石田夏穂のレビュー一覧

  • 黄金比の縁

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    この作品読みながら、遥か昔、新卒で入社した会社は、私のどこがよくて採用したのかなぁ、なんて考えてしまった。

    人事課で新人研修した際に、棚をごそごそしていたら、なぜだか自分の採用時の書類が出てきて、思わずみてしまったことはあるけど。「採用範囲内」と書いてあった。
    3年でやめましたが。

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    2025年07月08日
  • 黄金比の縁

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    お仕事小説・・というわけでもない。
    カイシャ人事部の採用業務というものは、あれだけもったいぶって行われ、採用側も被採用側も、形式主義や茶番めいた儀式だということは分かったうえで、それを当事者として鹿爪らしく演じている。本当はいったいどういう意味があるのか・・というアイロニーに悩まされだしたら、それこそ、やっちゃいられまい。

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    2025年07月06日
  • 黄金比の縁

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    会社の不利益になる人間を採用する__
    人事部小田が仕掛けた会社への復讐とは

    前向きになれるわけでもなく、仕事を頑張ろうと思えるわけでなく...異色の"お仕事小説"でした(笑)
    話の切り口が斬新で、相変わらず石田さんのユーモアが冴え渡っていて、面白かった〜!!

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    2025年07月04日
  • ケチる貴方

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    私の抱える脂肪細胞の数は、いまここに過去最小なのである。その代償であるダウンタイムとの闘いは、いまも一歩一歩ゴールに近づいているのだという、私の好む着実感に繋がる。
    (その周囲、五十八センチ/ケチる貴方)

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    2025年06月20日
  • ミスター・チームリーダー

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    面白いです!最初から最後まで常に口元が緩んでしまう作品です面白いです✨

    会社では係長、プライベートではボディビルの選手でもある後藤さんは無駄が嫌い。
    社内でも私生活でも効率を求める男です。

    そんな彼の迫りくる大会までの日数と係長としての葛藤が面白可笑しく描かれています!

    特に後藤さんがストレスを受けると【ブヨヨ】とお肉が揺れる瞬間があります。
    この時読者の私にも“あれ?今私のお腹も揺れなかった?!”と感じさせられました(≖ㅂ≖)


    物語が体感を持って楽しめる1冊です✨
    石田夏穂さんの作品は初めて読みましたが、これをきっかけに他の作品を読んでみようと思います!

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    2025年06月20日
  • ケチる貴方

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    面白かったぁ〜。同じ冷え性として共感出来るところ多くてクスクス笑えた。冷え性と脂肪吸引がテーマのお話し。自分と戦う女子の気持ちわかる。なんか元気でる本。

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    2025年06月01日
  • 我が友、スミス

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    自分自身も筋トレを趣味として、割と長く続けている身ではあるので、トレーニングをする際の表現やそこに溢れる感情の描き方が秀逸だと感じた。

    新しい世界に入ったと思っていても、表面的には違うが、結局どの世界でも本質的な理は変わらないのだと気づくところに、リアルさを感じ、共感し、物語の終わり方にも、個人的に非常に心地よさを感じる作品だった。

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    2025年05月29日
  • ミスター・チームリーダー

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    主人公の後藤は、ボディビルの大会に出るために、あと二ヶ月弱で七キロ落とさなければならない。
    会社では係長に任命され部下を持つ立場になったばかり。
    今までは人に頼るより自分でやってしまった方が早いと、何でも一人で仕事をこなしてきたが、これからは部下を育て、動かす立場に。
    後藤の脳内は、ボディビルのためのボディメイクと係長の立場がシンクロしてくる。
    仕事のできない部下(不必要な脂肪)は削ぎ落とす!
    自分にとっての理想の職場環境は、仕上がったボディと同じ。
    でも、いらない脂肪にばかり目を向けていた後藤は大事な筋肉を育てることがおろそかになり……
    ボディメイクのためのストイックな生活、自分に厳しいがた

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    2025年05月18日
  • ケチる貴方

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    脂肪吸引に興味があって手に取った笑
    面白かった〜
    新感覚というか、今までに読んだことないタイプの小説だった!
    女性差別の描写がリアルだからフェミニズム小説ぽいのだけど、どちらの女性主人公の仕事内容も技術系で、ちゃんとリアルなのが珍しい
    女性主人公が無愛想でユーモラスって、漫画ではあるけど小説ではあんま見たことないかも

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    2025年05月11日
  • 嘘があふれた世界で(新潮文庫nex)

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    SNSにうっすら蔓延る嘘をテーマにしたアンソロ。お気に入りは、炎上したVtuberの浅倉秋成「かわうそをかぶる」と、本当にホラーが起こるアプリの新名智「霊感インテグレーション」。石田夏穂「タイムシートを吹かせ」はらしさが凄い。これ絶対将来的読み直したい。

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    2025年05月04日
  • ミスター・チームリーダー

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    あまりにも[デブ]という言葉が繰り出される回数が多くて、クラクラしました。ラストは[そりゃそうだ]と[そうきたか]という2つの感想。面白いし考えさせられるし、なんとも言えない読後感でした。

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    2025年05月02日
  • ミスター・チームリーダー

