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Posted by ブクログ
コンサバターシリーズを好きな大きな理由の一つは、とにかく海外気分に浸れるということ。書籍名から、他のシリーズに比べて期待少なめで読み進めましたが、見事に裏切られました。とても面白かったです。
まず、本作でも海外は十分に感じられます。舞台は海外も日本もどちらも(主役の2人がずっと日本にいるわけではないです)。
日本美術は、食わず嫌いでしたが、こちらの作品を読んだことで以前よりぐんと興味を抱けるようになりました。実在の作者作品にまつわる話は思わずへ〜と興味が持てる内容で飽きず、一気に読めた気がいたします。
まだまだ小さいけれど、新しく確かなアンテナを得た感覚があり、シンプルに読んでよかったなと思いましたし、美術にほんの少しでも興味がある人には是非勧めたいなと思った一冊でした。
Posted by ブクログ
コンサバターシリーズ第3弾は、安土桃山時代の狩野永徳の落款が記された屏風絵の修復にまつわる物語。
永徳の屏風絵「四季花鳥図」の復元を賭けて3組のチームによるコンペが行われることになる。完全に失われた春の部分を復元するため、日本に飛ぶスギモトと晴香。
何が描かれていたのかすらわからないものを修復(すでに創作に近い)するための調査。以前の持ち主を辿り、画に関する記録を探し求めるという気の遠くなるような作業。修復士ってこんなことまでするのかと驚きの連続。
そんな時、恩師から日本に帰って自分の工房で働いてくれないかと誘われ迷う晴香。引き止めて欲しいのにつれないスギモト。すれ違う2人の心。
そしてコンペ当日、最後に晴香が選んだ道は‥‥
コンペの勝敗の行方よりも2人の行末が気になった後半、晴香が鍵師の律子から伝え聞いたスギモトの言葉「恋愛なんかじゃ終わらせたくない」に胸キュンでした。
助手からパートナーに昇格し、さあこれから!という時に置き手紙。スギモトめ〜。すでに第4弾が待ち遠しい。
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小説・文芸
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