石田夏穂のレビュー一覧

  • ノーメイク鑑定士

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    石田夏穂さんは出るたびに読んでいる。
    好きな方の石田夏穂さんだった。短編だからか意地悪加減がちょっぴりだった。ノーメイク鑑定士は笑いながら読んだ。
    もう少し長い方がじわじわ意地悪で好きかも。短編は短編で好きだったけど。

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    2026年04月25日
  • ノーメイク鑑定士

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    肩肘張らずにサクサク読める短編集。其々の主人公の斜に構えた観察眼が鋭い。面白かったのは表題作の、ノーメイク鑑定士。メイクしてるかどうか女性ならではの心の声が表されていた。

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    2026年04月25日
  • ノーメイク鑑定士

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    身体性と会社勤めをテーマにした短編小説が4編収められています。
    石田夏穂さんらしいユーモア溢れた作品たちで、とても面白かったです。

    表題作は、取引先の企業からのクレームを受けて、同じ部署の同僚二人のうちどちらがノーメイクなのかを調査し注意を促す役目を任された主人公がそのミッションに挑む様をコミカルに描いた作品。
    そもそも、ノーメイクの調査を指示した部長も部長代理も主人公がノーメイクなことには全く気づいていないのです。メイクしてるかしていないかなんて外側からは分からない。主人公は、同僚二人のうちどちらがノーメイクなのか分からず困惑します。

    そもそもメイクがマナーっていうのも、なんだかなぁとい

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    2026年04月23日
  • ノーメイク鑑定士

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    ちょっと癖がある感じ。
    短編集で、はまるのとはまらないのがあった。
    タイトルのノーメイク鑑定士は割と好きだった。

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    2026年04月22日
  • ノーメイク鑑定士

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    ワーキング違和感4短編集。然程面白いとも思わなかったが、表題作ぐらい振り切れているとまあまあ面白いかも。「緑十字のエース」もそうだったが、個人的に好きになれない文体なので、もう読まないだろう。

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    2026年04月22日
  • ノーメイク鑑定士

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    はたから見るとちょっとくだらないのに、当事者はいたって真剣、みたいなシチュエーション満載でおもしろかった。
    表題作のあらすじで、期待値が上がりすぎていた感は否めないかも。

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    2026年04月19日
  • 緑十字のエース

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    本当にこの作者はお仕事小説書くのが上手ですね。工事現場における安全衛生管理責任者って、たいへん地味(失礼!)なポジションに目を付けるところ流石です

    ほかお仕事シリーズ?作品に比べてとちょっとイヤだなと感じたのは、あからさまに現場を下に見ている主人公について、もしかしたらば作者も同調している?近い感覚持っている?と感じられたところですかね〜。穿ちすぎかもしれませんが。。

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    2026年04月19日
  • ノーメイク鑑定士

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    ネタバレ

    やはり表題作であるノーメイク鑑定士が1番面白い!と感じました。
    かくいう私も、下地と眉毛だけであり
    ぎりぎりノーメイクではない(かも)レベルなのでドキドキしながら読んでしまいました。
    清潔感があればメイクは個人の自由ではないか、と思うものの営業職か…塗装系の会社か…。うーんと悩んでしまいました。
    注意するのも嫌だし、されるのも嫌。
    気になるなら会社負担でメイク講座開いて、メイク道具くれよな!!と思ってしまいました。
    なんならメイク時間も給料に入れて…。
    「Xをジャッジできない癖にXを求めていることを2人にわからせなければ…。」こういう人にわからせることは本当に難しいよな、としみじみ思いました。

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    2026年04月06日
  • 緑十字のエース

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    不思議体験。そんなに熱中するほどの内容との認識は無いんだけど、時を忘れ電車で乗り過ごしてしまった。それだけノンフィクション感があったのかな。仕事ネタは気付くと夢中なっているのかも。一気に読めるちょうど良いボリューム感。

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    2026年04月01日
  • ケチる貴方

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    等身大の労働者目線(解像度が高過ぎる)でありながら、絶妙な可笑しみとほんのりヤベー奴感を醸し出す主人公から発せられる思考と言動が堪らない。柔らかいのに歯切れが良い文章と予想がつかない展開、呟かれる核心の数々に感嘆。身体的に「普通」から外れた女性たちが、この社会に生き難さを感じながらも、人としての尊厳や自立性を失わない様は実に清々しい。

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    2026年03月31日
  • 緑十字のエース

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    内容はミステリー感があって面白かったです。ただ、最後の終わり方があまりスッキリしなかった…。松本の目的をもっと掘り下げてほしいし、浜地の今後の展開ももっと覗きたかった。
    でも「働くこと」への複雑な思いだったり、浜地の立場におけるリアルな心情が描かれていて他人事とは思えなかった。個人的に刺さった一冊です。

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    2026年03月30日
  • 緑十字のエース

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    工事現場の安全管理員。車止めや防塵マスク着用のチェックから、風速基準の遵守までいろいろな観点がある。
    大手建築会社を辞めて現場での派遣社員となった50歳くらいの男性が主人公。
    最後に明かされる松本の秘密には、なるほどーと思いました。

