君嶋彼方のレビュー一覧

  • 春のほとりで

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    朝からちょっと泣きそうになった。

    とあるクラスの子達を描いた短編集。
    最後の1話までは、学生の微妙な人間関係を突いてるな、って感じだったんだけど、ラスト1話の男女の友情話にぐうっっっっ、って持っていかれた。
    純粋な男女の友情を信じられなかったり、心地悪かったり、恋愛に結びつけようとする周りのせいで、その幼さに大切な時間を失いかけた人たち。
    そしてそれを救ってくれた大人たち。

    そしてここで、二つの時代の話が混じっていることに気が付かされる。
    彼らの未来、こうなってるのか!含め最後ではぁぁぁ!!!ってさせてくれてありがとう

    2025.9.11
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    2025年09月11日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    アウトドアに長ける、歳下のアシスタントを好きになる子持ちの漫画家のシングルマザーの話が素敵だった。年齢を気にしないで恋できるっていいな

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    2025年09月04日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    もぅ〜!!
    最高の1冊!!
    文庫本で読ませていただいていいのか!?って心のなかで叫びました
    お買い得だと思います、この1冊

    恋と食のある10の景色のサブタイトルもすてきですが、わたしとしては恋よりもひととひととのつながりを強く感じました

    誰かと出会うこと
    誰かと寄り添うこと
    誰かと愛し合うこと

    それはとても簡単なようで、簡単ではない

    いっしょに食事することも相手が違えば、高級であっても味気なく、カップ麺でもおいしく感じるように

    最後の山田詠美さんの『恩讐の彼方のトマトサラダ』まで、どの作品も好きですが
    しいて!!
    強いて、好きな作品は
    君嶋彼方『ヴァンパイアの朝食』
    奥田亜希子『白と

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    2025年08月24日
  • 春のほとりで

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    そうそう、高校生の頃って、いっぱい考えて、感じて、悩んだ

    懐かしい教室の風景が甦る

    爽やかだけではない、もがいていたあの頃を思い出させてくれた

    そしてやはり誰と出会うかが、人生に、彩りを持たせてくれる

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    2025年08月10日
  • 一番の恋人

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    No.6『一番の恋人』
    男らしく生きる事を強要されてきた道沢一番。
    アロマンティック・アセクシャルに悩む千凪。
    男らしいとは?女性の幸せとは?結婚とは?
    問題にぶつかりながらも2人は前に進んでいく物語

    〜好きな言葉〜
    『どうして私は誰も愛する事ができないんだろう』
    『好きな人から以外の好意なんて、ただ気持ち悪いだけ』
    『何かをしてあげるのも愛情だけど、何もしない愛情もある』
    『どんな形だっていいんだよ。千凪が幸せなら』
    『相手が思ってることを勝手に想像して落ち込むなんて馬鹿』

    アロマンティックアセクシャル恥ずかながら
    この小説を読むまで知らなかったし、想像もできなかった。

    人を好きになれ

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    2025年08月09日
  • 駅と旅

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    ネタバレ

    「そこに、私はいなかった。」が胸が張り裂けそうなくらい青春だった。
    「東京駅、残すべし」もファンタジー要素があって好きだった。
    遠くに行きたくなる短編集。

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    2025年06月21日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    「ヴァンパイアの朝食」が良かった。
    祥太を否定されたように感じて元カノさんに怒る文也も、ダメダメ酔っ払いムーブで雰囲気直してくれる祥太も、すごくやさしい。あたたかいもので満たされました。

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    2025年04月06日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    ネタバレ

    「ワタシノミカタ」古内一絵さん

    女性がバリバリ好きなことで働いている、というところに惹かれた。
    恋人?相手が年下っていうのもなんだか新鮮な感じ。

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    2025年04月05日
  • 春のほとりで

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    面白かった。
    ドキドキしながら読んだ!
    灰が灰にが一番好きだった。
    レッドシンドロームはもやもやした終わり方だし、椎名を好きにはなれなかった。

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    2025年01月19日
  • 春のほとりで

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    ぜひ学生さんに読んでほしい一冊。
    こうゆう感情に振り回されることを、きっと青春って言うのかな。
    最後の短編での回収がすごくて、何度も何度もめくり返した。こうゆうのが紙の本のいい所。

    大人になると、あの頃を振り返って青春って言うけど、当人たちは毎日が必死で、その世界にいなくちゃいけなくて、常に好奇の目にさらされて、ヒエラルキーがあって、すごく大変だった。
    そうだったよね、私も。

    また高校生やりたいなとは思わない。たぶん同じような日々になるし、変えようとも思わない。
    でもあの空気感は、やっぱり特別だった。

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    2024年10月14日
  • 春のほとりで

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    ネタバレ

    とある高校の、とある教室。冬木先生を担任にもつ生徒たちの、ままならない学校生活が連作短編になっている。
    大人でも子どもでもない十代後半、みんないろいろあるよねーなんて半ば退屈しつつのんきに読み進めていたのだが、最終話を読んで驚愕することになった。

    え、え、10年前にLINEを使ってたような高校生が、もう26歳になって学校の先生をしてるってこと!?
    種明かしというか、その時の流れの速さにひっくりかえりそうになった。信じられなくて調べたら、LINEがサービス開始したのは13年前なんですって……。そうかぁ、そんなに昔かぁ。
    時代が交錯するタイプの叙述トリックとして使われるほどの年月が経って、それに

