阿刀田高のレビュー一覧

  • コーランを知っていますか

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    読み終わって、イスラム教とキリスト教、ユダヤ教の関係が何となく理解できました。
    イスラム教徒は多神教の信者とは結婚出来ないけど、キリスト教などの一神教の信者なら結婚を認められているとは知りませんでしたので、それが一番驚いたかな。
    昔、イスラム教徒の多いエジプトでモスクを見学していたら、学校の遠足で来てるらしき現地の子供に英語で「宗教は何?」と聞かれて(東洋人が珍しく、何か話しかけたかったのだと思われる)驚いたが、彼らはまず宗教ありき、の生活だからそんなに突飛な質問でもなかったのかな、と今更ながら納得。
    ちなみにその「宗教は何?」という質問には答えられませんでした。。
    ジャパニーズ神道、とでも答

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    2016年02月05日
  • マッチ箱の人生

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    短編系では有名ドコロということで試しに買ってみたのですが、どうにも合わなかったようで。
    面白いことは面白いんですが、ハマるほどでもなく。
    13本の短編が収録されています。
    解説にありましたが、概ね女の恐怖をユーモアにしたものです。
    大体は理解できたけど、「教育ママ」だけどうにも理解できなかった。
    …これを書きつつ、そういうプレイをしていたんだと、理解(多分だけども)
    「未亡人」「プラスの関係」「匂う女」はオチでニヤリとしました。
    ほかは概ね、背筋がゾクッとするようなブラックな感じです。
    ただ、どれもこれも正直わかりにくいです。
    読み込む能力が足りないとか、時代背景がずれていて想定しにくいとかも

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    2015年06月30日
  • 知的創造の作法

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    ネタバレ

    最後は少しダレてしまって斜め読みになったが、気に入ったところを抜粋:
    ・ダイジェスト
     そのまんま縮めるのではなく、ポイントだけを強調し、大胆に省き、自分なりの奇型をを作ること、これをつねに念頭に置いてほしい。ゆめゆめ縮図を描こうとしてはならない。

    ・街のダイジェスト
    フィレンツェを訪ねた時。まず真っ先に小高いミケランジェロ広場に案内してくれた。・・・見事に眺望できる。・・・町の詳細はダイジェストの後で、ゆっくりと一日をかけて鑑賞することとなった。

    ・一番おもしろいトピックスから入る。

    ・とにかく私なりに解釈して、短くして分かりやすく伝えること、信ずることに賭けること、賭けに負けたら、そ

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    2015年06月26日
  • 新装版 ブラック・ジョーク大全

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    なんか違和感あるなーと思ったら、作品自体は結構古いんだね。

    ブラックジョークって、普通のジョークよりも高度な気がする。
    より一歩深い捻りというか機知というか。

    意味をとらえきれず読み終わってしまういくつかのネタは、
    そのオチの意味がわかった瞬間、閉ざされた視界が一気に開ける。
    それはさながら“アハ体験”のよう。

    って、違うか(笑)。

    一番お気に入りのジョークは、何度も会社を変わってるやつ。
    なかなか見事。

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    2015年05月26日
  • 朱い旅

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    何か家にあったのが父から回って来た。阿刀田高、多分25年ぶりとかかな。星新一ライクな短編作家のイメージだったので面食らったけど、長編でもやはり読みやすい。自らの出自を探る主人公の葛藤と受領、的な内容でまあまあ普通。エンディングはそれほど楽観的でもないと思うけど、明らかに桜の頃の殺人衝動遺伝してるし。

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    2015年05月02日
  • シェイクスピアを楽しむために

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    シェイクスピアの代表作の粗筋くらい知っておかないといけないと漠然を思っていたら、たまたま古本屋で見つけ手に取る。
    シェイクスピアを作品として腑に落とす為にはすらすらと原文で理解できる程の英語の読解力が必要だろうけれども、まず無理なので、それぞれの作品の概略を掴むには丁度良い。
    あたかもシェイクスピアを読んだが如く、マクベスがどうの、リア王がどうのと日頃の薄っぺらい話題の端に添えることが出来るかもしれません。

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    2015年04月16日
  • ホメロスを楽しむために

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    ちょっと例えやジョークが古いけど、くだけた注釈付きでホメロスに親しむにはいい本。
    著者がギリシャの現地取材をしていて、簡単な地図があるのも想像力を刺激する。

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    2015年03月13日
  • ナポレオン狂

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    直木賞受賞作という称号自体はむしろ自分の中で作品の期待度を落とす要素でしかないのですが、それだけに本作は少し意表を突かれました。
    本作は短編集で、全てが最高とはならないまでも、最初と最後が凄く良くトータルでは非常に好印象で終わった作品でした。
    笑いあり、ミステリあり、ホラーあり、エロスありと非常に幅広い一冊で、ちょっとした隙間時間を埋めるには最適な本となりました。
    お気に入りはやはり表題作です。
    太宰作品を彷彿とさせるユーモアのある語りで引っ張っておきながら、まさかそのオチに持ってくるとは。
    鞄に常備させたい一冊。

