M W クレイヴンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
カルト教団「ヨブの子供たち」で行われていたある教育には「慈悲の椅子」が使われていたらしい。そのおぞましい実態を目にしたポーに襲い掛かる危機。そしてさらなる衝撃の展開が……ますます目の離せない下巻です。
いよいよ緊迫感が尋常でないものになってきます。事件の流れのところどころでカウンセリングルームに視点が移り、そのたび一体ポーがどれほどの災難に遭ったのか、もう不安で不安で仕方がありませんでした。そして明らかになる真相。「慈悲の椅子」にまつわる部分もとんでもないけれど、それがこのような事件をさらに呼び起こすことになったとは。コーネリアス、被害者とはいえ同情はできません。犯人に対して「よくやった」と言 -
Posted by ブクログ
Audible!!
とにかく丁寧な作りの作品でした。
王道で派手さはないけど、だからこそロジックの積み上げが際立つ。
奇をてらわず、キャラクターと物語構造そのもので読ませるタイプのミステリーで、
聴いていてとても心地良い一冊でした。
事件の展開自体は、なんとなく先が読める部分もある。
でもそれは弱点ではなく、
「どう畳むか」「どう人物をそこに連れていくか」に
作者が自信を持っているからこその構成だと感じました。
そして今作も、ポーとティリーのやり取りが本当に良い!!
出会いの場面からもうたまらない展開で、
最初は噛み合っていない二人が、
少しずつ同じ方向を向いていく過程が丁寧に描かれて -
Posted by ブクログ
ネタバレ
デスチェアというタイトルなのになかなかそれが登場しなかった。ずいぶんもったいぶるなと思った。そして上巻の終わりで出てきたと思ったら慈悲の椅子という名称。皮肉が効いてるね。
前も同じこと書いたけどどんどん面白くなってる。
今回も展開が二転三転したので、ものすごく面白かった。
イブとその旦那は怪しいと思ったし、
旦那は実はアーロンじゃね?と言うところまでは予想できた。しかしベサニーが生きていたとは…。それもラング先生と同一人物。。。ただ最後の乖離性同一障害のくだりがない方が物語としてシャープだった気もしている。と言いつつラストの精神病棟の展開が一番よくできてると思う。いくら施設内でも普通は患 -
Posted by ブクログ
ノンストップミステリー小説。
破天荒な男と天才の女のバディもの。
冒頭、火あぶりのシーンという衝撃的な出だし。
連続殺人による3人目の焼死体の体には、停職中の警察官の名前[ワシントンポー]の文字が刻まれており、ポーは、上司の判断で停職を解かれる…という流れで主人公ポーが捜査に参加。
え、おもろ。
一つ謎を解けば、次の謎にぶちあたる。その連鎖により、いずれは犯人に辿り着くのだが、どうして、こうも、連鎖する?というのも大きな謎であり、解かれたときの衝撃と快感はとても大きかった。
ポーの人間性と、バディものの良さが魅力的。
最後までずっと面白かった。
ブラッドショーの活躍をもっと見たい。