池波正太郎のレビュー一覧

  • 鬼平犯科帳(一)

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    「鬼平犯科帳」シリーズ3度目の読み直しです。啞の十蔵、本所・桜屋敷、血頭の丹兵衛、浅草・御厩河岸、老盗の夢、暗剣白梅香、座頭と猿、むかしの女の8編。鬼平シリーズ事実上の第一作である。

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    2016年07月11日
  • 雲ながれゆく

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    強く強く引き込まれて、まさに一気読み!!

    なにより主人公「お歌」が、とても魅力的。
    心身ともに強くて、機転がきいて、かしこくて、
    何より情にあつく、人のためにくるくると
    よく働く。
    そんな逞しいお歌さんが、心の中であらがいながら
    眼光に不思議な力をもつ、強い男、馬杉源吾に
    惹かれていく様子は、娘のようで、艶っぽくて。
    ハラハラしたり、胸ときめかせたりしながら
    読むのを止めることができなかった。

    人のために、そして、やってくる状況に臆せず
    心尽くして立ち向かえば、全てうまくゆく、
    というわけでもないけれど、
    心が春のようなあたたかで、嬉しい時がくる。

    そんな希望が読後に湧いてくるすばらしい

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    2016年07月03日
  • 真田太平記(十一)大坂夏の陣

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    真田幸村と向井佐平次が共に死ぬ日を迎えるまでの終末の話。人間は死ぬ日に向かって生きる、そして次から次へと真田軍は死んでゆく、しかし自分の美学を貫いた幸村はある意味よかった。彼は周りに愛されていたからだ。この後、真田信之、大助はどのような人生を過ごしていくのだろうか?お江。本多忠朝・毛利勝永・千姫・豊臣秀頼・向井佐助・後藤又兵衛・大野治長・樋口角兵衛とそうそうたる人物が面白い・最後はどうなるのだろうか?

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    2016年08月19日
  • 剣客商売一 剣客商売

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    父の本棚にあって初めて読み、大人になって自分で買った。自分にとって時代小説の基準はこの作品かもしれない。

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    2016年05月12日
  • 上意討ち

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    全て短編作品を盛り込んだ11の話からなる作品。
    老若男女問わずいろんな人が主人公で
    武士町民農民問わず、新選組まで後味の良い作品ばかりだった。
    池波先生最高です!
    新選組で言うと池波正太郎作品の「幕末新選組」(文春文庫)の永倉新八
    作者は違うけど、
    土方歳三で言うと司馬遼太郎作品の「燃えよ剣 上・下巻」(新潮文庫)
    なんかこのおさらい?のような感じだった。
    身分や性別、生い立ちが違えど
    人生いつどんなタイミングで
    転んだり起き上がったりするのか
    ボーッとしてたらいかんな、と。
    一話一話噛み締めて読んでほしい内容

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    2016年03月25日
  • 真田太平記(十二)雲の峰

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    完結。
    幸村が出てこなくてどうかとは思ったけれど、一気読みだった。

    歴史物は楽しいんだけれども、疲れる。
    ミステリーに戻ってみようかな。

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    2016年02月08日
  • 真田太平記(十一)大坂夏の陣

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    うーん。
    自分の美学を貫いた幸村は素晴らしいけれど、豊臣家の敗北を招いた大野や淀殿も私利私欲のために動いていたのではないし、徳川家も天下泰平のためにやらなければならなかったんだと思う。
    あと1巻で完結。

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    2016年02月02日
  • 鬼平犯科帳(一)

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    ネタバレ

    ついに去年末に全巻揃えたのですが、それまで読み終えてなかった本を読んでいたら、手を出すのが遅くなりました。

    さすがは一巻。
    粂八との出会い、大好きな彦十との再会。
    酒井さんは元々盗賊改めだけど、前上司の組だったのかあ。
    などなど、おなじみの方々の始まりが面白かったです。

    TVシリーズ第一話も入ってました!!
    本とは関係ないですが、TVシリーズでは今大人気の遠藤さんが演じられていて、一話を見直したときに気づいて感動しました。

    二巻では忠吾出るかな、おまさの話あるかな。
    あえて、あらすじを読まないように、全てにブックカバーをつけているので、わくわくです。

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    2016年01月27日
  • 真田太平記(十二)雲の峰

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    ついに読み切ったーーーー

    そして、真田家、ここで終わらないんだ!まだまだ信之生きるんだと思ったらなんだか感動。
    今に続いていく感覚が、歴史を面白くするんだろなー

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    2016年01月21日
  • 鬼平犯科帳<番外編> 乳房

