一色さゆりのレビュー一覧

  • 音のない理髪店

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    物語なのか手記なのかわからないような、不思議な構成のお話し。表紙のイラストとはかけ離れた過酷で重いストーリーだった。スルスル読めるようで読めない、不思議なお話し(2回目)知らなきゃいけないことを知れた。わたしも繋いでいこう。

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    2026年04月19日
  • 神の値段

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    現代アート×サスペンス面白かった。さすがこのミス大賞!
    正体も所在も生死すら不明な現代アートの巨匠川田無名
    唯一の窓口であり存在を知るギャラリーオーナーが殺されて…

    現代において画家が知名度や評価を得るにはという業界の構造がわかりやすく描かれている。
    作家から直接買い付けするギャラリーと別場所から仕入れるギャラリーとの違い。買い支える愛好家や投資として扱う資産家
    そして話題性に上がるオークション。

    読んでいるうちにぐいぐい世界観に入り込み、サスペンスとしても楽しめるし、巨匠の作品がどうなるのかという展開にも目が離せない。

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    2026年04月13日
  • 音のない理髪店

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    涙がもう止まらない止まらない

    自分の祖父母に重ねてしまうところもありました。
    ろう者である友達にも重ねました。その他障害を持っている友達にも重ねました。なにより自分に最も重ねた気がします。無知ってどれほど愚かなことか、気づけました。諦めないことが大切だとこの上なく分からされました。人は、他の人のために協力するときに1番輝くんだと知りました。

    実際に、自分も感情がぐちゃぐちゃで、何をどう伝えたいのかが上手くまとめられてないです。

    何が幸せかなんて。幸せに、普遍的なものはない。
    4.5

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    2026年04月13日
  • 音のない理髪店

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    まず構成がいいですね。こういうテーマは扱いが難しいことは主人公の迷いから分かるし、自分も読んでいて少しずつ扉を開いていく感覚。そしてその落とし所に納得。世の中の様々な環境にある、それぞれの事情を抱える人々すべてに幸せを願いたくなる一冊でした。

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    2026年04月08日
  • オークションの女神

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    初めて読む作者だったけど読みやすかった。オークションが舞台で売る人、落札する人、贋作者、スタッフの悲喜交交。アートに翻弄される様を面白く、ハラハラ読む事が出来ました。最後は丸く収まって良かった。これシリーズ化しないかなぁ。

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    2026年03月29日
  • 音のない理髪店

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    「この人でなければ書けない物語がある。」そのように評されていたのを耳にしていた。その上で読んだ。音のない世界、想像すらできなかったが、この物語に触れて、少しだけ知れた気がする。 自分をみつめるということ、時の流れのなかに様々な人たちの命や想いがあって現在自分があるということ。それをこの人が自分を通して紡いだ物語だからこそ、僕に染み込んだんだと感じた。

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    2026年03月22日
  • 音のない理髪店

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    ろう者の歴史、虐げられてきた過去と共に、それでも仲間のために強い信念をもって理髪店を営んできた祖父から、その子供、孫が勇気をもらい、つながっていく物語。すごい本だった。

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    2026年03月11日
  • 神の値段

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    作家、東京藝術大学美術学部芸術学科、美術ノウハウ十分、この分野ではすごい作家!
    第14回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作!「神の値段」タイトルがイイですね!
    素晴らしい結末だ、アートギャラリーにも詳しく、ミステリーと芸術のかけ合わさった、芸術を追い求めた、無名と唯子の世界に素人である夫と金持ちのラディの犯罪を暴いた、助手の佐和子の見事な解明は、サスペンスとして、芸術として素晴らしい作品である。
    「佯名」ヨウメイは、本名を隠す、あるいは相手を欺く目的で用いる「偽名(ぎめい)」や「仮名(けみょう・かめい)」を意味する言葉です。

    インクアート・ギャラリー
    唯子のアシスタントサワコ「佐和子さん

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    2026年03月14日
  • 音のない理髪店

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    え…これノンフィクション??フィクションじゃないの?と思いながら読んでましたね
    聾唖の人の権利が生まれたのもめっちゃ最近やん…とおもいながら読み終わりました。
    特に号泣したのはおばあちゃんと叔母ちゃんの所!親子で意思疎通ができないところはホント心が痛くなった!

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    2026年02月27日
  • ロゼッタストーンの暗号 コンサバターⅥ

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    美術品の修復士が主人公の美術ミステリーの第6弾。大好きなシリーズ。
    今回は大英博物館に舞台が戻る。シリーズ全体を通して美術史の知識を学べるのはもちろん、修復士、キュレーター、オークションハウス、警察の美術特捜班など美術に関わるさまざまな職業の人たちが登場して面白い。
    また、今作は美術品の略奪の歴史を一つのテーマに据えており、コレクションにこうした背景を持つ美術館のあり方について、考えさせられる。
    大事件が起きたところで終わってるし、主人公の恋の行方も気になるし…はやく続編読みたい!

