一色さゆりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ちょうど「ブルーピリオド」の1巻を読んだあとに読み始めたので作者さんの経歴を見て「おおお」となりました。
癖のある修復士と実家元和紙職人のアシスタントの組み合わせが面白かったです。
美術関連のお話も勿論ですが個人的に日本人視点からの英国生活の描写が特に面白かったです。
イギリスに留学した知人たち9割が世代問わず「ご飯まずい」「茶はうまい。茶は」と言っていたのを思い出しましたし、イギリス人彼氏と彼氏実家に滞在してた後輩が、滞在中に彼氏に「元」がつき、現地で新しい彼氏を探したけど「いい男は全部ゲイなんだよ」ってキレ気味にぼやいていたのも併せて思い出しました。イギリス、いつか行ってみたいです。
カテ -
Posted by ブクログ
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その姿を見せない謎の画家、川田無名。
その無名と唯一会うことができる唯子は、
無名の画家としての知名度を上げて、
その絵を売ることに心血を注いでいたが
突然死んでしまう。
唯子のギャラリーに勤める佐和子は、
彼女が殺されたと知り愕然とする。
佐和子は唯子がいなくなったあと、
その意思を継ぎ残された業務に忙殺される中、
何故、唯子が殺されなけばならなかったのか
犯人は誰なのか知るために無名という
画家の秘密に近づいていく。
絵画の世界、アートオークションなど、
見ることのない世界が描かれるので、
馴染みが無さすぎて途中読み疲れしたが、
犯人、動機、方法など最後後味はよかった。
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Posted by ブクログ
ネタバレミステリーというには謎解きの要素が少なく、サスペンスにしてもスリルが少ないため、その中間? そえゆえちょっと中途半端な感が否めません。
無名は結局その姿を現さないし、1959年の作品の行方がメインかといえばそうでもない、唯子を殺した犯人の捜索に血道を上げるわけでもなく…。物語のラストで唯子殺しの犯人がわかる場面でそれらが一つにつながるわけですが、そのタネあかしのシーンもちょっと急ごしらえな印象が拭えません。読んでいてもなんだか唐突な感じなんですよね。「あれっ、なんだか急にそんな展開なの?」 って思ってしまいました。
とはいえ、現代美術のマーケットに関することや、オークションの雰囲気を味わうこと