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    2014年12月28日
  • 新諸国奇談

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    ちょっと怖い、ちょっと不思議な話が12編。図抜けて面白いってほどでもないが、異国情緒が魅力的だったので舞台を紹介しておく。
    *は気に入った話

    ムッソリーニ時代のシチリア
    李氏朝鮮
    中世ザルツブルグ
    スペイン植民下のエクアドル*
    チャクリー王朝時代のアユタヤ
    南北戦争敗戦後の南部ミシシッピ
    シベリアの田舎町(帝政時代?)
    チムール帝国時代のサマルカンド*
    キャプテン・クックの航海途中
    19世紀のセネガル
    漢/明/清の中国
    江戸時代の会津

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    2014年12月23日
  • 知的創造の作法

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    「ナポレオン狂」をおそらくライブで読んで以来の…
     1979年に直木賞を受賞した「ナポレオン狂」をおそらくライブで読んで以来の長いながいお付き合いです。透明のソフトカバーがかかった本だったような気がします。
     仕事で「創造」という言葉にかかわりを持つようになり、「創造」と名のつくこの冊子を選んだところ、なんとびっくり、阿刀田さんの新書でした。自身の頭の中やアイデアノートの中に「何かごちゃごちゃしたところ」を溜めておいて、そのアイデアの井戸から新しいものを紡ぎだす彼の方法について、いささか文学的に述べられています。もしかしたらこれは科学ではないのかもしれません。でも、ワタシ自身の発想法に照らして

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    2015年03月18日
  • イソップを知っていますか

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    そもそも、イソップ物語がBC6世紀頃に最初に作られた事も知らなかった。日本に伝わったのが、安土桃山時代。それまで、またその後、内容が若干変わりながら伝わってきた。小説なら、こんなストーリーの方がいいなど、著者の解説というかご意見に納得したり笑ったり。楽しく読める。2014.11.23

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    2014年11月23日
  • 楽しい古事記

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    著者サマによる、超意訳的古事記かな~などと思って(パラ見のみして)購入したら、古事記を絡めたエッセイでした。
    確かに読みやすい。けど、ユーモア感覚が男性向けと言うような、聞く分にはおそらく面白いと思われるんだけど、文章で読むと、はぁ……とか思うような内容が心を離れさせてしまって、残念。著者サマのエッセイは、新聞連載のは好きだったのですが。
    ちなみに、個人的に古事記自体は、逆説本ばっかり読んでいた影響か、しっかり頭に入っておりました。感慨ポイントも違かったのが(当然のことなのですが)ふぅん、ですんでしまった要因かも。入門書(?)としてありかな?そんな感想です。

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    2014年10月08日
  • まじめ半分

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    阿刀田高のエッセイ。阿刀田高作品自体、1冊を通して読んだのは初めてではないかと思う。
    エッセイの内容は、自分の周りで起こったことやそれに関連した友人のエピソードなど。数ページで終わる。ものすごく爆発するような面白さが有るわけでもないし、逆に教科書的で読むのが辛いというものでもない。「この作家は非常に真面目なんだナア」という人柄がにじみ出てくるような、好印象の文である。
    ただし、可もなく不可もなくなので、特にオススメはしないかな。たぶん体罰のくだりで拒否する人も少なからずいると思うけれども。

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    2014年07月23日
  • シェイクスピアを楽しむために

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    お勉強になりました。

    戯曲とは相性が悪く、喰わず嫌いなところがあったが、シェクスピィアの時代を超えた凄さも少し分かったし、人間洞察の深さもわかった。

    取り敢えず、文庫で読めるだけ読むかな。訳者を誰にするか悩むところ。

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    2014年06月10日
  • 仮面の女

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    あまり深く考えなくてもすっと入ってくる話が多くてよかった。妖艶な女の人とおバカな男の人の話がたくさん。

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    2014年04月11日
  • 猫の事件

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    財布に二十八円しかなかったオレは、
    猫語がわかるというくらいに愛猫を溺愛している資産家のばあさんの事を思い出す。
    猫をまんまと誘拐することに成功したオレだったが…。

    阿刀田高さんのショートショート集。
    ショートショートは色々結末を想像しながら読めて楽しい。
    読みやすいしね。

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    2014年04月07日
  • ナポレオン狂

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    [再読]

    どれも日常に潜む怖さが絶妙で、好きな短編集です。
    特に″ナポレオン狂″″サン・ジェルマン伯爵考″が。

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    2014年03月16日
  • 冷蔵庫より愛をこめて

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    移動中など、ちょこちょこ読むのに最適。
    ぞっとしたのは「歌を忘れない鸚鵡」、オチに笑ったのが「真実は強し」。

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    2014年03月08日
  • ナポレオン狂

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    背筋が寒くなるようなお話しの短編集。連作ではないです。 全部面白い(楽しいという意味では無い)。世にも奇妙な物語的な感じです。 現代ホラー好きにはオススメ。

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    2014年02月19日
  • 知的創造の作法

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    ややノウハウ的な要素も入ったエッセイ、と捉えると、情報のふるさとか、網羅性の無さとかは気にならない。

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    2014年02月03日