石田夏穂のレビュー一覧
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スミス=スミスマシン
これは、筋トレ小説
筋トレに励むOLの、日々の筋トレ日記なのかな?と思いきや、斜め上の展開。
ボディビル大会を目指すことになる。
もう、メインが筋トレの種類とマシン。
それらは詳しく正式名称で記されているのに、登場人物は全てイニシャル。
S子とかU野とかO島とか…
きっと名前とかはこの作品にとって大した意味は無いのだろう。
筋トレは私も好きなので、マシンや筋トレの中身は理解できるけど、これ、知らない人はなんのこっちゃかもなあ(笑)
そんな私でもボディビルの世界は未知だったので、一つ一つYouTubeで確認することに。
お陰でオススメにボディビルの動画が上がってくるじ -
Posted by ブクログ
ネタバレ●感想
いつもながらの軽妙な筆運び。バリキャリの有田は、自分の仕事に誇りを持ち、海外出張もこよなく愛している。しかし周りにはそれは伝わっておらず、気を遣われているのが伝わってくる。ひょんなことから奥様ごっこをして、周りの人々の反応が楽しくなってしまって…
自分で思っていることと、周りの人達の思いがこうも違うものなんだなぁと思うと、コミュニケーションって改めて難しいものだよなと思った。
●本概要
同情するなら出張に行かせてくれ!
一年中海外を飛び回っている商社勤務の有田ユカリ。
ある日、本社に呼び出されると、出張禁止を告げられた。
理由は、体脂肪率が高いために、万が一があると困るから。
思 -
Posted by ブクログ
今まで読んだ石田夏穂さんの中では、1番ストレートに「世の中のこういうこと」について毒を吐いていた気がします。
バリキャリ独身女性への周りの反応が露骨で失礼で時代遅れすぎたけど、半分ギャグだろうか。会社、「配慮」がない奴ばっかりじゃん。ギャグというか、風刺コメディ?
読んでいると、世間の無意識下なんていつの時代もこんなもんなのかな…とも思えてくる。
主人公も途中から暴走し始めるが、「既婚子持ち」の肩書きで社会の正常な一員として迎えられる快感は、なんとなく想像できた。
一流商社の営業として海外を飛び回るって、素直にめちゃくちゃカッコいいのになあ… -
Posted by ブクログ
んー……自分の見た目に関してめちゃくちゃ卑屈なんだけど、読んでる側としては「そこまで自分を卑下しなくても…」となって読み進めづらくなる、とゆうこともなく(私だけか?)、むしろよくこんな表現?言い回し?考え方が出来るなぁ、と表題作を読んだ時に思いました。
1話目は設定?を理解するのが少し時間がかかったのと、共感しづらい感情?と、終わり方が独特でハテナが出ることが多かったが、逆に2話目はとっても分かりやすくて、むしろ子供の頃からそんなに考えてて大変だなぁと思ってしまった。
石田夏穂さんは何かと面白い設定のお話しを書かれていたので気になっていましたが、本当にルッキズム中心に書かれているんだなぁと思い -
Posted by ブクログ
ネタバレ私が好きな作家さんばっかり…!
個人的にかなーり豪華なアンソロジーだったので、とても楽しく読むことができた。
「かわうそをかぶる」「あなたに見合う神さまを」が特に好きだったかなぁ。
「かわうそをかぶる」 浅倉秋成
ゆゆはイサナだったってことだよね?
犯人を仕掛けたのはゆゆだったってことだよね?
きゅーきゅー言っててこわ。
「まぶしさと悪意」 大前粟生
悪口コメントのミームってすごい発想。
「霊感インテグレーション」 新名智
ややムズ。シンプルにシステム理解が追いつかないだけっていう。
デマに踊らされた人間が、嘘を信じて人を殺しちゃうの、現代でもありそうで怖いね。
「ヤリモク」 結城真