君嶋彼方のレビュー一覧

  • 春のほとりで

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    ザ☆青春って感じ。
    高校の放課後。
    誰もいない教室の窓から
    校庭を走るあの人をそっと目で追っている。
    どうしようもできない気持ち。
    揺れる想い。
    ああ、甘酸っぱくてほろ苦すぎるー。
    誰かが誰かを大切に思う気持ちが
    あふれていて
    もう、そんな純粋なものを
    ずーっと忘れかけていたから
    そのまっすぐさに
    不覚にも泣きそうになってしまった…

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    2024年11月14日
  • 春のほとりで

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    当初、連作短編集なのかな?と思っていたら、連作は連作だけど、最後の最後に一気にいろいろ回収された。思わずぱらぱらと読み返した。なるほど、うまい構成だ。面白かった。

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    2024年11月08日
  • 春のほとりで

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    今時の高校生はインスタだのラインだの華やかなツールが標準装備となっているが、青春の悩みはいつだって不変。ポケベルではしゃいでいた我々と根本は変わっていないのかもしれない。要は、イケてる学生ばかりではない。何となくくすぶっている高校生たちの連作短編集。まず繊細で丁寧な描写に引き込まれた。私も「一刻も早く卒業したい」と常に念じていた冴えない高校生だったので共感はひとしお。そしてボーっと読んでいるとまったく気づかない構成と繋がり。思わず最初の章に飛ぶ。面白かった。お気に入りは『真白のまぼろし』『青とは限らない』

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    2024年11月08日
  • 春のほとりで

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    学校の片隅で紡がれる、青とも春とも限らない日々を描いた連作短編集。(作品紹介より)
    君嶋さんの作品は、初読みでした!
    最後の短編で一気に繋がっていくところが楽しかったです。伏線とっても楽しめました。他の作品も読んでみたいです。
    読解力なくて(ToT) “ホワイトパレット”の作者…あれ?ってなりました。

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    2024年11月04日
  • 春のほとりで

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    学校の片隅で紡がれるそれぞれの物語。
    青い春とも呼べない、なんでもない日常でも、たった一つの忘れられない瞬間があったということだけで、きっと人は生きていける。
    全てを読み終わった時に、もう一度読み返したくなる本。

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    2024年10月27日
  • 春のほとりで

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    あの頃って、なんて事ない事でも敏感に反応してたなって思う。
    素直なんだけど
    素直になりきれない時もあって
    決してウソをついてるんじゃなくて
    本当の事が言えなかったり
    本当の事を言いたくなかったり
    本当の事を言うまでに時間が必要だったり
    本当の事に気づいて欲しかったり

    経験値も足りないから
    手探りで周りとの距離感保って
    だけど結局は
    自分に気づいて欲しい
    自分を認めて欲しい
    そんな承認欲求の塊なんだろうなって思う。

    あの頃はあのころでキラキラしてたけど
    今はもっと、キラッキラしてる!って
    最後の1話で大人になるのも悪くないって思う。

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    2024年10月27日
  • 春のほとりで

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    ネタバレ

    連作短編集6編
    同じ高校を舞台に十年の時差で二つの高校生たちの青春.同じ教師が出てきたりするので少し時系列がこんがらがったりするが,ひりつくようなもどかしさなど高校生のいろんな立ち位置の心理描写が巧みだ.1番良かったのは最初の「走れ茜色」最後の「青とは限らない」ですっきり全部が種明かし.

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    2024年10月19日
  • 春のほとりで

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    キラキラしていなくても、青春だな。
    最後の一話でいろいろな答え合わせができて、おぉ!と思わず言ってしまった。
    まさかこんなふうに繋がるとは‥。

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    2024年10月14日
  • 春のほとりで

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    予想はしていたけれど、見事な伏線?回収だった。
    現代は人とのつながりは薄いと言われているけど、高校生の時くらい人と接してこんな葛藤を味わってもいいのではと思う。

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    2024年09月16日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食にまつわるアンソロジー。
    古内一絵「ワタシノミカタ」、奥田亜希子「白と悪党」、田辺智加「初恋と食事」がお気に入り。
    田辺智加って、ぼる塾の田辺さん!
    尾形真理子は、好きだけど今回のは特に好みではなかった。期待してただけに残念。
    それにしても偶然なのかなんなのか、食にまつわるどころか幽霊にまつわる話もいくつかあって、不思議〜。

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    2026年06月26日
  • 一番の恋人

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    恋愛は相手を知るものだと思っていたけど、本当は“自分の醜さや弱さを知る行為”なのかもしれないと思わされた。

