一色さゆりのレビュー一覧

  • 音のない理髪店

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    作家デビューして間もないつばめは自身の祖父の物語を書く事にする。祖父は聾者で初めて理髪店を開いたという。その取材の中、今まで知らなかった事実が次々に…これは一色さゆりさん自身のお話のようで、ほぼ実話のよう。小説としての面白味はともかく、当時の聾者に対する偏見などがわかる価値のある「家族の物語」だと思う。

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    2026年08月10日
  • モネの宝箱 あの日の睡蓮を探して

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    モネはあまりにも有名だから、
    知った気になっていたけれど、
    実は何も知らなかったなと気づく。

    海外は無理でも、
    国内のいろんな美術館にあるのであれば、
    いつか出かけてみたい。

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    2026年07月27日
  • 音のない理髪店

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    日経新聞で一色さゆり氏の『モナリザの裏側』を紹介している記事を読んで、本書のことを知り、読みました。

    私は、2022年から手話を学んでいますが、2024年10月に出た本書のことはまったく知りませんでした(聴覚障害者関連では『デフ・ヴォイス』がドラマ化もあって話題でした)。

    聴覚障害について真摯に向き合った優れた小説です。手話が禁じられていた時代のろう者の苦悩、優生保護法により人権が踏みにじられてきた歴史、運転免許の取得が認められなかったこと、ろう者の就労環境等々、しっかりと書かれていて驚きました。

    小説としてリーダビリティも高く、ろう者である五森正一が『音のない理髪店』を開くまでの経緯が

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    2026年07月03日
  • モナリザの裏側

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    ムンクの絵の前で撮った旅行写真やグーグルで作品検索しながら読み進める。「3か月でマスターする西洋絵画」見たばかりで頭にすんなり。表題のどんでん返しはびっくりだけど、そうか一色さんミステリーデビューだったと納得。次は「モリゾ」か「田園の奏楽」主人公にしたミステリーが読みたいな。「期待しない。受け流す。慌てない。そして感謝。人とうまくやる四原則だ」「美術品は本物を見なければならないという人もいる。なにが本物なのかは見た人それぞれが決めればいい。たとえ本物でなくとも心動かされた体験は揺るがない」美術鑑賞の入門書としてもお勧め。

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    2026年06月28日
  • 神の値段

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    ネタバレ

    表紙からの印象と全然違った。かなりのミステリー。そりゃこのミスのやつだからそうか。
    信用してたり大事な人からの裏切りや、アートと金という闇の側面もちゃんと描きながら、けど全体的に温かく安心出来るような作品だった。

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    2026年06月27日
  • モナリザの裏側

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    名画がモチーフとなった5つの短編集。
    一色さゆりさん、東京藝術大学のご出身なのだそう。「音のない理髪店」しか読んだことがなくて知らなかったけど、アート関係の小説をたくさん書かれているみたい。これは、読まなくては!
    今作で登場する5名は人生の岐路にたっている。そして、名画との出会いが前に進むきっかけを与えてくれる。
    ここでいう名画が、あくまでその人個人にとっての大切な絵だということが重要だなと思う。
    有名な画家の絵、オークションで高値がついた絵。そういう絵は素晴らしいと素人の私は思ってしまいがち。でも、自分がこの絵が好きだと思う直感をもっと信じてもいいと感じた。
    好きな絵がある人は、その絵とどん

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    2026年06月27日
  • 音のない理髪店

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    時系列がなかなか分かりづらい箇所はあったけど綺麗な話でした。読書番組で大絶賛され推薦されるのも納得です。

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    2026年06月18日
  • ダ・ヴィンチの遺骨 コンサバターV

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    コンサバターシリーズは前から読みたいと思っていた作品。一色さゆり氏の知識の深さに関心。
    全作品読みたくなりました。

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    2026年06月18日
  • コンサバター 幻の《ひまわり》は誰のもの

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    だんだんハードボイルド感も出てきた。
    新キャラも出てきて面白くなってきた。
    出てくる作品を検索しながら楽しんで読んでいる。

    美術系シャーロックかな?

