君嶋彼方のレビュー一覧

  • 君の顔では泣けない

    Posted by ブクログ

    男女が入れ替わるというどこかで見たことがあるようなストーリーだが、男性目線から女性を演じる心情をリアルに描かれていて本の世界に引き込まれていった。

    0
    2026年06月03日
  • 君の顔では泣けない

    Posted by ブクログ

    1日で読み切ってしまった。
    「君の名は」のようなモノを想像していたら全く違った。もっと繊細でもっと重くてつらい。
    自分の家族と他人になる事の、やり場のない孤独感がわかりやすく描かれていて離れられなくなった。

    0
    2026年06月02日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    食と恋にまつわるアンソロジー。ごはんの出てくる話が大好きなので、どれも楽しく読みました。
    なかでも一穂ミチさんの「わたしたちは平穏」、錦見映理子「くちうつし」がお気に入り。
    どちらも初めて読んだ作家さんだったので他の作品も読んでみたい

    0
    2026年05月30日
  • 君の顔では泣けない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    坂平が女として生きていくことになったとき、もともと自分が属していた性別への嫌悪感を表すのが上手いな〜と思った。男らしさたるものを“男だったら自分が”否定する感覚は著者が男性であるからなのかな〜。
    男性なのに女の生きづらさみたいなものを描くのが上手いなとふんわり思いつつ、こういうときにしっかりしてる(風に装っている)のはいつも女なんだ…みたいな気持ちにもなってしまった。あと男として生きていくことになった水村が性欲を抑えきれない?みたいな表現があって本当かよ?と思ってしまった。私は男ではないしこれから男になることもきっとないので確かなことはわからないけど性欲が抑えきれないなんて男の勝手な都合だろと

    0
    2026年05月30日
  • だから夜は明るい

    Posted by ブクログ

    BL的な作品かなと思い読み進めたが
    しっかり現実的なところもあり
    だからこそなおさら
    2人は幸せになってほしいし
    幸せになるための権利や制度がちゃんと認められないといけない

    急に思ってたのと違う現実を目の当たりにして
    常識だと思って生きてきたことを
    アップデートするのは容易くない

    だから否定したくなってしまう

    息子が可愛いお嫁さん連れてきて
    可愛い孫が生まれて
    という未来を描いていた親は
    それが「普通」の「幸せ」と思って長いこと生きてきたのだから

    息子が彼を連れて来なくても
    結婚しない場合もあれば
    子を持たないこともある
    または結婚しても幸せにならない場合も

    多少の差はあれ
    「普通」

    0
    2026年05月27日
  • 枯れ枝に桜

    Posted by ブクログ

    「恋の如く」
    「不要な人」
    「永遠に姫」
    「最奥に棲む」
    「最期の宴」
    「姦しい葬式」
    6話収録の連作短編集。

    デビュー作以来、大注目している君嶋彼方さんの新作は、やはり期待を裏切らない。

    六十歳以上の女性だけを受け入れる女性用風俗店「銀楼館」
    この店に所属しているピンク髪の美しい男娼・櫻と、彼に出会った六人の女性たち。

    彼女たちの人生と心の奥底にある欲求が、瑞々しい筆致で丁寧に描かれる。

    “老境の性”と聞くと、乾いた印象を抱きがちだが、彼女たちはむしろ生命力に満ちている。

    なかでも「最奥に棲む」は強烈なインパクトと余韻を残す。

    0
    2026年05月23日
  • 君の顔では泣けない

    Posted by ブクログ

    妙にリアリティがあるので、もし自分だったら…とゾッとした。1週間くらいでギブアップして、大騒ぎする気がする。では、もし大切な人が入れ替わってしまったら?見た目が同じで中身が違う人、中身が同じで見た目が違う人、それぞれとどう向き合うのか。どちらとも、元のその人とはもう言えない気がする。

