池波正太郎のレビュー一覧

  • 夜明けのブランデー

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    時代小説の大御所が描く日常は、なんだかモダンな昭和60年の東京。著者によるイラストもラフなんだけど味わい深い。この本を肴にブランデーをチビチビやるのが一番良いみたいだ。夜明け前でなくとも。

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    2017年02月18日
  • 真田太平記(二)秘密

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    天下は豊臣秀吉の物になります。
    豊臣と徳川の小牧・長久手の戦い。豊臣秀吉と、徳川家康それぞれの思惑。
    真田家は周辺を大国の上杉、北条、徳川に囲まれています。
    豊臣と徳川が和睦したため、真田家にまた危機が。
    真田昌幸は、目に入れても痛くない次男坊の源次郎信繁を上杉の人質に出すことにします。
    昌幸と信繁は上杉家当主景勝から人質以上の扱いを受け、景勝に対して強烈な印象を持ちます。

    二巻副題「秘密」は、真田家の若者たちの出生のこと。
    こちらの小説では、真田昌幸の長男源三郎信幸は昌幸正室山手殿の子、
    一つ年下の源二郎信繁は別の女の子供となっています。
    そして次男が源二郎、長男が源三郎と言うことから、実

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    2017年02月14日
  • 真田太平記(一)天魔の夏

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    全12冊もらいもの。
    12冊集中して読めるかなー、途中で他の本読みながらになるかなーと思いながらも読み進んでる。
    歴史小説では作者の取材や資料による作者の考察が出ているのが興味深いですね。「〇〇城の跡地は今はこうなっていて…」「この人物はこういう人だったのだろう」などなど。

    物語は、武田勝頼自刃により武田家は滅亡し、武田家に仕えていた真田家は一族の存続のため新たな道を探る…というところから始まります。

    真田家当主昌幸は36歳。知略を尽くして真田家存続を図ります。女性付き合いもなかなか派手で、公家から妻となった正室山手殿とは揉めています。
    長男源三郎信幸17歳、年の割には老成して冷静かつ観察

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    2017年02月18日
  • 人斬り半次郎 賊将編

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    今回の賊将編の方が、面白い。西郷さんや大久保さんや木戸さんとのやりとりもたくさんあり、なかなが良かった。ただ、孝明天皇崩御のくだりは、正直ゾクッとしました。また、西南戦争時の熊本城焼失のお話なども面白い。

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    2017年02月08日
  • 人斬り半次郎 幕末編

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    池波正太郎さんの作品を初めて読んだが、読みやすく、とても面白い。幕末編は、唐芋侍中村半次郎から薩摩に中村あり!と言われる程出世した薩摩藩士中村半次郎の物語。
    人懐こいところがあり、誰とでも気安く話が出来る人だったんだなぁと思いました。剣の達人であるのは有名だか、向学心もある人というの初めて知った。西郷さんとのやりとりも面白く、後半が楽しみです。

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    2017年02月04日
  • アニメ「鬼平」原作 鬼平犯科帳セレクション【文春e-Books】

    購入済み

    鬼平カッコ良すぎ

    初めて鬼平読んだけど、男の粋を感じた。全て自然体で生きられたらいいなぁ。

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    2017年01月19日
  • 鬼平犯科帳(十二)

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    平蔵のために日夜働き続ける密偵たちがある日、宴を催す。酒が進み話はあらぬ方向に、真の盗めを世に見せるため密偵たちが動き出す。これが「密偵たちの宴」、若き日の平蔵と左馬之助は高杉道場の竜虎といわれ、もう一人又兵衛を加えて三羽烏とも呼ばれていた、盗賊となった又兵衛と鬼の平蔵の戦いを描く。「高杉道場・三羽烏」

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    2016年12月07日
  • 真田太平記(十二)雲の峰

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    信之が松代へ国替えとなり、上田から出発するところで物語は終わる。
    信之って家康より忍耐強いかも、
    佐助の死が伝えられる場面は、通勤車中にありながら涙が止まらなくなった。この歳になって涙もろくなったのに加え、人前でも平然と泣けるようになった。末期的かも。

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    2016年11月20日
  • 鬼平犯科帳(九)

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    「雨引の文五郎」、「鯉肝のお里」、「本門寺暮雪」など全七話を収録。なかでも「鯉肝のお里」では密偵おまさと、大滝の五郎蔵が夫婦になる。

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    2016年11月04日
  • 剣客商売一 剣客商売

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    思っていたよりずっと読みやすい。色恋の古今の変わらなさとくだらなさ、筋書きの面白さがとても気に入った。

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    2016年10月12日
  • 食卓の情景

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    池波正太郎は 剣客商売 ではまった。
    その中における 食のシーンが じつに微笑ましい。
    この本の 食に関するエッセイは 
    たしかに 食のシーンが、うまく取り出されている。
    池波正太郎が 何にこだわっているのかが よく見える。

