君嶋彼方のレビュー一覧

  • 春のほとりで

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    予想はしていたけれど、見事な伏線?回収だった。
    現代は人とのつながりは薄いと言われているけど、高校生の時くらい人と接してこんな葛藤を味わってもいいのではと思う。

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    2024年09月16日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食べ物を囲む二人の間柄も境遇も様々。ほっこり穏やかばかりではない。
    丁寧で淡白だったり、舌が痺れるほどジャンクな味わいだったり一筋縄でいかない閉じた空間は止まらない味わい。

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    2026年05月20日
  • 君の顔では泣けない

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    テーマはts系だから興味が湧いたが内容に関してそこまで自分に大して面白かったかと言われるとそこそこの印象。ただ、本当に久しぶりに本を1冊通して読めたのでそんな自分が嬉しかった。アナザーストーリーまで見ないと水村の気持ちはわからず、ただただ頼れる強い女で見せられていた。性的なシーンを読む時のスピードが自分は早かったので自覚しているよりももっと僕は性的な行為に興味があるのかもしれない。
    僕がこの作品で1番好きだったのは妙にオシャレな文脈だった。もし作詞とかで悩んだら見返してみるといいよ、未来の俺

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    2026年05月20日
  • だから夜は明るい

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    ゲイの男性と元恋人は女性の男性のカップルを中心とした短編集。途中不穏な感じに行くか?と思ったがなんか最後は丸く収まった感じ?

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    2026年05月19日
  • 夜がうたた寝してる間に

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    君嶋彼方さんの作品は、自然と物語に入り込んでしまいサクサクと読めてしまいます。
    これからも楽しみです。

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    2026年05月14日
  • 枯れ枝に桜

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    男性を知らないまま生きてきた女性、自らの老いに苦しみながらも夢を追い続ける女性、誰でもいいから自分のことを覚えていてほしいと願う女性、夫に長年虐げられながらも歪んだ愛情を抱える女性、死に取り憑かれながら死ぬことのできない女性と、彼女のために死を諦めた女性。
    六十代以上の女性のみが利用できる風俗店『銀楼館』でキャストとして働く櫻のもとには、日々さまざまな女性から依頼が寄せられる。

    この櫻という人物が、なかなか掴みどころがなく、各話でキャラがぶれているなーと感じる点がありそこだけもやもやしながら読んでいたのだけど、最後の最後で合点がいった。男娼を描いた職業小説ではなかったが、櫻という天性の大嘘つ

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    2026年05月08日
  • 夜がうたた寝してる間に

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    『君の顔では泣けない』がすごく良かったので読んでみた。
    これもなかなか良かったけど、より中高生向けな印象。能力者という特殊な設定だが、偏見やいじめといった普通の高校生活でも起こりうる問題が多く描かれている。

    どの登場人物に共感できるか?
    主人公と同い年の息子に薦めてみよう。

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    2026年05月05日
  • 君の顔では泣けない

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    人の人生の重さだ。
    入れ替わりものなんてそこでくっつくもんやと思ってたけど、「人生を監視されてる」かぁー
    逃げ出したい気持ち分かるかも

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    2026年04月14日
  • だから夜は明るい

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    ネタバレ

    男性の同性愛の話らしいと聞いたので、読んでみた。

    普段は女性が描くBL小説を読み、そのテンプレに則って、相手とどう結ばれていくかという話を読んできたので、今作は付き合った後の葛藤が描かれていて面白い。みんな悩んでるのが良い。
    メインカプの二人の雰囲気は、年の差モノだが『としのさ夫夫 』を思い出した。引け目を感じているところとか。

    祥太視点が無いのは、元ノンケが男を好きになる葛藤をあえて省いて読者に想像させるためかな、と思った。


    「ヴァンパイアの朝食」
    ゲイの柏木文也と元ノンケの西澤祥太。
    日陰者であることをヴァンパイアに例えていて面白い。吸血して同属にしてしまった引け目。面白いな。

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    2026年03月28日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    色々な恋愛があった。でもそこまで食がメインという感じではないかな。あくまでも恋愛メイン。
    私は恋愛が得意ではないので(特に色々複雑な感じ)あまり惹かれなかった。

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    2026年03月19日
  • 春のほとりで

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    ネタバレ

    佐倉と秋津は男友達だが佐倉はゲイで秋津が好き。カースト上位清楚女子新藤も秋津が好きで家に生まれつき病気姉がいて帰りたくない。新藤が秋津と思いLINEしてた相手は佐倉で二人で秋津を置いて走って帰る。秋津は長見を守る。

    カースト上位女子の和香はデブ家族で元デブだが痩せて美人に。デブ時代の連れデブで上位から嫌われてる雀子と高校で再開し弁当を共に食う。和香は国語教師で演劇部の脚本を書く芥川先生が好き。喧嘩して仲直り。

    いじめられっ子老け顔長見。不良の小村にタバコを献上したり、いじめっ子にお昼ご飯を買うなどする。どっちも辞める宣言するが、不良との仲は継続する。

    成瀬千夏が好きな赤彦は他人に点数を付

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    2026年03月22日
  • 君の顔では泣けない