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    2024年10月15日
  • 春のほとりで

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    ある高校2年生のクラスメートたちの連作短編集。

    青春って青い春って書くけど、青く爽やかって感じじゃなくて、まだ熟してなくて青くて苦いストーリー。

    みんなそれぞれ苦い思い出やリセットしたいことがあり、それを隠して高校生活をスタートする。でも、それがうまくいく場合もあり、時に綻びが見えたりして、みんな悩み苦しんでいる。

    最後の章が総まとめ的で、ありがちな話なんだけど、そう持ってくるかと、感心。

    君嶋さん作品を読むのは2作目だけど、繊細な少年少女から大人に向けて成長する不安定な高校生の姿がリアルに描かれていて、こちらの方が好み。

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    2024年10月05日
  • 春のほとりで

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    おもしろかったーーー!
    途中から、お、これ同じ学校のひとたちなんだね、と知って、最終的に、この人がえーー!あの人で、えーー!!!

    と、まるで過去その人達とわたしがクラスメイトだったかのように、知ってる!あの人が今こうなったの?そんでそことここが繋がってるの?!

    という驚きも、ものすごく嬉しく楽しい感動の要因になりました。

    高校生のお話だけど、大人になった今のわたしでも、懐かしいなあ、こんなだったなぁ、とかじゃなくて、結局人ってそんな変わらないんだよなぁ、と思いながら、それでも年月が経つことで色々なことを寛容にみられるようになることもたくさんあるよなぁと思いました。

    わたしも見切れてる登

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    2024年09月29日
  • 春のほとりで

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    高校生の決して広いとは言えない世界を少しでも広げよう、抜け出そうとするそれぞれの登場人物たちの痛みがとてもリアルに伝わってくる。クラスメイトや友達、将来のことに悩み何かを変えたいと思いながらもうまくいかないもどかしさや苦しさがどの物語の中にあって、今この瞬間を生きてる人たちの姿がある。ラストの一編がそれまで感じてきたものを包んでくれるようなものがあって連作としての連なりが見事な着地をしていると思う。著者の四作目だけど今作がベスト。

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    2024年09月27日
  • 春のほとりで

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    推し作家さんの1人である君嶋さんの良さが詰まったような素敵な青春作品だったと思います。最近、仕事で荒んでいた私の心にもすっと沁み入るような、嫌味がなく、そしてしつこくない、良い塩梅の青春加減でした。

    本作は、ある高校を舞台にした6篇からなる短編集。同じ人を好きになってしまった2人の関係性を描く「走れ茜色」。小学校の時の旧友と再会し、過去の秘密がバラされることに怯える主人公を描く「樫と黄金桃」。ある不良と、クラスで酷い扱いを受ける主人公との交流を描く「灰が灰に」。クラスの友達のとんでもない裏アカを見つけてしまう「レッドシンドローム」。初めて漫画を描いていると打ち明けた友達との関係を描く「真白の

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    2024年08月25日
  • 君の顔では泣けない

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    なかなか面白かった。
    入れ替わった視点での文章だからゴチャゴチャしそうなのにちゃんとどっちの台詞かわかりやすかったから、文章上手だなぁと思った。
    あとは、自分が入れ替わったらどんな気持ちになるんだろうということは考えた。身体が変わるから性欲的な部分に少し影響あるみたいだけど、同性を好きになるのはきついなぁ。でも、本物の女の身体でしばらく過ごすと考え方まで変わってしまうのだろうか。
    色々と考えさせられる話であった。

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    2026年04月05日
  • 君の顔では泣けない

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    高校一年生の男女の体が入れ替わり、15年間戻っていないお話

    思春期男女の入れ替わりと言えば、入れ替わった二人が最初は反発をしたりするけど、協力と相互理解の末に困難に立ち向かって最終的には元に戻るというパターンが多い
    だけど、今作は元に戻るまでの物語ではなく、入れ替わった人生を生きる物語

    冒頭で、15年経っても一度も戻ったことがない事が明言されている
    そして、陸の視点では、結婚、出産までしていて、さらにそれが存外不満ではないという印象を受ける

    入れ替わり当初の混乱と、15年後が入り混じりながら物語は展開していく

    サッカーが得意で勉強は苦手な坂平陸
    容姿はほどほどで、成績は良く、上品な両親

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    2026年03月25日
  • 君の顔では泣けない

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    ネタバレ

    中身が入れ替わる物語はあるが、15年後から始まったことが衝撃。まなみになった陸の入れ替わったことによる心の葛藤や上手くいかない苛立ちがリアルに描かれ、引き込まれていった。何故陸になったまなみは冷静にいられたのか。どちらも違うやり方でお互いを想い合っていて、前向きだが切なさも感じた。

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    2026年03月17日
  • いただきますは、ふたりで。―恋と食のある10の風景―(新潮文庫nex)

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    料理×小説(エッセイ)というと、なんとなく心温まるイメージで読み始めたら、ちょっと違ってびっくりする。
    すべてのお話に美味しそうな料理が出てくるけれど、どれもこれも「ほっこり」した美味しさとは毛色が異なる。
    この読後感は、どんな「後味」と言ったらよいのだろうか。
    でも、悪くない。すっぱい、からい、ほろ苦い……それもまた料理であり、人生なのだ。

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    2026年03月17日
  • 駅と旅

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    電車旅の相棒に。最後の鳥山まことさんのやつが良かった。旅の良さは、自分と向き合えることと新しいものと出会えることにある。
    「駅」の要素はあまり感じなかったが、旅の魅力が詰まった楽しい小説であった。

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    2026年03月12日