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    軽い気持ちで読んでみたら、まさかの鬼平犯科帳番外編ではないか!!
    という驚きから読み始めた「乳房」
    一冊短編だけど、お松というまぁ不幸な女が主人公なわけで。
    美しいとは言えない外見、奉公している大店との確執
    そして昔の男が言い放ったきつい一言。
    そんな昔の男を殺してしまうのだけど、そこからお松がどんどん美しくなり、いろんな人と関わり合うにつれ
    罪悪感がありつつもしあわせだなぁ〜みたいな。
    まぁそんなお松の周りの人が盗賊であったり
    鬼平と親しい人々であったり。
    しかしなんて面白いんだろう。
    お松が最後の最後、幸せになって良かった。
    女は男次第、男は女次第
    なんだそうです。

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    2015年12月17日
  • 鬼平犯科帳(七)

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    今回の鬼平も安定の面白さ。

    隠居金七百両、泥鰌の和助始末が面白かった。

    どちらも鬼平の息子が事件に絡んでくるのだが、鬼の平蔵も息子の前では悩んだり、放蕩息子を少し見直したり、我が子可愛いさに。。。といった父親の横顔を
    覗かせている。

    また、泥鰌の〜では、恩師と慕っていた人間をお縄にする葛藤も描かれていて、仕事としての鬼平と1人の素の人間としての鬼平がよく表現できているのが、興味深い。

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    2015年12月15日
  • 鬼平犯科帳(六)

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    やっぱり安定の鬼平。面白い。

    今回も色々な話を通して、人情に触れる話がたくさん。剣客と大川の隠居が個人的に好き。

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    2015年12月06日
  • 真田太平記(十二)雲の峰

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    長かったけどなんとか読み終わった。
    幸村も信之もそれぞれ違う生き方をしたけど、それぞれ格好良かった。
    良い人生だなぁ

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    2015年11月29日
  • 真田太平記(七)関ヶ原

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    忍びたちの活躍はフィクションだと知っていても、ドキドキしながら読めた。
    ああいう働きをして死んでいった忍びたちが、実際もたくさんいたのかなと思うと、哀しく思った。

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    2015年11月17日
  • 剣客商売番外編 黒白(下)

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    ネタバレ

    最後の結末に向け、ありとあらゆる場面がそこに集約していく過程が何とも言えず、ドキドキハラハラする展開でした。。。やっぱりそうくるのか、いや実はこういう展開になるんじゃ・・・という妄想も楽しく、かつ書かれていた結末もなるほどという納得感があり、よい読後感を味わえました。
    小兵衛の若い頃の活躍というか、動きがわかるというのはとてもよい観点で、人の深みが増した気がします。楽しかった。番外編、もっと読みたくなりますね。

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    2015年11月10日
  • 編笠十兵衛(上)

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    やっぱり武士はかっこいい。

    仁に正しく、
    まっすぐ生きることは、単純やけど難しい。

    月森十兵衛の、
    凛と一歩筋の通った生き方を見習って、
    剣道も柔道もがんばろうと思う私は単純。

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    2015年11月09日
  • 剣客商売番外編 黒白(上)

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    ネタバレ

    本編からはだいぶ前の設定。小兵衛がお貞と一緒になった時あたりの話、御前試合で小兵衛に敗れた波切八郎が自分の門弟を切ったところから始まる。
    小兵衛が出てくるのは合間合間ですが、波切のディティールがしっかり書き込まれており、小兵衛とのつながりや世界観がしっくりときます。それでいて、小兵衛ではない人がどのように動いていくのかとても気になる。。。
    厚い本ですが、あっという間に読み終わりました。下巻が楽しみ。

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    2015年11月08日
  • 真田太平記(三)上田攻め

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    真田父子だけでなく、色々な人について言及されていて、楽しく読んだ。
    秀吉が、老いてから急に迷走し始めたのには、そんな背景があったのだなあと、興味深く思った。

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    2015年11月03日
  • 真田太平記(二)秘密

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    周りはみんな敵だらけで、身内にも問題があって、戦国武将は大変だなあと思って読んだ。
    昌幸の女好きが招いた結果だと思うけれど。

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    2015年10月30日
  • 散歩のとき何か食べたくなって

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    読むとおなかがすく本。著者みたいに美味しいものをたべることにこだわりを持って生きていきたいなーと思いました。

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    2015年10月06日