石田夏穂のレビュー一覧

  • 緑十字のエース

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    ネタバレ

    石田夏穂さんの毒のある笑える小説が好みなのだけど、この小説は、そこまで笑える要素は少なかった。
    工事現場の安全のいう職種?部署?があることを初めて知った。

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    2026年05月31日
  • ノーメイク鑑定士

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    「フットブレイク」で、OL目線で職場の人間関係を書いて行くシリーズかと思ったが、
    「未経験の男」「我らがDNA」で男性目線が展開され、少し面白くなった。
    「未経験の」の南さんというベテランパートのおばさんの立ち位置、「我らが」の残業警察がとても気になった。

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    2026年05月30日
  • ノーメイク鑑定士

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    最近の働く人達のモヤモヤという感じ。どの職場もブラックというわけではなく、ほどほどな職場のほどほどな悩みや問題。
    でも柔らかく心を荒ます感じ。
    俺のDNAの残業撲滅だけ主張するやつや未経験の男の筋肉だけあっても役に立たたないやついるよねってかんじ

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    2026年05月24日
  • ノーメイク鑑定士

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    仕事中に足の裏マッサージしたい気持ちも、モーレツDNAが消えていく気持ちもわかる…。働いていると感じるモヤモヤした感情が、有りそうで無いくらいのユーモアな小説によって消化される。

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    2026年05月24日
  • ミスター・チームリーダー

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    ネタバレ

    減量に苦しむ後藤は太った部下たちを疎ましく思ううち…

     いつもながら奇想天外な着想。脂肪を減らそうとしてるうち、太って動かない部下たちが会社における脂肪という位置づけにしていくところが面白かったです。

     1点わかんなかったのが、トレーラーをぶつけちゃうくだりは何の意味があったのか、もう一つピンときませんでした。また、後藤の心境の変化と並行して、菊池の心境の変化も挟んでくれたらその対比が面白かったかもなあと思いました。ちょっと菊池のそれが唐突に感じたもので。

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    2026年05月17日
  • ノーメイク鑑定士

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    石田夏穂さんの笑いのセンスが冴えわたるお仕事短編全4篇。

    足裏マッサージにハマる女「フットブレイク」
    太れない男が筋トレを決意したある理由「未経験の男」
    働き方改革に抗うモーレツ社員の闘い「我らがDNA」
    ノーメイクの女子社員を見つけ出す任務を帯びたノーメイク女「ノーメイク鑑定士」

    どれも職場にありがちな「うっせえわ!」と感じる他者からの圧。そこににささやかに抗う主人公たちをある意味滑稽に描くところが石田夏穂らしい。
    「人に『化粧をしていますか?』と訊くのは『大便した後あと尻を拭きますか?』と訊くのに似ている」などと言う独特な例えがツボにハマって、石田ワールドから抜け出せない。

    このおか

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    2026年05月17日
  • ノーメイク鑑定士

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    今回も著者らしいライトなお仕事小説、4編。

    フットブレイクがいちばんのお気に入り。
    デフォルメされた4編だけれど、どこかで少なからず発生しているお仕事風景にも思える。

    こんなふうに、俯瞰的に仕事を楽しめればいいのにね。

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    2026年05月15日
  • 緑十字のエース

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    途中までなんだか専門用語が多く難しいな、脳内で再生できんなと思っていたが、終盤面白かった。工期が延びると喜ぶ人もたくさんいる、さもありなん。いいことではないんだろうけど。

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    2026年05月10日
  • 黄金比の縁

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    短時間で読み終わり、読書初心者には有難かった。
    ドロドロした復讐ではなく、真っ直ぐなルッキズムで清々しい。皮肉とユーモアのある復讐方法で面白かった。

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    2026年05月05日
  • 緑十字のエース

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    ネタバレ

    大手ゼネコンの部長から家族に隠して格下業者の外勤となった主人公。

     先日「ノーメイク鑑定士」がクソ笑える面白さだったのですが、これは同じ職場を舞台としたお話でも毛色が全く違うオーソドックスな小説でした。「ケチる貴方」の方向か。

     ちょっとお話が、全体の中で短めだったように感じました。前職を去るきっかけとなった話と、”安全”をやる現在との兼ね合いのこと、自分の境遇と次男のこととの相似、工期と安全の間の正解のない問題など、掘り下げて劇的に書こうと思えば面白くなる要素はいくつかありつつ、あえてさらっと流しているような、良く言えば上品で、でもちょっとあっさりというか、読者側に預けすぎのようにも感じ

