一色さゆりのレビュー一覧

  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵

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    美術館にぜんぜん行けてない日々。とても行きたくなりました。
    アートを通じて、自分らしく生きていけるようになる話。とてもよかった。

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    2025年12月10日
  • 音のない理髪店

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    聾やコーダについての小説は丸山正樹さんのデフヴォイス以来。
    聞こえない世界は耳を塞いでも体験できない。
    本人と家族にもそこには住む世界を隔てる壁があるのだと改めて感じた。だからこそ、当事者同士の結びつきが大事なのだとわかった。

    手話での会話は単語を繋げる、パズルのようなのだろうか。作中で出てくる手話での会話が気になった。
    いつか自分も手話を学べたらと思った。

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    2025年12月06日
  • 音のない理髪店

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    酷い差別の現実を初めて知った。

    確かに、私達の親の世代は
    障害のある方や外国の方を明らかな差別用語で呼んでいた。

    ドラマ「サイレント」を少し思い出しながら、当事者の気持ちを推しはかりながら読み進めた。

    主人公は小説家。
    デフで理髪店を営んでいた祖父母のことを題材に小説を書くため、取材を始める。
    初めて知る真実に衝撃を受けるが、
    自分ごととして受け止め、
    多くの出会いに支えられて、
    一冊に仕上げていく。

    最初から
    気になっていた青馬さんとの恋愛は、
    「ふーん。そうだよね」的な終わり方だったかな?

    今まで知らなかった歴史を知ることができたのが何よりも良かった。
    先日、聾唖の方の接客をする

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    2025年12月04日
  • コンサバター 大英博物館の天才修復士

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    舞台はイギリス、大英博物館!日本人の晴香が働くにはさぞ大変だっただろう。そこには天才修復士といわれるケント・スギモトがいる。ぶつかりながらもいいコンビ?

    和時計の職人からとケントの家族の謎にも迫る?

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    2025年12月04日
  • カンヴァスの恋人たち

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    学芸員のお仕事小説でもあり、1人の80歳の女性画家の半生でもある小説。

    学芸員のお仕事て何となくわかっているつもりだったけど、予想以上に大変そうでした。
    主人公の30代独身女性が、女性としてこの先自分の人生をどう生きていくのか…これは働く女性ならとても共感出来る所が多いのでは?

    そして、ストーリーの方はラストに向けて一気にタイトルの意味に近づいて行きます。最初に思っていた事とは違っていたのでそこは驚きもあり、ミモザの花言葉が「秘密の恋」であることが忘れられなくなりました。

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    2025年11月26日
  • モネの宝箱 あの日の睡蓮を探して

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    はじめての著者さんでした。モネの「睡蓮」をめぐる小説です。京都アサヒグループ大山崎山荘美術館
    前作があるとのことなので、読んでみます。

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    2025年11月24日
  • コンサバター 失われた安土桃山の秘宝

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    コンサバターシリーズを好きな大きな理由の一つは、とにかく海外気分に浸れるということ。書籍名から、他のシリーズに比べて期待少なめで読み進めましたが、見事に裏切られました。とても面白かったです。
    まず、本作でも海外は十分に感じられます。舞台は海外も日本もどちらも(主役の2人がずっと日本にいるわけではないです)。
    日本美術は、食わず嫌いでしたが、こちらの作品を読んだことで以前よりぐんと興味を抱けるようになりました。実在の作者作品にまつわる話は思わずへ〜と興味が持てる内容で飽きず、一気に読めた気がいたします。
    まだまだ小さいけれど、新しく確かなアンテナを得た感覚があり、シンプルに読んでよかったなと思い

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    2025年11月17日
  • 音のない理髪店

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    ろうあ者やその家族の本当の所は当事者しかわからないが、想像する事は出来る。

    優生保護法の事は前から知ってはいたが、改めて最近までこんな酷い法律が日本に有ったことに恐怖を感じる。

    正一の強さに感動しました。

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    2025年11月17日
  • 音のない理髪店

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    聾者と聴こえている者。全て分かり合えることは絶対にないだろうが、お互い寄り添って暮らしていくことはできる。
    しかし中々そうもいかないのも現実。社会でも差別がある。それが響く。

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    2025年11月16日
  • 音のない理髪店

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    初めて読む作家さんでした。。。
    読み終わってポカポカになりましたね^_^
    特に阿波踊りの場面では………………(;_;)

    ろう者にコーダ………………
    (恥ずかしながら無知で………………)

    音のない世界………………想像する事しか出来ない!
    (先ずは知る事がスタートラインですね)

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    2025年11月13日
  • 音のない理髪店

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    2025/09/05予約18
    ろう者、CODAなど丸山正樹氏の著書である程度知ってはいたものの、切り取り方が違うため別の驚きもあった。今の時代で何に困っているか、生活の実態についてが丸山氏。対してこちらは過去生き抜いてきた亡くなった祖父と年老いた祖母はろう者同士の夫婦として困難にどうやって立ち向かったのかがテーマ。情報を入手しにくく今よりずっと人間の優劣思想が濃かった時代に夫婦でしっかり考え言葉が遅かった子を育てたことは、どんなに強い人だったのか。普通に育児しても人より遅いことがとんでもなく気になるのに。そしてCODAとして育った子の「口に出して話せばわかる」が通用しない世界を思うと切ない気持

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    2025年11月03日
  • ダ・ヴィンチの遺骨 コンサバターV

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    コンサバターシリーズ第5弾。大きな流れは4巻から続いているので、まだフランスでのお話です。誰もが知るダ・ヴィンチの素描の真贋を探るべく、イタリアにも飛びます。レオナルドの生まれ故郷ヴィンチ村や、亡くなった場所などレオナルドの人生を追う旅にもなっています。あらためて色々な作品を見てみたくなりました。

