高瀬隼子のレビュー一覧
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ネタバレ妹から誕生日プレゼントで貰った1冊✩.*˚
「自分の夫だと思って読んで」と言われたので、旦那に置き換えながら読んでみました。
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ある日突然お風呂に入らなくなった夫。
はじめは、会社で嫌な処遇を受けていて、後輩にかけられた水がトドメになったのかな?読み進めてくと語られるのかな?って思ってたけど、最後まで特には触れず。
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本人は、自分自身が不潔なことに気がついてはいるが、それでも入れない。
自分の夫がもし、そうなったら私はすぐに精神科に受診させるだろう。
主人公の何もしていない感じが私には理解できなくてイラッとしてしまった。
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最後は、え!?夫どうなった!?とすごく気になり余韻が -
Posted by ブクログ
ネタバレ最高だった。「おいしいごはん〜」からの高瀬隼子さん二作目。だいすき。
この人わたしなんか?!と思うくらい全部がしみる。誰に言うでもないけど毎日わいてくるちいさな鬱憤を全部文字で晴らしてくれる。なにこれ。すごい…
◎いい子のあくび
とにかく自分すぎる。わたしもぶつかるまではいかずとも避けないようにしたことがある…← だってあまりにも割に合わないもの。
自分の中に心が二つある、というのが本当に共感できた。
日記に書く短いひとことがツボ。
「桐谷 飲み会、コンパニオン要請、今年4回目」
突然の下ネタ罵りにはわらった。
ヨシオカくんがどんな大人になるかきになる。
駅でのシーンはリアルで身につま -
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ネタバレお風呂に入らない以外旦那さんは穏やかでいい人そうだし、夫婦2人で生きていくという決意のもとの生活、互いに干渉しすぎない生活は一見良さそうに感じる。でも人に迷惑がかかるほどにお風呂に入らない。私なら病院に連れて行ってしまうかもしれない、と思うと衣津実の冷静さが羨ましくも思った。それは私の中に弱さがあるからなのか?
なんでこうなったか、最後どうなったかも語られないけど、それよりもこの生活自体が不思議で奇妙で読んでる側としては夢中になって読んでしまいました。私は高瀬隼子さんの小説が、人間の隠しきれない本当のところが見えるから好きです。 -
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なんで、私ばかり。
いつも誰かの犠牲になってるけど、
その誰かは私を傷つけている認識がない。
ある日、スマホをいじりながら自転車を漕ぐ少年が向かってくる。
いつもなら、避けてやるけど、
この日はわざと避けなかった。
それから起きるさまざまな出来事。
『だって割に合わない』
ずっとずっと自分ばかり道を譲っていて、たった1回だけ譲らなかっただけなのに。
そういうことってあるよね。なんでなんだろね。
その一回きりでみんな潮が引いていくように自分の周りからサーっと去っていくんだよね。
別にこんなことみんなやってることなのに、なんで私ならダメなの?と思ったり。
そしてこの話には二面性の話もある。
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ネタバレ
芦川さん大っ嫌い。
残業はしないけどお菓子を作ってみんなに配れる厚かましさはあるところ、猫を視界に探しちゃう割に溺れかけの猫のことは自分で助けられないところ、本当に軽蔑する。
家族にはそこが透けて見えてるのが良い気味。弟の晴れの場にも呼んでもらえない扱いとかね。
押尾さんの不器用さは結構みんな経験してるんじゃない?
私ももう少し歳を取ったら、原田さんみたいな善意を押し付けるババアになるのかなぁとも思ってみたり。
けれど、決して芦川さんにはなれない、というある意味芦川さんへの強烈なコンプレックスも感じました。
私は美味しいものを食べることも、美味しいご飯を作ることも、美味しいご飯を食べに行 -
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ネタバレおもしろかった。私もずっといい子ぶったまま大人になっていい子でいるのに割に合わないなって思ってきたので結構共感するところがあった。わざとぶつかったりさすがに同僚の死を願ったりはしないけど。最近街で混んでるエスカレーターに乗るときのんびりと傘を閉じるために止まった若い女性の足をふんでしまって、謝ったのにエスカレーターに乗ってる間ずっと睨まれたときのことを思い出した。みんな被害者でいたい歪みにそのときの女性と直子を重ねて読んだ。
末永い幸せも好きでした。結婚式の気持ち悪さはよくわかるし全然会わない友達のために海外旅行並のお金をかけて祝いに行くのは本当に割に合わない。最近私も一個の結婚式を断った。と -
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この世界には目に見える美もあれば、見えない美もある。
誰かにとっての美が、誰かにとっての醜であることもある。
最近あなたの心を震わせた美は何ですか?
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GOAT第三弾!!
今回は"美"をテーマにした特集。
表紙がキラキラでめっちゃ綺麗〜♪
もちろん中味も色合いや紙質なんかにもこだわられてて素敵だった
短編小説、エッセイ、対談などなど 今回もめちゃくちゃ盛りだくさんな内容で、しかも豪華ラインナップ!
これで510円だなんて、ほんと いいんですか?って感じ。
時間はかかったけど、とても楽しめた〜!
小説で特に好き -
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好きな作風。社会が押し付けてきた価値観に対する憤りや諦めが作品に現れているように感じた。
人は誰しもがペルソナを使い分けて生きていると考えるのだが、発言したことに一貫性を求める風潮がある。その場その場で求められそうな発言をしていると、いつの間にか過去と現在の発言内容に乖離が生じてしまい、その点を人々は糾弾する。けれど、空気を読まずに言葉を発すると無愛想な人間だと烙印を押されたり、空気を読めずに発言する頭の良くない人間であると思われてしまう。そういったことがあるから、人とのコミュニケーションに疲れてしまうのかもしれない。そういったことが頭に思い浮かぶ作品だった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレこんなユーモラスなテーマでこんなに人間の感情をシリアスかつリアルに描けるんだと思った。でも、ユーモラスとか言ってるのもまだ禿げていなくて、当事者意識がないからなのかも。もし、自分が薄くなるとかではなく、一般的な「ハゲ」の状態になったら果たしてどうなるか。ユーモラスと言えるのだろうか。「倫理観」でいろいろな言論統制がされてきているこの時代、禿げいじりだけがそのタブーから取り残されている。いっそ、この作品の世界みたいにみんなで禿げてみる?でも、そうなった世界でもまだ分かり合えず、歪み合い、新たなコンプレックスがすれ違う。そんな人間のリアルが描かれている。凄い好きです。