和田秀樹のレビュー一覧
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著者は、灘高から現役で東大医学部に進学するが、その過程を中学入試から綴ったドラマのような私小説。さぞや順風満帆な歩みかと思いきや、灘中合格後に深く落ち込んでいき諦念に近い心境までたどりつくが、受験テクニックに目覚めてから這い上がり合格を勝ち取る。主人公の心は揺れ続け、小説家から政治家、弁護士、映画監督と次々と志望が変わり、最後に医師を目指す。その動機の可笑しさに、生徒会役員、アメリカ留学の挫折が、主人公の人物像に色を添える。受験勉強の方法論に触れているが、記憶という脳力に恵まれた著者ならではの到達点。主人公の家族や灘の友達の人物描写も楽しめる。
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Posted by ブクログ
冷たさの正体は自己責任論である。
自己責任論は強者の理論であり、弱者の意見を封殺するための方便。
さらに自己責任論を助長させているのは、本来は弱者と同じ立場、または同じ立場になり得る人も自己責任論を振りかざす点。
その結果、自分がいざ弱者になったとき、「助けてほしい」という気持ちと「こうなったのは自己責任」という2つの気持ちを抱く(認知的不協和)。この状態では精神的不調をきたしやすく、うつ病にもなる。
明日は我が身だと思い、情けはひとのためならずを実践する。辛い思いをしている人に優しくすること、自分の人生まで冷たくしないためにも実践したい。
〜メモ〜
学校教育から競争の機会が失われたこ -
Posted by ブクログ
ネタバレ落ち込んだり八つ当たりすることが多くて、どうしたらよいか知りたくて去年ぶりに再読。
自己肯定感とあげてくのと、他人といい関係築いていきたいなーって思った。
読み終えると、ご機嫌に過ごそう!って思えるので、定期的に読んだ方がいい本。
めも
感情的にならないとは、感情を持たないということではなくて、感情をもったときに問題行動を起こさないこと。
問題行動を起こしてしまう原因は大きく以下の2つなのかな。(解釈)
・自己愛が満たされていない
⇒他者を攻撃して自分の正当性を示すことで自己愛を満たそうとする
・他者との距離がうまくとれていない
⇒どう思われるか気にして断れない(自分の気持ちを殺す