一色さゆりのレビュー一覧

  • コンサバター 大英博物館の天才修復士

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    ネタバレ

    1話目で犯人わかりやす過ぎなのと。室の風呂表記とダンボール製で微妙評価。
    大英博とパルテノン・パルテノン博行くと、この泥棒!としか言えないのは確か。

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    2026年03月14日
  • 光をえがく人

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    一色さゆりさんは、東京藝術大学卒で香港中文大学大学院を修了されています。この本では、彼女が東アジアの芸術についての造詣も深いことが伺えました。この作品は、アートと生きざまを感じることができる五つの短編集です。


    【ハングルを追って】
    淀川の遊歩道のベンチに置かれていた一冊のアドレス帳。ハングル文字で綴った持ち主を探すために、美大の事務職の久崎江里子と油画科の助手の早瀬海子が韓国へ向かいます。

    韓国と日本。過去の両国の関係と朝鮮戦争がもたらしたことが、いまでも根強く残っています。アドレス帳の持ち主の人となりが明らかになるも、その家族の思いはまた別のところにあるという、複雑な感情を感じました。

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    2026年03月12日
  • 音のない理髪店

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    フィクションのような、ノンフィクションのような、不思議な読後感。聾唖の人たちの歴史を垣間見て、障がい者の自立や、繰り返されてきた差別について思いを馳せる。

    聴覚障害は「人と人のあいだを隔てる障害」というらしい。老化で聴力が低下すると、意思の疎通がしづらくなり、孤立感を深め、認知症につながったり、うつ状態になったりというのも、近年よく聞くようになった。近くに誰かいるのはわかっても、気持ちを伝え合えないというのは、誰もいないよりも孤独なのかもしれない。私も最近、聴力の低下を感じているので、他人事とも思えない。
    ハンセン病の方に対する非人道的な政策は知ってはいたけれど、それ以外にも、当事者たちがな

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    2026年02月25日
  • ロゼッタストーンの暗号 コンサバターⅥ

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    シリーズ6作目。
    高校生の頃に授業で学んだエジプト史がとても楽しくて、いつか大英博物館に行きたいと思ってはいた。だけど、なぜエジプトの美術品の数多くがイギリスの博物館に?ということ自体を考えたことがなく、もちろんエジプトに限らず国際的に文化財返還問題が根強いことも初めて知った。
    知らない世界に触れて新しい知識を得たを喜びもあり、次の展開が読めないだけに続きが気になる。

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    2026年02月19日
  • 音のない理髪店

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    耳の不自由な方について理解が深まった。ストーリーも良かったが、つばめが何を書きたいか悩んでいる部分については理解出来なかった。自分は物書きではないのでピンとこなかった。

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    2026年02月01日
  • 音のない理髪店

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    とても悲しい物語。聞こえないと言うだけでも大変なのに、いろんな偏見や差別があり、心が苦しくなりました。

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    2026年01月27日
  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵

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    美術館の紹介に小説がくっついたみたいな本。
    小説のストーリー自体はよくある内容で素直に入ってくるため、良くも悪くも美術館の紹介を邪魔しない。
    中高生くらいが1番読みやすそう。
    どの美術館も行ったことがないので、とても行ってみたくなるし、下手に難しい解説を聞くよりこのようなストーリー仕立てになっていた方が理解しやすい。

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    2026年01月21日
  • ロゼッタストーンの暗号 コンサバターⅥ

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    コンサバターシリーズ第6弾。

    ルーブル美術館での仕事を終え、ロンドンに帰ってきたスギモトと晴香は再び大英博物館に呼び戻される。晴香はリニューアルに向けた修復を、スギモトは大英博物館が所蔵する“略奪品”の返還に向けたプロジェクトチームの一員として。
    返還チームのリーダーは、スギモトの元恋人・アンジェラだった。
    ある計画を持ってレジストラーに採用された男、アンジェラに届く不審なメール、博物館は大きな謀略の渦に巻き込まれていく。


    舞台を大英博物館に戻した久々のシリーズにワクワク。互いに思い合いながらもすれ違うスギモトと晴香がじれったい。
    略奪品の問題を大テーマとし、春画、猫のミイラ、文字、お札

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    2026年01月14日
  • 音のない理髪店

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    初読みの作家さん
    「あの本読みました?」でオススメされていたので予約を入れました。

    聾者、聴覚障害という言葉は知っていても、その当事者やご家族の苦労や思い、差別を具体的に知る機会はなかなかないので、読んで良かったです。

    映画「コーダ、あいのうた」や「ぼくが生きてる、ふたつの世界」でCODA(Child of Deaf Adults)という言葉やご家族の苦悩も知識としてありましたが
    本著は優生保護法などの酷い、本当にむごい差別について更に一歩踏み込んだ内容になっています。

    ですが、阿波踊りのシーンで浄化され、読後は幸せな気持ちになりました。

    ただ、主役のつばめが
    祖父に関する本を書き上げ

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    2025年12月27日
  • コンサバター 大英博物館の天才修復士

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    うーん、素材はおもしろい気がするのに、なんだか乗れない。ミステリの体を取っているのに、解決はあっさり過ぎ。人物造形も雑かも。これからおもしろくなるのかもしれないが、他の読むべき本のことを考えるとシリーズを追っかけるかどうか迷うところ。