    どことなく、女の辛さみたいな部分が強調されている部分が節々にありそこだけ少し気になった。

    0
    2026年05月14日
  • だから夜は明るい

    Posted by ブクログ

    ゲイカップルとその周りの人達のお話。
    BLというより、ラブ要素薄めの人間関係のお話。

    わたしは女友達(元カノ)のエピとお父さんのエピが好きでした。

    思うのは、もちろんマイノリティの難しさはあると思うけど、人間関係の構築ってのはセクシャリティがなんであれ、そんな簡単なものではない、積み重ねによるものなんだ、ってことですよね。

    積み重ねによって自分の知らない間に居場所が増えたり、逆に失ったり、するんだな、って改めて気がつかされた。

    やっぱりこの作家さん、よいわぁ

    2026.5.14
    72

    0
    2026年05月14日
  • 君の顔では泣けない

    Posted by ブクログ

    気づいたら泣いてた。
    自分だったらどう生きるだろう。
    女として生きるって男として生きるってどういうことだろう。
    入れ替わりってよくある設定なのにいろんなこと考えさせられる本だった。
    映画はちょっと違う終わり方らしいからそっちも見よう。

    0
    2026年05月06日
  • だから夜は明るい

    Posted by ブクログ

    ノンケ✖️ゲイの2人の話と、それを取り巻く元カノ、後輩、ゲイバーのママ、父親視点の話がある。
    全体的にゲイに対して絶対的に嫌悪する人はあまり出てこず平和なお話。
    主人公カップルの話はゆるいBLで、ありがちなネタ、ゲイバーのママのもそう。
    BLを読んできた人ならどこかで読んだような話。一般文芸でこれなら受け入れられやすいのではと思った。
    BLレーベルだったら、ゲイバーでホモホモ連呼されたら、ホモは侮蔑表現だからとママが注意する描写が差し込まれそうだな〜と気になった。

    0
    2026年05月03日
  • 一番の恋人

    Posted by ブクログ

    人を好きになれない、性欲を持たない女の子(千凪)とイケメンの男の子(一番)の愛の物語。

    半同棲している中で、一番から見えている光景と千凪から見えている光景のズレは、アセクシャル、アロマセクシャル関係なく日常を過ごしている自分にも簡単に起こることだと気付いて衝撃を受けた。その後の展開も面白く読みやすい。

    個人的には後半の「今まで格好つけていたことが全て見透かされているような気分になった-その彼女の笑顔を見ているうちに、なんだか全部どうでも良くなった。どうしてかは分からないけれど、この人なら僕のどんな情けない姿でも、笑って許してくれるような気がしたのだ。そして僕は、神崎千凪に恋をした。」という

    0
    2026年04月30日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    力のある女性作家の皆さんが恋と食に関する小説とは、贅沢な本だった!

    特に「ワタシノミカタ」と「SUMMER STREAMER」が良かった。「SUMMER STREAMER」では、70近い婦人が大ファンの大谷翔平さんのプレイを観たくて単身でアメリカに行く話。その中で、大谷選手はどんな人と結婚するのだろうかと。あれこれあげて、最後に一番悔しくない人は「彼の母親に似ている女性」とあり、まさしくその通りの女性と結婚していた。結婚発表より前に書かれた小説で見事言い当てていたので驚いた。大谷夫妻は素敵!嫌いと言う人はまずいないだろうな!

    この本を通して、いろんな作家さんを知ったので、読書が広がりそうで

    0
    2026年04月17日
  • 君の顔では泣けない

    Posted by ブクログ

    体が入れ替わった男女の高校生たち。
    その2人が戻れなくて15年すぎる世界線を描くという珍しい小説。

    人は1人では生きれなくて。誰がいると思うから、自分も頑張ろうと思える。そう強く思えた。

    同時に見た映画化されたものも構成が違って、一緒に楽しめた。

    0
    2026年04月07日
  • 君の顔では泣けない

    Posted by ブクログ

    なかなか面白かった。
    入れ替わった視点での文章だからゴチャゴチャしそうなのにちゃんとどっちの台詞かわかりやすかったから、文章上手だなぁと思った。
    あとは、自分が入れ替わったらどんな気持ちになるんだろうということは考えた。身体が変わるから性欲的な部分に少し影響あるみたいだけど、同性を好きになるのはきついなぁ。でも、本物の女の身体でしばらく過ごすと考え方まで変わってしまうのだろうか。
    色々と考えさせられる話であった。

