【感想・ネタバレ】コンサバター 大英博物館の天才修復士のレビュー

あらすじ

世界最古で最大の大英博物館。その膨大なコレクションを管理する修復士、ケント・スギモトのもとには、日々謎めいた美術品が持ち込まれる。すり替えられたパルテノン神殿の石板。なぜか動かない和時計。札束が詰めこまれたミイラの木棺。天才的な審美眼と修復技術を持つ主人公が実在の美術品にまつわる謎を解く、豊潤なるアート・ミステリー。

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Posted by ブクログ

面白いです! 原田マハ風なアート小説でもありますが、ダン・ブラウン的な展開もあって、ミステリーとしても楽しめました。著者は、「このミス大賞」受賞者とありましたが頷けます。美術関係の知識も豊富でこれにも驚きました。

英国にはかなり頻繁に行ったので、大英博物館やロンドンの風景、ノッテヒング・ヒルの骨董屋、エジンバラなど情景が目に浮かぶようでした。北斎の浮世絵の話は「なるほど~」でしたが、南方熊楠についても知識がなかったので、一挙に興味を持ちました。

続いて、続編の「ひまわり」を読もうと思います。

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2021年12月23日

Posted by ブクログ

舞台はイギリス、大英博物館!日本人の晴香が働くにはさぞ大変だっただろう。そこには天才修復士といわれるケント・スギモトがいる。ぶつかりながらもいいコンビ?

和時計の職人からとケントの家族の謎にも迫る?

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2025年12月04日

Posted by ブクログ

美術館の修復士が謎解きに挑む!知らない言葉が多くてWikipediaで調べながら読んでました。本の内容だけでなく、雑学も知れて面白い!続きが読みたいです。

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2025年04月27日

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大英博物館に勤める修復士の糸川晴香が、上司のスギモトと一緒に美術品にまつわる謎解きをしていく物語。
四つの章に分かれ、パルテノン・マーブル、和時計、古代エジプトのミイラ、北斎のグレート・ウェーブが題材となっている。斬新で面白かった。

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2024年09月12日

Posted by ブクログ

大英博物館の天才修復士、ケント・スギモトが解き明かすアートが絡むミステリー連作。芸術と言っても和時計やミイラの木棺など多岐にわたる品物が登場します。美術館のあり方や修復士の仕事など細かい部分も知ることが出来て面白かったです。

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2024年05月09日

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美術品と、美術館の裏側を垣間見れる。
組織のしがらみのせいか、サラッと解決される、
次作から、個人で動けそうなので、中身が濃くなるかな。

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2024年04月28日

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大英博物館の天才修復士、ケント・スギモト。
彼の元に持ち込まれるのは、難事件ばかり。

・パルテノン・マーブル
・和時計
・古代エジプトのミイラ
・HOKUSAI
の4篇。

すり替えられたパルテノン神殿の石板。
なぜか動かない和時計。
札束が詰め込まれたミイラの木棺。
などなど

知らず知らずに、美術品のうんちくも身に付きますね。なかなか面白いです。

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2023年03月21日

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大英博物館に行きたくなるし、北斎も見たくなる。Arts & Humanitiesが衰退してしまうことがないように自分も何かしなきゃと思わされます。

ミステリー要素がメインというわけではなくて、誰がやったのかは予想がつくのだけど、博物館や美術に関する問題や課題はリアリティがあって面白かったです。

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2023年03月16日

Posted by ブクログ

イギリスを舞台に天才修復士が助手と美術館と関係のある謎を解いていきます。

昔、テレビで少し見たことあるくらいしか修復士という仕事を知りませんでしたが、とてつもない専門職であり職人といった職業です。

天才スギモトの頭の中で推理が進んでいくので、読み手は第三者的に話が進んでいきますが、イギリスの雰囲気だったり美術や修復にまつわることがたくさん出てくるので、ワクワクしながら読めました。

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2022年08月30日

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イギリスの街並に実際に行ったみたいでワクワクした。博物館の中の迷路やエジンバラでのドライブなど楽しい。
各話のメインキャラクターのその後が想像できるのも良い。小出しされるとニクイ。和時計というものは恥ずかしながら初めてその存在を知ったので、実際に見てみたいな。できれば小さくなって中に入ってみたい。
晴香がケントの舌を懐柔するのかと思ったら、晴香がフィッシュアンドチップス好きになっていた。郷に入りては、と言うけど、恐るべし、ジャンクフード。
アンジェラはぜひ晴香としまむらに行ってほしい。何ならオソロのTシャツとか買って着てほしい。多分可愛い。
神奈川沖浪裏ほ以前美の巨人たちでVR再現された映像を見たけど、迫力が凄まじかった。

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2021年07月28日

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好きなタイプのアートミステリーだった。
大英博物館のキザな天才修復士と、主人公の修復士が辿るアートというよりは、その対象物に関連する周囲の人間の動きに関わる謎、というべきか。修復士というのも良い。
印象としてはちょっとダン・ブラウンに近いような構成だが、大きな謎、というわけではないのでさっぱり目に感じるかと。

