君嶋彼方のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
タイトルの通り、駅と旅をテーマにした6人の作家によるアンソロジー。
と言いつつもテーマの縛りは緩めで、アンソロジーとしての統一感は中途半端な印象。
始めの2編、『きみは湖』と『そこに、私はいなかった。』は、いずれも若い女性を主人公にした青春小説。他愛もないと言ってしまえばそれまでだが、どことなく尖った感性が仄かに感じられて悪くない。
次の『雪花の下』は、自意識過剰で家族との関係を壊しかけている中年女性が正気を取り戻していくお話。よくある話ではあるが、旅に同行する義妹の造形が絶妙でなかなか面白い。
ここまでは連作の雰囲気が保たれていたのだが、次の『東京駅、残すべし』で一変。ぶっ飛んだ世界観と作 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ恋と食のある10の風景なんていうから
てっきりライトな話が多いのかと勝手に
思ってたらなかなか濃さでした・・・
どの話も面白かったけど最後の方の2編
「SUMMER STREAMER」の爽やかさと
「夏のカレー」と言うタイトルの割には
全く爽やかさ(個人的感想)のないなんか
どろどろと言うかちょっと濃いめの
男女二人の軌跡が対照的で印象に残ったかな?
途中出てきた「ゆかりとバターのパスタ」では
浮かれる男に怒ったけど、やっぱりおいしい
ものはおいしいんだなぁ~と思う女に共感。
まぁでもこれは作中にあるように「ゆかり」を
作った三島食品がすごいんだよ!間違いない!
知ってる作家も知らない作