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    男女入れ替わりものは個人的に好きなジャンルのため、本書を手に取りました。

    本作では入れ替わりという設定だけでなく、その後の人生をどう生きていくのかという点が丁寧に描かれていると感じました。特に、入れ替わり後に相手の人生を壊さないように生きようとする姿勢が印象的でした。

    また、入れ替わり後の家族との関係性も興味深く感じました。陸(まなみの体)は実家との関係が複雑で会うことが難しい一方、まなみ(陸の体)は陸の家族から歓迎され、定期的に会うようになります。この対比から、それぞれの家族の特徴が表れているように感じました。

    さらに印象に残ったのは、陸(まなみの体)が実の父が亡くなった際に涙を流さな

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    2026年03月15日
  • 駅と旅

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    ネタバレ

    みんな自分勝手→青春の締めくくり→ジェンダー逆転感→とんでもねえ飛び道具→タイトルに偽りあり→雰囲気最高だけどこれ以上長いと読み続けられないだろう文体。
    5目当てで読んだのだが1と3は構造も似ている気がする。4はあまりにも異物でげらげら笑ってしまった。2は佳作というかうまいことまとまっており後味はいちばんいい。6はさすが海外に飛び出してるだけあって旅感が強く、トリにふさわしかった。

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    2026年03月14日
  • 君の顔では泣けない

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    映画の告知動画を観て
    最後どうなんのかな?って気になったから買ってみた

    割とおもしろかった
    強いメッセージとかは感じなかったけど
    エンタメとしては十分だなと思う
    サラッと読めたし

    内容忘れるほど
    印象が薄いなんてことはないけど
    特別な感情は沸き起こらなかった

    楽しめたので
    星は3つ

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    2026年03月14日
  • 君の顔では泣けない

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    よくある男女が入れ替わる話し。たいがいは、短期間で元に戻れるが、この話しは最後まで戻れないのがちょっと重たかった。
    女の体になった主人公の男が、男だった時の親友と体の関係になるのは、ありえない事ですごく気持ち悪かった。まあ、すべてがありえない話しなんですが。

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    2026年03月09日
  • 君の顔では泣けない

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    ネタバレ

    月並みな感想ですが、やっぱりありえない設定なので、感情移入が難しかったです。

    ただ、戻れないという現実が妙にリアルで、面白かった。

    また実写化された映画も見ましたが、本を読んで心内がよくわかって楽しめました。

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    2026年03月07日
  • だから夜は明るい

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    先日読みました短編集『いただきますは ふたりで』に収録されていました、君嶋さんの
    「ヴァンパイヤの朝食」から始まる連作短編集。
    小説新潮連載作のようです。

    時々 腐女子になったりするのですが、
    そんな時は、
    凪良さん 甘いわー
    一穂さん 切ないわー
    木原さん 痛いわー
    とかなんとか思いながら読んでます

    この小説は、BLの方向性を持ちますが、一言でゲイカップルの話で括られるわけではないと思います。
    主体となる二人の男子の関係を軸にしながら、
    その周囲にいる人々の揺らぎや、性別越境を含むさまざまな在り方までも巻き込んで、
    世界が少しずつ広がっていく構成になっています。

    先日参加したドラァグク

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    2026年03月03日
  • 君の顔では泣けない

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    男女が入れ替わって、長い15年の月日が立ち、色々な葛藤や問題などが起こって、本当に切ないお話でした。

    自分だったらどうするかとか、元に戻る方法とか、ぐるぐる考えると思います。
    まぁ結局は私も『戻ったら戻った時~』と言って自由に好きな事やりそうです(笑)

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    2026年02月19日
  • だから夜は明るい

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    同性愛者の主人公とその周りの人達の話。
    恋愛って苦しいな、とか子供が“普通”ではないことを許容できない親の傲慢さ、とか色々な感想を持ったが、一番感じたのはゲイ男性の中にも男性性イデオロギーが内面されていて、ジェンダー構造的には支配側に存在しているのが感じられて、このマッチョイズムやホモソーシャル(この場合は意味が違うから使い方は間違っていると理解しているが)は社会的な問題なのだと強く感じた。
    そこはレズビアンや他のセクシャルマイノリティの女性とは全く違うのだと感じた。
    これは物語であって、現実ではないのだけど、その面にリアリティを感じられた。

    上記した、親の視点の話について。
    父親視点の短編

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    2026年02月17日
  • 一番の恋人

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    ネタバレ

    前に読んだ「君の顔では泣けない」が面白かったので、さんの作品を選んでみた。
    非常に読みやすくて一気に読んでしまう。

    恋愛、結婚、親子、兄弟、様々な愛のカタチが表現しているような物語だった。
    性の対象とならない相手を想う愛のカタチ。自分の人生の反省から子供に厳しく接する愛のカタチ。

    自分の愛のカタチに応えてもらえない時に、人は怒ったり、悲しんだりするんだろうな、と思った。正解の愛し方はない。

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    2026年02月15日