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    かなり昔、太っている方は自分にも甘いと思うと言っていた友人を思い出した。

    タバコも同じく、吸っていない人からすれば意思が弱く、酒も同じ構図だと思う。

    また、チームについても、目に見えた成果を出さずとも、地味な仕事をする人も大事だし、優秀な人だけだと争い始めたりするので、などなど、ビジネス関係でなく、小説だからこそ突っ込めることが醍醐味だった。

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    2025年04月23日
  • 我が友、スミス

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    「何となく筋トレを始めてみた」から、声をかけられて本格的に大会を目指して鍛えてステージに立つ話。
    その過程で、評価される側に立つことで見えてくる周りの価値観に、主人公の葛藤を通して考えさせられた。
    ステージに出るからには賞を取りたい一心でトレーニングをして、スキンケアをして、髪のお手入れをして、脱毛もしてひたすら努力をしている姿についつい引き込まれてる。
    最後の最後に、周りの評価に疑問を持ち、そのままの自分でステージに立とうと決意をしたところがすごかったし、かっこよかった。
    筋トレを通して、自分の思うカッコよさとは何かを考えさせらる本。

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    2025年04月07日
  • 我が友、スミス

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    筋トレ小説。
    目標に向かってストイックに自分を追い込む主人公を見て、ダイエットすると言いつつ「きついから」「無理そうだから」とルールを緩める自分の甘さに気づかされた。
    やっぱ本気でやるなら、ここまでストイックにはできないかもしれないけど、翌日筋肉痛でひーひー言うくらいがんばらないといけないと思えた。(やりすぎはよくないけど)
    元気とやる気が出る小説だった!
    くじけそうになったらまた読もうと思った。
    がんばるぞ!!

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    2025年03月24日
  • ケチる貴方

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    2作品が掲載されています。どちらも短いので気楽に読めて、作者の方の発想がとても面白い作品です。
    1作目は主人公が冷え性というのでどんな話になるのだろうと思い読み始めました。美容に偏った内容ではなく、仕事の話(しかも結構リアル)が書かれていて、読みながら主人公に共感する部分もありました。
    2作目の話は脂肪吸引に取り憑かれている女性の話でした。脂肪吸引をやったことがないのですが毎年年初に痩せることを目標に掲げている身のため、とても興味深く読みました。壮絶な思いをすることがわかり、簡単に手を出してはいけないと思いました。

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    2025年03月07日
  • ミスター・チームリーダー

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    自己管理のあり方を、他人にも押し付けてしまう主人公の思考。幸せな生き方ではないと思いつつも、共感できる部分もあり、複雑な気持ちに。

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    2025年03月02日
  • ミスター・チームリーダー

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    ストーリーは面白く、文章量も少ないのであっという間に読み終わった。
    組織で働いている人なら誰もが「あるある」と思うような場面や、「いるいる」というようなキャラクターが出てきて面白いのだが、自分にも後藤のような一面や、大島やミエちゃんのような一面があるのかも…と、ブヨヨとさせられる。

    以下ハッとさせられた引用。
    「後藤はデブが嫌いだった。自分の身体に対するリスペクトに欠けているから。自分の体型なんて、自分の意志で、どうにでもなることなのに。」
    「デブは総じて理解が遅い。自分の身体もコントロールできないやつに、ものを人並みのスピードで理解できるわけがないのだ。」

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    2025年02月27日
  • 我が友、スミス

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    筋トレを題材とした小説です。
    トレーニーの方はあるあるな描写が数多くあるのではないでしょうか。
    コンテストに向かって主人公の見た目が変わっていきます。コンテストで勝つためにピアスを開け、ヒールをはき、ポージングの練習をし、日焼けをする。ですが、なぜ笑顔でなくてはならないのか?と自問します。
    コンテストであるが故、順位がつき、勝ち負けが決まります。しかし、結局は全て他人がそれぞれの物差しで決めた順位であり、自分がなりたい身体になるのが最も本質的であり、尊いものではないだろうかと考えさせられた。

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    2025年01月11日
  • ケチる貴方

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    「冷え性」「脂肪吸引」の話って何だろう?
    全く展開が想像できなくて、興味深々で購入。
    体の冷えは心の冷え...まさかそうくるとは!
    主人公の会社での省エネ&低体温ぶりは共感できるし、シュールで淡々としていながらくすっと笑えて面白かった。

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    2025年01月07日
  • 我が友、スミス

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    「火曜は脚の日だ」。
    筋トレをしているか、もしくは知っている者であれば、きっとこの書き出しにグッと掴まれるだろう。

    自分に身近であればあるほど、小説は面白いのかもしれないと思う。無論、小説だからこそ味わえる体験というのもあるのだろうが、主人公に感情移入しやすいというのは、やはり面白さが格別なものになる。
    私の入会しているジムもスミスマシンは一台のみ。なので、主人公の気持ちが痛いほどよくわかる。「あーもう!早く使いたいのに!」、私はそう思っても決して声や表情には出さないが、普段思っていることがこうして小説として描かれると、どうにもこそばゆい感情が身体を駆け抜ける。

    異色の筋トレ小説という部分

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    2024年12月13日