【感想・ネタバレ】ダ・ヴィンチの遺骨 コンサバターVのレビュー

あらすじ

レオナルド・ダ・ヴィンチの予言的作品《大洪水》がルーヴルの地下で見つかった。これは果たして真作か贋作か――。謎の組み紐文様が描かれた古文書、生まれ故郷のヴィンチ村を拠点とする秘密結社。そしてレオナルドの傑作《洗礼者聖ヨハネ》の「指」とアンボワーズ城に隠された「彼の遺骨」が明らかにする衝撃の真実とは。シリーズ最高傑作誕生!

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Posted by ブクログ

コンサバターシリーズ第5弾。大きな流れは4巻から続いているので、まだフランスでのお話です。誰もが知るダ・ヴィンチの素描の真贋を探るべく、イタリアにも飛びます。レオナルドの生まれ故郷ヴィンチ村や、亡くなった場所などレオナルドの人生を追う旅にもなっています。あらためて色々な作品を見てみたくなりました。

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2025年10月23日

Posted by ブクログ

『コンサバター』シリーズの五巻目ですね。
「レオナルド・ダ・ヴィンチ?」
 晴香がそう呟いだ!
「そのために、俺はここルーヴルに来たようなものだ」スギモトは《モナリザ》に視線を向けたまま、静かに肯(うなず)いた。
 
 前巻の続篇は、いよいよルーヴル美術館の至宝の謎解きに………?
 晴香とスギモト、そしてイタリア・ルネサンス専門のキュレーターのルカの三人に調査を依頼されたのは、ルーヴル美術館の地下の貯蔵庫に、落とされていた一枚の素描だ。
 ダ・ヴィンチの《大洪水》によく似た一枚の素描の謎を探る物語が始まる………?

    目次

 プロローグ
 第一章 指紋《荒野の聖ヒエロニムス》
 第二章 血筋《最後の晩餐》
 第三章 遺骨《モナリザ》
 第四章 来歴《大洪水》
 エピローグ

 レオナルド・ダ・ヴィンチは、謎の多い人物ですが、その生涯にも迫る。作品も生涯で十六点余りしか絵画を残していない。完成品もごくわずかだ。
 その作品の魅力も語りながら、一色さゆりさんの持てる力をふる動員してのフィクションです。
 フィクションながら、物語に引き込まれる謎解きに、感心しながら頷きつつ愉しく読みました。
 晴香とスギモトの恋の行方も気になるシリーズは、美術の世界観も知れるので、幾重にも楽しみですね。

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2024年11月23日

Posted by ブクログ

ルーヴルの地下で見つかった
ダヴィンチの作品 大洪水
贋作か本物かを巡って
ルーヴルの職員とともに
日本人の修復士が活躍する

内容は面白いが
場面があちこちに移動して
必然性があるのかと疑問に思った
しかしイタリアの風景や
絵画を巡る歴史の描写は
興味深かった
パパラッチやダイアナ妃の
登場には
うーん

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2024年08月26日

Posted by ブクログ

ダヴィンチの時代と、現在と交わりながら謎が解かれていくのが面白かった。
それぞれの個性がうまく噛み合ってきて、面白さがあがっている。

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2024年08月25日

Posted by ブクログ

シリーズ5作目。ルーブル美術館で発見された大洪水はレオナルドダヴィンチが描いたのか、スギモトと晴香が調べる話。私でも分かる人やからワクワクする。めちゃくちゃ有名やから絵もいっぱいやと思ったら16点余りしかないの意外だった。

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2025年06月19日

Posted by ブクログ

4作目に続けて一気読み。
読みながら知らない作品を調べてみたり、フィクションでもこんな想いだったのかもと想像するのも楽しい。
3までの方がドキドキする展開な気もしたけれど、こちらもまた面白く読みました。

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2024年06月01日

Posted by ブクログ

コンサバターシリーズ第5弾は前作の続き。
パリに滞在しルーブル美術館に協力するスギモトと晴香が、レオナルド・ダ・ヴィンチの「大洪水」の謎に迫る。

今回は全編レオナルド。
思わぬところで見つかった素描の来歴を調べる内に判明していく思わぬ人との繋がり。
どこまでが史実かわからないけど、まさかのあの皇太子妃まで登場して物語はクライマックスに。
それにしても美術館の清掃のバイトとか魅力的。でも、身辺調査が厳しそう。

スギモトと晴香の関係にも進展が?
そしてルイーズの次の職場とマクシミランとの仲はどうなる?とまだまだ次作が気になります。

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2024年04月30日

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