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    2026年06月14日
  • 音のない理髪店

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    ものすごく素直で、気持ちのいいお話でした。
    葉真中顕さんの『家族』を読み、あの凄惨な虐待やマインドコントロールの描写に心が削られた後、すべてを洗い流したい時にぴったりの一冊です。例えるなら、からりと澄み切った五月晴れのような心地よさでした。
    底なしの暗部を覗き見る読書もいいけれど、時々こうして、波立った心を凪にしてくれる優しい場所に帰ってきたくなります。私にとって、そんなお守りのような本です。

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    2026年05月26日
  • 音のない理髪店

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    今まで全く知らなかった。ろう者の方々の壮絶な努力や苦労。実際にあったというその昔の非人道的な扱いを知った時とても胸が締め付けられる思いだった。
    その中でも自分以外の人を助けたいという強い想いに、涙無くしては読めませんでした。涙腺崩壊。

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    2026年05月26日
  • モネの宝箱 あの日の睡蓮を探して

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    モネの睡蓮、見たいなぁ。
    美術も美術館も、知識があったら遥かに楽しめるんだろうな。ガイド付きのアートツアーおもしろそう。

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    2026年05月14日
  • 音のない理髪店

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    聾学校で始めての理髪科を卒業し店を持った祖父。実話に基づく壮大な物語。苦労したであろう日本初のろう理容師。読んでいてもその話ごとに涙した。自分の知らない事が山ほどあり、それに対して何も出来ないがせめて、思いや心を寄せる人で有りたいと思った。

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    2026年04月23日
  • 音のない理髪店

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    物語なのか手記なのかわからないような、不思議な構成のお話し。表紙のイラストとはかけ離れた過酷で重いストーリーだった。スルスル読めるようで読めない、不思議なお話し(2回目)知らなきゃいけないことを知れた。わたしも繋いでいこう。

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    2026年04月19日
  • 神の値段

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    現代アート×サスペンス面白かった。さすがこのミス大賞!
    正体も所在も生死すら不明な現代アートの巨匠川田無名
    唯一の窓口であり存在を知るギャラリーオーナーが殺されて…

    現代において画家が知名度や評価を得るにはという業界の構造がわかりやすく描かれている。
    作家から直接買い付けするギャラリーと別場所から仕入れるギャラリーとの違い。買い支える愛好家や投資として扱う資産家
    そして話題性に上がるオークション。

    読んでいるうちにぐいぐい世界観に入り込み、サスペンスとしても楽しめるし、巨匠の作品がどうなるのかという展開にも目が離せない。

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    2026年04月13日
  • 音のない理髪店

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    涙がもう止まらない止まらない

    自分の祖父母に重ねてしまうところもありました。
    ろう者である友達にも重ねました。その他障害を持っている友達にも重ねました。なにより自分に最も重ねた気がします。無知ってどれほど愚かなことか、気づけました。諦めないことが大切だとこの上なく分からされました。人は、他の人のために協力するときに1番輝くんだと知りました。

    実際に、自分も感情がぐちゃぐちゃで、何をどう伝えたいのかが上手くまとめられてないです。

    何が幸せかなんて。幸せに、普遍的なものはない。
    4.5

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    2026年04月13日
  • 音のない理髪店

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    まず構成がいいですね。こういうテーマは扱いが難しいことは主人公の迷いから分かるし、自分も読んでいて少しずつ扉を開いていく感覚。そしてその落とし所に納得。世の中の様々な環境にある、それぞれの事情を抱える人々すべてに幸せを願いたくなる一冊でした。

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    2026年04月08日
  • オークションの女神

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    初めて読む作者だったけど読みやすかった。オークションが舞台で売る人、落札する人、贋作者、スタッフの悲喜交交。アートに翻弄される様を面白く、ハラハラ読む事が出来ました。最後は丸く収まって良かった。これシリーズ化しないかなぁ。

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    2026年03月29日
  • 音のない理髪店

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    「この人でなければ書けない物語がある。」そのように評されていたのを耳にしていた。その上で読んだ。音のない世界、想像すらできなかったが、この物語に触れて、少しだけ知れた気がする。 自分をみつめるということ、時の流れのなかに様々な人たちの命や想いがあって現在自分があるということ。それをこの人が自分を通して紡いだ物語だからこそ、僕に染み込んだんだと感じた。

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    2026年03月22日
  • 音のない理髪店

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    ろう者の歴史、虐げられてきた過去と共に、それでも仲間のために強い信念をもって理髪店を営んできた祖父から、その子供、孫が勇気をもらい、つながっていく物語。すごい本だった。

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    2026年03月11日