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    2026年04月25日
  • ノーメイク鑑定士

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    石田夏穂さんは出るたびに読んでいる。
    好きな方の石田夏穂さんだった。短編だからか意地悪加減がちょっぴりだった。ノーメイク鑑定士は笑いながら読んだ。
    もう少し長い方がじわじわ意地悪で好きかも。短編は短編で好きだったけど。

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    2026年04月25日
  • ノーメイク鑑定士

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    肩肘張らずにサクサク読める短編集。其々の主人公の斜に構えた観察眼が鋭い。面白かったのは表題作の、ノーメイク鑑定士。メイクしてるかどうか女性ならではの心の声が表されていた。

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    2026年04月25日
  • ノーメイク鑑定士

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    身体性と会社勤めをテーマにした短編小説が4編収められています。
    石田夏穂さんらしいユーモア溢れた作品たちで、とても面白かったです。

    表題作は、取引先の企業からのクレームを受けて、同じ部署の同僚二人のうちどちらがノーメイクなのかを調査し注意を促す役目を任された主人公がそのミッションに挑む様をコミカルに描いた作品。
    そもそも、ノーメイクの調査を指示した部長も部長代理も主人公がノーメイクなことには全く気づいていないのです。メイクしてるかしていないかなんて外側からは分からない。主人公は、同僚二人のうちどちらがノーメイクなのか分からず困惑します。

    そもそもメイクがマナーっていうのも、なんだかなぁとい

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    2026年04月23日
  • ノーメイク鑑定士

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    ちょっと癖がある感じ。
    短編集で、はまるのとはまらないのがあった。
    タイトルのノーメイク鑑定士は割と好きだった。

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    2026年04月22日
  • ノーメイク鑑定士

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    ワーキング違和感4短編集。然程面白いとも思わなかったが、表題作ぐらい振り切れているとまあまあ面白いかも。「緑十字のエース」もそうだったが、個人的に好きになれない文体なので、もう読まないだろう。

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    2026年04月22日
  • ノーメイク鑑定士

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    はたから見るとちょっとくだらないのに、当事者はいたって真剣、みたいなシチュエーション満載でおもしろかった。
    表題作のあらすじで、期待値が上がりすぎていた感は否めないかも。

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    2026年04月19日
  • 緑十字のエース

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    本当にこの作者はお仕事小説書くのが上手ですね。工事現場における安全衛生管理責任者って、たいへん地味(失礼!)なポジションに目を付けるところ流石です

    ほかお仕事シリーズ?作品に比べてとちょっとイヤだなと感じたのは、あからさまに現場を下に見ている主人公について、もしかしたらば作者も同調している?近い感覚持っている?と感じられたところですかね〜。穿ちすぎかもしれませんが。。

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    2026年04月19日
  • 緑十字のエース

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    不思議体験。そんなに熱中するほどの内容との認識は無いんだけど、時を忘れ電車で乗り過ごしてしまった。それだけノンフィクション感があったのかな。仕事ネタは気付くと夢中なっているのかも。一気に読めるちょうど良いボリューム感。

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    2026年04月01日
  • ケチる貴方

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    等身大の労働者目線(解像度が高過ぎる)でありながら、絶妙な可笑しみとほんのりヤベー奴感を醸し出す主人公から発せられる思考と言動が堪らない。柔らかいのに歯切れが良い文章と予想がつかない展開、呟かれる核心の数々に感嘆。身体的に「普通」から外れた女性たちが、この社会に生き難さを感じながらも、人としての尊厳や自立性を失わない様は実に清々しい。

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    2026年03月31日
  • 緑十字のエース

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    内容はミステリー感があって面白かったです。ただ、最後の終わり方があまりスッキリしなかった…。松本の目的をもっと掘り下げてほしいし、浜地の今後の展開ももっと覗きたかった。
    でも「働くこと」への複雑な思いだったり、浜地の立場におけるリアルな心情が描かれていて他人事とは思えなかった。個人的に刺さった一冊です。

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    2026年03月30日