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結婚して、子供を儲けて、ささやかながら幸福な家庭を築く。おそらくそんな将来が待っていたはずの男、西澤祥太。僕の恋心は、祥太から“普通”の幸せを奪ってしまった。報われた恋も、消えかかった愛も、届かなかった想いも、みな切なく胸を焦がす。映画化で話題『君の顔では泣けない』著者が贈る、心震える恋愛群像劇。
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Posted by ブクログ
短編集『いただきますは ふたりで』に収録されていました、君嶋彼方さんの「ヴァンパイヤの朝食」
(短編集『いただきますは ふたりで』もとっても素敵な作品なので、読んでほしい!!)
とっても好きな世界観
そして『だから夜は明るい』という1冊の本になるとレベルアップどころか、素晴らしい進化を遂げた物語となって舞い戻ってきてくれた気持ちでいっぱいになりました
君嶋彼方さんって、
愛とか葛藤とか感情を文章にするのがほんとお上手
没入しやすくて、読み手の感情を刺激してくるんです
文也と交際していることを知った祥太の父が主軸で描かれている『聖人たちの晩酌』なんてもぅ刺されまくってしまって…
理解したい気持ちとホンネ
この感情ってほんと言葉にできない…実際
葛藤も凄いし
この祥太の父にわたしはいちばんグッときたかなぁ〜
出版された時期が今くらいの季節で、読むタイミングも良かったと自画自賛(笑)
Posted by ブクログ
読んでよかったなと、心の底から思う。
色々な立場の心情。どの意見が正しい、とかないだろう。親世代だから理解できないことも、当事者の想いも、当事者でないからこそ持つ意見も、様々である。でも、それが普通なのだと思う。色々な意見があって当然で、だから人を傷つけていいとは全く思わないけれど、何に対しても誰もが同じ意見を持って、完全に理解することなんて、むしろおかしい。当事者の想いを決めつけたり、同情したり、特別扱いしたり。理解しようとする気持ちはあるべきなのかもしれないが、勝手な想像は危ないものを生んでしまう。
私の考えもただ一人の考えでしかない。一人ひとりそれぞれの生きづらさがあって、それぞれの幸せがある。自分の幸せを幸せだと胸を張って言える世の中であってほしいし、そう言える自分の人生を歩みたい。
Posted by ブクログ
BL的な作品かなと思い読み進めたが
しっかり現実的なところもあり
だからこそなおさら
2人は幸せになってほしいし
幸せになるための権利や制度がちゃんと認められないといけない
急に思ってたのと違う現実を目の当たりにして
常識だと思って生きてきたことを
アップデートするのは容易くない
だから否定したくなってしまう
息子が可愛いお嫁さん連れてきて
可愛い孫が生まれて
という未来を描いていた親は
それが「普通」の「幸せ」と思って長いこと生きてきたのだから
息子が彼を連れて来なくても
結婚しない場合もあれば
子を持たないこともある
または結婚しても幸せにならない場合も
多少の差はあれ
「普通」じゃないことはたくさんあるわけで
だったら「幸せ」になってくれるだけでもいいじゃん
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