阿刀田高のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者サマによる、超意訳的古事記かな~などと思って(パラ見のみして)購入したら、古事記を絡めたエッセイでした。
確かに読みやすい。けど、ユーモア感覚が男性向けと言うような、聞く分にはおそらく面白いと思われるんだけど、文章で読むと、はぁ……とか思うような内容が心を離れさせてしまって、残念。著者サマのエッセイは、新聞連載のは好きだったのですが。
ちなみに、個人的に古事記自体は、逆説本ばっかり読んでいた影響か、しっかり頭に入っておりました。感慨ポイントも違かったのが(当然のことなのですが)ふぅん、ですんでしまった要因かも。入門書(?)としてありかな?そんな感想です。 -
Posted by ブクログ
コラムなので気負わずに読める日本語の小話あれこれ。ふーん、へー、と感心することがいっぱい。
なかでも「たそがれどき」の話が好きです。
「たそがれ」はもともと「誰そ彼」と書く。
「むこうにぼんやりと人影が見える。見えるけど、だれだかわからない。ーー彼はだれなのーーと尋ねるくらいの明るさ。Who is he? がそのまま時間帯を表す名詞になっているのだ。」
真夜中を表す「おうまがとき」は「逢う魔がとき」。つまり魔物に出くわす時間帯。
夜が明けきらない早朝は「あさまだき」と言う。これは「朝はまだ来ません」ということ。
花の名前となると「忘れな草」や「宵待草」など、日本人の趣深さと美意識を感じま