ドストエフスキーのレビュー一覧

  • 白夜/おかしな人間の夢

    Posted by ブクログ

    健気、ここにいます。
    「白夜」の主人公みたいな人を健気というのではないでしょうか。

    解説で訳者の方が述べているように、この作品たちは、(ドストエフスキーらしい)重苦しく、暗い印象より白夜という言葉から連想されるような薄明るい光に照らされている印象です。(決して春の昼間の陽射しのようではないけれど。)そのことで特に表題作の「白夜」の読後感は優しく、健気な主人公はいとおしい。

    0
    2015年09月09日
  • やさしい女・白夜

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    男性目線からの恋愛もの。

    「やさしい女」

    題名と内容がすぐには結び付かない感じ。

    主人公(中年男性)の想いがぐいぐい強すぎて
    息苦しい~。。

    「百夜」

    片思いの男性と、別の人に思いを寄せる女性。

    女の人ってこういうとこあるわ~、
    なお話。

    0
    2015年09月03日
  • 罪と罰 上

    Posted by ブクログ

    何度目かの『罪と罰』。三種類目の翻訳。この江川訳が最も読みやすい。それかこの小説を楽しむのに適した年齢に達したからなのか?

    0
    2015年08月17日
  • 地下室の手記

    Posted by ブクログ

    あまり面白さを感じられなかった。これに限って言えば、面白さを求めるものではなかったのかもしれないけれど、結局自分が求めているのは面白さなので、それが求められないのであれば読まなければ良い、となる。
    主人公の語りが、ずっと滑稽に見えていて、ちぐはぐだと感じていたけれど、解説を読んで初めて、表現する何かであることに思い至った。
    そう言われてみると、そういう気もする、というレベルでなく、きっと描き出されようとされたものがとても正確に描き出されていた。
    150726

    0
    2015年07月27日
  • カラマーゾフの兄弟(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    妖艶な美女を奪い合い、長男ドミトリーと淫蕩な父親フョードルが激しくいがみ合う。
    家族のことに無関心な次男イワンと心を痛める三男アレクセイ。
    親子の確執は激しさを増し、悲劇は起こる。信仰や死、国家と教会、貧困、父子・兄弟関係など深遠なテーマを含む人間ドラマ。
    現代の予言者ドストエフスキー生涯最後の作品を漫画化。

    「父親殺し」がこの小説のメイン・イベントです。
    殺される父親はフョードルといいまして、好色で性格のねじまがった老人です。
    このフョードルには3人子供がいまして、彼は長男と金や娼婦・グルーシェニカをめぐって争っています。
    このいざこざははもう、傍目でも見てられないくらい破廉恥なものでして、周囲の人の間では「いつかドミトリイ(長男)が親父を殺すのではないか」という噂が飛び交っているほど。
    そしてついに、フョードルは殺されてしまいます。
    状況証拠はすべてドミートリイが犯人だと差し示しますが、これといった決め手もない。
    殺されたフョードルの次男・イワンと、末弟・アリョーシャはドミートリイの無実を証明するために奔走しますが、果たして……というのが大ざっぱなあらすじ。
    大きなテーマとしては「倫理」でしょうか。特に「神様」の存亡にからめた倫理です。

    父親殺しで長兄が逮捕される事になりますが、本人は犯行を否定し、父のフョードルと同居していた異母兄弟スメルジャコフが真犯人だと主張、スメルジャコフは犯行を匂わせる遺書を残して自殺

    (第十一篇 第八において、スメルジャコフがイヴァンに、犯行を自白)

    0
    2015年12月31日
  • カラマーゾフの兄弟(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    ドフトエフスキーの名作。
    最近ドラマ化もされていた。
    活字で書かれた本を何度も手に取ったことはあるが、難解で購入までは至らなかった。

    100年以上も前のロシアの貴族制や使用人など格差社会を背景に、貴族の家族を中心に話は進んでいく。
    今の日本では考えられない社会で、ではその中で生きていく人々の細かい感情がまんがでは読み取れなかった。活字の本ではその中で生きていく人々の細かい感情が読み取れるのだろう。
    いずれは活字で読んでみたい。

