M W クレイヴンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
一番に、ポーとティリーの関係性が最高だった!ティリーはIQ200近くある1世代に1人の天才。だが、社会常識に乏しく、人の言葉のウラを読んだり、冗談を理解したりするのが難しく、殺人現場に泊まりで行くと言えばテントや缶詰を用意しなければと、本気で行動してしまう女性。職場ではそのせいで馬鹿にされ、イジメられ、母親には毎日の電話、送り迎え、外出許可が必要と一人では生活も困難な様子。ポーが復職第1日目で彼女をイジメた同僚を叩き追い出し、母親から外出許可を取り付け、ティリーにテントは必要ないよ、と馬鹿にせずに取り合うのは胸が震えた。外出をあんなに嫌がっていたティリーも、実は外出するのに興奮してる様子には、同じ親として感じるものがあった。ミステリーとしても面白かったけど、何というか、ポーとティリーの成長を通した小説としてだけでも読めそう。こういう人間模様が濃いミステリーがすごく好き!
最後のティリーがポーを命懸けで助け、それを知ったポーとの遣り取り。自然と涙が出てきました‥。
最後は想像の余地を残した終わり方で、モヤモヤしちゃうから苦手。モヤモヤ。すっきりしたかった〜。
これからシリーズを読めることに感激。 -
Posted by ブクログ
※オーディブルにて聴了
下巻は「早く聴きたい!先を早く!結末は!?」とせく思いで聴いた。「結局、犯人はあの人だったのね。納得。」からの「そういうこと?やってくれるな。M•
W•クレイブン。」という感想しか書けないくらい本当にこの作品も最高だった。
本作は作者が謝辞で書いてあったように暗く重い内容だった。もしかしたら、実際に起こっている出来事で事件性になっていないのかもしれないなとも感じた。宗教で救われ真っ当に生きていける人もいるかもしれないが、宗教は決して強制するものではないと改めて感じた。強制することで無駄な争いや死を生み出すのは意味がないと感じる。
今作は色々と考えさせられる内容だった。
最後にやっぱり、ティリーとエステルが最高に好き。
今回は登場が少なめではあったが、ティリーの発言に何回も笑わされるし、エステルはオーディブルなで聴いていても毎度毎度セクシーだった。
次回作もオーディブルで聴きたいので、新刊を活字では読まない。 -
Posted by ブクログ
Three may keep a secret, if two of them are dead. (Benjamin Franklin)
→上巻冒頭で出てきたベンジャミン•フランクリンの言葉
Chickens come home to roost.
→下巻後半に出てきた、「身から出た錆」「自業自得」「人を呪わば穴二つ」に該当する表現
上巻から不穏な感じではあったけれども、下巻の始めに出てくるアンブルサイドにあるフレッズという本屋さん(Fred’s Ambleside Bookshop, Ambleside)や、ペンリスにあるウィズネイル書店(Withnail Books, Penrith)の場所をGoogle Mapで調べてその周りにあるパブやカフェを見ながら楽しんでいたときは、まさかこの後にあんな暗く重い展開が待っていようとは知らず…。 -
Posted by ブクログ
※オーディブルで聴了
約1年寝かせてオーディブルで聴く。さっさと聴けば良かった…と思うくらい本当に内容が良すぎる。トラウマ療法士(そういうお仕事があるのか!とこの作品で知る)のDr.ラングとポーの会話から始まり、あいだあいだに事件の内容のお話が入ってくる感じで、今までない物語の進め方だった。しかしながら、視点が変わるのは私にとっては全く苦ではないし(きっと好きだからだと思う)、始終ハラハラさせられた。ポー、今回は怪我しないでよって思っていたのに、心身共と深い怪我を負ってそうだし、今回も一筋縄では行かない事件なんだなと感じる。
聖書にまつわる系の事件って本当に内容が深すぎるし、面白い(海外ドラマ「クリミナル・マインド」でも聖書系の事件が1番厄介で面白かった)のは知っているので、下巻が気になって仕方ない。
新しいキャラクターのライナスもなんだかんだで憎めないし、ティリーは相変わらずキレッキレだし、エステルは存在だけでセクシーすぎる。