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    2026年02月10日
  • ダ・ヴィンチの遺骨 コンサバターV

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    不勉強ながら、ダ・ヴィンチの予言的作品のことは全く知らなかった(汗)
    そりゃ、魅了される、下手したら人生を狂わされる人だっていただろう。今回も晴香やスギモトと一緒に旅している気分になれた。

    やっぱりルーヴル美術館はいいな。また行きたい。

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    2026年02月09日
  • ピカソになれない私たち

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    4人の美大生の物語。「才能」とか「進路」とかが話題になるんだろうと思って。実際そうだったけど、読みやすい文章と何か引き寄せられる様なストーリーでとても楽しめました。

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    2026年02月07日
  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵

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    アートの旅
    なんて素敵なんだろう。

    これを読むと旅にも出たくなるし、美術館にも行きたくなる。

    「旅先で美術館に行く醍醐味は、その土地にゆかりのある作品を見られることだ」

    なるほど。
    そう思って観るときっと見え方が違ってくるだろう。
    自分の心と向き合いながら、街を感じる。
    とてもいい

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    2026年02月03日
  • 音のない理髪店

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    鈴木保奈美さんの「あの本読みました?」で紹介されていて興味を持って読みました。おすすめ本なのも納得!
    耳が聞こえないろう者の物語で、ろうの祖父母、コーダであった父、駆け出し小説家の孫である私、3世代にわたる想いをつなぐファミリーヒストリーでもありました。
    作家のつばめが、ろう者で初の理容師になった祖父正一の半生を追います。父、叔母、祖母、ろう学校で理容を教えた先生、そして祖父の父の手記。
    だんだん鮮明になる祖父の信念。差別や偏見が強かった時代に不屈の精神で歩んできたことがわかります。戦うのではなく真面目に実直に仕事に打ち込む姿勢で生き抜く姿に胸を打たれました。正一は最初から強かったわけではなく

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    2026年01月20日
  • 音のない理髪店

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    私の親族にもろう理容師がいます。この本を読みながらあまりにもつらい事ばかりで、その親族の事を思わずにはいられませんでした。ここに書かれているような事もたぶんあったかもしれないと思うと心が痛みました。現在では、考えられないほどの偏見、差別が蔓延するなか、理容という技術を身に付け、お店を開くということは大変な苦労だった事だと思います。
    聴こえる人と聴こえない人との溝が少しでも埋まればいいなと思います。

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    2026年01月17日
  • 音のない理髪店

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    デビュー作以来、二作目を生み出せないでいる五森つばめ。
    ある編集者との出会いが縁で、それまで自分の中だけに留めていた、コーダ(ろう者に育てられた聞こえる子ども)である父親をモチーフにした小説を書くことに。
    自分の家族のことって案外知らない部分が多いのかも知れないと思いました。
    それが、家族が障がいを持っていたとなると、その当時は尚更、公にしない風潮があったのかも知れません。
    書かれる家族も嫌がるかも知れない、さらし者にしてしまうのでは等、書く側も書かれる側も、いろんな覚悟が必要なことでしょう。

    音のない世界と普通に音のある世界。相容れぬ境界線があってもどうやってそこに交われるようにするか、お

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    2026年01月15日
  • 音のない理髪店

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    日本初のろう理容師の祖父、正一の人生を追うと共に、両親、孫の3世代にわたる物語。

    差別が今以上に酷かった時代で、どのような信念で正一は自分の店を持ち、世間と戦ったのか。その孫が家族をはじめ、関係者からの話をもとに、壮絶な歴史に打ちのめされながらも、自分にしか書けない小説を追い求める。

    結果的に話を聞くことで、過去に縛られていた人々の想いを、解放することが出来たのではないだろうか。長い年月を経てようやく。

    この本でコーダという言葉を初めて知った。こういった話は、ろう唖の方にスポットがあたりがちなので、その家族の話はとても新鮮であり複雑。今まで知らなかった世界が広がっていた。

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    2025年12月24日
  • 音のない理髪店

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    一色さんの小説を手に取ったのは
    「ユリイカの宝箱」「モネの宝箱」以来。

    映像作品であれば
    映画「コーダ あいのうた」
    「ぼくが生きてる、ふたつの世界」や
    ドラマ「デフヴォイス」で、
    小説であれば
    原田マハさんの「奇跡の人 The Miracle Worker」で
    似たような境遇の人々の生きざまにふれていたが、
    本作はまた一味違う味わいの作品だった。

    本作の主人公・五森つばめは
    ろう者であり理髪店を営んでいた
    亡き祖父のことを小説に書くために
    ろう者やその周辺の人々に取材を続ける中で
    少しずつ理解を深めながら成長していく。

    巻末に掲載されている参考文献や
    協力者への謝辞を読むにつけ
    五森つ

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    2025年12月22日
  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵

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    美術館にぜんぜん行けてない日々。とても行きたくなりました。
    アートを通じて、自分らしく生きていけるようになる話。とてもよかった。

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    2025年12月10日
  • コンサバター 大英博物館の天才修復士

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    舞台はイギリス、大英博物館!日本人の晴香が働くにはさぞ大変だっただろう。そこには天才修復士といわれるケント・スギモトがいる。ぶつかりながらもいいコンビ?

    和時計の職人からとケントの家族の謎にも迫る?

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    2025年12月04日