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2021年03月30日

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題名の「コンサバター」とは絵画や壁画などの修復士と言う意味。
イギリスの大英博物館を舞台に2人の日本人の修復士が、様々な謎に挑んでいきます。
全4章+αの連作短編集です。
ミステリーといっても殺人事件が起きるわけではなく、章ごとに一つの実際に存在する芸術作品が登場し、「科学」を駆使して解決へと導いていきます。その芸術作品の歴史・背景も登場しますが、どっちかというと科学捜査をメインに展開するので、ちょっとしたスリル感がありました。
壊された作品が偽物だったり、ミイラが入っているかと思いきや昔の札束だったりと興味を誘う物語ばかりでした。

実際の芸術作品の歴史だけでなく、大英博物館の闇の部分も描かれています。舞台はイギリスですが、ちょくちょく日本に関係することも登場するので、色々楽しめました。
修復するときには和紙を使ったり、ミイラの棺を調査するときは、CTスキャンを使用したりとあまり知らなかったことも学べ、ほぉーと勉強になりました。

キャラクターは個性あふれる人達で、特にメインの2人の掛け合いが良いコンビを生んでいました。続編があるんじゃないかという終わり方でしたので、他の芸術作品も知りたいなと思わせてくれました。
もし、実写化するなら、晴香は北川景子さん、スギモトは玉木宏さんかなと思いました。

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2020年07月06日

Posted by ブクログ

うーん、素材はおもしろい気がするのに、なんだか乗れない。ミステリの体を取っているのに、解決はあっさり過ぎ。人物造形も雑かも。これからおもしろくなるのかもしれないが、他の読むべき本のことを考えるとシリーズを追っかけるかどうか迷うところ。

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2025年12月25日

Posted by ブクログ

推理を楽しむミステリというジャンルではないので、そういう楽しみを求めてる人は注意が必要。

美術に関する蘊蓄やコンサバターやキュレターといった美術界隈の世界観を楽しみたい人だったり、
私みたいに美術に関する知見がないけど、別世界を覗いてみたい人向けかな。

人も死なないし、ページ数も普通で展開も早いので、サクッと楽しめる。
ちょっと恋愛要素が気になる点だけど、つづきも読もうと思う。

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2025年10月25日

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大英博物館の修復士の話。コンサバターっていう仕事が初耳でこういう仕事があるのかと知れるのが楽しい。そして美術ミステリがワクワクする!あと和時計の価値とか知らんことばっかりで勉強になる。博物館とか美術館行きたくなるしこの世界もっと知りたくなる!

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2024年06月02日

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いろいろな知識が豊富になっていい気分。
でも、修復士…修復してたっけ?あんまり好きなキャラじゃない。主人公の女性もキャラが魅力的ではない。

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2024年05月10日

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大英博物館の修復士が美術品にまつわる謎を解く短編集。
ライトミステリで、美術に詳しくなくても楽しく読める。
博物館のスタッフのお仕事小説として面白かったし、美術そのものというより美術品のあり方について考えさせられた。

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2024年04月10日

購入済み

プロットはそこそこだが・・・

よくある骨董探偵ものとしては、伏線配置も含めて安定感はある。しかしイギリスの下調べが不十分。実際に行っていないのではとさえ思う。旅行案内と地図と写真を活用か?    最初に引っかかったのは地下鉄をtube という表記だった。イギリスでも理解されないわけではないが、tubeは米語で、イギリスでは一貫してundergroundという。ロンドン市内随所の表記もそうなっている。地下鉄駅の地上案内板のデザインがお土産として人気なほど。   一度でも訪れたことがあれば、うっかりtubeと言ったときに「は? ああ・・・このガイジンさんは[もの知らず]・・・」という、やや冷笑めいた視線の経験があるはずだ。
さらに、NHG付近の高級骨董店街は、ケンジントン・ハイ・ストリートに向かう下り坂、駅を挟んでポートヴェロー・ロードとはほぼ反対側にあたる道沿いにある。毎週末のポートヴェロー・マーケットと、道沿いの常設展は、いわば庶民と旅行者向けの「蚤の市」で、上流客向けの骨董街ではない。(ケンジントン・ロード沿いの骨董店は、見るからに外国人の「一見さん」がふらりと入れるような雰囲気じゃない。せいぜい通りからガラス戸越しに中を覗く程度だ。しかも、外から客の姿をみかけたことがない。予約した客が店の奥の応接室に通されるシステムだろう。「階級社会」の存在にある程度触れていれば「自分はお呼びじゃない」とすぐわかる。)   この本の設定の店でも、有力な伝手もない外国人がケンジントン・ロード沿いにいきなり常設店をもてるかどうかかなり疑わしいが、少なくともいつまでもポートヴェローに店を持ち続けてしかも漢字の看板を掛けているのはおかしい(実際に、そんな店は、一度も、ひとつも、見たことがない。)