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    2026年03月07日
  • 我が手の太陽

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    ネタバレ

    過去十年間、欠陥率の少ないエース溶接工であった伊東は、突如スランプに陥る。かつての自分の中に存在したいつも通りの手順や自信は日に日に失われていく。それでも消えない、溶接工であるという燃え上がる職人魂は、ぼろぼろの伊東を再び現場へと駆り立てて———

    伊東は優秀な溶接工である自分にこれでもかというほどに大きなプライドを持っている。それはただ単に火を尊敬しているだけでなく、元請である管理職に対して「お前たちには絶対に火を扱えない」と声を荒げてしまうほどに。そんな彼は、たった一つの失敗によってつけられたヒビから、どんどん亀裂が広がっていくと同時に、自らの実力に疑問を抱くこととなる。それからさらにミス

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    2026年03月06日
  • 緑十字のエース

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    初読の著者だがノンフィクションと創作の中間くらい、建設現場の実情など知る由も無いが、恐らく現実とさほどギャップは無いだろうと想像は付く。  昨今、単純な不注意が原因の死亡事故多発しているのはこうした現場気質だからだろう。

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    2026年03月05日
  • 我が友、スミス

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    運動不足の解消としてジムに通い始めた会社員の女性が、やがてボディビルの世界に足を踏み入れ、自らの肉体を変えていくことにのめり込んでいく。鍛え上げられていく身体とともに、「なりたい自分」と「求められる自分」の間で揺れ動いていく物語。

    トレーニングジムやボディビルという知らない世界を知ることができて純粋に楽しかった。誰しも少なからず持っている変身願望を思い出させる内容だった。漠然と始めた筋トレが競技へと変わり、自らの肉体を作り替えていく過程はとても興味深い。自分がなりたいものと、周囲から求められるもののギャップに葛藤する姿には共感する部分も多かった。

    また、自分を追い込むストイックなトレーニー

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    2026年02月27日
  • 我が友、スミス

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    どうしても私みたいな選手は傍流扱いになっちゃうのね 世間はがちがちに鍛えた女性を嫌厭しがちである 「私にも、出来ますかね」これは最早、肯定有きの誘導尋問だった 私は艶めく茹で卵を齧った 目の前のトレーニーの呷るプロテインに心を奪われている このように意識を切断するものを雑念と呼ぶなら 私は日に日に強靭になっていく身体は元より、この真空地帯に淫したのだった 人間が社会的な生き物で有る事の証左だ 私の頭は浮腫んだ脹脛のようにぱんぱんになった 偏に私が新参者だったからだ 皆既日食レベルにピタリと一致する様だった 幸か不幸か、優れた見てくれには、途轍もない力がある。無言のままに、これ程迄雄弁で有得る。

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    2026年03月04日
  • 我が友、スミス

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    筋トレ小説というのを初めて読んだ。筋肉の部位の話しからトレーニングマシンの使い方に至るまで詳細に書かれていて筋トレの奥深さに触れたような気がしました。
    美容やダイエットの為ではなく、単純に筋力をつけたい主人公の苦労や葛藤がひしひしと伝わってきたし、成長の過程も読んでいて面白かった。

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    2026年02月12日
  • ミスター・チームリーダー

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    係長としてリース屋で働く傍ら、ボディビルの大会に出場している後藤。いつもよりひとつ落とした階級で出場すると決めた後藤は、減量に苦戦する。ある日、組織に悪影響を与える人材を切り捨てると共に、減量が進むことに気づいた後藤の結末とはーーー

    笑いながら楽しめた一方で、真剣にボディメイキングに向き合う後藤に納得させられる部分も多くあった。
    後藤は自分と他者の体型を比べ、優劣をつけるボディビルにストイックであるが故に、他者の身体がこれでもかと気になってしまう。人の身体を見て体脂肪率を推定し、太った人を体脂肪と称す。そして、デブは動きが遅い上に、動くたびにブヨヨと音を出す為、組織内で円滑に作業するための邪

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    2026年02月09日
  • 我が友、スミス

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    ボディビルの大会に出場することになって、
    筋トレの沼にはまっていく女性の物語。

    私も筋トレ歴は長いのですが、
    女性の大会については全く知識がありませんでした。
    「筋肉とは関係のない部分も評価の対象となる」
    ことが暗黙の前提になっていること。
    ここに
    男女でのボディビル観というか、
    女性へのバイアスというか、
    男女問わず客観的な『美』に対する価値観というか…。
    「昔の(クラシカルな)美意識」を感じてしまう描写が、
    作品のあらゆるところにちりばめられています。
    そして、そんな世界に
    終盤に行くにつれて、主人公が向き合っていく。

    筋トレを始めたきっかけを
    「美しくなる」とか「ダイエットをする」な

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    2026年02月08日
  • 緑十字のエース

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    自分も過去現場で仕事をしていたから、安全って指導があるのは分かる。でも世間の指導ってこんなに厳しいんだ。自分のところは何だったんだと温度差を実感。
    後半ミステリー感があったが、細かすぎな松本の真意は単純なものだった。全体を俯瞰せず自分勝手に感じるが立場かわれば共感するかも。

    現場の理想論と安全の正論、どちらも分かる。これも立場だ。どちらも自分の仕事を全うしようとしてる。松本は他意があったが。
    浜地の家族での立ち位置は最後までフラフラ感がありスッキリしなかった。これも現実的なのかもな。そんなに安く告白なんて出来ない。

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    2026年02月07日