石田夏穂のレビュー一覧

  • 我が友、スミス

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    69点:筋トレくらい、一人でやれよ。

    完成度が高いタイプではないし、小説らしい展開をする必要があるからドラマを作っているという感じだけど、淡々と筋トレする描写は素晴らしいし読ませる。無理にまとめなくてもいいから書きたい描写をひたすら書いて物語としては破綻してるけどなんだかすごい、みたいな作品が作れそうな作家だしそういった作品を読んでみたい。

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    2026年07月25日
  • ミスター・チームリーダー

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    ネタバレ

    なんとも不思議なお話。
    短いしサクサク読める。

    ボディビルに文字通り命を懸ける?主人公のお仕事小説的な話。
    最終的にチームとは玉石混合の人たちを集めてそこから上手く塩梅を取る必要がある…ということかな。
    主人公は結局無駄な部分を省いていくという思考がまだのこってるようだったけど。

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    2026年07月17日
  • 冷ややかな悪魔

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    今まで読んだ石田夏穂さんの中では、1番ストレートに「世の中のこういうこと」について毒を吐いていた気がします。

    バリキャリ独身女性への周りの反応が露骨で失礼で時代遅れすぎたけど、半分ギャグだろうか。会社、「配慮」がない奴ばっかりじゃん。ギャグというか、風刺コメディ?

    読んでいると、世間の無意識下なんていつの時代もこんなもんなのかな…とも思えてくる。

    主人公も途中から暴走し始めるが、「既婚子持ち」の肩書きで社会の正常な一員として迎えられる快感は、なんとなく想像できた。

    一流商社の営業として海外を飛び回るって、素直にめちゃくちゃカッコいいのになあ…

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    2026年07月16日
  • わたしを庇わないで

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    んー……自分の見た目に関してめちゃくちゃ卑屈なんだけど、読んでる側としては「そこまで自分を卑下しなくても…」となって読み進めづらくなる、とゆうこともなく(私だけか?)、むしろよくこんな表現?言い回し?考え方が出来るなぁ、と表題作を読んだ時に思いました。
    1話目は設定?を理解するのが少し時間がかかったのと、共感しづらい感情?と、終わり方が独特でハテナが出ることが多かったが、逆に2話目はとっても分かりやすくて、むしろ子供の頃からそんなに考えてて大変だなぁと思ってしまった。
    石田夏穂さんは何かと面白い設定のお話しを書かれていたので気になっていましたが、本当にルッキズム中心に書かれているんだなぁと思い

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    2026年07月15日
  • 冷ややかな悪魔

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    100分より早めに読み終わるサクサクっと読みやすかったです。アラフォー独身女の悲哀… こんな時代だけどそこは昔から変わらずですね。。。笑えたけどなんか切ない。。

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    2026年07月13日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    私が好きな作家さんばっかり…!
    個人的にかなーり豪華なアンソロジーだったので、とても楽しく読むことができた。
    「かわうそをかぶる」「あなたに見合う神さまを」が特に好きだったかなぁ。


    「かわうそをかぶる」 浅倉秋成
    ゆゆはイサナだったってことだよね?
    犯人を仕掛けたのはゆゆだったってことだよね?
    きゅーきゅー言っててこわ。

    「まぶしさと悪意」 大前粟生
    悪口コメントのミームってすごい発想。

    「霊感インテグレーション」 新名智
    ややムズ。シンプルにシステム理解が追いつかないだけっていう。
    デマに踊らされた人間が、嘘を信じて人を殺しちゃうの、現代でもありそうで怖いね。

    「ヤリモク」 結城真

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    2026年07月12日
  • わたしを庇わないで

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    デブの人をデブだと思っていても口に出して言わない、デブと言ったら負けみたいな風潮。わかる、わかるけど。
    どの話も自意識と他人に対する観察眼が強すぎて毒に当てられて疲れた。

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    2026年07月12日
  • わたしを庇わないで

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    興味のない人たちをサンゾウ、クミゾウ、〇〇ゾウとまとめて呼ぶの面白い。真似したくなった。◇私も鏡嫌いなタチなので、小学生の話が一番共感した。◇庇わないでと言いつつ、庇わなかったら文句言われそう。何かの肯定は必ず何かの否定かぁ、難しいね。最後の1行がアヤの本音かな

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    2026年07月10日
  • 我が手の太陽

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    石田さんお名前から察するに恐らく女性?だとは思うのだけどわりと無骨な小説を書く印象。溶接工の男の話。

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    2026年07月08日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    石田さんの作品を読みたくて購入

    かわうそをかぶる
     実は私は生まれてから一度も、実態の私として、誰にも求められたことがないのだ
    恐ろしいVtuberの世界観
    よく考えると同じように陥る輝がする

    まぶしさと悪意
     うみ様 じゃない私のことも尊重してほしい

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    2026年07月08日
  • ミスター・チームリーダー

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    やっぱ人間腹いっぱいで満たされた状態で思考しないとダメなんだという学びになった。みんな好きなもの食べよう!

