一色さゆりのレビュー一覧

  • 音のない理髪店

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    言葉が通じてもすれ違ってしまうことは今までの人生において幾度とあった。言葉があるから喧嘩をしてしまうし、分かり合える事もあるけど言葉が無くても分かり合えることもある。表現するって難しい。
    これからも手話の勉強頑張って沢山の人と出会いたい。

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    2026年06月27日
  • 音のない理髪店

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    思ってたよりずっと重い話だった。現在は過去より良くなってると信じたい。そして未来はもっと良くなることを信じたい

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    2026年05月28日
  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵

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    美術館ってたまに行きたくなります。
    本作、 軽いストーリーで味付けした美術/美術館ガイドという印象。悪い意味ではなく、味付け具合が程よくてシンプルに美術館に行きたくなる物語でした。

    初読みかと思ってたら、「音のない理髪店」の作家さんだったんだ 。

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    2026年05月13日
  • 音のない理髪店

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    音のない理髪店という小説を五森つばめが描くまでの過程を追うのがこの物語。つばめは、祖父母が聾者、そのため父がコーダ、その娘で、自身はあまり祖父母に関わらずに育ってきた。デビュー2作目が書けないつばめは、理髪店を営んでいた祖父のことを書きたいと考え、父や伯母、祖母、聾に関わる人たちにインタビューする中で、祖父の生きた姿に出会い、自分がその人生を描く意義を見出す。

    聾の方たちが現在差別的な扱いを受けていないとは思っていないが、それでも当時よりは良い方向に向かっていると信じたい。聾であることが優生保護法の対象となり得たということに衝撃を受けた。

    そんな時代でも、支え、次へと繋げようとする人はいた

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    2026年04月12日
  • 音のない理髪店

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    評判だったので読んでみました。
    帯に書かれたような気持ちになかなかなれず。
    障害のある人の物語は、「感動ポルノ」と呼ばれないようにするのは難しい。
    難しいなと本当に思いました。

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    2026年04月10日
  • 音のない理髪店

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    作家デビューしたものの、次作に悩んでいた五森つばめが、
    日本初のろう者として理髪店を開業した祖父・正一の半生を描くため、ろう者たちの過去と現在、ろうの祖父母やコーダとしての父・叔母などから話を聞いていく

    ハンセン病の人が「優生保護法」の名のもとに強制的な不妊手術を受けたことは裁判などで聞いたことはあるが、ろう者もまたその対象とされていたことは知らなかった
    正一も大変ではあったろうが、自身の理髪店を開業できたことは、その時代ではかなり恵まれた方だったのだろう

    まさかのヘレンケラーの登場
    知らなかったことばかりの1冊だった

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    2026年03月31日
  • 神の値段

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    最近、アートもの作家としてちらほらお見かけする、一色さゆりさんのデビュー作。
    元々、原田マハさん、ダン・ブラウン氏といった、アート系ミステリーが好物ということもあり、期待を胸に本書を手に取った次第です。

    マスコミや関係者すらその正体を知らない現代芸術家・川田無名。
    ある夜、無名の唯一の接点であり、彼の作品を世に送り出してきたやり手ギャラリスト(画商)の永井唯子が殺害されてしまい…。

    物語は川田無名のプライマリー・ギャラリーに勤務し、唯子のアシスタントをしていた佐和子の視点で描かれます。
    唯子の死という事件と、彼女が殺害される直前にギャラリーに届けられた、数億円の価値のある無名の過去の大作を

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    2026年03月18日
  • 光をえがく人

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    一色さゆりさんは、東京藝術大学卒で香港中文大学大学院を修了されています。この本では、彼女が東アジアの芸術についての造詣も深いことが伺えました。この作品は、アートと生きざまを感じることができる五つの短編集です。


    【ハングルを追って】
    淀川の遊歩道のベンチに置かれていた一冊のアドレス帳。ハングル文字で綴った持ち主を探すために、美大の事務職の久崎江里子と油画科の助手の早瀬海子が韓国へ向かいます。

    韓国と日本。過去の両国の関係と朝鮮戦争がもたらしたことが、いまでも根強く残っています。アドレス帳の持ち主の人となりが明らかになるも、その家族の思いはまた別のところにあるという、複雑な感情を感じました。

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    2026年03月12日
  • 音のない理髪店

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    フィクションのような、ノンフィクションのような、不思議な読後感。聾唖の人たちの歴史を垣間見て、障がい者の自立や、繰り返されてきた差別について思いを馳せる。

    聴覚障害は「人と人のあいだを隔てる障害」というらしい。老化で聴力が低下すると、意思の疎通がしづらくなり、孤立感を深め、認知症につながったり、うつ状態になったりというのも、近年よく聞くようになった。近くに誰かいるのはわかっても、気持ちを伝え合えないというのは、誰もいないよりも孤独なのかもしれない。私も最近、聴力の低下を感じているので、他人事とも思えない。
    ハンセン病の方に対する非人道的な政策は知ってはいたけれど、それ以外にも、当事者たちがな

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    2026年02月25日
  • ロゼッタストーンの暗号 コンサバターⅥ

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    シリーズ6作目。
    高校生の頃に授業で学んだエジプト史がとても楽しくて、いつか大英博物館に行きたいと思ってはいた。だけど、なぜエジプトの美術品の数多くがイギリスの博物館に?ということ自体を考えたことがなく、もちろんエジプトに限らず国際的に文化財返還問題が根強いことも初めて知った。
    知らない世界に触れて新しい知識を得たを喜びもあり、次の展開が読めないだけに続きが気になる。

