一色さゆりのレビュー一覧

  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵

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    そんなに美術に造詣があるわけでも、美術館が好きというわけでもないけど、旅行に行くと美術館に行ったりします。金沢では21世紀美術館、箱根ではラリック美術館など行きました。

    この本に出てくる美術館に興味を持ち、Google Mapで見てみると、他にもたくさんの美術館があることを知り、いろいろ行ってみたくなりました。

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    2026年02月27日
  • 音のない理髪店

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    駆け出しの作家五森つばめはデビュー後3年、新刊が書けないでいるところに、新しい編集者さんからいっしょに書きませんか?と声をかけられた。以前から自分の中で関心のあった祖父の物語についてプレゼンをする。
    亡くなった祖父は、ろうだった。そして日本で初めてろうの理髪師であり、初めて自分で店をもった理髪師でもあった。

    取材を繰り返し、つばめは自分の家族の歴史を掘り起こしていく。ろうの夫妻から産まれた父と伯母は健常者だった。こういうろう夫婦から産まれた聞こえる者のことをコーダとも呼ぶ。コーダの大変さを改めて知ることになる。また祖父母の戦ってきたろうへの偏見や差別、特に優生保護法などの苦しみにも直面する。

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    2026年01月26日
  • 神の値段

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    ネタバレ

    画商の世界の表と裏。謎のインクアーティストカワタムメイが絡み合う物語。ひと言で言うなら秀逸!

    華やかな世界の裏に潜む世界と、色々な思惑が渦巻く中、最後にはそう来たか。。!と痛快な読後感でした。ただオチありきではなく、そこに至るまでの徐々に明らかになるカワタムメイの人物像や、登場人物の背景描写もしっかりあって、満足感ある物語でした。

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    2026年01月12日
  • コンサバター 失われた安土桃山の秘宝

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    今回は狩野永徳の落款が記された屏風の修復?なぜイギリスで?そして修復の手掛かりを探してケントと晴香は京都に?すべて日本語で書かれているから違和感なくあっちにきたり、こっちにいったり。イギリス内の移動だけでも大変なんだろうな。ケントと父のすれ違いの原因は?なんか、いい話で終わったはずなのに、最後ケントはいずこへ?

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    2025年12月24日
  • モネの宝箱 あの日の睡蓮を探して

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    アサヒグループ大山崎山荘美術館、ぜひ行ってみたい。モネの睡蓮シリーズは大好きな絵画、でもモネのことはあまり知らなかった。これを機に少し本を読んでみよう。
    エトルタの朝 も観てみたい

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    2025年09月04日
  • モネの宝箱 あの日の睡蓮を探して

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    ネタバレ

    登場人物が全員優しくて温かい世界で素敵な話だった。最後にはみんなで素敵な庭を完成させたところがうるっときた。
    美術館や絵画っていいなと思った。

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    2025年07月13日
  • モネの宝箱 あの日の睡蓮を探して

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    ネタバレ

    「ユリイカの宝箱」の続編とは知らずに読んだ。
    モネの「睡蓮」が見れる美術館が何館もあることを知らなかった。
    美術館に行きたくなる小説。

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    2025年05月02日
  • モネの宝箱 あの日の睡蓮を探して

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    アートは自分の中の思いもよらない何かを動かすことがある
    これは本当なんです

    国立西洋とポーラは行ったことがあったので情景が思い出されて嬉しいなと感じ、
    せっかくだし大原と大山崎山荘も行こう!
    と思い立ち急遽岡山京都へ
    当然「睡蓮」目当てで訪れたわけだがいずれの美術館でも素敵な作品との出会いがあった
    俺がアートを好きになったきっかけは思い返せばモネだったなと

    まだこうして新しい出会いをさせてくれる美術館・作品/作家たちに感謝を込めて

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    2025年02月24日
  • モネの宝箱 あの日の睡蓮を探して

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    「ユリイカの宝箱」に続き一気読みでした

    帯にある通り、じんわり泣ける優しいアート小説
    まさにその通りでした

    題材が、モネという事もあり自身も色々な
    美術館で沢山のモネ作品(睡蓮)を観てきました
    日本でも各地で幾度となく目にする機会が
    多い分おざなりになりがちですが
    改めて画集や図録を開きたくなりました。
    また、行ってみたい美術館も増え、
    頁に沢山の付箋が貼られました。

    モネ好きの方は勿論、柔らかな優しい
    アート小説を読みたい方にも強くオススメします

    2025.2 14冊目

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    2025年02月21日
  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵

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    最近アート、絵画に触れてからもっと知りたいと思い手に取った本。
    これからも興味の赴くまま、色々知っていきたい、と思える一冊だった。

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    2025年02月07日
  • モネの宝箱 あの日の睡蓮を探して

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    まずタイトルで購入決定。
    一色さんの小説でアートを巡れるとは。
    原田マハさんの作品はほぼ読み、絵画に魅了されてきた。
    この作品はアートの旅に特化した旅行会社の社員が依頼人から指名された4名と、日本に展示されている「睡蓮」を巡り美術館を訪れる。
    アート小説はたいてい自分自身も絵の前に立って鑑賞している錯覚を起こさせてくれる。
    この物語も優しく誘われてとても心地よかった。

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    2025年01月06日
  • カンヴァスの恋人たち