    0
    2026年04月05日
  • 君の顔では泣けない

    Posted by ブクログ

    高校一年生の男女の体が入れ替わり、15年間戻っていないお話

    思春期男女の入れ替わりと言えば、入れ替わった二人が最初は反発をしたりするけど、協力と相互理解の末に困難に立ち向かって最終的には元に戻るというパターンが多い
    だけど、今作は元に戻るまでの物語ではなく、入れ替わった人生を生きる物語

    冒頭で、15年経っても一度も戻ったことがない事が明言されている
    そして、陸の視点では、結婚、出産までしていて、さらにそれが存外不満ではないという印象を受ける

    入れ替わり当初の混乱と、15年後が入り混じりながら物語は展開していく

    サッカーが得意で勉強は苦手な坂平陸
    容姿はほどほどで、成績は良く、上品な両親

    0
    2026年03月25日
  • 君の顔では泣けない

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中身が入れ替わる物語はあるが、15年後から始まったことが衝撃。まなみになった陸の入れ替わったことによる心の葛藤や上手くいかない苛立ちがリアルに描かれ、引き込まれていった。何故陸になったまなみは冷静にいられたのか。どちらも違うやり方でお互いを想い合っていて、前向きだが切なさも感じた。

    0
    2026年03月17日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    料理×小説(エッセイ)というと、なんとなく心温まるイメージで読み始めたら、ちょっと違ってびっくりする。
    すべてのお話に美味しそうな料理が出てくるけれど、どれもこれも「ほっこり」した美味しさとは毛色が異なる。
    この読後感は、どんな「後味」と言ったらよいのだろうか。
    でも、悪くない。すっぱい、からい、ほろ苦い……それもまた料理であり、人生なのだ。

    0
    2026年03月17日
  • だから夜は明るい

    Posted by ブクログ

    翔太くんと文也くんのゲイカップルを中心とした、連作短編集ですね。
    いろんな愛の形が描かれていて、どんな人間関係だって、悩みはあるよね、って思わせてくる。しんどいなぁ、と思いながら、でも、読むのをやめられませんでした。一気読み。
    「醜いあひるが真夜中に」が、一番好き。

    0
    2026年03月08日
  • 夜がうたた寝してる間に

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    君嶋彼方の『夜がうたた寝してる間に』は、超能力という非日常の設定を用いながら、実のところ極めて繊細で普遍的な「青春の孤独」を描き出した作品である。時間を止める能力を持つ高校生・旭の視点から語られる物語は、派手な奇跡や劇的な事件よりも、人が他者と共に生きることの難しさ、そしてそれでもなお他者を求めてしまう人間の心の動きを静かに浮かび上がらせていく。

    本作が印象的なのは、「普通であること」という曖昧な概念を丁寧に掘り下げている点だ。誰もが当たり前のように口にする“普通”という言葉。しかしそれは、往々にして見えない規範となり、人を縛り、時に孤立させる。時間を止める能力という特異な力を持つ旭は、その

    0
    2026年03月07日
  • 君の顔では泣けない

    Posted by ブクログ

    たまたま映画のあらすじを見て
    なんだか面白そう!原作読みたい!と思った作品。

    15年かあーー長いなあ。。。
    なんで入れ替わっちゃったのかな。

    違う人の人生を生きるのは
    もう想像つかないくらい
    しんどくて辛くて大変で悲しい。
    でも生きていかなくちゃいけない。

    戻りたい、戻らなきゃ、戻れるよね、
    もう戻らないのかな、いま戻るのかな

    一気に読んでしまった!
    まなみサイドも読めて良かった。

    0
    2026年03月04日