一色さゆりのレビュー一覧

  • 神の値段

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    途中まではちょっと退屈やったけど、後半グイグイ面白くなってきた。
    アートの世界の奥深さを知れた気がした。
    大変な世界なんやなぁ。
    無名先生がめちゃくちゃカッコよくて、もう1回読もうかなぁと思ってしまった。

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    2022年07月06日
  • 神の値段

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    ネタバレ

    現代アートとミステリーを題材にした「このミス大賞」。姿を見せない作家の謎に引っ張られて一気に読みました。ギャラリーと作家の関係性や、アートビジネスについても勉強になりました。
    しかし、作品を描かない作家って…映画の監督みたいなものなのでしょうか。それを何億円で売るというのがギャラリーの手腕なのでしょうか。よく分からないのでもう少しこの業界について知りたくなりました。
    もし、ピカソやゴッホの作品がアトリエのスタッフによって描かれたらそこまで値段がついたのか…

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    2022年06月19日
  • コンサバター 失われた安土桃山の秘宝

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    コンサバターシリーズの3冊目ですね。
    今回は日本の作品、狩野永徳の失われた作品「四季花鳥図」の復元を巡る歴史ミステリーとスギモトの家族に関わる謎の物語。晴香の過去も明らかになってくる。
    流石に一色さんは美術畑だけにものすごく知識欲を掻き立てられました。修復のメカニズムにも微に入り細にわたりため息が出るくらいですね。
    キャラクターがかなりのリアクションをするようになり、物語が生き生きしてきましたね。
    永徳と光信父子と京都狩野の山楽の歴史背景はとにかく面白くて興奮しました。
    スギモトと晴香の恋愛の方はどうなるのか、期待が高まってところで予期せぬラストに唖然です。
    次回作まで引っ張るとは一色さん、な

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    2022年06月12日
  • 神の値段

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    2016年、第14回「このミステリーがすごい!」
    大賞受賞作品。

    現役の学芸員が描く美術ミステリーということで、
    アート業界の裏側がこと細かに描かれています。
    個人的にアートや美術館も好きなので、
    これまでに知れなかった実情に触れられて面白かった!

    説明・解説的な内容が多いのですが、
    読みやすく細やか、するりと入ってくる文章表現のお陰で
    主人公に感情移入でき、
    どんどん物語の中に引き込まれていきました。

    ミステリーとしてとなると★3ですが、
    作品としては大変面白かったです!
    次回作もぜひ読んでみたいと思います。

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    2022年04月27日
  • 神の値段

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    また、美術とか分かってへんのに美術ミステリー読んでしまった…^^;
    何か、あらすじとか読んでると、つい…(^^;;
    なので、絵画に関する解説とかは、こういうもんか…としか分からない…
    でも、これは、オークションとか、アートのビジネス側からの話も多くて、結構、勉強になる。アートビジネスとか分かってない以前にそんなん買うお金が…

    美人でやり手のギャラリスト唯子さんが急に!
    犯人は、誰?
    基本、唯子さんしか会っていない芸術家 川田無名か?生きてるんか?
    ほんまに?
    絵の描き方も独特で、自分で描くより、指示して描かせるんやな。めっちゃ細かい指示みたいやけど。
    大きなお金が動くだけに、善人ばっかりの集

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    2022年02月11日
  • 神の値段

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    現代アートの裏側を描く美術ミステリー。

    現代アートって、幅が広すぎて僕には難しく、守備範囲でないのですが、この小説は楽しく読めました。
    アート小説と言えば、原田マハさん!
    な僕ですが、昨年くらいに読んだ一色さゆりさんの「熊沢アート心療所の謎解きカルテ 絵に隠された記憶」が良かったので、今回はデビュー作でもあるこちらの小説を読んでみました。

    アートは、純粋に観て楽しむものというだけでなく、ビジネスとの繋がりも強く、特に現代アートでは、レディメイドやアーティスト自身が手掛けていない作品など、言いようによっては、芸術的価値があってないようなものに目の回るような値段がつけられたりするようです

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    2021年12月05日
  • コンサバター 幻の《ひまわり》は誰のもの

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    アート系ミステリーを読んで、戦争と平和、国とは何か、文化を継承して守ること、を考えさせられました。
    晴香が必死で美術品を守ろうとする姿が、とても格好良かったです。
    ここからはちょっとネタバレですが、スギモトさんが晴香をパートナーにした理由、自分にない美徳を持っているから、ということが美しいと思いました。
    また他の登場人物が、その国の文化が生きながらえているうちは、その国は生きている、ということに、国としての誇りを考えました。
    次巻も楽しみです。

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    2021年09月19日
  • コンサバター 大英博物館の天才修復士

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    イギリスの街並に実際に行ったみたいでワクワクした。博物館の中の迷路やエジンバラでのドライブなど楽しい。
    各話のメインキャラクターのその後が想像できるのも良い。小出しされるとニクイ。和時計というものは恥ずかしながら初めてその存在を知ったので、実際に見てみたいな。できれば小さくなって中に入ってみたい。
    晴香がケントの舌を懐柔するのかと思ったら、晴香がフィッシュアンドチップス好きになっていた。郷に入りては、と言うけど、恐るべし、ジャンクフード。
    アンジェラはぜひ晴香としまむらに行ってほしい。何ならオソロのTシャツとか買って着てほしい。多分可愛い。
    神奈川沖浪裏ほ以前美の巨人たちでVR再現された映像を

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    2021年07月28日
  • コンサバター 大英博物館の天才修復士