    一番の恋人 は、恋愛の綺麗な部分だけではなく、欲望や不安、見返りを求めてしまう感情まで描いていた作品だった。

    特に印象に残ったのは、「愛情」と「欲望」は綺麗に分けられないということ。

    相手を大切にしたい。
    裏切りたくない。
    でも触れたいし、満たされたい。

    そして、本当は関係ないはずなのに、不安や満たされなさが、“与えた量”を数え始めさせる。

    だからこそ、

    「人間はな、与えた分だけ与えられたい生き物なんだよ」

    という言葉がかなり刺さった。

    同時に、

    「何かをしないっていう

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    2026年06月12日
  • 枯れ枝に桜

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    六十代以上の女性のみを対象にした風俗店「銀楼館」のキャスト・櫻。彼が相手をした女性たちの事情を描く6つの短編。

    君嶋作品を読むのは「一番の恋人」「君の顔では泣けない」からのこれ。青春小説からいきなり老人の性と振り幅大きい。
    ただ、どの作品も性を切り口にして、登場人物たちの人生そのものを描き出している。
    年をとっても、いや、年を重ねたからこそ身のうちに積もる業のようなものが描かれていて、その重さに圧倒されるも、ピンク色の髪の櫻の軽やかさに救われた。

    美しい男娼と女性たちという設定からドラマ「潤一」を思い出して、櫻は志尊淳くんに脳内変換。尊い。

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    2026年06月07日
  • だから夜は明るい

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    うん、

    男同士であり、女同士であり、
    ノーマルであり、

    いずれにしても、関係性は難しいってこと。

    みんなおんなじ、
    恋愛はいいことばかりじゃないよ。

    でも、
    いろんな困難を抱えて、
    みんな頑張って行くわけだ‼️‼️‼️

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    2026年06月05日
  • 枯れ枝に桜

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    六十代以上の女性専門風俗店『銀楼館』の櫻。その設定に驚く、現実にあるのかな。でも嫌な感じでなく櫻の掴みどころのないゆるさと仕事に対するプロ意識からスッキリした描かれ方。客の要望を一番に、一緒にいるときは恋人だと思っている、リップサービスにしてもすごいな。自分の名前を読んでほしい、その気持ちはわかる気がした。

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    2026年05月29日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    食べ物を囲む二人の間柄も境遇も様々。ほっこり穏やかばかりではない。
    丁寧で淡白だったり、舌が痺れるほどジャンクな味わいだったり一筋縄でいかない閉じた空間は止まらない味わい。

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    2026年05月20日
  • 君の顔では泣けない

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    テーマはts系だから興味が湧いたが内容に関してそこまで自分に大して面白かったかと言われるとそこそこの印象。ただ、本当に久しぶりに本を1冊通して読めたのでそんな自分が嬉しかった。アナザーストーリーまで見ないと水村の気持ちはわからず、ただただ頼れる強い女で見せられていた。性的なシーンを読む時のスピードが自分は早かったので自覚しているよりももっと僕は性的な行為に興味があるのかもしれない。
    僕がこの作品で1番好きだったのは妙にオシャレな文脈だった。もし作詞とかで悩んだら見返してみるといいよ、未来の俺

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    2026年05月20日
  • だから夜は明るい

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    ゲイの男性と元恋人は女性の男性のカップルを中心とした短編集。途中不穏な感じに行くか?と思ったがなんか最後は丸く収まった感じ?

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    2026年05月19日
  • 夜がうたた寝してる間に

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    君嶋彼方さんの作品は、自然と物語に入り込んでしまいサクサクと読めてしまいます。
    これからも楽しみです。

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    2026年05月14日
  • 枯れ枝に桜

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    男性を知らないまま生きてきた女性、自らの老いに苦しみながらも夢を追い続ける女性、誰でもいいから自分のことを覚えていてほしいと願う女性、夫に長年虐げられながらも歪んだ愛情を抱える女性、死に取り憑かれながら死ぬことのできない女性と、彼女のために死を諦めた女性。
    六十代以上の女性のみが利用できる風俗店『銀楼館』でキャストとして働く櫻のもとには、日々さまざまな女性から依頼が寄せられる。

    この櫻という人物が、なかなか掴みどころがなく、各話でキャラがぶれているなーと感じる点がありそこだけもやもやしながら読んでいたのだけど、最後の最後で合点がいった。男娼を描いた職業小説ではなかったが、櫻という天性の大嘘つ

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    2026年05月08日
  • 夜がうたた寝してる間に

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    『君の顔では泣けない』がすごく良かったので読んでみた。
    これもなかなか良かったけど、より中高生向けな印象。能力者という特殊な設定だが、偏見やいじめといった普通の高校生活でも起こりうる問題が多く描かれている。

    どの登場人物に共感できるか?
    主人公と同い年の息子に薦めてみよう。

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    2026年05月05日