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    2025年12月25日
  • コンサバター 大英博物館の天才修復士

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    推理を楽しむミステリというジャンルではないので、そういう楽しみを求めてる人は注意が必要。

    美術に関する蘊蓄やコンサバターやキュレターといった美術界隈の世界観を楽しみたい人だったり、
    私みたいに美術に関する知見がないけど、別世界を覗いてみたい人向けかな。

    人も死なないし、ページ数も普通で展開も早いので、サクッと楽しめる。
    ちょっと恋愛要素が気になる点だけど、つづきも読もうと思う。

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    2025年10月25日
  • ロゼッタストーンの暗号 コンサバターⅥ

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    文化財返還問題に切り込むのかー!とワクワクしながら読んだ。改めて調べてみたけど歴史と政治と文化の保護、と様々な問題が絡みあっていて複雑だ…。春画、文字、お札、と扱うアートの種類も多岐に富んでいて面白い。気になる終わり方だっので次を早く…

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    2025年10月18日
  • ロゼッタストーンの暗号 コンサバターⅥ

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    コンサバターシリーズ続編。

    2人の関係性が少し変わってきているところももどかしくも微笑ましくて楽しい。もう少しこのままの関係ででいて欲しい気も。

    それにしても、今回もいろんなジャンルのアートに関する情報が盛りだくさん。個人的には春画やお札のところが興味深かった。

    ラストはなんと大事件の幕開けのところまで。
    続編はまだ先になるのかな。2人がどう解決するのかしないのか、早く読みたい。

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    2025年09月26日
  • 神の値段

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    美術ミステリーというジャンルを初読しました。

    敏腕画商が謎の死を遂げた。
    画家、画商、コレクターの三者がマーケットを形成・拡大するというビジネス構造の中で、さまざまな利害が錯綜するが、犯人は一体??

    美術ビジネスという一般には馴染みの薄い業界を取り上げており、新鮮に読めました。

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    2025年08月29日
  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵

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    荻原碌山の裸婦像「女」。見る角度、季節、受け手の状態や心持ちなどといった状況の変化で、受け手の感じる印象ががらりと変わるとのことです。

    美術鑑賞は好きな方ですが、そんな玉虫色のように変化のある作品にはまだ出会ったことがありません。

    是非観てみたいと思いました。

    「大丈夫。私の人生だって、そう悪くないはずだ。胸をはって生きていこう」

    「大事なのは、誰かにどう評価されるかじゃなくて、あなたが満足しているかどうかだからね」

    私には持病があり「人生の貧乏くじ」を引いたなぁと思わずにはいられないこともありますが、他の誰のものでもない自分の人生を楽しんで、誇りを持って生きていけたらと思いました。

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    2025年07月24日
  • モネの宝箱 あの日の睡蓮を探して

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    西洋美術館で購入。
    睡蓮よりも、カペの自画像や『眠る二人の子ども』への見方や感想に共感して「そうそう!」と嬉しくなった。

    モネの睡蓮を想う時、モネ展で見ることができた、行方不明の間に半分ほど破損してしまった『睡蓮、柳の反映』が蘇る。
    絵画としては壊れてしまっているのに、あれほどまでに輝いている。
    戦時下を生き延びた生命力。

    他にも、ポーラ美術館、大原美術館、大山崎山荘美術館の睡蓮を想像する。
    一緒に美術館を巡る感覚が楽しかった。

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    2025年07月19日
  • モネの宝箱 あの日の睡蓮を探して

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    アートの旅に特化した旅行会社に舞い込んだ奇妙な依頼の物語。依頼人が指名した代理人が旅するモネの名画《睡蓮》を巡る旅。単純に、テーマを1つに絞って専門家にアテンドしてもらう旅は楽しそう。作中に登場した美術館に足を運んでみたくなった。絵画はどこで見るか、ではなく誰と見るか」というテーマにもなるほど、となる。

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    2025年07月17日
  • オークションの女神

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    連載短篇5篇
    爆破予告のあった美術品のオークション会場で繰り広げられる群像劇。コレクター、出品者、贋作者、作者の人生とオークションを仕切る女神こと冬城美紅の差配が素敵だ。

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    2025年06月25日
  • ユリイカの宝箱 アートの島と秘密の鍵

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    アートの旅に出た人たちが、それぞれのユリイカ『わかった』に出会う優しい穏やかなお話。

    コーディネートする桐子さんは決して促したり導いたりしないけど、その人のその時に合うアートをそっと選んで、それぞれが意味を見いだして気づいていく。

    主人公も優彩も、そんなつもりはないのに、周りの人の機微をしっかり感じ取って誠実に向き合うところがとても素敵だった。

    ふたりは子供の頃も今も、お互いが持っていないものに憧れ、惹かれたんだろう素敵な関係性。

    このお話に描かれているアートに出会える場所にも行ってみたくなりました。

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    2025年06月20日
  • ダ・ヴィンチの遺骨 コンサバターV

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    シリーズ5作目。ルーブル美術館で発見された大洪水はレオナルドダヴィンチが描いたのか、スギモトと晴香が調べる話。私でも分かる人やからワクワクする。めちゃくちゃ有名やから絵もいっぱいやと思ったら16点余りしかないの意外だった。

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    2025年06月19日