無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2023年04月24日
美術・アート業界という、一般にはあまり馴染みのない世界が舞台。世界的に評価の高いアーティストの、何億という高値で取引される作品たち。大きな金額が動けば、そこには必ず人の欲やエゴが絡み、不穏な輩も現れてくるのは世の習い。その「やばい部分」に果敢に足を踏み入れ、テーマとして取り上げた意欲作である。
も...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年04月21日
あとからじわじわと来る本
何故か、時折からの本のワンシーンを思い出してしまう
仕事への向き合い方を考える主人公
海外での展覧会のときの、一大イベントに向けた緊張感、臨場感、日常とかけ離れた世界観。
このシーンが好きだった
画伯、美術品コレクターなど、普段接しない世界観に触れられたのもおもしろか...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年02月18日
ミステリー小説といつことでやはり人が死ぬ。結果は最後の数ページで一気に解決。
アート作品の取引を崇高な芸術活動として特権化するんではなく、他の企業と同じように商品として海外に売り出すための戦略を学んだ。というのが印象的。
価格は需給のバランスに基づいた客観的ルールから設定される。値段は本来価格のつけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年02月06日
原田マハさんのアート小説が好きなので、他にもそういった系統の方はいないかなと思っていたところ見つけた著者。
一色さゆりさんは藝大卒業後、ギャラリーや美術館で勤務しているそう。その著者が書いた現代アートミステリ。
読みやすく、全く知らない現代アートの裏側をちょっと覗き見することもでき、またミステリと...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年04月27日
2016年、第14回「このミステリーがすごい!」
大賞受賞作品。
現役の学芸員が描く美術ミステリーということで、
アート業界の裏側がこと細かに描かれています。
個人的にアートや美術館も好きなので、
これまでに知れなかった実情に触れられて面白かった!
説明・解説的な内容が多いのですが、
読みやすく...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月11日
また、美術とか分かってへんのに美術ミステリー読んでしまった…^^;
何か、あらすじとか読んでると、つい…(^^;;
なので、絵画に関する解説とかは、こういうもんか…としか分からない…
でも、これは、オークションとか、アートのビジネス側からの話も多くて、結構、勉強になる。アートビジネスとか分かってない...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年12月05日
現代アートの裏側を描く美術ミステリー。
現代アートって、幅が広すぎて僕には難しく、守備範囲でないのですが、この小説は楽しく読めました。
アート小説と言えば、原田マハさん!
な僕ですが、昨年くらいに読んだ一色さゆりさんの「熊沢アート心療所の謎解きカルテ 絵に隠された記憶」が良かったので、今回はデビ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月09日
川田無名の作品を独占的に扱うギャラリーを経営する永井唯子.無名はニューヨークで活躍し名声を博したが帰国後はぱっとせず、最近になって人気が爆発した.田中佐和子は唯子にスカウトされた形でギャラリーで働いているが、無名のNY時代の作品が届いて話が展開する.中国人のグループなどが訪れ商談が始まるが、突然唯子...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。