    大正12年生まれ という池波正太郎の 時代的な背景がある。
    ひいおばあちゃんは 摂州尼崎四万石の松平遠江守の奥女中をつとめていた。
    ひいおばあちゃんは 明治維新のことを知っている。
    その経験が 池波正太郎に語られる。

    池波正太郎は、学校を卒業して、株屋の丁稚をして、
    戦争にも行き、税務署員をして。
    どういうわけか 新国劇の脚本と演出もして、
    長谷川伸を 師匠として、小

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    2016年08月03日
  • 鬼平犯科帳(一)

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    「鬼平犯科帳」シリーズ3度目の読み直しです。啞の十蔵、本所・桜屋敷、血頭の丹兵衛、浅草・御厩河岸、老盗の夢、暗剣白梅香、座頭と猿、むかしの女の8編。鬼平シリーズ事実上の第一作である。

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    2016年07月11日
  • 雲ながれゆく

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    強く強く引き込まれて、まさに一気読み!!

    なにより主人公「お歌」が、とても魅力的。
    心身ともに強くて、機転がきいて、かしこくて、
    何より情にあつく、人のためにくるくると
    よく働く。
    そんな逞しいお歌さんが、心の中であらがいながら
    眼光に不思議な力をもつ、強い男、馬杉源吾に
    惹かれていく様子は、娘のようで、艶っぽくて。
    ハラハラしたり、胸ときめかせたりしながら
    読むのを止めることができなかった。

    人のために、そして、やってくる状況に臆せず
    心尽くして立ち向かえば、全てうまくゆく、
    というわけでもないけれど、
    心が春のようなあたたかで、嬉しい時がくる。

    そんな希望が読後に湧いてくるすばらしい

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    2016年07月03日
  • 真田太平記(十一)大坂夏の陣

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    真田幸村と向井佐平次が共に死ぬ日を迎えるまでの終末の話。人間は死ぬ日に向かって生きる、そして次から次へと真田軍は死んでゆく、しかし自分の美学を貫いた幸村はある意味よかった。彼は周りに愛されていたからだ。この後、真田信之、大助はどのような人生を過ごしていくのだろうか?お江。本多忠朝・毛利勝永・千姫・豊臣秀頼・向井佐助・後藤又兵衛・大野治長・樋口角兵衛とそうそうたる人物が面白い・最後はどうなるのだろうか?

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    2016年08月19日
  • 剣客商売一 剣客商売

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    父の本棚にあって初めて読み、大人になって自分で買った。自分にとって時代小説の基準はこの作品かもしれない。

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    2016年05月12日
  • 上意討ち

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    全て短編作品を盛り込んだ11の話からなる作品。
    老若男女問わずいろんな人が主人公で
    武士町民農民問わず、新選組まで後味の良い作品ばかりだった。
    池波先生最高です!
    新選組で言うと池波正太郎作品の「幕末新選組」(文春文庫)の永倉新八
    作者は違うけど、
    土方歳三で言うと司馬遼太郎作品の「燃えよ剣 上・下巻」(新潮文庫)
    なんかこのおさらい?のような感じだった。
    身分や性別、生い立ちが違えど
    人生いつどんなタイミングで
    転んだり起き上がったりするのか
    ボーッとしてたらいかんな、と。
    一話一話噛み締めて読んでほしい内容

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    2016年03月25日
  • 真田太平記(十二)雲の峰

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    完結。
    幸村が出てこなくてどうかとは思ったけれど、一気読みだった。

    歴史物は楽しいんだけれども、疲れる。
    ミステリーに戻ってみようかな。

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    2016年02月08日
  • 真田太平記(十一)大坂夏の陣

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    うーん。
    自分の美学を貫いた幸村は素晴らしいけれど、豊臣家の敗北を招いた大野や淀殿も私利私欲のために動いていたのではないし、徳川家も天下泰平のためにやらなければならなかったんだと思う。
    あと1巻で完結。

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    2016年02月02日
  • 鬼平犯科帳(一)

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    ネタバレ

    ついに去年末に全巻揃えたのですが、それまで読み終えてなかった本を読んでいたら、手を出すのが遅くなりました。

    さすがは一巻。
    粂八との出会い、大好きな彦十との再会。
    酒井さんは元々盗賊改めだけど、前上司の組だったのかあ。
    などなど、おなじみの方々の始まりが面白かったです。

    TVシリーズ第一話も入ってました!!
    本とは関係ないですが、TVシリーズでは今大人気の遠藤さんが演じられていて、一話を見直したときに気づいて感動しました。

    二巻では忠吾出るかな、おまさの話あるかな。
    あえて、あらすじを読まないように、全てにブックカバーをつけているので、わくわくです。

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    2016年01月27日
  • 真田太平記(十二)雲の峰

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    ついに読み切ったーーーー

    そして、真田家、ここで終わらないんだ!まだまだ信之生きるんだと思ったらなんだか感動。
    今に続いていく感覚が、歴史を面白くするんだろなー

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    2016年01月21日