あらすじ
◎不安にもコツがあります! 「毎日、イヤなニュースばかり…」
「暗い気分になることが多くて…」
「不安な気持ちを消してしまいたい…」
不安になってしまうのは誰にでもあることです。
大切なのは、不安にならないことではなく、不安に振り回されないこと。
そして、できないことに注目するのではなく、できることを見つけて、行動的に生きること。そのヒントが得られる1冊です。 ◎今こそ知っておきたい、日本人にあった「心の健康法」 世の中には「不安をなくす」という本があふれています。
しかし、残念ながら不安感情を完全になくすことはできません。
でも、不安に振り回されない生き方を選ぶことはできます。
それが「不安を受け入れ、不安とともに生きる」という考え方です。
こうした考え方を提唱したのが、精神科医の森田正馬です。森田が創設した森田療法では「不安をなくしたいと考えていると、不安は余計に増幅する」とし、不安をなくすのではなく、不安感情に対する態度や行動に注目するというアプローチをとります。
「あるがまま」の自分を大切にして「今できること」をする――。
その結果、苦しみから脱出することができるのです。 ◎不安に振り回されず、毎日を行動的に生きるには 本書は精神科医・和田秀樹さんが、長年多数の著書で紹介してきた森田療法の考え方をベースにした「日本人にあった心の健康法」をわかりやすく実践しやすい図解版として1冊にまとめたものです。
「不安と向き合う基本」から「不安に引きずられないコツ」「平常心で生きるコツ」「不安を力に変える習慣」まで、「不安とともに生きる考え方」がわかります。
手軽に実践できる方法がたくさん紹介されているので、自分に合ったものから、今日すぐ実践できます。
まずは少しだけ読んでみてください。
不安を建設的なパワーに変える。きっかけが見つかるはずです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・不安は努力をする動機付けになる
・小さな行動を起こすことが大切である
・何もしない最大の理由は、諦めていること
・まずは情報、知識を見つける
・人が不安になる理由は、生の欲望を持っているから
・不安は感情であって、払拭はできない→思考して行動することで軽減できる
・現実を受け入れ、そこから理想に近づく努力をする
Posted by ブクログ
不安をエネルギーに変える生き方を選ぶ。「変えられることを変え、変えられないことに関しては諦める。」変えられることにフォーカスして行動したほうがいい。不安に思うなら。悩むならとりあえず行動してみようと思える本でした。
Posted by ブクログ
妻の言動を見ていると、何でもないことを心配する事例が多い.台風が来たらどうしよう..等々.その時点で対処できることを考えたら良いと思うのだが、そうもいかないらしい.そのような人に本書はひったりだ.それぞれの事例を細かに解説し、その単元の終わりには振り返りのテストもある.ただ、内容としては特に目新しいものはなかった.