君嶋彼方のレビュー一覧

  • 駅と旅

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    松崎有理さん目当てでしたが、他の方々の作品の駅・旅・旅人のどれもひかれるところがあり、思わぬ出会いがありました。
    旅モノの作品集として楽しめ、今度はここに行ってみようと旅ガイドになるのと同時に、こんな面白い作品を書いている作者の他の作品はどんなのだろう?と新しい作家と作品への旅立たせてくれる、そんな1冊です。

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    2025年04月16日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ふたりで「いただきます」
    いろいろな場面でいろいろな立場の二人が
    いろいろな料理を食べる

    記憶とメニューが繋がるのだろか
    同じものを食べると
    当時を思い出すのだろうか

    朝と昼は一人で食べ
    夜はたまにふたりで食べる、ほとんど黙って
    これは寂しい食生活と言えるのかな……

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    2025年04月11日
  • 一番の恋人

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    一番と千凪の視点が交互に描かれていて、同じ出来事でも二人が全く違った感情を抱いていたこと、その落差や葛藤が生々しくて共感しやすかった。
    自分の息子に「勝利」「一番」と名付け、男らしさを強要する一番の父親が気持ち悪い。父親の教えに感謝すら覚え逆らえない一番も気持ち悪い。この親子関係にはモヤっとした。

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    2025年03月16日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    どの短編もなかなかの良品で楽しめます。間に挟み込まれたエッセイも箸休めにgood!
    ただ残念だったのは大好きな原田ひ香さんの作品が既読の「夏のカレー」だったこと。まあ2回目でもいい話なので、よしとしましょう。

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    2025年03月10日
  • 春のほとりで

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    デビュー作『君の顔では泣けない』から追い続けている君嶋彼方作品。

    本作も瑞々しさに満ち溢れていた。

    「走れ茜色」
    「樫と黄金桃」
    「灰が灰に」
    「レッドシンドローム」
    「真白のまぼろし」
    「青とは限らない」
    各話のタイトルに色が入った6話収録の連作短編集。

    とある高校を舞台に繰り広げられる青春小説だがこの年代ならではの心理描写がリアル。

    大人でも子どもでもない彼らの純粋さや未熟さ、承認欲求など全ての感情が鮮明に浮かび上がる。

    読み進めるうちに感じる繋がりと違和感。
    最終話の伏線回収で構成の妙に感動した。

    あなたの青春は何色ですか?

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    2025年02月21日
  • 春のほとりで

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    人との距離感
    10代の頃わからなかった
    今も変わらないけど
    教室の中での微妙な立ち位置
    それぞれの複雑な思い
    私の10代は何色?で季節は何だろう?
    と思いを巡らせた
    今10代の人にも、もう10代を忘れてしまった人にも手にしてほしい一冊です

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    2024年12月26日
  • 春のほとりで

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    同じ高校に通っている高校生6人の視点で描く連作短編。

    青春ってキラキラドキドキだけじゃない。
    割り切れなかったり、ドラマや漫画みたいに突然劇的に何かが変わるわけでもないけど、今のままでもいられない。

    同じグループで一緒にいるのに2人きりになったらそんなに話せない子いたなぁとか、逆に2人だからこそ気兼ねなく喋れる子私もいたなぁとか、高校生だった頃の記憶がひょっこり顔をのぞかせる。

    ミステリーじゃないけど、最後の話を読んだら
    「あっ!わっ!ほんとだ!」って最初からバーっと確認しちゃうこと必至。
    初めて読んだ作家さんだったけど、するする最後まで読めました。

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    2024年11月30日
  • 春のほとりで

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    ザ☆青春って感じ。
    高校の放課後。
    誰もいない教室の窓から
    校庭を走るあの人をそっと目で追っている。
    どうしようもできない気持ち。
    揺れる想い。
    ああ、甘酸っぱくてほろ苦すぎるー。
    誰かが誰かを大切に思う気持ちが
    あふれていて
    もう、そんな純粋なものを
    ずーっと忘れかけていたから
    そのまっすぐさに
    不覚にも泣きそうになってしまった…

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    2024年11月14日
  • 春のほとりで

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    当初、連作短編集なのかな?と思っていたら、連作は連作だけど、最後の最後に一気にいろいろ回収された。思わずぱらぱらと読み返した。なるほど、うまい構成だ。面白かった。

