一色さゆりのレビュー一覧

  • コンサバター 大英博物館の天才修復士

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    大英博物館に勤める修復士の糸川晴香が、上司のスギモトと一緒に美術品にまつわる謎解きをしていく物語。
    四つの章に分かれ、パルテノン・マーブル、和時計、古代エジプトのミイラ、北斎のグレート・ウェーブが題材となっている。斬新で面白かった。

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    2024年09月12日
  • カンヴァスの恋人たち

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    地方在住の学芸員が担当する80歳の女性作家の展覧会を行うまでのお話ではあるが、女性が生きていく上で必ずぶつかる問題。
    仕事とお金と家庭と子ども。
    どれもこれもうまくやりたいのに、どこか妥協したり、諦めたり、選択していかなくてはいけない。
    フェミニズム的思想が強いわけではないけども、実際直面したときは不公平だと思ったもんだ。
    だが、ヨシダの「男女関係なく若い人は置かれた境遇と葛藤し続けるもの」という言葉は、頭ではわかっていたことだけどハッもさせられた。
    男性は男性特有の大変さがあるのに、女性だけが大変なように言われる昨今、一石を投じられるように感じた。

    それはそれとして、ヨシダの絵がとても興味

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    2024年08月29日
  • ダ・ヴィンチの遺骨 コンサバターV

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    ルーヴルの地下で見つかった
    ダヴィンチの作品 大洪水
    贋作か本物かを巡って
    ルーヴルの職員とともに
    日本人の修復士が活躍する

    内容は面白いが
    場面があちこちに移動して
    必然性があるのかと疑問に思った
    しかしイタリアの風景や
    絵画を巡る歴史の描写は
    興味深かった
    パパラッチやダイアナ妃の
    登場には
    うーん

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    2024年08月26日
  • ダ・ヴィンチの遺骨 コンサバターV

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    ダヴィンチの時代と、現在と交わりながら謎が解かれていくのが面白かった。
    それぞれの個性がうまく噛み合ってきて、面白さがあがっている。

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    2024年08月25日
  • コンサバター 失われた安土桃山の秘宝

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    美術品なんて全然知らなかったが、さすが専門家、復元についてまでもわかりやすく興味が持てた。また登場人物たちもなかなか魅力的で、特にプロローグの兄弟で一気に引き込まれた。願わくば兄のこともう少し知りたかった。

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    2024年07月12日
  • ルーヴル美術館の天才修復士 コンサバターIV

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    舞台がパリのルーヴル美術館へ、作品を検索しながら、やっぱり面白いな、と思う。
    ちょっと不思議体験あり。

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    2024年06月17日
  • コンサバター 失われた安土桃山の秘宝

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    資料のないものからの復元。
    歴史や美術品を検索しつつ読むのがおもしろい。
    人間関係がまとまってきて、面白くなりそうなところで、いなくなった。
    次作また楽しみ。
    原田マハさんの『風神雷神』も読み返したくなった。

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    2024年06月04日
  • 神の値段

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    芸術がどうとかそういうのは詳しくないので分かりませんが、本気で芸術に向き合う人と、それを本気で支える人、それぞれの熱意、思いが伝わってきました。
    また、終盤になるにつれ無名の存在が強く感じられ、物語全体の抑揚がとても上手な作品でした。

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    2024年05月11日
  • コンサバター 大英博物館の天才修復士

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    大英博物館の天才修復士、ケント・スギモトが解き明かすアートが絡むミステリー連作。芸術と言っても和時計やミイラの木棺など多岐にわたる品物が登場します。美術館のあり方や修復士の仕事など細かい部分も知ることが出来て面白かったです。

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    2024年05月09日
  • コンサバター 大英博物館の天才修復士

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    美術品と、美術館の裏側を垣間見れる。
    組織のしがらみのせいか、サラッと解決される、
    次作から、個人で動けそうなので、中身が濃くなるかな。

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    2024年04月28日
  • カンヴァスの恋人たち

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    後半は一気に読んだ。
    事なかれ主義で、言いたいことを言わずにいても分かってはもらえないし、自分も不満が溜まる。
    自分の意見を伝えて、自分のしたい様にする事が一番後悔しないのかな。

