M W クレイヴンのレビュー一覧

  • ブラックサマーの殺人

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    長編だけど、細かくチャプターで分かれていたり場面展開も多いからかなり読みやすかった。

    殺人容疑をかけられてしまうポー。しかし今回は割と身内にも味方がいる感じで、安心して読み進むことができた。ちゃんと最後まで展開があっておもしろい。

    キーワードは、DNA。トリュフ。防空壕。サイコパスシェフ。

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    2026年01月24日
  • デスチェアの殺人 上

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    ポーが精神科病院でカウンセリングを受けるという意表を突く冒頭から心をざわつかせるシリーズ第6作。トラウマ療法士相手に明かされていくカルト教団絡みのおぞましい殺人事件の全貌はもちろん、スパイとして捜査に同行するライナスの目的も気になる。即下巻へ。

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    2026年01月19日
  • ブラックサマーの殺人

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    かつてポーによって、一人の男が娘を殺した罪で刑務所送りにされた。だが6年後、その娘が生きて姿を現した。
    果たして誤認逮捕だったのだろうか──

    ポーとティリーのコンビは相変わらず息ぴったり。
    少しずつ少しずつ主要人物たちのことが明かされていって嬉しい。
    「ストーンサークルの殺人」イモレーション・マン事件のその後についても少しだけ触れられています。

    最初のズアオホオジロのシーンが終盤に出てくる時、こう繋がるのかー!となった。
    もちろん面白かったが、個人的には1作目の「ストーンサークルの殺人」の方が完成度が高く感じた。

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    2026年01月13日
  • グレイラットの殺人

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    ワシントン・ポーシリーズ4作目。
    700ページを超えるボリュームなのに全く長いと感じさせない面白さでした!
    タイトルの「グレイラット」がなかなか出てこないのですが話が面白くて全然気にならず…1/3ほど読んだところでようやく出てきて、そういえばそんなタイトルだったっけ…と思い出しました。
    物語はイギリス国内どころかアフガニスタンでの戦争の話も出てきて、かつてないほどの規模で展開していくのですが、最後の最後まで緊張感を保ちつつ読者を飽きさせないのはさすが!

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    2026年01月13日
  • ブラックサマーの殺人

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    解決済みの事件の被害者が生きて現れるという設定がおもしろい。
    分析官のティリー・ブラッドショーが優秀すぎて彼女が登場すると安心感がある。
    長いし進み方がゆっくりに感じたけど、最終的に色々な話が関わっていてさすがだった。
    でもミステリーの内容的には『ボタニストの殺人』の方がおもしろかったかな。

    今回audibleで挑戦したけど、耳で聴くにはカタカナの登場人物が多すぎて大変だった。
    未読の『ストーンサークルの殺人』は紙の本で読もうと思う。

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    2026年01月11日
  • ブラックサマーの殺人

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    6年前に娘を殺害した罪で服役中の男。被害者は男の実の娘。父親に殺害されたはずの彼女が6年ぶりに姿を現し、そして再び行方不明に。
    捜査を担当した刑事ワシントン・ポーは冤罪疑惑と殺人疑惑がかけられ窮地に追い込まれる。

    前作は誰が殺人を犯したのか?を追ったのに対し、今作は犯人がどのように犯行を成し遂げたのか?を推理する形で、最初から犯人の姿は見えているのに、話が進む毎に謎が増えていく構造で個人的にかなり痺れた。

    サイコパスな相手が一手、二手、三手…と常に先を読んでいる感じで、もうこれはこちらに勝ち目ないのでは…?と思わせてからの、ポーの地道な捜査と執念、仲間の協力がじわじわと効いて、最後は真実に辿り着くのもたまらない。
    ポーの一般的な見目良く完璧で強いヒーロー像ではなくボロボロになりながらも立っている人、諦めない人って感じがすごく好き。いい意味でとても人間らしい主人公。

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    2025年12月27日
  • ブラックサマーの殺人

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    ポーが殺人の容疑で捕まえて刑務所に送ったカリスマシェフのジャレド・キートン。しかし、そのキートンに殺されたはずの娘が6年ぶりに姿を現わす。しかもDNAも一致している。本当は殺人は起きていなかったのか?6年ぶりに現れた娘は本物なのか?という謎に挑むミステリです。
    1作目はフーダニットですが、2作目の今作はハウダニットものになっています。
    個人的は1作目より2作目の方が好きでした。

    キートンが保釈されるまでに事件を解決しなければいけないというタイムリミットがあるので、緊張感があってドキドキハラハラしました。

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    2025年12月22日
  • ボタニストの殺人 下

    購入済み

    ボタニストの事件がドイルの事件とどのように繋がるのかと疑問に思っていましたが、なんとも大胆な繋がりと犯行でした。
    全く尻尾を出さないボタニストを誘き寄せる手段は、彼の虚栄心を利用するものでエンターテイニングでした。出所したドイルの知識が大いに役立ちました。
    ポーとドイルの恋愛に進展があります。田舎に住む孤独なおじさんと犬の構図が好きだったので少し寂しい気持ちがあります。

