君嶋彼方のレビュー一覧

  • 春のほとりで

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    そうそう、高校生の頃って、いっぱい考えて、感じて、悩んだ

    懐かしい教室の風景が甦る

    爽やかだけではない、もがいていたあの頃を思い出させてくれた

    そしてやはり誰と出会うかが、人生に、彩りを持たせてくれる

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    2025年08月10日
  • 一番の恋人

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    No.6『一番の恋人』
    男らしく生きる事を強要されてきた道沢一番。
    アロマンティック・アセクシャルに悩む千凪。
    男らしいとは?女性の幸せとは?結婚とは?
    問題にぶつかりながらも2人は前に進んでいく物語

    〜好きな言葉〜
    『どうして私は誰も愛する事ができないんだろう』
    『好きな人から以外の好意なんて、ただ気持ち悪いだけ』
    『何かをしてあげるのも愛情だけど、何もしない愛情もある』
    『どんな形だっていいんだよ。千凪が幸せなら』
    『相手が思ってることを勝手に想像して落ち込むなんて馬鹿』

    アロマンティックアセクシャル恥ずかながら
    この小説を読むまで知らなかったし、想像もできなかった。

    人を好きになれ

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    2025年08月09日
  • 駅と旅

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    ネタバレ

    「そこに、私はいなかった。」が胸が張り裂けそうなくらい青春だった。
    「東京駅、残すべし」もファンタジー要素があって好きだった。
    遠くに行きたくなる短編集。

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    2025年06月21日
  • 一番の恋人

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    アロマンティックアセクシャルの女性と男性性に縛り付けられた思考よりの男性の物語。

    ストーリー自体はシンプル。
    だけど、2人の自身のどうしても抗えないところと相手を想うからこその葛藤がすごく伝わってきて私は好き。

    いいなって思ったのは自分が性的マイノリティだと気がついてそのコミュニティに参加しようとした時、必ずしもマイノリティのみんなが同じ葛藤を抱えているわけではなく、人それぞれの形があるって展開。
    自分が異物になるのは怖い。仲間は欲しい。でも人それぞれな部分は受け入れようよ、っていうあの件はめっちゃよかった。

    2人の別れ方がふっと、
    あっダメだってなった瞬間が凄くしっくりきたのと、2人が

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    2025年05月24日
  • 一番の恋人

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    こうゆう愛の形もあるんだ、悩みは人それぞれで、苦しみを抱いて生きてる。分かり合えないことなんて普通にある。この物語を忘れたく無いと思った。

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    2025年05月18日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    「ヴァンパイアの朝食」が良かった。
    祥太を否定されたように感じて元カノさんに怒る文也も、ダメダメ酔っ払いムーブで雰囲気直してくれる祥太も、すごくやさしい。あたたかいもので満たされました。

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    2025年04月06日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    「ワタシノミカタ」古内一絵さん

    女性がバリバリ好きなことで働いている、というところに惹かれた。
    恋人?相手が年下っていうのもなんだか新鮮な感じ。

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    2025年04月05日
  • 春のほとりで

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    面白かった。
    ドキドキしながら読んだ!
    灰が灰にが一番好きだった。
    レッドシンドロームはもやもやした終わり方だし、椎名を好きにはなれなかった。

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    2025年01月19日
  • 春のほとりで

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    ぜひ学生さんに読んでほしい一冊。
    こうゆう感情に振り回されることを、きっと青春って言うのかな。
    最後の短編での回収がすごくて、何度も何度もめくり返した。こうゆうのが紙の本のいい所。

    大人になると、あの頃を振り返って青春って言うけど、当人たちは毎日が必死で、その世界にいなくちゃいけなくて、常に好奇の目にさらされて、ヒエラルキーがあって、すごく大変だった。
    そうだったよね、私も。

    また高校生やりたいなとは思わない。たぶん同じような日々になるし、変えようとも思わない。
    でもあの空気感は、やっぱり特別だった。

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    2024年10月14日
  • 春のほとりで

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    ネタバレ

    とある高校の、とある教室。冬木先生を担任にもつ生徒たちの、ままならない学校生活が連作短編になっている。
    大人でも子どもでもない十代後半、みんないろいろあるよねーなんて半ば退屈しつつのんきに読み進めていたのだが、最終話を読んで驚愕することになった。

    え、え、10年前にLINEを使ってたような高校生が、もう26歳になって学校の先生をしてるってこと!?
    種明かしというか、その時の流れの速さにひっくりかえりそうになった。信じられなくて調べたら、LINEがサービス開始したのは13年前なんですって……。そうかぁ、そんなに昔かぁ。
    時代が交錯するタイプの叙述トリックとして使われるほどの年月が経って、それに

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    2024年10月15日
  • 春のほとりで

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    ある高校2年生のクラスメートたちの連作短編集。

    青春って青い春って書くけど、青く爽やかって感じじゃなくて、まだ熟してなくて青くて苦いストーリー。

    みんなそれぞれ苦い思い出やリセットしたいことがあり、それを隠して高校生活をスタートする。でも、それがうまくいく場合もあり、時に綻びが見えたりして、みんな悩み苦しんでいる。

    最後の章が総まとめ的で、ありがちな話なんだけど、そう持ってくるかと、感心。

    君嶋さん作品を読むのは2作目だけど、繊細な少年少女から大人に向けて成長する不安定な高校生の姿がリアルに描かれていて、こちらの方が好み。

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    2024年10月05日
  • 春のほとりで

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    おもしろかったーーー!
    途中から、お、これ同じ学校のひとたちなんだね、と知って、最終的に、この人がえーー!あの人で、えーー!!!