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    2026年02月19日
  • 音のない理髪店

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    耳の不自由な方について理解が深まった。ストーリーも良かったが、つばめが何を書きたいか悩んでいる部分については理解出来なかった。自分は物書きではないのでピンとこなかった。

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    2026年02月01日
  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵

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    美術館の紹介に小説がくっついたみたいな本。
    小説のストーリー自体はよくある内容で素直に入ってくるため、良くも悪くも美術館の紹介を邪魔しない。
    中高生くらいが1番読みやすそう。
    どの美術館も行ったことがないので、とても行ってみたくなるし、下手に難しい解説を聞くよりこのようなストーリー仕立てになっていた方が理解しやすい。

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    2026年01月21日
  • ロゼッタストーンの暗号 コンサバターⅥ

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    コンサバターシリーズ第6弾。

    ルーブル美術館での仕事を終え、ロンドンに帰ってきたスギモトと晴香は再び大英博物館に呼び戻される。晴香はリニューアルに向けた修復を、スギモトは大英博物館が所蔵する“略奪品”の返還に向けたプロジェクトチームの一員として。
    返還チームのリーダーは、スギモトの元恋人・アンジェラだった。
    ある計画を持ってレジストラーに採用された男、アンジェラに届く不審なメール、博物館は大きな謀略の渦に巻き込まれていく。


    舞台を大英博物館に戻した久々のシリーズにワクワク。互いに思い合いながらもすれ違うスギモトと晴香がじれったい。
    略奪品の問題を大テーマとし、春画、猫のミイラ、文字、お札

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    2026年01月14日
  • コンサバター 大英博物館の天才修復士

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    うーん、素材はおもしろい気がするのに、なんだか乗れない。ミステリの体を取っているのに、解決はあっさり過ぎ。人物造形も雑かも。これからおもしろくなるのかもしれないが、他の読むべき本のことを考えるとシリーズを追っかけるかどうか迷うところ。

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    2025年12月25日
  • コンサバター 大英博物館の天才修復士

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    推理を楽しむミステリというジャンルではないので、そういう楽しみを求めてる人は注意が必要。

    美術に関する蘊蓄やコンサバターやキュレターといった美術界隈の世界観を楽しみたい人だったり、
    私みたいに美術に関する知見がないけど、別世界を覗いてみたい人向けかな。

    人も死なないし、ページ数も普通で展開も早いので、サクッと楽しめる。
    ちょっと恋愛要素が気になる点だけど、つづきも読もうと思う。

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    2025年10月25日
  • ロゼッタストーンの暗号 コンサバターⅥ

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    文化財返還問題に切り込むのかー!とワクワクしながら読んだ。改めて調べてみたけど歴史と政治と文化の保護、と様々な問題が絡みあっていて複雑だ…。春画、文字、お札、と扱うアートの種類も多岐に富んでいて面白い。気になる終わり方だっので次を早く…

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    2025年10月18日
  • ロゼッタストーンの暗号 コンサバターⅥ

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    コンサバターシリーズ続編。

    2人の関係性が少し変わってきているところももどかしくも微笑ましくて楽しい。もう少しこのままの関係ででいて欲しい気も。

    それにしても、今回もいろんなジャンルのアートに関する情報が盛りだくさん。個人的には春画やお札のところが興味深かった。

    ラストはなんと大事件の幕開けのところまで。
    続編はまだ先になるのかな。2人がどう解決するのかしないのか、早く読みたい。

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    2025年09月26日
  • 神の値段

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    美術ミステリーというジャンルを初読しました。

    敏腕画商が謎の死を遂げた。
    画家、画商、コレクターの三者がマーケットを形成・拡大するというビジネス構造の中で、さまざまな利害が錯綜するが、犯人は一体??

    美術ビジネスという一般には馴染みの薄い業界を取り上げており、新鮮に読めました。

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    2025年08月29日
  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵

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    荻原碌山の裸婦像「女」。見る角度、季節、受け手の状態や心持ちなどといった状況の変化で、受け手の感じる印象ががらりと変わるとのことです。

    美術鑑賞は好きな方ですが、そんな玉虫色のように変化のある作品にはまだ出会ったことがありません。

    是非観てみたいと思いました。

    「大丈夫。私の人生だって、そう悪くないはずだ。胸をはって生きていこう」

    「大事なのは、誰かにどう評価されるかじゃなくて、あなたが満足しているかどうかだからね」

    私には持病があり「人生の貧乏くじ」を引いたなぁと思わずにはいられないこともありますが、他の誰のものでもない自分の人生を楽しんで、誇りを持って生きていけたらと思いました。

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    2025年07月24日
  • モネの宝箱 あの日の睡蓮を探して

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    西洋美術館で購入。
    睡蓮よりも、カペの自画像や『眠る二人の子ども』への見方や感想に共感して「そうそう!」と嬉しくなった。

    モネの睡蓮を想う時、モネ展で見ることができた、行方不明の間に半分ほど破損してしまった『睡蓮、柳の反映』が蘇る。
    絵画としては壊れてしまっているのに、あれほどまでに輝いている。
    戦時下を生き延びた生命力。

    他にも、ポーラ美術館、大原美術館、大山崎山荘美術館の睡蓮を想像する。
    一緒に美術館を巡る感覚が楽しかった。

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    2025年07月19日