阿刀田高のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ダンテの神曲。たまに読んでみようかなと、本屋で思うこともある。その神曲を阿刀田さんが噛み砕いてくれる。
ベアトリーチェには2回会っただけ、口を訊いたこともない。その女性をダンテは聖女にしてしまう。また、フィレンツェの政敵は地獄で苦しむことにしてしまう。幼児的というか自己中心的な妄想が巨大なスケールで展開。ダンテってかなり変な人だったのでは。
ギリシャ神話や聖書との関連も判り易く説明。面倒なところは潔く省略。この辺の呼吸が有りがたい。次々に不思議な景色や圧倒的な出来事が続くので、確かに凄いものだと納得。
いつか、神曲を本当に読んでみようか。 -
Posted by ブクログ
僕は、お話の上っ面だけ舐めて、興味を持ったら深く掘り下げて行きたいと思っているので、この本は古事記の入門書のごとく凄く手に取りやすかったです。
出雲大社とか、諏訪大社とか、大和路とかよくわかんないけどとにかく旅行したいんだという様な僕には、まさしく旅行を盛り上げるオードブル素材のような本でもあります。
平成22年の3月6日に出雲大社に参拝し、何気なく見た絵馬の数々の素朴な表現ではあるがその情熱に心打たれ、数々の社屋に出向いて絵馬を見てみたいと思うようになり、けどあちこち回って神様怒らないだろうかと考えたわけですが、この本を読んで自分なりに答えが出せましたというようなありがたい本です。