君嶋彼方のレビュー一覧

  • 一番の恋人

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    息子たちに「勝利」と「一番」と名付けてしまうような父。存在が希薄な母。
    そんな家庭で、男なんだから、男らしく、と言われ続けて育った一番。
    人を愛せない千凪は大変だけど、一番もなかなかだったと思う。
    内容の一部から凪良ゆうさんの「流浪の月」が思い浮かんだ。より感情を動かされたのは、本作。

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    2026年06月27日
  • 一番の恋人

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    こんな深い愛があるんだなーと最後じんときてしまった。恋愛感情や性的欲求なしにして、相手をどれだけ大事に思えるか、その人の本質を見ている気がする。
    結婚してるから幸せ、子供がいるから幸せと世間は思う事が多いけど、その2人だけの幸せがこんなに尊いものなんだなと瞼が熱くなった。ラストの2人の幸せそうな掛け合いがよかった。

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    2026年06月26日
  • 君の顔では泣けない

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    ネタバレ

    こういった入れ替わりものは「元に戻ること」がどこか約束されていて、期間限定の入れ替わりを楽しむコメディものが多いので、まさか入れ替わりが解けないまま相手の人生を背負い続けるという内容がとても新鮮だった。自分の人生であり相手の人生でもある、そんな中でどういう選択をすべきかと悩み葛藤する描写が好き。
    ただ時系列に沿うのでなく、入れ替わりから15年経過した現在と過去を行き来する構成になっていて、入れ替わりが解けないという着地点を知った上で回想を読み進めるという点もよかった。入れ替わりが最終的にどうなる!?ではなくて、あくまで入れ替わった2人がその事実をどう受け止めて今があるのかを知るために読者は彼ら

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    2026年06月19日
  • 君の顔では泣けない

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    読み終わってたのに感想書いてなかった。
    映像化の告知から見て、入れ替わりが戻らないパターン?新しいな…と思って、本から入った。
    ありえん話なんだけど、なんかすごい引き込まれた作品だった。入れ替わり者ってコミカルに描くこと多いけど、実際そんなことあったら(無いけど)めちゃくちゃ苦労するし、自分が今まで当たり前に受け入れてたことの大切さとか、それに気付いてももうそれは取り戻せないと覚悟していきなきゃいけないと思うと何とも言えん気持ちになる。今まで適当に扱ってきた親兄弟が一気に他人になるなんて、しかもこっちは知ってるのに、想像すると怖い。

    絶対体験できないファンタジー話のはずなのに、すんごい感情移

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    2026年06月19日
  • 一番の恋人

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    ぶっ刺さった。刺さりすぎてつらかった。
    たまに自分に向けて書かれた本じゃないかと思える本に出会えるから読書はやめられない。

    結婚して子供を産むのが普通という社会が生きにくい人・男らしいに囚われてる人におすすめしたい。

    このテーマを上手くまとめきってる。

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    2026年06月02日
  • だから夜は明るい

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    1人の男性に対して、周りの親近者5人の生活と感情を描いた内容。それぞれのプライドが高く、不器用で自分の気持ちか素直に言えない。それぞれの想いが交錯するのが面白く、続きが気になる作りがうまい。相手の気持ちを探りながら生活するのは、個人的にはしんどいです。

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    2026年05月16日
  • だから夜は明るい

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    ネタバレ

    恋愛小説でありながらも心に刺さりまくった一冊。現代社会の生きづらさと登場人物それぞれの思いが苦しい。辛い。でも読む手が止まらなかったです。

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    2026年04月30日
  • 君の顔では泣けない

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    ネタバレ

    おすすめ作品をお借りしたもの。
    映画化とかもされていて、表紙的にはよくある恋愛系の話?って思ってたけど、あらすじを聞いてびっくり。
    恋愛ファンタジーあるあるの「入れ替わり」が、なんと15年も続いている話!?
    彼らは15歳に入れ替わってるから、もう自分でいた時と、相手の体でいる時間が同じになって、もうどっがどっちの体か?っていう。
    あるあるファンタジーである「入れ替わり」が現実で起きたら、こうなるのか、とあまりにもリアリティがあり驚いた。
    しかも、入れ替わりの期限が設定されている訳でもないから、互いの身体でいることに困り感もありつつ、いつまでこれなの?という不安感もあるという。
    作中でも話してい

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    2026年04月12日
  • 君の顔では泣けない

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    男女の体が入れ替わってしまうお話。
    普段こういう設定のものは読まないんだけれど、ほんタメであかりんがお勧めしていたのが気になり読んでみたらドハマりしてしまった。

    入れ替わり設定の作品は、必ずどこかで元に戻るのが定石だけれど、この作品は体が戻らないまま何年も何年も時間が経過してゆく…。

    相手の人生を代わりに生きる葛藤や苦しさに心が揺さぶられてたまらなかった。
    実写化も見たくなったな〜!