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    2026年07月06日
  • ノーメイク鑑定士

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    気になって読んだ本。
    ノーメイクのクレーム。化粧って、仕事柄で大分違うとは思うけど、人様に迷惑をかけないためのマナーという認識だったので、他人のメイクにあまり気にかけてこなかったが、そこに視点をあわせた発想があるのだと読ませてもらった。

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    2026年07月05日
  • ケチる貴方

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    本の内容は、これってどうなるんですか?と思いながらよんでいた(そーなのねーという終わり方だったが)エクセルのショートカットキーなど自分が必死になって覚えた私の財産も新人に教えなければいけないのか?と葛藤するのがすごく気持ちわかります!と思った

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    2026年07月01日
  • ノーメイク鑑定士

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    ・職場で足揉みはどこまで許されるか
    ・太れない体質の威厳なしマネジャー
    ・残業規制 VS 謎の仕事熱
    ・営業女子すっぴん疑惑を追え

    着眼点が流石なお仕事短編集。飲み会開始2時間くらいのところで職場オモシロ話を聞いているような。さらっと読める気軽さでした。
    石田夏穂さんは今年中短編が豊作ですね。

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    2026年07月01日
  • 冷ややかな悪魔

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    ボディビル、採用人事ときて海外出張ときたか。石田夏穂という人は全くニッポンの真面目な人たちの仕事を何だと思ってるんだ。
    今回もボケとツッコミのお笑い台本のような話だが今回結構リアル。体脂肪率を落とすためにパーソナルトレーナーにつく。私はこの主人公との共通点はほぼないので、笑い飛ばして読めるが、リアリティがある分、毒が抜けて少し面白さが減ったかも。
    体脂肪率を落とさなければ海外出張禁止はあるか、でもそれをきっかけに自分を見直すことになるって、うーん、そこじゃなかったのでは。も少し弾けたギャグストーリーになったら良かったのにね。

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    2026年06月30日
  • わたしを庇わないで

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    3作入った中編集。2作目の『小人二十面相』が面白かった。自分の見た目に囚われる小学6年生が主人公。3作目の表題作『私を庇わないで』もだが、ルッキズム関連へのアンチテーゼ。私自身も美醜体型に関してはまだ何がOKで何がNGなのがわからず、勉強中だし、一体なんだろうなと考えさせられた。

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    2026年06月27日
  • わたしを庇わないで

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    笑いの中に多数の毒を散りばめた3篇を収録した短篇集。「世紀の善人」は三國造船で働く安井が主人公。彼女は職場の人たちを心の中で“サンゾウ”と呼び、直視せずにやり過ごしてきたが……。
    「小人二十面相」は自分の顔が嫌いすぎて鏡を見られない女子(小6→中1)の話。だが、ある条件が揃うと実は……。
    表題作は自他ともに認める“デブ”が、会社の広報の仕事によって一躍人気者になるが……。
    どれもおもしろかったが、非会社員が主人公の「小人…」が目新しくてよかった。

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    2026年06月25日
  • ミスター・チームリーダー

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    人を判別する点が体脂肪率な後藤。ビルダーであり係長である彼が四苦八苦するお仕事小説
    気持ちのよい毒舌、皮肉、それを心中に留めるのがまたコミカルに感じた 初めは。なんだろ一緒に仕事したくない上司であり、人を見下す人間は職場に限らずいる何様なんだろうか。自分の外観のことはわかってても自分の内面は空っぽという皮肉 
    フロント•ダブル•バイセップスというポーズといったマニアックな単語が飛び出す

    好きなフレーズ引用
    物事は突きつめるよりも ちょうどいい塩梅を見つけるほうが難しい

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    2026年06月21日
  • ノーメイク鑑定士

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    働いていれば出会う不満に思うタバコ休憩だとか働き方改革による残業の制限などの場面を著者の視点から可笑しく表現している短編集
    個人的にはタイトルのノーメイク鑑定士よりも冒頭のフットブレイクのオチが好み。ページ数も少なくテンポよく読める。

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    2026年06月09日
  • 緑十字のエース

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    なんか皆んな都合がいいように回してるんだな。
    輸送費をケチるアリバイまでするか?
    松本の安全管理がクソ真面目なのも、その方が工期の延長に繋がるから給与面で良いということなのが悲しい。

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    2026年06月07日