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    2025年10月23日
  • ルーヴル美術館の天才修復士 コンサバターIV

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    今回はルーヴル美術館での修復作業のお話。サモトラケのニケやデュシャン、コローなどいくつかの美術品や画家の話を挟みつつ、最後はショパンとサンドの肖像画についての話でした。今回あらためて思ったのは、著作権上の問題とかがあるのだとは思うのですが、名前の出てくる作品の写真や、登場するロンドンやパリの地名の部分の地図も一緒に付けて欲しいなーということ。あと、細かいとこですが、マクシミラン前にハルカを家に誘ってましたよね…。離婚じゃなくて別居中だと知ってドン引き(笑)

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    2025年10月21日
  • コンサバター 失われた安土桃山の秘宝

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    コンサバターシリーズ第3弾。今回は日本の屏風の修復についてです。修復、という言葉一つは簡単ですが、その背景や歴史、筆遣いなどありとあらゆることを調べて知って…、ようやく手を付けられるスゴイ仕事だと痛感。材料から何から揃えるのも大変だし、期限もあるだろうし。恐ろしい世界だ…。そしてほんの少しずつですが、ケントやヘルとの仲も進みつつあり、続きが楽しみになりました。

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    2025年10月09日
  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵

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    アート旅行を通して、自分を見つめ直す主人公。
    桐子さんとの関係や、母娘の関係など
    話が少し出来過ぎかなと思う所はあるが、
    アテンダントの桐子さんのアート旅行は
    押しつけがましくなく、心に迷いを持った
    旅行依頼者に寄り添い、アート作品に
    触れることで、自分の内にあった気づき
    ユリイカを導く、1話完結のドラマにしたら、
    良さそう。

    以前、東京国立近代美術館で、
    荻原守衛の彫刻 『女』を見たが
    安曇野の碌山美術館にも同じものがあることをや、碌山が人妻への報われぬ恋に苦しみながら
    制作した背景など、今回、初めて知った。
    次回は、碌山美術館で『女』を見てみたい。
    その時は、碌山の苦悩に思いを馳せながら

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    2025年10月08日
  • 音のない理髪店

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    聞こえない世界で懸命に生きた祖父母と聞こえる世界に生きている父と娘。祖父母の生きた世界は想像を超えた苦難があったがひたむきに生きた姿勢が胸を打つ。
    言葉の要らない世界が阿波踊りに象徴されているのがなんとも心地よかった。
    あと何気にコーダの父が娘の名前をサインネームで呼べる「つばめ」にしたのが想いが込められていてグッときた。

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    2025年10月02日
  • コンサバター 幻の《ひまわり》は誰のもの

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    ゴッホのまぼろしの”ひまわり”、フェルメールの真作、と有名どころの名作を登場させて、さらにアフガニスタンにおける芸術品たちの行方まで絡めた壮大な話となっていて楽しめました。贋作や投資など芸術品には様々な問題がありますが、今戦場となっている場所にも色々な重要な品があり、それを助けようとしている人もきっといて…。どうしてみんなが少しずつでいいから他人に譲れないのか、ほんの少しだけでも思いやれないのかとつくづく思います。

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    2025年10月02日
  • カンヴァスの恋人たち

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    一色さゆりさんの美術ハートウォーミングストーリーですね。

     碧波市にある白石美術館に勤務する貴山史絵は嘱託の学芸員だ。独身の三十一歳になる。
     白石美術館の展覧会の企画で、碧波市出身でかつ在住するヨシダカヲルという八十歳の女性画家の個展を開く事が決まった。
     その担当を、史絵がすることになる。サブに深瀬真子が付くことになる。真子は週四日勤務の時給制で、“補佐役”という肩書のアルバイトだ。
     物語は、白石美術館の創立者の七十歳になる理事が、ヨシダカヲルの個展を開催したい強い希望を実現したいというのだ?
     史絵は、白石美術館の仕事にやりがいを持っているが、正規の学芸員になる見込みが薄いことに不満

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    2025年09月26日
  • ロゼッタストーンの暗号 コンサバターⅥ

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    今回は初めて一巻完結となりませんでした。
    続刊が楽しみで仕方ありません。
    スギモトと晴香の関係性が微妙に代わりつつあるものの、なかなか踏み出せないもどかしさがよく伝わってきました。
    また2人を取り巻く人間模様も忙しく動いていて、今回はアートミステリーよりも登場人物たちの心情に重きが置かれているように思いました。
    いつもは有名な画家や作品がテーマとして中心にありますが、今回は各章のテーマにミイラや文字などが扱われていて興味深かったです。

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    2025年09月11日
  • ロゼッタストーンの暗号 コンサバターⅥ

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    一色さゆりさんの美術サスペンスミステリーですね。
    『コンサバター』シリーズの六冊目です。

     ルーブル美術館での仕事を終えて、ロンドンに帰ってきた、晴香とケント・スギモトは、大英博物館の副館長のウィンストン・キースに呼び出される。
     キースは、二人に大英博物館に戻って来るように懇願する。晴香は元の部署に、ケントは大英博物館が抱える大英帝国時代の“略奪品”の返還問題に取り組んでほしいとの事だった。キース副館長は、返還プロジェクトとの責任者として、この最重要課題に取り組んでいる。
     そこへ、ケントの元恋人のアンジェラが外部参加で、返還部門のチーム長として乗り込んでくる。
     大英博物館では、職員は“

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    2025年09月06日