    と、まるで過去その人達とわたしがクラスメイトだったかのように、知ってる!あの人が今こうなったの?そんでそことここが繋がってるの?!

    という驚きも、ものすごく嬉しく楽しい感動の要因になりました。

    高校生のお話だけど、大人になった今のわたしでも、懐かしいなあ、こんなだったなぁ、とかじゃなくて、結局人ってそんな変わらないんだよなぁ、と思いながら、それでも年月が経つことで色々なことを寛容にみられるようになることもたくさんあるよなぁと思いました。

    わたしも見切れてる登

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    2024年09月29日
  • 春のほとりで

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    高校生の決して広いとは言えない世界を少しでも広げよう、抜け出そうとするそれぞれの登場人物たちの痛みがとてもリアルに伝わってくる。クラスメイトや友達、将来のことに悩み何かを変えたいと思いながらもうまくいかないもどかしさや苦しさがどの物語の中にあって、今この瞬間を生きてる人たちの姿がある。ラストの一編がそれまで感じてきたものを包んでくれるようなものがあって連作としての連なりが見事な着地をしていると思う。著者の四作目だけど今作がベスト。

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    2024年09月27日
  • 春のほとりで

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    推し作家さんの1人である君嶋さんの良さが詰まったような素敵な青春作品だったと思います。最近、仕事で荒んでいた私の心にもすっと沁み入るような、嫌味がなく、そしてしつこくない、良い塩梅の青春加減でした。

    本作は、ある高校を舞台にした6篇からなる短編集。同じ人を好きになってしまった2人の関係性を描く「走れ茜色」。小学校の時の旧友と再会し、過去の秘密がバラされることに怯える主人公を描く「樫と黄金桃」。ある不良と、クラスで酷い扱いを受ける主人公との交流を描く「灰が灰に」。クラスの友達のとんでもない裏アカを見つけてしまう「レッドシンドローム」。初めて漫画を描いていると打ち明けた友達との関係を描く「真白の

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    2024年08月25日
  • 夜がうたた寝してる間に

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    ネタバレ

    『もし、特殊能力者になったら…?』

    特殊能力×学園×ミステリー
    この設定、最高だわ!

    能力者だからこそ、悩むこともあり、差別されることが多いそんな世界。

    世界には、およそ1万人に1人の割合で、特殊能力者がいる。

    特別支援地区 通称:特地区。
    ここは、本当に、特殊能力所持者にとってのユートピアなのだろうか。

    でも、特殊能力者ということを知っていても、離れない友人がいるのは、恵まれてるなぁと思った。
    私が、特殊能力者になったら、我妻のように、周りとの距離を置いてしまうかもしれないと感じた。

    途中から、旭が本当にヒーローに見えてきた。
    私も、旭のように、周りを救えるヒーローになれるのだろ

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    2026年01月11日
  • だから夜は明るい

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    祥太君のお父さんとても素敵だなと思った。宮川くん、美里、バーのママも好きだなと思って読んでたけど文也はずっと苦手だった。もっと明るかったら星5にしたかな。

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    2026年01月10日
  • 君の顔では泣けない

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    よくある入れ替わり小説とは全く違う!実際に入れ替わったら何に困るか、どう感じるかリアリティをもって考えさせられた。
    というか面白かった!

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    2026年01月08日
  • 君の顔では泣けない

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    入れ替わって15年という今までになかったような話。生きてきた15年間。入れ替わった15年間。相手のことを考えているようで自分しか考えていない男の成長を感じた。また女の方も様々考えている中での葛藤や変化もよかった。絶対に切っても切り離せない関係があるっていうのもなんかいいなと思った。夫婦になっても心のつながりがある人や本当に思ったことを言い合える人っているだけで最高

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    2026年01月04日
  • 君の顔では泣けない

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    R8.1.1
    読み終わった。お互い入れ替わったまま、最後まで戻るか分からない所が新鮮だった。
    入れ替わったまま、死んだ時に誰にも死んだ事を気付かれない、家族とも会えないまま、友達にも秘密にしたままとか悲しいなと思った。
    Another storyでまなみ側の気持ちが少し描かれていたが、陸を憎んでいる(正確には入れ替わった陸の姿だけど)とは思わなかった。けど、私も女性だから分かるけど、何となく結婚して子どもを作って平凡に生きて行く事が突然出来なくなったら、入れ替わった姿が憎くなるかもしれない。
    けど、最後に陸もまなみも今のままでも人生を楽しもう、お互いに恥じないよう生きて行こうとしてた所、自分は

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    2026年01月01日
  • 君の顔では泣けない

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    ネタバレ

    『君の顔では泣けない』は、感情表現と主人公の生き方という点において、非常に静かで、しかし確かな重みをもった作品だと多くの読者に受け止められている。

    本作の感情表現は、声高に叫ばれることがない。主人公・陸が抱える苦悩や迷いは、涙や激情として噴き出すのではなく、日常の選択や沈黙、諦念に似た受容の中に沈殿していく。その抑制された描写が、かえって感情の深さを際立たせている。
    「泣けない」というタイトルが象徴するように、感情は常にそこにあるのに、それを素直に表出できない。その不自由さが、読む側の胸に静かに迫ってくる。

    主人公の生き方もまた、この作品を重厚なものにしている要素だ。
    陸は「元に戻るために

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    2025年12月24日