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    好きなタイプのアートミステリーだった。
    大英博物館のキザな天才修復士と、主人公の修復士が辿るアートというよりは、その対象物に関連する周囲の人間の動きに関わる謎、というべきか。修復士というのも良い。
    印象としてはちょっとダン・ブラウンに近いような構成だが、大きな謎、というわけではないのでさっぱり目に感じるかと。

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    2021年03月30日
  • コンサバター 大英博物館の天才修復士

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    題名の「コンサバター」とは絵画や壁画などの修復士と言う意味。
    イギリスの大英博物館を舞台に2人の日本人の修復士が、様々な謎に挑んでいきます。
    全4章+αの連作短編集です。
    ミステリーといっても殺人事件が起きるわけではなく、章ごとに一つの実際に存在する芸術作品が登場し、「科学」を駆使して解決へと導いていきます。その芸術作品の歴史・背景も登場しますが、どっちかというと科学捜査をメインに展開するので、ちょっとしたスリル感がありました。
    壊された作品が偽物だったり、ミイラが入っているかと思いきや昔の札束だったりと興味を誘う物語ばかりでした。

    実際の芸術作品の歴史だけでなく、大英博物館の闇の部分も描か

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    2020年07月06日
  • 神の値段

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    アート(絵画)が題材の小説は初めてかも?

    どう感じるかは人それぞれだからこそ、なにかに価値を持たせるために、万人に受けるためには印象操作の必要性があるんだろうなと感じた

    本物はそんな必要もなく知られていくのだろうか

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    2026年08月28日
  • モネの宝箱 あの日の睡蓮を探して

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    伝えたいメッセージや睡蓮にまつわるストーリーが盛り込んであって小説の世界が出来ていました

    物語を語る人称が変わっていくので
    俯瞰している読み方をしていました
    返却依頼があって中断が長かったのもあって
    なんとな〜く入りきれない感じ

    人物に共感少なかったけど
    睡蓮には近づいて行けたかな
    鑑賞経験があるものは更に良かった

    美術を言葉で表現する事は困難にみえるけど
    こうやって小説にもなるのは素晴らしいことだと思う

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    2026年08月27日
  • モナリザの裏側

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    ネタバレ

    【収録作品】
    オスロで光の種をまく
    青い馬の瞳
    富士山のハンマープライス
    千年のあこがれ
    モナリザの裏側

    「オスロで光の種をまく」ムンクの《叫び》《夏の夜、声》他。
    「青い馬の瞳」ナチスドイツ下。ヒトラーからフランツ・マルクの《青い馬の塔》を守る。
    「富士山のハンマープライス 」 ゴッホの《医師ガシェの肖像》。
    「千年のあこがれ 」エドゥアール・マネ《スミレの花束をつけたベルト・モリゾ》。戦前の京都。女性画家を目指す二人の闘い。
    「モナリザの裏側」 ティツィアーノの《田園の奏楽》。

    静かな闘いと意志が感じられる短編集。
    今はネットで絵が見られるから、確認しながら読めるのはありがたい。

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    2026年08月22日
  • 神の値段

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    「『されど死ぬのはいつも他人』」(p.238)
    「『アートは理解するものではなく、信じるものだと思います』」(p.254)
    「『価格と値段の違いを知っているか』」(p.337)

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    2026年08月08日
  • モナリザの裏側

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    時代背景も主人公の年齢もさまざま。1枚の絵画に寄せる想い。絵画を通じて出会う人生の岐路。

    「青い馬の瞳」
    重い時代だがラストは救いがあってよかった

    「千年のあこがれ」
    少女漫画か朝ドラみたい。ひたむきな主人公たちがかわいい

    それぞれのテーマとなる絵画を見ながら読むとより楽しめる。

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    2026年08月05日
  • モナリザの裏側

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    1枚の絵から紡がれる人生を描く5つの短編集。絵、歴史、絵に対する考え方(絵の価値は自分で決めれば良いなど)の勉強になる。

    ナチスが前衛芸術まで弾圧していたとは知らなかった。愚かすぎて笑える。「モナリザの裏側」は、なんとも悲しい話だった。

    最愛の人には出会うのではなく育てていく

    期待しない、受け流す、慌てない、感謝
    ー人間関係をうまくやっていくコツー

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    2026年07月26日
  • モナリザの裏側

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    美術品に関わる一色さゆり作品は好きなのだが、本作の人間物語が妙に緩く感じてしまい読む手がなかなか進まなかった。

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    2026年07月24日
  • モナリザの裏側

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    アートに関する短編集。どの話も登場人物をそっと応援したくなる話だった。『千年のあこがれ』が一番好き。この2人がその後どうなったのか気になる。『青い馬の瞳』は今までにない不穏な雰囲気の話しだった。

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    2026年07月19日
  • 神の値段

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    美術ミステリーという切り口は新鮮で、専門的な知見が盛り込まれている点は興味深く読めた。
    一方で、物語の構成にはややアンバランスさを感じる。主人公のキャラクター造形や解決に至るプロセスの納得感に欠け(あまり有能感はないのに最後だけキレキレになる)、さらに警察捜査や金融取引の描写が総じて大雑把。細やかな美術描写に対して周辺のリアリティが薄く、全体的に手触り感が乏しい。

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    2026年07月02日
  • 音のない理髪店

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    ところどころじわっと泣いてしまった。起承転結といった感じ。文もするすると、とにかく読みやすい。どこまで本当でどこからが創作なのか(本当に執筆後10年経って青馬と再会したのか?)が気になる!

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    2026年07月01日