和田秀樹のレビュー一覧
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高齢者向け精神科医で、多数の著作でも知られる著者の「良く生きるために読む高年世代の生活学」。
「老化と病気」、「心の整え方」、「体の整え方」、「暮らしの中の知恵」、等高齢者向けにほぼ生活全般をカバーした内容となっている。
高齢者であっても、ストレスとなるガマンや、発散のためギャンブル、および好色を否定していないところは、一般的な高齢者向けのアドバイスとは180度違って新鮮だった。
一方、多すぎる処方薬とX線及びCTを使う健康診断については、医師の近藤誠氏の著者からの引用を主としているが、エビデンスを上げてその効果を否定し、受けるべきではないとしているところは衝撃的。さらに、胸部エックス線 -
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全体的に、言葉は優しいが、耳が痛くなる話が多い。大事なことは「完璧主義をやめろ」という一点。この本自体が「ほどほどの合格点」で世の中に出たものという感じ。
ただ、完璧主義で生きてきた人間としては、完璧主義をやめること(ほどほどで満足すること)は非常にストレスで、疲れる。半日は頑張れるが、だんだんこれでいいのか?と不安になってきて、揺り戻しで、完璧にやらずにはいられなくなってくる。
研究からの引用が少ないためにかえって読みやすく、主張がスッと入ってくるのは良いところ。
男性目線なところに、時々違和感を覚える。 -
Posted by ブクログ
この本を読めば、老後について必要以上に不安に感じることはなくなる。若いうちから自分に無理をして、老後の資金を確保するために働かなくていい。ある年齢を過ぎたら、仕事に邁進するよりも、自分で楽しいと感じられる時間を多く持てることの方が、老後の幸せにつながることに気づかされる。
日本は税金を払っているのに社会から守ってもらうのは恥だと思っている人が非常に多い。年金だけでは暮らしていけない。だが生活保護となると、世間体もあり及び腰になる。国がやるべきは国民の老後の不安をあおるのではなく、堂々と生活保護を受けられる仕組みをつくることではないのか。
老後を過ごす上で不安に感じるのは、お金と病気でない -
Posted by ブクログ
ヤングオールドからオールドオールドへ
長生きなんてしたくないといつも思っている私には
いい本でした
うん、前向きになれました
高年者よ、反逆の旗を振れ!
団塊で競争ばかりだった世代
旗振ってましたよね
なんか物わかりのいい爺さん婆さんになってますよね
高年者よ、もっと肉と光を
お肉食べて外へ出よう
一人でいいよね
テレビを捨てる
文を書く
これは実践できてるな
コロナ禍で一層
若い世代との分断が意図的にふりまかれています
生産性ばかりに目を向けると自分たちに返ってきます
ブーメランのように
≪ 歳を取り かすむ目で見る この世界 ≫
興味深く読みました -
Posted by ブクログ
【キーアイデア】
『前頭葉の萎縮』
【目的】
アンチエイジングに役立てるため
【引用】
・前頭葉が委縮すると、意欲がなくなるので、何かにつけて「面倒くさい」「別にやらなくてもいい」「どうでもいいじゃない」といった、「やる気のない」言葉が増えてきます。
・さらに、感情のコントルールがしにくくなるため、自分の考えに固執したり、怒りっぽくなったり、いつまでも涙がとまらなくなったり、柔軟性がなくなったり、といったことが起こります。
・本来、感情を制御して怒りや興奮を収める役割の前頭葉が老化で委縮し、きちんと働いていないために起こっているのが、冷静さを欠いた行動であり、怒りの暴走なのです。
・優しさ -
Posted by ブクログ
日本人は休むことを「甘え」ととらえ、恥ずかしいことだと考える傾向がある。
会社は絶対に行くべきところであり、休むなんて許されないと思い込み、自分自身にガマンを強いている。会社に行きたくなくても、耐えるしかない。
第一に守るべきは自分の心と体の健康であって、上司の評価や会社の仕事が滞りなく進むことではない。
会社の中で広く浅い人間関係を求めることは仲間外れにされることを恐れ、みんなに嫌われないように振る舞うことを意味する。自分が周囲に「どう思われているか」「どう見られているか」を気にし、嫌われないために周囲に合わせる一方で、素の自分を押し殺すためだんだん窮屈になっていく。
本音を言い、あり -
Posted by ブクログ
様々なストレス発散法やコーピング、自分を労る方法を「難しい・お手軽」「効果高い・効果低い」でマッピングをし、それぞれの効果について著者自身の経験を交えた感想を述べた本。
うつ状態になったときの対処法が書かれた本は他にもあるけれど、それをマッピングにして分類分けしたところがこの本の特長。
一つひとつの方法が自分にも当てはまるかは個人差があるだろうし、その人の中でも急性期・回復期・再発予防期でもその時に合った方法は異なるだろう。
それでも、自分がしている(しようとしている)この行動は難しいのか、お手軽なのか、そして効果が高いのか低いのかと考える視点を与えてくれることはとてもありがたい。「自分に