コンサバター 幻の《ひまわり》は誰のもの

コンサバター 幻の《ひまわり》は誰のもの

784円 (税込)

3pt

大英博物館を辞めたコンサバター(修復士)、スギモト。彼の工房に行方不明になっていたゴッホの十一枚目の《ひまわり》が持ち込まれる。時を同じくしてオランダ・ハーグでフェルメールの知られざる「真作」を示す古文書が出現。スギモトはロンドン警視庁美術特捜班の刑事マクシミランと調査に乗り出すが――。壮大なスケールで描く、アート・ミステリー。

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コンサバター のシリーズ作品

1~6巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~6件目 / 6件
  • コンサバター 大英博物館の天才修復士
    784円 (税込)
    世界最古で最大の大英博物館。その膨大なコレクションを管理する修復士、ケント・スギモトのもとには、日々謎めいた美術品が持ち込まれる。すり替えられたパルテノン神殿の石板。なぜか動かない和時計。札束が詰めこまれたミイラの木棺。天才的な審美眼と修復技術を持つ主人公が実在の美術品にまつわる謎を解く、豊潤なるアート・ミステリー。
  • コンサバター 幻の《ひまわり》は誰のもの
    784円 (税込)
    大英博物館を辞めたコンサバター(修復士)、スギモト。彼の工房に行方不明になっていたゴッホの十一枚目の《ひまわり》が持ち込まれる。時を同じくしてオランダ・ハーグでフェルメールの知られざる「真作」を示す古文書が出現。スギモトはロンドン警視庁美術特捜班の刑事マクシミランと調査に乗り出すが――。壮大なスケールで描く、アート・ミステリー。
  • コンサバター 失われた安土桃山の秘宝
    784円 (税込)
    狩野永徳の落款が記された屛風「四季花鳥図」。約四百年前、焼け落ちた安土城から唯一残ったというその逸品は、なぜか「春」の部分だけが完全に欠落していた。これは本当に永徳の筆によるものなのか。復元を依頼された修復士のスギモトは手がかりを探るために助手の晴香とともにロンドンから京都へ飛ぶ。圧倒的リアリティの美術×歴史ミステリー!
  • ルーヴル美術館の天才修復士 コンサバターIV
    784円 (税込)
    ドラクロワが唯一無二の友人を描いた《フレデリック・ショパン》。切り離された恋人の肖像画と合体させるという難題に、天才修復士スギモトはどう挑むのか。さらにサモトラケのニケ、コローの風景画など所蔵品にまつわる謎を解決した時、ルーヴルの館長の「真の目的」が明らかになり ――。世界最大の「美の殿堂」を舞台にした、珠玉の美術ミステリ。
  • ダ・ヴィンチの遺骨 コンサバターV
    784円 (税込)
    レオナルド・ダ・ヴィンチの予言的作品《大洪水》がルーヴルの地下で見つかった。これは果たして真作か贋作か――。謎の組み紐文様が描かれた古文書、生まれ故郷のヴィンチ村を拠点とする秘密結社。そしてレオナルドの傑作《洗礼者聖ヨハネ》の「指」とアンボワーズ城に隠された「彼の遺骨」が明らかにする衝撃の真実とは。シリーズ最高傑作誕生!
  • ロゼッタストーンの暗号 コンサバターⅥ
    値引き
    815円 (税込)
    489円 (税込) 12月31日まで
    ルーヴルでの任務を終え、再び大英博物館に呼び戻されたスギモトと晴香。館内ではロゼッタストーンに代表される、大英帝国時代の〝略奪品〞を巡り意見が対立、返還部門のチーム長・アンジェラに脅迫メールが届く。そこへ「ある計画」を携えたレジストラー(収蔵品管理者)の陽が晴香の前に現れ――。世界最大級の博物館にかつてない危機が訪れる。

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コンサバター 幻の《ひまわり》は誰のもの のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    フリーとなったスギモトはゴッホの《ひまわり》の鑑定、修復を依頼されるが、何者かに盗まれてしまう。しかも、《ひまわり》の一部を切り取られる映像をネット配信されてしまい、コンサバターとしての危機に陥る。犯人の正体と目的は?晴香、マクシミランとの調査は、アフガニスタンの現状へと大きなスケールで進展する。《

    0
    2021年07月22日

    Posted by ブクログ

    ゴッホのまぼろしの”ひまわり”、フェルメールの真作、と有名どころの名作を登場させて、さらにアフガニスタンにおける芸術品たちの行方まで絡めた壮大な話となっていて楽しめました。贋作や投資など芸術品には様々な問題がありますが、今戦場となっている場所にも色々な重要な品があり、それを助けようとしている人もきっ

    0
    2025年10月02日

    Posted by ブクログ

    アフガニスタンの博物館から持ち出された美術品はイギリスに行っていた。壮大なスケールで現代の政治の闇に巻き込まれた美術品。闇の取引社会の怖さも感じた。

    0
    2023年06月14日

    Posted by ブクログ

    最後が意外な感じで、よかった。各章が少しずつ繋がりがあったり、ゴッホやフェルメールの作品のお話もおもしろかったりで、楽しい小説だった。修復士の仕事を知ることができて、興味深かった。

    0
    2023年05月01日

    Posted by ブクログ

    ゴッホやフェルメールについての考察が面白かったし、アフガニスタンの美術についてももっと知りたくなる。

    結末はびっくりするけれども、このパターンが続くと今後はミステリーとしての楽しみは減っちゃうかも。

    0
    2023年03月21日

    Posted by ブクログ

    アート系ミステリーを読んで、戦争と平和、国とは何か、文化を継承して守ること、を考えさせられました。
    晴香が必死で美術品を守ろうとする姿が、とても格好良かったです。
    ここからはちょっとネタバレですが、スギモトさんが晴香をパートナーにした理由、自分にない美徳を持っているから、ということが美しいと思いまし

    0
    2021年09月19日

    Posted by ブクログ

    シリーズ2作目。独立したスギモトの元に修復の依頼が来て事件に巻き込まれる話。ハラハラと心臓に悪い展開が続き、予想だにしない結論にまんまと振り回される。そして美術の価値について考えさせられる。国や個人によって価値が変わる難しさ。

    0
    2025年03月06日

    購入済み

    背後設定が甘い

    アート・ミステリとしての出来は2作目以降徐々に向上していく。登場人物のからみ合いも同様だが、2作目ではまだ最初の構想の細部が詰まっていなかったのこか、スケッチ風のままで、人物設定に奥行きがなく、そのためどの人物のイメージもぼんやりしている。政治的背景を絡めたのはトライアルだろうが、実のところアイディ

    0
    2024年04月01日

    Posted by ブクログ

    コンサバターシリーズ第2弾はゴッホの幻の「ひまわり」をめぐる事件。そこにアフガニスタンから持ち出された美術品の行方が絡みミステリに深みを加える。

    ゴッホやフェルメールの幻の作品の話はさておき、戦争で破壊された博物館から持ち出された美術品が正当な持ち主である国に戻されることなく出回り、あるいは盗品と

    0
    2022年09月10日

    Posted by ブクログ

    エディンバラの地下都市はとても恐ろしい話ですが興味深い話でした。
    個人的に視点の切り替えでほんのちょっと意識が離れやすかったですが、次巻も読みたいなと思いました。
    あとタコパでチョコは具材をチョコだけにしたら割といけ…

    0
    2022年02月15日

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