M W クレイヴンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
イギリスミステリ界であまりにも有名な「ワシントン・ポー」シリーズの中で
私が読んだ最初の一冊がこの「デスチェアの殺人」。
それからハマってしまって、シリーズ一気読みした。
ミステリとしてももちろんとても面白く読んだが、シリーズごとにキャラが立ってくる登場人物たちが、みんな魅力的すぎる。特にポーとティリーのコンビが際立つ。
次のシリーズを読み始めると、よく知ってる親戚に会ったような、お、元気してた?まだ頑張ってるね!という気になる。
全巻読んでしまったあとは、タイトルを見て、どの殺人がどんな感じだったっけ?となるのは仕方ない。
なのでレビューはこの本のみ。
ポーの住居やエドガー(犬)、食事や洗練されたセリフ。
また彼らに会いたいと思うのでした。
新刊がこの8月に出ているが、しばらく積読。お腹いっぱい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ上巻に続いて下巻もスラスラと読めてしまう、先が気になって仕方がない内容。
散りばめられたヒントをもとに展開を予想するも、それを大きく上回る内容をぶつけてくるもんだからとにかく楽しい。ミスリードと徐々に見えてくる、繋がってくる全体像には思わずハッとさせられる。ポーの性格というか人となりを考えると若干察せられる部分はあるものの、最後のネタバラシには鳥肌が立った。
描写は胸糞悪いで片付けられるレベルを超えていると言っても過言ではないくらい重苦しいものになっているんだけど、それを凌駕する面白さがある。いや、この重苦しさこそこのシリーズの醍醐味なのかもしれない。
ティリーとの友情も健在。エステルとの会話もにこにこして読める。今回はフリン警部の出番は少なめだったけど、ナイチンゲール警視の活躍も見られて満足。
何より登場人物みんなが魅力的で良いんだよな。バガー・ランブルもね。
ゲストとしてはベサニーとアリスがなかなかに良いキャラクターだった。
そんなこんなで(?)解散においやられてしまって本当に悲しいというか、ティリーとポーの処遇にはおいおい待ってくれよ!と言いたいところだったけど、本国で既に発刊されている続編の紹介文を見ると杞憂で終わりそうだった。終わってくれ。安心させてくれ。頼むぞ。
毎回毎回前作を悠に超えてくるシリーズだから期待しまくりなんだけど、今回はシリーズ最高傑作と言って差し支えない、いや呼ばせて欲しい。そんな作品だった。 -
Posted by ブクログ
この手の構成はどこかで読んだことがあって比較的好きなタイプだったんだけど、海外ドラマライクなワシントンポーシリーズとの親和性は凄まじい。
解説でも言及されているとおり、各章の最後で”ほのめかし“を入れることでとにかく続きを読みたいという気分にさせる。
章1つ1つの内容は短めになっていて、捜査の時間軸とカウンセリングの時間軸を行ったり来たりするんだけど、捜査の内容をカウンセリングパートで整理してくれるおかげで誇張抜きにスラスラ読める。そして何より読み進めるのが楽しい。本当によくできている。
冒頭ですぐにポーとエステルが婚約していてにっこりした人は少なくないだろうな。