしつつもさくさく読める。 

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    2009年10月04日
  • くるぐる使い

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    あいや、私が図書室で見かけたものはこんな可愛らしい表紙じゃなかったんだが・・・。
    トラウマなパンクの九牡丹でお馴染みの方もいらっしゃる大槻ケンヂの本ですよ。
    ミュージシャンが書いた本だからと言って油断する事無かれ。
    アルミホイルは毒電波を遮るとても優れた道具なのですよジグジグ。

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    2009年10月04日
  • くるぐる使い

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    うぇーんて泣いてしまいそう、いい話だ。江戸川乱歩が好きだからという理由がここまで書けるっていう裏づけではなくて、やっぱりこの人なりに自分の思いつきや心の中や人との向かい合い方というのがここに良く書かれているなと思う そしてそれが、誰かを傷つけたり傷つけなかったり、結局ただゆるやかに殺されながら許されながら、それでもステージに上がったり、コミュニケーションをしたりというところで現れていると思う くるぐる使いとか、人の欲と、愛情と、優しい心と、理性と、私欲とっていうのがもう絶対に絡み合ったり、うまい具合にまわっていくものではなくてそれらが別々に存在していながら、愛情とかがぽっかり浮き上がってきたり

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    2009年10月04日
  • ステーシーズ 少女再殺全談

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     不備なくきちんと書かれた物語と思った エッセイにある私の好きなところ(こころのそこのひだまでめくって見せてくれるようなだらだら加減)は存在しててそのことこそがピュアで「きみとぼくとのただひとつ」だ 思わせぶりやニュアンスとかわかったようなことはいらないから、自分の好きな子を切り刻み、神さまの気まぐれを切り刻み、ただの時の流れを感じて/感じずにすごしているときの、心だけが感じているきもちのことをうまくなくてもわたしは聞きたいという気持ちを十分に満足させてくれる 恋愛小説という部分よりもそういうところに世界に対する爆発的な感情があってよかったです それがノイローゼというのだろうか 愛されてる愛さ

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    2009年10月04日
  • 神菜、頭をよくしてあげよう

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    数ある大槻ケンヂのエッセイ集の中でもわりと最近のものです。いままでのエッセイ集とは違い、青春の回顧録的な流れだけじゃなく、大人目線の開き直り感がけっこう前編に感じられて気持ち良いです。さすがにポルシェはどうかと思うけどね。笑

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    2009年10月04日
  • ステーシーズ 少女再殺全談

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    だいぶ前に、角川ホラー文庫の『ステーシー』は読んだのですが、今回は完全版ということで再読しました。

    相変わらず、本編のほうは病的な勢いがあり、グロテスクな描写も多いので、読む人を選ぶと思います。
    外伝は病的な勢いを模倣する形になっているのですが、オーケンの文章を対比する意味でも読んでおく価値はあると思います。

    あとがきは『ステーシー』と違うので、両方とも読んでおくと彼の背景などが分かって、この作品の価値が理解できます。

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    2009年10月04日