    #ドキドキハラハラ

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    2025年11月13日
  • 恐怖を失った男

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    ワシントン・ポーシリーズでおなじみMWクレイヴンの別シリーズ。
    本書はワシントン・ポーシリーズの息抜きに書かれたということだが、まさにその通りにポーとは鏡写しのような主人公、ベン・ケーニグの物語である。
    ワシントン・ポーは時には暴力的手段も辞さない硬骨漢ではあるが、あくまで組織に属した法の代理人であり、許せない犯人を前にしてもその一線に懊悩したりするシーンが多々ある。
    本作の主人公ケーニグは、一応保安官局の所属ではあるが、とある事情により「幽霊」となっており、法のお目こぼしを受ける存在である。
    だからこそ、容赦なく、徹底的に悪人を殺していく。
    まさしくポーの鬱憤を晴らす存在である。

    そんな作品だが、単なるメアリ・スーに終わっていないのはさすがのクレイヴンの腕である。
    表題にもあるとおり、ケーニグは脳腫瘍により恐怖という感情を失っている。
    この症状は彼を容赦ないキリングマシーンにもするが、一方で用意周到さや警戒が必要な場面において、恐怖というチェックを失わせてしまう。
    それゆえ、かなり強いケーニグだが作中で何度もぶちのめされている。
    そんなある種の人間臭さが、またこの作品の魅力を引き立てている。

    B級映画的作品だが、まさしく息抜きのエンタメとしてよく出来ている1作だ。

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    2025年07月17日
  • 恐怖を失った男

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    すごいハード!主人公が恐怖感ないのもあるけど、暴力のオンパレード!
    なんでこれで5体満足にこれまでやってこれたんだ!
    ティリーは!?相棒のティリーはどこーーー!?(別作品)

    うーむ、なんかポー&ティリーシリーズより主人公に魅力が感じられない。いや、比べるのもあかんのやけど。作家さんはすんごい魅力的な女性が描けるので、もうちょい親近感のある女性出してもらいたいような。話のわかる女性出しても主人公が受け入れなさそうなんで、やっぱ孤独な一匹オオカミで行くのだろうか。

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    2025年06月23日
  • 恐怖を失った男

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    どうしても、MWクレイヴンということで、ワシントン・ポーと比較してしまう。
    作者もそれを意識してか、舞台をアメリカ、それもテキサスと言う正反対のロケーションを設定。さらに端々にアメリカの法執行機関の描写や、銃描写、さらにはアメリカの風俗描写が挟み込んである。

    知らなければ、ジャック・リューチャ―シリーズに似ていると思って読むかも。
    また、リューチャ―は作者も明確に想定しており、途中にキャラ比較のような描写もある。

    独立した作品として読んだとき、テンポのよいアクション・ハードボイルト作品として十分に楽しめる。
    しかもクレイヴンらしく、話の構図も十分に練り込まれているし、主人公らのキャラもよく立っている。
    是非、シリーズ化して欲しい。

    …でも、どこか偏屈な辺りポーに似ている!

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    2025年06月11日
  • 恐怖を失った男

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    『ストーンサークルの殺人』など、ワシントン・ポーシリーズで知られるM.W.クレイヴンの別シリーズのスタートを予感させるアクション小説。

    主人公のベンジャミン(ベン)・ケーニングは連邦保安官局特殊作戦群(SOG)の元指揮官である凄腕だが、恐怖心を失ってしまうという病状を患っている。そんな彼はある事件をきっかけにSOGから姿を消す。
    各地を転々と彷徨っているベンはある小さな町で、何故か自分が指名手配されていることを知り、その場で警察に取り押さえられてしまう。
    取り押さえられたベンの前に友人であり、かつての上司であるミッチェル(ミッチ)・バリッジが現れる。ミッチはベンに愛娘のマーサ・バリッジを探して欲しいと依頼する。
    ベンは友人の頼みを承諾するが、捜査の先にある陰謀が渦巻いていた。

    自分はミステリーにあまり興味がなくて、ワシントン・ポーシリーズも触れていない。
    なので、M.W.クレイヴン作品はこの『恐怖を失った男』で初めて触れる。
    本作の作劇はM.W.クレイヴンの代表的シリーズであるワシントン・ポーシリーズとはまた違うだろう。
    まずアクション小説らしく物語が停滞することなく転がっていく。
    その物語を引っ張るフックが持続するのが上手い。謎を次々と放り込み、一つが解決したらその次、またその次と謎を持続させるのが上手いのかも。それもあってずっと先が気になりっぱなしだった。しかもリーダビリティが高いのも相まって700ページ近くある分厚さの割にあっという間に読めてしまった。
    また、そのプロットを牽引するキャラクターがとても良い。
    主人公がある謎や問題に直面したときに、どうするかと考えるより先に動くのは恐怖を失っているからというのもある。そこに立ち向かう姿勢が、取り敢えず動いてヤバくなったらそのときはそのときというあっけらかんとした感じで、シリアスになりすぎないのが良かった。

