高瀬隼子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
賞を受賞して拗れてしまう作家のお話だった
作家とゆう生き物がどんな思考で物語を紡いでいくのかが垣間見える
これはフィクションで高瀬準子の純粋な経験ではないのだろうが ‘垣間見える’とゆうだけでも作家って面倒くさくて大変で苦しい生き物だ 作家に産まれなくて本当によかった…と思った
作家とゆう主人公の職業と高瀬準子の複雑人間への描写の巧みさが親和性を持って織り交ぜられて、緻密な高技術タペストリーの様に複雑繊細腹黒人間が出来上がってしまっている
高瀬準子は本当に 腹の中と行動がちぐはぐな人間を描くのが上手だ
今作の共感ポイント
ー分かられてたまるかとゆう気持ちと、分かってほしいとゆう気持ちと、 -
Posted by ブクログ
私の心の中の、
言語化できない“それ”が
はっきりと書かれていてぎくっとした。
女性の中の一つの期限。
それにとことん向き合う小説。
しばらく性行為をしていない恋人が他で子供を作ってきた。
許せるか許せないかを超えて、
その産まれてくる子をもらうか別れるか。
そんなことある?って内容。でもあるかも。
犬のが可愛い。本当にそう思う。
でも娘が子どもを産めば親が喜ぶかも。
そんなことで産めない。産み落として幸せな世界になるかなんて責任を取れない。
葛藤葛藤。
そんな感じの私の心を代弁してくれるようで
一気に読んだ。
答えはでなかったけど、お守りみたいな一冊。
私、このままでいいって思 -
Posted by ブクログ
「私のほしいものは、子供の形をしている。けど、子供ではない。子供じゃないのに、その子の中に全部入ってる。」
なにかの形をしているけど、それを通して欲しいのは、それを持っていると苦しくても、苦しさですら周りから正当化されて世界がやさしくなるもの
私にとってのそれは子供ではなくて、向上心とか社会的成功とか成長とかそういうものだけど。
生きやすくなるために効率的なコスパのいい悩みが欲しいという自覚と重なるものがあって、「ーのかたちをしているもの」という語彙をこの本を通して手に入れられてよかった
「当たり前のように傷ついた、ことを自覚してまた傷ついて、なに傷ついてんだわたし、とまた‥トイレの個 -
Posted by ブクログ
ネタバレどこからか煙のように立ち昇って、あたりに充満していくような思考の巡り、記憶の連鎖を描くのがとても上手い。
「ちょっと思い出しただけ」のなにげなさで、ほとんど急所を突いてくる言葉がつぎつぎと繰り出される。
5篇のいずれもがつよい印象を残して、過去にも未来にも刻まれる感じがした。
【花束の夜】
職場の先輩でありながら、体の関係ももっていた倉本の送別会。解散後、みんなで渡した恒例の花束を「これいらねえから」と押し付けられた主人公・水本は、花瓶を求めて八月の夜の街をさまよう。
その道中でつらつらと考えるのは倉本とのことや、あるいは漠然と仕事のことや過去の恋愛のこと。
〈社会で働き始めてしまった自分 -
購入済み
おもしろい
話題になっていたから気になって手に取ってみた。始まり方といい、途中の描写もすごく引き込まれたけどラストはちょっとよくわからなかった。急に風呂に入らなくなった夫を目の前にして、入ってほしい気持ちと、もうそれでもいいじゃない、と奥さんもどうしたらいいか途方に暮れたに違いない。心の葛藤がよく分かる内容だった。
-
Posted by ブクログ
性格クソ悪。
こういう女って言葉にしなくても、なんとなく顔に出てるよね。
かと言って、分からなくもない。
高校生のとき、本当に純粋無垢な子がいて、偽善者すぎて無理と思ったし、歩きタバコしてる人には自己中死ねって心の中でおまじないしながら早歩きで抜かす。
何より、人よりもちょっとだけ早く気がつくっていう性格がささった。
基本はいい子だから、普段は尊徳考えず体が動いてしまうのだよね。
でもさ、ふとした時、なんで自分ばっかりって、なんでこの人はわざとだと思うぐらい気が付かないのだろう、尻拭いして私のHP減らすぐらいだったら、私も見過ごして失敗すればいいのに。ってやらなかったら後々自分も巻き込まれて