M W クレイヴンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ウルバッハ-ビーテ病という病ゆえ、恐怖に対しての反応が麻痺してしまうという症状が現れてしまった男、ベン・ケーニング。
拉致され行方不明となった元上司の娘の救出に乗り出す。病ゆえ、周りを危険に巻き込みながら、自らも危機の中に飛び込み、ドンパチを繰り広げるアクション小説。
ポー&ティリーコンビの掛け合いは大好きだが、刺激強めが好みの私としては、新シリーズのこちらの方が気に入った。
ウルバッハ-ビーテ病という病が実際に存在し、イラクやアフガニスタンの戦闘から帰還し、極度のPTSDにより社会生活が送れなくなってしまった兵士の治療に活用できるのではないか、と研究されていることを知り驚いた。
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Posted by ブクログ
読みやすさ、引き込まれやすさは安定してる。
ポーやティリーも軽口を叩くが、別の口の悪い捜査官(か鑑識官だったかな)との対比でポーが「ある一線を超えない」という点を表していたのがよかった。
まだ色々謎は配置されたまま
ドイルとの結婚式は幸福なことなのに、ポーとの結婚であるためとても嫌な予感がどうしてもしてしまう。
読みやすい分、ポーやティリーの活躍している点がイマイチ印象に残らない(どの作品のどの場面か、何をしたかが読み終えると忘れてしまう)
「活躍」ってなんだろう。
ティリーは分析、ハッキングの能力(作品のテンポに関わる)
ポーは勘の良さ(これまたサクサク話が進む)
「ボーン・コレクター」のディーヴァーのように犯人側の視点もある。なのにあまりドキドキしないのは上巻だからか(慣れすぎて上巻ではあまり劇的なことは起きないと思ってしまっている)
なので下巻へ! -
Posted by ブクログ
5作も連続で読むと、冒頭で物語の構造がわかってしまうのかも。なので、後半は全く意外性もなく退屈だった。
全般的にこの作者の作品はレイモンド・チャンドラー的で村上春樹小説の主人公と同様に、ただひたすら独り言を言い、時々、気の利いた会話をし、あとは自分の思い通りになるものをいじって悦に入っている。
小物や料理や武器を。
それが、彼らのマインドフルネスなのだ。
社会のマジョリティへ違和感を感じ、しかし、マイノリティである自分を肯定する小さな世界を構築する。それ自体は悪いことではないと思うけれど、他人に見せつける必要もないのではないかとも思う。
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Posted by ブクログ
前作から続くポーやティリーたちの成長やチームワーク、窮地を乗り切るサスペンス展開は健在で、読んでる間すごく楽しかった。
作中にわざとらしくはないけれど、割とわかりやすくヒントが配され、フェアプレー・ミステリとしての体裁は整っていたと思う。
ただ、1作目のようなティリー目覚ましい大活躍が控えめだった点と、終盤の解決への持っていき方が、ロジックで鮮やかに叩きのめすのではなく無理矢理丸め込むような力技に感じられた点は個人的に惜しかった。
前作の完成度が高かっただけに少し残念な部分もあったが、キャラクターたちの成長は感じられたので次作以降の展開に期待したい。