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    2026年03月09日
  • だから夜は明るい

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    ネタバレ

    読む前に想像してたよりも複雑で切なくて人が愛おしくなる物語だった
    ゲイの青年がノンケのイケメン青年と出会って、周りの友達や親や元恋人との関係性が変わっていく
    それはもちろん傷つけ合うことも多いが、彼らの本当の想いが曝け出されるきっかけとなった
    私には直接の知り合いにゲイはいないが、この作品では感情がすごく伝わってきて感動した
    結局恋愛に変わりはないのだから

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    2026年03月06日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    とても読みやすくこの先どうなるの??
    と好奇心をくすぐられてあっという間に読めました。

    私はマカンマランの世界観がとても好きなので、この中でのやはり古内一絵さんの『ワタシノミカタ』が一番胸が熱くなりました。その中で心に残った一文です!

    『人生を丸ごと自分だけのためだけに使い切って何が悪い』古内さんの作品らしいなぁと!笑

    他の小説もエッセイも全部とっても美味しくいただきました(o^^o)

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    2026年03月06日
  • 君の顔では泣けない

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    最初はすごく読みにくかった。
    男なのか女なのか、中身はどっちで外見はどっちで、今どちらがしゃべっているのか、頭が追い付かなかった、慣れていくうちに気にならなくなってきた。
    アンサーソングとはまた違うんだろうけど、陸の視点とまなみの視点を半々ぐらいで、あるいは別の本として読みたかったな。
    他人に対する優しさではなく、家族に対する遠慮のなさが欲しかったとか、ないものねだりだからいえることではあるけど、それを自覚することはなかなかないから、この本を読めてよかったと思う。
    映画も観ようと思っているけど、正直不安...

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    2026年03月06日
  • 一番の恋人

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    読後、いろいろと考えさせられる作品ですね

    君の顔では泣けない
    君嶋先生の作品は言葉にできない感情に襲われます。
    結構好きです。

    あと、タイトルにもちゃんと意味があったんですね笑

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    2026年03月04日
  • 君の顔では泣けない

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     高一の夏、坂平陸と水村まなみは入れ替わる。年月を経ても元には戻らないのが、この作品の設定の良さ。しかし、他人の体で人生を重ねていく二人の辛さが想像を絶する。性別、ジェンダー、親の死など。重く、リアルな作品だ。二人の第二の人生に拍手を!

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    2026年03月01日
  • 君の顔では泣けない

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    入れ替わりものと聞くと、よくあるフィクションの設定ねと思いがちだけれど、この話は10数年という長い月日を入れ替わったまま過ごすというのが特徴だと思う。
    実際問題入れ替わったらこういう問題があるよねっていうことが細かく描かれていて、現実では起こりえないことだけれど、リアリティーを感じながら読めた^- ·̫ -^♪
    自分だけではなく、相手の人生も背負って生きるのは簡単では無いが、2人が心の底から分かり合うことのできる存在になったのが良かった☆*。

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    2026年02月27日
  • 君の顔では泣けない

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    よくある入れ替えが起きて戻るまでの道のりではなく、入れ替えた後の生々しい日常がただただ描かれている。それが良かった。特に大きな事件も事故も出来事も起きないが入れ替わってしまい必死に生きていく日常に自分だったらと考えてしまう。終わりに向かってくにつれ自然と涙が出てしまった。文庫本ではアナザーストーリーがありそこでもまた泣けてしまった。読み終わった後にタイトルを見ると胸が痛くなる。美しい一冊だ

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    2026年02月24日
  • 一番の恋人

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    アロマンティックアセクシャルティの女性とその彼氏を中心に双方の視点から物語が進む。
    まさか性的マイノリティの小説とは知らず、そういう系かとびっくり。けど無事に結ばれてよかった!
    性的マイノリティな部分にフォーカスが行きそうな内容だけど、愛とはなにか、恋とはなにかの本質的な部分が問われている小説になっている。
    恋愛的に生々しい表現もあるが、綺麗な言葉で紡がれており、初めて読む作家さんではあったが、また読みたい作家さんだった。

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    2026年01月30日
  • 夜がうたた寝してる間に

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    ネタバレ

    すごく面白かった。一万人に一人能力者がいる世界っていう設定が興味深くて買ったけれど、思っていたような派手な話ではなく等身大の思春期の悩みを描いていて好みだった。

    個人的には天くんの描写が好きだったなぁ。
    天くんは旭くんや皆の「ヒーロー」で在りたかったけど、自分が何も出来ない場面に打ちのめされて、旭くんも自分を必要としないで楽しく学校生活を送っていて、家庭にも居場所を感じられなくなって、その苛立ちとか無力感で出てしまったあの言葉だったのかな。そんなこと思ってないのに、自分以外の何かの所為にしたかったのかな。
    天くんだけではなく、旭くんも我妻くんも篠宮さんも、榎本くんや毛利くんも柔らかいものを抱

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    2026年01月17日
  • だから夜は明るい

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    ただのジェンダーの視点での話ではなく、いろいろな立場からの視点で書かれていて、すごく共感できる部分もあった。
    どういう立場の人も、みんな幸せになってほしい。

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    2026年01月10日
  • 一番の恋人

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    普通でありたい、外れ値になりたくない、そういう思いが自分も強いからこそ、何が自分にとって幸せなのかをもう一度ちゃんと考えようと思った。

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    2025年12月20日