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    久々のアート小説だったけれど、改めてアートっていいな、アーティストって凄いな。
    そんな風に思わせてくれた。

    働く女性の葛藤も、わかりやすく描かれていてよかった。

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    2024年04月10日
  • カンヴァスの恋人たち

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    ネタバレ

    一目惚れ。これは確かに究極の愛。読めば読むほどにこの本に惹かれてく。A子が詠子っていうのがなお痺れる。こういう伏線回収もすき。満足感高すぎる。

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    2023年09月16日
  • 神の値段

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    美術・アート業界という、一般にはあまり馴染みのない世界が舞台。世界的に評価の高いアーティストの、何億という高値で取引される作品たち。大きな金額が動けば、そこには必ず人の欲やエゴが絡み、不穏な輩も現れてくるのは世の習い。その「やばい部分」に果敢に足を踏み入れ、テーマとして取り上げた意欲作である。

    もちろんフィクションでアリ、虚実ない交ぜではあろうが、参考とした美術品のオークションや、怪しいアジアの大富豪とのやり取りなど、知らない者にも「ものすごいリアリティ」を感じさせてくれる。

    「人前に姿を現さない」孤高の天才作家と、そのマネジメントを一手に引き受けているやり手美女。その美女のアシスタントを

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    2023年04月24日
  • コンサバター 大英博物館の天才修復士

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    面白いです! 原田マハ風なアート小説でもありますが、ダン・ブラウン的な展開もあって、ミステリーとしても楽しめました。著者は、「このミス大賞」受賞者とありましたが頷けます。美術関係の知識も豊富でこれにも驚きました。

    英国にはかなり頻繁に行ったので、大英博物館やロンドンの風景、ノッテヒング・ヒルの骨董屋、エジンバラなど情景が目に浮かぶようでした。北斎の浮世絵の話は「なるほど~」でしたが、南方熊楠についても知識がなかったので、一挙に興味を持ちました。

    続いて、続編の「ひまわり」を読もうと思います。

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    2021年12月23日
  • コンサバター 幻の《ひまわり》は誰のもの

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    フリーとなったスギモトはゴッホの《ひまわり》の鑑定、修復を依頼されるが、何者かに盗まれてしまう。しかも、《ひまわり》の一部を切り取られる映像をネット配信されてしまい、コンサバターとしての危機に陥る。犯人の正体と目的は?晴香、マクシミランとの調査は、アフガニスタンの現状へと大きなスケールで進展する。《ひまわり》奪還の緊張感!さらにラストで明かされた真実は大胆なドンデン返しで、美術品を巡る人々の情念が伝わる。お約束のスギモトと晴香のこれからも気になるところ。そしてスギモトの父も登場し、早く続きが読みたい!

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    2021年07月22日
  • 音のない理髪店

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    日経新聞で一色さゆり氏の『モナリザの裏側』を紹介している記事を読んで、本書のことを知り、読みました。

    私は、2022年から手話を学んでいますが、2024年10月に出た本書のことはまったく知りませんでした(聴覚障害者関連では『デフ・ヴォイス』がドラマ化もあって話題でした)。

    聴覚障害について真摯に向き合った優れた小説です。手話が禁じられていた時代のろう者の苦悩、優生保護法により人権が踏みにじられてきた歴史、運転免許の取得が認められなかったこと、ろう者の就労環境等々、しっかりと書かれていて驚きました。

    小説としてリーダビリティも高く、ろう者である五森正一が『音のない理髪店』を開くまでの経緯が

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    2026年07月03日
  • モナリザの裏側

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    ムンクの絵の前で撮った旅行写真やグーグルで作品検索しながら読み進める。「3か月でマスターする西洋絵画」見たばかりで頭にすんなり。表題のどんでん返しはびっくりだけど、そうか一色さんミステリーデビューだったと納得。次は「モリゾ」か「田園の奏楽」主人公にしたミステリーが読みたいな。「期待しない。受け流す。慌てない。そして感謝。人とうまくやる四原則だ」「美術品は本物を見なければならないという人もいる。なにが本物なのかは見た人それぞれが決めればいい。たとえ本物でなくとも心動かされた体験は揺るがない」美術鑑賞の入門書としてもお勧め。

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    2026年06月28日
  • 神の値段

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    ネタバレ

    表紙からの印象と全然違った。かなりのミステリー。そりゃこのミスのやつだからそうか。
    信用してたり大事な人からの裏切りや、アートと金という闇の側面もちゃんと描きながら、けど全体的に温かく安心出来るような作品だった。

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    2026年06月27日
  • モナリザの裏側

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    名画がモチーフとなった5つの短編集。
    一色さゆりさん、東京藝術大学のご出身なのだそう。「音のない理髪店」しか読んだことがなくて知らなかったけど、アート関係の小説をたくさん書かれているみたい。これは、読まなくては!
    今作で登場する5名は人生の岐路にたっている。そして、名画との出会いが前に進むきっかけを与えてくれる。
    ここでいう名画が、あくまでその人個人にとっての大切な絵だということが重要だなと思う。
    有名な画家の絵、オークションで高値がついた絵。そういう絵は素晴らしいと素人の私は思ってしまいがち。でも、自分がこの絵が好きだと思う直感をもっと信じてもいいと感じた。
    好きな絵がある人は、その絵とどん

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    2026年06月27日