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    2024年11月08日
  • 春のほとりで

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    今時の高校生はインスタだのラインだの華やかなツールが標準装備となっているが、青春の悩みはいつだって不変。ポケベルではしゃいでいた我々と根本は変わっていないのかもしれない。要は、イケてる学生ばかりではない。何となくくすぶっている高校生たちの連作短編集。まず繊細で丁寧な描写に引き込まれた。私も「一刻も早く卒業したい」と常に念じていた冴えない高校生だったので共感はひとしお。そしてボーっと読んでいるとまったく気づかない構成と繋がり。思わず最初の章に飛ぶ。面白かった。お気に入りは『真白のまぼろし』『青とは限らない』

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    2024年11月08日
  • 春のほとりで

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    学校の片隅で紡がれる、青とも春とも限らない日々を描いた連作短編集。(作品紹介より)
    君嶋さんの作品は、初読みでした!
    最後の短編で一気に繋がっていくところが楽しかったです。伏線とっても楽しめました。他の作品も読んでみたいです。
    読解力なくて(ToT) “ホワイトパレット”の作者…あれ?ってなりました。

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    2024年11月04日
  • 春のほとりで

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    学校の片隅で紡がれるそれぞれの物語。
    青い春とも呼べない、なんでもない日常でも、たった一つの忘れられない瞬間があったということだけで、きっと人は生きていける。
    全てを読み終わった時に、もう一度読み返したくなる本。

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    2024年10月27日
  • 春のほとりで

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    あの頃って、なんて事ない事でも敏感に反応してたなって思う。
    素直なんだけど
    素直になりきれない時もあって
    決してウソをついてるんじゃなくて
    本当の事が言えなかったり
    本当の事を言いたくなかったり
    本当の事を言うまでに時間が必要だったり
    本当の事に気づいて欲しかったり

    経験値も足りないから
    手探りで周りとの距離感保って
    だけど結局は
    自分に気づいて欲しい
    自分を認めて欲しい
    そんな承認欲求の塊なんだろうなって思う。

    あの頃はあのころでキラキラしてたけど
    今はもっと、キラッキラしてる!って
    最後の1話で大人になるのも悪くないって思う。

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    2024年10月27日
  • 春のほとりで

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    ネタバレ

    連作短編集6編
    同じ高校を舞台に十年の時差で二つの高校生たちの青春.同じ教師が出てきたりするので少し時系列がこんがらがったりするが,ひりつくようなもどかしさなど高校生のいろんな立ち位置の心理描写が巧みだ.1番良かったのは最初の「走れ茜色」最後の「青とは限らない」ですっきり全部が種明かし.

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    2024年10月19日
  • 春のほとりで

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    キラキラしていなくても、青春だな。
    最後の一話でいろいろな答え合わせができて、おぉ!と思わず言ってしまった。
    まさかこんなふうに繋がるとは‥。

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    2024年10月14日
  • 春のほとりで

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    予想はしていたけれど、見事な伏線?回収だった。
    現代は人とのつながりは薄いと言われているけど、高校生の時くらい人と接してこんな葛藤を味わってもいいのではと思う。

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    2024年09月16日
  • 駅と旅

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    女性が主役のアンソロジーかなと思ったけど違った。
    題名は『駅と旅』だけどあまりそういう感じはしない。

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    2026年01月11日
  • だから夜は明るい

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    男性同士カップルの恋愛話(一人はずっとゲイ、一人は以前は女性が恋愛対象)。章ごとに、本人、元カノ、友達、父親、ゲイバーのママの目線で物語が進む。

    この中では、やはり親の章を読んでいる時が苦しかった。もし私の息子が男性を連れてきたら、どうしよう??どうしようもこうしようもないのだけど。この父親のように、息子の幸せを祈るしかないのだけど。

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    2026年01月08日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    最後の山田詠美さんのエッセイはなかなか良かった。
    今っぽい?恋愛小説がほとんどなイメージ。心にグサっとくる瞬間がほぼなくて、なんだか戸惑うばかりだった。
    私が古臭いのかもしれない

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    2025年12月24日
  • 駅と旅

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    きっかけは、君嶋彼方さん。前に読んだ事があり、別の作品を読みたくて手に取った。特に「明洞発3時20分、僕は君に撃たれる」がよかった。最初にタイトルを見たはハテナマークが浮かんだ。でも、テンポよく話が進んでいくし、女優さんの考え方とか行動力がすごく好き。最後のシーンはスカッとして読んでいて気持ちが良かった。額賀さんの別の作品も読みたい。

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    2025年12月21日