 当初の設定がどうでも、イギリス旅行案内・生活体験記などを少し丁寧に調べれば一日程度で判るはずのことだ。物書きの初歩としての心得が足りないし、出版までに誰も指摘しなかったのかと思うと、日本の「小説」界のいい加減ぶりにおどろく。まともな文学大賞に応募しなかったはずだ。小説を上に置くのはいいのかとも思うが、実際に、ライトノベルならかなりの荒唐無稽もいい加減も許容、という風潮はある。その意味で、この作者の書くものは、ジャンルとしてはライトノベルのレベルだと思う。      スターはプロットについてだけのもの。  感想に該当するタグがないが、「いいかげん」があればそれ一択。

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2024年04月01日

Posted by ブクログ


 コンサバターという意味が分からず、ネットで調べると仏像や絵画などの文化財を守り、後世に伝える仕事だと書かれていた。

美術品は人々を魅了するものだけれど、その過去には美術品を巡り略奪、強奪等が行われるなど人間の邪な欲望に翻弄されてきたものなども少なくないのではと感じた。

 作品の中で「文化が衰退すると、世界はどうなると思いますか」という問いかけがあり。文化というのはその国それぞれの「色」があり、それがたとえお金や利益にならず、不便なモノだとしてもその文化によって安らぎを感じている人もいるんだなと改めて自分の国の文化ことなどをよく知りたいなと考えることができた。

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2024年03月17日

Posted by ブクログ

大英博物館の天才修復士ケント・スギモトと、彼の助手で大英博物館で修復士として働く晴香が、実在する美術品の謎を解いていくコンサバターシリーズの第1弾。

今回のテーマは
①パルテノン・マーブル
②和時計
③古代エジプトのミイラ
④北斎のグレート・ウエーブ

各章の美術品の謎と、行方不明になったスギモトの父の謎という二重の謎解きが並行して進むミステリは、その過程で修復のあれこれや美術品の蘊蓄だけでなく、イギリスの街や暮らしも垣間見えるのが魅力。
途中ややこんがらがってくるけど、スギモトの造形が魅力的だし、晴香との関係にも目が離せない。
この作品、どこか大好きな黒猫シリーズの黒猫と付き人の関係を彷彿とさせてワクワクする。

第2弾も読みます!

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2022年09月11日

Posted by ブクログ

こちらが勝手にダ・ヴィンチ・コードのような感じを期待していたのですが、ライトな人の死なないミステリでした。ミステリと言ってもこちらが推理する余地はなく、主人公達の冒険を追う形となります。

大英博物館やイギリスやスイスの情景が丁寧に描かれていて、旅情気分も味わえ知的好奇心も満たされます。登場人物たちもみんな清潔感がありクレバーで好感が持てます。

ただコンサバターとしての仕事ぶりが見たかったのと、主人公に芽生えつつある甘い感情が不要だったのではないかと個人的には思っています。

男前でプレイボーイになった山岡士郎と栗田ゆう子という構図です。
悪くはないけど次作も読まないと!という気持ちにはならなかったです。

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2022年03月06日

Posted by ブクログ

ちょうど「ブルーピリオド」の1巻を読んだあとに読み始めたので作者さんの経歴を見て「おおお」となりました。
癖のある修復士と実家元和紙職人のアシスタントの組み合わせが面白かったです。
美術関連のお話も勿論ですが個人的に日本人視点からの英国生活の描写が特に面白かったです。
イギリスに留学した知人たち9割が世代問わず「ご飯まずい」「茶はうまい。茶は」と言っていたのを思い出しましたし、イギリス人彼氏と彼氏実家に滞在してた後輩が、滞在中に彼氏に「元」がつき、現地で新しい彼氏を探したけど「いい男は全部ゲイなんだよ」ってキレ気味にぼやいていたのも併せて思い出しました。イギリス、いつか行ってみたいです。
カテゴリーとして美術ミステリーということですが個人的には読み始めて「ダヴィンチコード」より「ギャラリーフェイク」を思い出しました。
和時計が興味深かったです。

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2022年02月15日

Posted by ブクログ

天才で非常識なイケメンと、常識人の女子によるバディもの。ケント・スギモトの傲慢な変人ぶりは案外と大人しく、そこで奇をてらおうとしていない感じがむしろ好感が持てる。売りとしては、博物館の裏側式の、美術ネタの蘊蓄なのだろうけど、言うほどのことはない気がする。それより英国生活のデティールが妙にリアルなのが印象に残る。

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2021年09月11日

Posted by ブクログ

大英博物館の天才コンサバターのスギモトと助手の晴香が手掛ける美術品に関する連作短編4作。【パルテノン・マーブル】偽物とすり替わっていたパルテノン・マーブルと、美術品の海外流出の問題【和時計】永年、修理されることのなかった和時計と製作者からの挑戦【古代エジプトのミイラ】発掘された棺の中に入っていたものは…二人はエジンバラへ【HOKUSAI】北斎の〈グレート・ウェーブ〉の真贋鑑定と行方不明のスギモトの父の行方。大英博物館の豆知識的なものも楽しめる。
最初、スギモトの言動は鼻についたが、読み進めるとなかなかイイ奴だった。

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2020年11月08日

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