M W クレイヴンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
4作目のワシントン・ポーシリーズ。ジェームズ・ボンド強盗団、売春宿での変死、残されたラットの置物、サイバーハッキング、MI5による監視と妨害と先の読めない展開、そしてシリーズお馴染みの二転三転する展開も加わって…。
ポーの閃きとティリーの渾身的なサポートが絡み合い、謎解きが進み始めるのに合わせてこちらのページを捲る手もノッてくる。事件の全貌が見えてきた中盤以降のスピード感は、ポーやティリーにぐいぐいと腕を引っ張られているような感覚。
今作はぐっと厚みが増して更に重量も中々だけど無駄なページは1ページもなく、むしろ最初から最後まできちんと読ませる内容。会話のテンポ感も良いので最後までページ数の多さを感じなかった。
いやむしろ本は厚ければ厚いほど読み応えがあって嬉しいかもしれない。毎度先は気になるけどまだ終らないで…!と思いながら読んでいる気がする。
魅力的な登場人物が新たに増えたことで、スケール感も今までより一段広くなった感じがするし、このキャラクター達の属する組織や存在そのものがこの後のストーリーの伏線になったりするんだろうか。
血なまぐさい始まりからまさかの連続の終盤まで、しっかり作者の掌の上で転がされてしまった感があるけど、個人的には同シリーズの中で一番好きだった。きっと今後も更新されていくことだろうけど。
見知らぬ人から入手したケーブルには手を出さない、教訓としてしっかり胸に刻んでおこうと思う。 -
Posted by ブクログ
六年前に解決した殺人事件の被害者が生きていた──? 衝撃の事実から幕が上がる〈ワシントン・ポーシリーズ〉第二作。
巧妙な罠を仕掛ける犯人と、真相解明に動くポーたちの攻防から目が離せない今作。とあるタイムリミットがあることで地道な捜査時間に緊迫感が生まれ、先の読めない展開にどんどん夢中になった。逸る気持ちを抑えながら、証拠を探すようにしっかりと文章を読み込む時間はとても贅沢で楽しかった。
前作の『ストーンサークルの殺人』の後日談や捜査メンバーの関係性の変化など、シリーズものゆえの楽しみを作ってくれているところも良い。少ししっくりこない部分はあったものの、前作よりもミステリーの色が濃く感じられてとても好みだった。
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Posted by ブクログ
「優れた作家は二行あれば登場人物の全てを表現することができる」
と言ったのは、十八世紀の御者ヒマーワリ・メーロンですが、クレイヴンは、まさにその優れた作家に分類されるべき作家だ
ワシントン・ポー&ティリー・ブラッドショーの一番の親友コンビシリーズで大好きなクレイヴンの新シリーズは「きゅうりを漬け込んだ男」じゃなかった『恐怖を失った男』ことベン・ケーニングの大アクションシリーズだ
皆殺しだ!
思わずニヤけてしまう表現がそこら中にあって、わいとクレイヴンは非常に相性が良いと思われる
ニヤリーしたくて何度も読み返したくなる文章だらけだ!猫灰だらけだ!
恐怖を感じないというのは諸刃の剣的設定もよい
そしてこの手のアクションは頭悪くド派手なのが最高だ
皆殺し&大爆発&大ピンチの連続連発大安売りの在庫一掃セール!
クライマックスはまさにそれ
クレイヴン分かってるなー
次回作も楽しみや!