池波正太郎のレビュー一覧
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天下は豊臣秀吉の物になります。
豊臣と徳川の小牧・長久手の戦い。豊臣秀吉と、徳川家康それぞれの思惑。
真田家は周辺を大国の上杉、北条、徳川に囲まれています。
豊臣と徳川が和睦したため、真田家にまた危機が。
真田昌幸は、目に入れても痛くない次男坊の源次郎信繁を上杉の人質に出すことにします。
昌幸と信繁は上杉家当主景勝から人質以上の扱いを受け、景勝に対して強烈な印象を持ちます。
二巻副題「秘密」は、真田家の若者たちの出生のこと。
こちらの小説では、真田昌幸の長男源三郎信幸は昌幸正室山手殿の子、
一つ年下の源二郎信繁は別の女の子供となっています。
そして次男が源二郎、長男が源三郎と言うことから、実 -
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全12冊もらいもの。
12冊集中して読めるかなー、途中で他の本読みながらになるかなーと思いながらも読み進んでる。
歴史小説では作者の取材や資料による作者の考察が出ているのが興味深いですね。「〇〇城の跡地は今はこうなっていて…」「この人物はこういう人だったのだろう」などなど。
物語は、武田勝頼自刃により武田家は滅亡し、武田家に仕えていた真田家は一族の存続のため新たな道を探る…というところから始まります。
真田家当主昌幸は36歳。知略を尽くして真田家存続を図ります。女性付き合いもなかなか派手で、公家から妻となった正室山手殿とは揉めています。
長男源三郎信幸17歳、年の割には老成して冷静かつ観察 -
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池波正太郎は 剣客商売 ではまった。
その中における 食のシーンが じつに微笑ましい。
この本の 食に関するエッセイは
たしかに 食のシーンが、うまく取り出されている。
池波正太郎が 何にこだわっているのかが よく見える。
大正12年生まれ という池波正太郎の 時代的な背景がある。
ひいおばあちゃんは 摂州尼崎四万石の松平遠江守の奥女中をつとめていた。
ひいおばあちゃんは 明治維新のことを知っている。
その経験が 池波正太郎に語られる。
池波正太郎は、学校を卒業して、株屋の丁稚をして、
戦争にも行き、税務署員をして。
どういうわけか 新国劇の脚本と演出もして、
長谷川伸を 師匠として、小 -
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強く強く引き込まれて、まさに一気読み!!
なにより主人公「お歌」が、とても魅力的。
心身ともに強くて、機転がきいて、かしこくて、
何より情にあつく、人のためにくるくると
よく働く。
そんな逞しいお歌さんが、心の中であらがいながら
眼光に不思議な力をもつ、強い男、馬杉源吾に
惹かれていく様子は、娘のようで、艶っぽくて。
ハラハラしたり、胸ときめかせたりしながら
読むのを止めることができなかった。
人のために、そして、やってくる状況に臆せず
心尽くして立ち向かえば、全てうまくゆく、
というわけでもないけれど、
心が春のようなあたたかで、嬉しい時がくる。
そんな希望が読後に湧いてくるすばらしい -
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ネタバレついに去年末に全巻揃えたのですが、それまで読み終えてなかった本を読んでいたら、手を出すのが遅くなりました。
さすがは一巻。
粂八との出会い、大好きな彦十との再会。
酒井さんは元々盗賊改めだけど、前上司の組だったのかあ。
などなど、おなじみの方々の始まりが面白かったです。
TVシリーズ第一話も入ってました!!
本とは関係ないですが、TVシリーズでは今大人気の遠藤さんが演じられていて、一話を見直したときに気づいて感動しました。
二巻では忠吾出るかな、おまさの話あるかな。
あえて、あらすじを読まないように、全てにブックカバーをつけているので、わくわくです。