    0
    2015年05月04日
  • 賭博者

    Posted by ブクログ

    物語の筋には全く魅力を感じませんでしたが、話に聞く麻薬のように賭博の魔力というものは非常に強力で、一度成功の幸福感を味わってしまうともう他のあらゆる嗜好に満足できなくなるのだろうと恐ろしくはなりました。賭博において危険なのは、きっとその失敗による損失ではなく、成功による異常な快楽なのでしょう。賭博狂となった主人公に対する、「あなたの人生は終ったんです」というあまりにもあんまりな断定が、なかなか小気味よくて好きです。

    0
    2015年03月13日
  • 白夜

    Posted by ブクログ

    ドストエフスキーの本の登場人物って変な奴本当に多いよな~(笑)なんだこの主人公(笑)
    ぼっちで妄想過多でヤバいなと思うけど、せめて知力だけはあるから、まともっちゃまともなんだろうな(笑)
    そしてそんな妄想男が惚れたナースチェンカの裏切りっぷりもすごい(笑)こんな切り替え早い女初めて見た(笑)
    100ページくらいの短い本だったけど、なかなかおもしろかったです(笑)

    0
    2015年02月26日
  • カラマーゾフの兄弟(まんがで読破)

    Posted by ブクログ

    カラマーゾフ家の三男アリョーシャと次男イワンは父親のフョードルから呼ばれ再婚すると告げられる。
    しかしその相手グルシェンカは長男ミーチャの女であった。
    ミーチャは婚約者カテリーナがいるにも関わらずグルシェンカにいれこんでいた。
    その場に乗り込んできたミーチャとフョードルは争いになり・・・。。

    原作はとても読めそうにないので漫画版で読みました。
    漫画でも後半の展開は、宗教、格差社会、家族、政治などなど色々なテーマに溢れて圧倒されました。
    心と時間に余裕のある時にでも、原作チャレンジしてみるのも良いかも。

    0
    2015年01月25日
  • 罪と罰 4巻(完)

    Posted by ブクログ

    画太郎先生は「なつみ生きとったんかワレ」のイラストぐらいしか知らなかった。
    表紙に惹かれて一気読み。
    全然意味わかんないw強引なエンディングwww
    でもちょっとだけ原作に従ってシリアス??
    解説読まなかったから、とりあえず原作読んでからまた解説読んで、漫画読もうかな。

    0
    2014年12月18日
  • 白夜

    Posted by ブクログ

    非モテが饒舌に自分の趣味(妄想)を語りまくるシーンのキモさが最高に良かった!www
    ナースチェンカが(無意識に)主人公をキープしといて本命が現れたらあっさり乗り換えて「来週結婚しまーす」というのが、なんというか酷すぎて素敵。

    0
    2014年08月12日
  • 白夜

    Posted by ブクログ

    非モテ男の恋愛の話。
    「非モテは非モテであるから非モテ」という悪魔的スパイラルを思い出さずにはいられない。
    非モテを書いたこの本が100年以上前に発表されているという事実。きっと有史以来、いやそれ以上前から非モテは非モテであるから非モテなのである。
    非モテは心して読み、ラストの手紙に悶絶すべし。

    0
    2014年07月13日
  • やさしい女・白夜

    Posted by ブクログ

    自意識の迷宮をさまよう話、長編の中のエピソードであれば笑うところなのだろうけれど、中編でそこだけ切り取って見せられると、もの悲しい。
    聖性にも俗性にも片寄らない女性登場人物はドストエフスキーの作品では、あまり出会わなかった気がする。いずれ再読したい一冊。

    0
    2014年06月30日
  • 罪と罰 1巻

    Posted by ブクログ

    キャーー!って手で顔を覆って指の隙間から見ちゃうけどその後ギャーー!!ってその手の中に汚物吐きそうになる漫画。

    0
    2014年06月23日
  • 白夜

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中学生の時に手を出しておけば良かったなと思える作品。ドストエフスキーという作者名の重苦しさからは想像もできないほどセンチメンタルな短編。『地下室の手記』の主人公とは違って、何だか愛らしさを感じてしまった。ナースチェンカが青年の空想の産物では無かっただけ救いがあると考えよう……
    訳文にはやっぱり違和感を感じてしまった。光文社古典新訳文庫とかで新しく訳して出した方が良いんじゃないかな……

