M W クレイヴンのレビュー一覧
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ワシントン・ポーシリーズ3作目。
今作は、クリスマスの英国カンブリア州で切断された人間の指が次々と発見される。3人の犠牲者の身元を明らかにしようとポーたちは捜査に乗り出すが、彼らはまだ知らない。この連続殺人の背後に想像を超える巨悪"キュレーター"が潜んでいることを…。
3人の犠牲者の身元を調べていくうちに、事件に関与している人物にたどり着きますが、そこから展開が変わり思わぬ方向へ。ポーの真っ直ぐな正義感やティリーの大事な人を守るための決意など、今作もアツすぎです。真相は1作目のような切ない読後感でした。
とにかく中毒性が高すぎる!また次作に進みます! -
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ワシントン・ポーシリーズ2作目。
今回は、娘を殺した罪でポーに刑務所送りにされたカリスマシェフのジャレド・キートン。事件から6年経ち、殺されたはずの娘が生きて姿を現したことにより、ポーが窮地に立たされるというストーリー。
この娘は本当にキートンの娘なのか、ジャレド・キートンは罪を犯していないのか、ポーは厳しい状況の中、泥臭く捜査を行っていきます。ティリーやフリン、ギャンブルなど周囲の人がポーのために協力する姿がとても良い。話しの冒頭から結末までずっと面白く、ラストはまたもや次作が気になる終わり方でした。完全にワシントン・ポーシリーズにハマってしまった!次作に進みます! -
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最後まで気が抜けない内容だった。
ワシントン・ポーシリーズの4冊目。知らずに読んだので、人々の関係性や前作の事件の内容がわかっていないところもあったが、ポーとティリーの関係や、ポーの性格が際立っていてかなりの読み応えがある内容にもかかわらず最後までなかだるみなく読み終えることができた。
最初の衝撃的なシーンが後の事件にどうかかわってくるのか、ヘリ会社の共同経営者がなぜ殺されなければいけなかったのか、まったく関係ない事件が結びついていく様子は面白く読めた。
犯行に至る動機、また、犯人が分かったあともいろいろ仕掛けがしてあって、最後まで本当に引き付けられた。
アラスター・ロックがかっこいい!! -
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※オーディブルにて聴了
(ナレーターの藤井剛さんが良いのでこの先もシリーズが出るたびに彼にナレーターをし続けていただきたい。)
先延ばし先延ばしにわざとしていた作品。やはり楽しくてついつい聴いてしまう。フリン警部の職場復帰はやはり心から嬉しいし、相変わらず少しズレているティリーは最高に素敵。ポーは我が道をいくぜ!スタイルでこれまた良い人物。今回は、メインではないが大事な登場人物が逮捕されてしまい、初めからどうなる!?とハラハラ。2つの事件を抱えながら奔走する、ポー、ティリー、フリンに今回も耳が離せない状況。いつ聴いても引き込まれる内容なので本当に楽しい作品。
今作品はどのようにして二つの事件の -
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M•W•クレイブンによるワシントン・ポーシリーズ4作目。
大人になってから、こんなにワクワクさせられたシリーズは他にない。
今作は、3年前に起きた強盗事件と、新たに起こった殺人事件との共通点を巡るうち国を揺るがす悪辣な真実に辿り着く。
作中でイギリスやアメリカの軍務に関する用語が幾つか登場するが、軍事関係の用語にはあまり明るくないので辞書を引きながら読み進めた。
作中に登場する多様な伏線、違和感…。
ミステリ作品を読む時の楽しみは、自分もチームに加わった気になって推理することだ。
靴の結び方の意味、ラットのもつ意味、ストーリー序盤では多方面に伸びていた推察が、情報を得るごとに行き場を失く -
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ワシントン・ポー・シリーズ第二弾。今作は、ポーがかつて担当した事件で死亡したはずの被害者・エリザベスが生きて保護されるところからスタートします。被害者の父親であり、容疑者として起訴され、刑務所送りにされたジャレド・キートン。カリスマシェフと名高いキートンは無実なのか?ポーは冤罪というとてつもない過ちを犯してしまったのか?
…いやぁとってもおもしろい。
ミステリー小説に詳しいわけではないのですが、何だか正統派の刑事小説を読んでいる感じがします。ひとつずつプロセスを洗い出し、矛盾がないか、気になるところがないか確認・検証を行う。泥臭く、成果が一向に出ない、そんな地道な捜査の過程を示してくれること -
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ワシントン.ポー シリーズ4作目
前作までは、600ページ超えで
毎回うろたえてたけど
とうとう、4作目は700ページ超え!
もう慣れてしまってうろたえなくなったけど
持って歩くには重い…重すぎる
前作からのFBI捜査官も登場し、
馴染みのないMI5まで登場
過去のアフガニスタン作戦も絡んでくる
今回もすごいボリュームだし 奥が深い
登場人物が多くて頭もかなり混乱
誰が…誰で??
二転三転しながら
真相に近づいていってるようで、ちかづいてないような…わからない
付箋でマークしたり、メモを書いたり
前半はかなり手探りで読むような感じ。
ここは忍耐!
さすがに怪しい人物もいて
今回は犯