    あとがきを読んだ感じ、ベン・ケーニグの物語はまだ続きそう。このキャラクターは魅力的なので、今後また新たな事件に立ち向かってほしいと感じた。
    それとM.W.クレイヴンの代表作であるワシントン・ポーシリーズを読んでみたくなった。

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    2025年05月25日
  • 恐怖を失った男

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    ネタバレ

    ポーシリーズが好きなので手に取りました。
    前半は分からないことだらけのミステリー、後半はド派手なアクションで、一冊でお腹いっぱい。
    主人公のチートのような強さに呆れてしまう。

    文庫の分厚さに最初はひるんだけれど、ポーシリーズのように細かくページ分けと章立てがされているし、私にはテンポ良く読める文章なので、読み始めたら続きが気になって、あっという間でした。

    本筋と関係ないところで、
    fortyは唯一アルファベット順の数
    oneは唯一アルファベット逆順の数
    これ本当?

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    2025年04月18日
  • 恐怖を失った男

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    連邦保安官局のベン・ケーニグは訳があって6年間姿を消していた。
    突然、重要指名手配人にリストアップされ、田舎町で拘束される。

    やってきたのは元の上司の連邦保安官局長だった。

    京極夏彦には及ばないが、かなりの長編。しかし、長編を感じさせないストーリー立て。

    マジで面白い小説だった。

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    2025年03月28日
  • 恐怖を失った男

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    ワシントン・ポーシリーズとは打って変わって本作はアクション小説。
    個人的にハードボイルドな雰囲気は苦手なのだが、こちらは楽しめた。
    主人公ベンは恐怖を感じないということで、どんなにピンチな状況に陥っても至って冷静。終始主人公の一人称で描かれるので、ベンの独り言やうんちくをずっと聞いているようで面白い。続編も読んでみたい。

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    2025年02月02日
  • 恐怖を失った男

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    2025.01.28
    はちゃめちゃ系バードボイルド。
    リー・チャイルドを饒舌にした感じ。
    ぶっ飛んだ神経の持ち主なのに、心持ちは繊細。長生きしそうにないのに不死身。
    いろんなうんちくが苦笑いを誘う。
    だがそれが良い。
    筆者のファンには自信持ってオススメ。初めてに人にはどうかな?人を選ぶかな?

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    2025年01月30日
  • 恐怖を失った男

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    先行する「ワシントン·ポー」シリーズが、推理を積み上げて物語を進めていくのに対し、こちらは言うなれば、娯楽作品。バンバン撃って、ドッカンドッカン爆発して、結構爽快

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    2025年01月23日
  • キュレーターの殺人

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    クリスマスでざわめく街でツリーの下のプレゼント箱から人の指が発見された。そこから次々と人の指が見つかりSCASが動員される。
    大いなる味方のフリンは妊娠中でポーはティリーと頑張るしかないが、事態は二転三転して行き・・・

    といった導入のお話。
    妊娠したフリンのために女ばかりでパーティをするのにどうしてポーは呼ばれているのか。ポーは女子枠なのだろうか。
    それはそれで「らしくて」いいけれど。
    ティリーの頭脳がさえわたりめちゃくちゃかっこいい。フリンは今まで通りに活動できなくて焦ったりイラだったりってわからんでもないけど 部下を持つ身であるならちゃんと自制するのも仕事と割り切るべきでは・・?
    犯人には途中で気づいてしまったのだけれど、動機はわかるようなわからないような。
    キーマンは全部女性なのはなぜなのだ。いいけど。
    このシリーズは映画にしてほしいです。映像で迫力満点なところを見たい!オススメです。

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    2026年06月09日
  • 恐怖を失った男

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    ワシントン・ポー・シリーズが面白かったので読んでみた。ミステリーではなく、アクション小説。文庫本で600ページを超えるので飽きるかなぁと思っていたが、読み切れた。
    伏線が最後にきちんと回収されストーリーも単純のようで単純でないとこは流石。
    主人公は、連邦保安官の特殊部隊にいた経歴を持つが、怪我から恐怖を感じなくなる特殊な病気。シリーズものになるからか?キャラとして不明な部分も残して終わった。
    ポー・シリーズではポーを取り巻く女性とのやり取りが楽しいが、主人公の同僚のジェンとの会話は刺々しく、「くそったれ」的は発言で、読み進むと段々ユーモアを感じさせるが、ジョークは面白くない。
    残念なのは、B級グルメにシーンがあまりないこと。食いしん坊ではないのか、主人公は。。。

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    2024年12月31日
  • 恐怖を失った男

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    ワシントン・ポーシリーズの作者の、別シリーズの第一作目となる本作。
    こちらはアクション小説なので戦闘シーンや殺害シーンが多めだった。

    最初は惹きつけるものがあってどんどん物語に入り込んでいけたけど、真ん中あたりでだいぶ中弛みしてるなぁと感じられた。でも第四部からはアクションシーンの連続で、そこからは飽きることなく最後まで一気に読めた。

    こちらのシリーズも今後が気になる。

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    2024年12月26日