    0
    2014年05月26日
  • 罪と罰 上

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    途中でマルメラードフという中年のおじさんが出てくる。彼は仕事をしない。家で酒を飲んでクダを巻くだけなので、代わりにまだ若い(幼い)娘が体を売り、それでどうにか弟妹を養っている。彼の妻は典型的なヒステリーで、侯爵家に生まれたという虚しい過去の栄光が精神の支え。
    マルメラードフは仕事を得る。得るって言っても妻がなんとか斡旋してくれただけでこの人自身は何もしない。妻は大喜びでなけなしの金をはたき、新品のシャツ、きれいな靴、汚れてない帽子、そんなものを買ってきてくれる。弟妹にも久々に温かいスープなんかが出されて、さていよいよ初出勤という日、マルメラードフは職場にいかずに酒屋で飲んだくれ、当たり前だがクビになる。
    結局このどうしようもないオヤジを主人公が家に連れて帰ってあげるわけだけど、激怒した妻が罵声とともに彼の体を打ち据える。そうすると、マルメラードフは叫ぶ。「これがうれしいんだ!」

    罪に対しての罰は、人間を人間として扱うための手段であり、罪人に向けられる最後の優しさなのだと思う。このマルメラードフの述懐とエピソードが、「罪と罰」をミニチュア化した挿話であり、ここですでに言いたいことをほとんど言っちゃってるんじゃないかな、と思う。

    0
    2014年03月04日
  • 悪霊(上)

    Posted by ブクログ

    司馬遼太郎が、ある講演で、日本の小説は前置きが短いが、海外の小説は本題までがやたら長く苦痛なのがあると言ってたが、この小説はその最たるものかもしれない。14.3.3

    0
    2014年03月03日
  • 罪と罰 1巻

    Posted by ブクログ

    漫F画太郎の絵はガキ使で浜ちゃんの似顔絵描いてるのしか見たことがなかったんだが、表紙と中絵のギャップをこれほど狙っている作品も凄いな(笑)

    0
    2014年02月10日
  • 白夜

    Posted by ブクログ

     ドストエフスキーにはいきなり「カラマーゾフの兄弟」から入った。光文社古典新訳文庫に亀山郁夫の新訳が出たばかりだったので手に取った。次に「罪と罰」を亀山氏が新訳を出すということだったが、私の希望に間に合わなかったので、こちらは江川卓訳で読んだ。

     「白夜」はドストエフスキー初期の頃の作品らしいが、若い頃はこういう情緒的な作品も書いていたのだなと確認することができる作品であると思う。比較的短いのですぐに読み終えることができた。

     登場する主人公はドストエフスキー本人なのだろうか。ナースチェンカの一言に一喜一憂する彼の心の浮き沈みが痛々しくもある。清純そうでありながら、若いくせに「あたしに恋をしないで」とあらかじめ釘をさすナースチェンカのしたたかさ。そしてあんなにも「私」に傾いていたナースチェンカの心が、いとも簡単に先の恋人に戻っていく薄情さ。呆気にとられる「私」は言葉にならない。百年くらい前のロシアならいかにもありそうな話かもしれない。

    (ちなみに本作品とは直接関係はないが、亀山郁夫氏の訳を批判する向きがある。私は門外漢であるからその正否はわからないが、批判するからには亀山氏よりもロシア語に精通する人がこれほど大勢いたとは驚きであった。)

    0
    2014年02月01日
  • 罪と罰 上

    Posted by ブクログ

    名作なんでしょうか。なんでしょうね。主人公は馬鹿ですか。馬鹿なんでしょうね。質屋のお婆さんがそこまで悪人に見えなければ、犯行も稚拙であれば、言い訳ばかり、言い訳ばかり、なんなんでしょう。男は馬鹿ですか。そうなんですか?罰を受けろ。中、下に期待。

    0
    2013年10月14日