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    2024年04月22日
  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵

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    アートを観るツアー、素敵です。行ってみたいけど、実際ここまで至れり尽くせりだったらお値段も張りそうな…。香川県直島、訪れてみたいです。地中美術館だけでなく、草間彌生さんのかぼちゃや、ベネッセハウスミュージアムとかあちこち楽しそうでした。千葉県のDIC川村記念美術館とかいつか行けたらいいなあ。たとえ行けなくてもこうして本の中で訪れた経験らしきこともできて良かったかな。
    『女』は切手わ購入したことがあり作者名碌山じゃなかったように記憶してたんですが、守衛と名乗ってたころもあったことがわかり腑に落ちました。
    これからも自分を見つめながら、楽しんでたくさんたくさんアート鑑賞していきたいと思いました。

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    2024年03月24日
  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵

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    アートを観るツアー。申し込んでみたい。ここまで手厚くガイドさんが一緒に来てくれるとなると値段は相当高くなりそうではあるが。
    優彩や桐子のようなガイドだったら癒される旅となりそうだ。

    アートは、観るときの自分の状態によってどのように見えるかが変わる。碌山美術館にある『女』のエピソードで、アート旅に来た客がまさにその体験をする。
    昔は『女』の像は苦しんでいるようにしか見えなかったが、今はたくましく強く見えると。
    そういう体験をしてみたいと思う。
    過去に苦手と感じてしまったアートも、なぜ苦手と感じたのか深掘りしていけば、自分の当時の精神状態が関わっていたことに気づくのかもしれない。

    自然風景や美

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    2024年03月23日
  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵

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    話がすごく斬新というわけではないけど、
    この美術館紹介も兼ねた感じがいい。
    これ、シリーズ化してくれないかな。
    そしたら、紹介された美術館に行くのに。

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    2024年03月22日
  • ルーヴル美術館の天才修復士 コンサバターIV

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    毎回楽しみにしているシリーズ。修復士の仕事の方も二人の今後も目が離せなくなってきた。続きが楽しみだ。

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    2024年03月08日
  • ルーヴル美術館の天才修復士 コンサバターIV

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    幸運にもルーブル美術館には何度か行ったことがあるのに本作に出てくる展示作品についてはほとんどわからなくて、もっと教養を深めないといけないなと思わされながら読みました。

    シリーズが進むにつれミステリー要素は少なくなっているけれどもそれでいいんだ、芸術を愛でる気持ちがどんどん大きくなるから。

    次作もすぐに出るようなので楽しみ。

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    2024年03月01日
  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵

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    最近、リベラルアーツで美術の講義を受けた影響もあり、アートに出会いたい欲求をかき立てる作品。アートは、言葉を介さず視覚を通じて伝える表象、つまり個人の感想が大事なので、自分を見つめ直すストーリーに納得しながらスルスルと読める。久しぶりに美術館に行きたくなる本です。

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    2024年02月24日
  • ルーヴル美術館の天才修復士 コンサバターIV

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    新章スタートかつルーヴル美術館がお話の舞台になっていて、読むから、わくわくしていた!修復士のお仕事の視点、いろいろな美術作品について、そして謎解きの要素もあって、読みやすく、そして、いろいろな楽しさが味わえた。次回は、ダヴィンチがでてくるので、今から読みのが楽しみです!

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    2024年02月12日
  • 神の値段

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    原田マハさんのアート小説が好きなので、他にもそういった系統の方はいないかなと思っていたところ見つけた著者。
    一色さゆりさんは藝大卒業後、ギャラリーや美術館で勤務しているそう。その著者が書いた現代アートミステリ。

    読みやすく、全く知らない現代アートの裏側をちょっと覗き見することもでき、またミステリとしても楽しめた。
    他の著作も読んでみたい。

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    2024年02月06日
  • カンヴァスの恋人たち

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    ヨシダカヲルさんのような存在の方に出会えると人生変わるなぁ。生きる力から生まれる強さと優しさ温かさのある振る舞い、考え方に惹かれる。

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    2023年10月26日