高瀬隼子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今、私の中には黒い感情が渦巻いている。この気持ちをどうやって消化したら良いか分からない。小説内のどの人物に共感しましたかと聞かれたら、私は間違いなく押尾だと答える。でも、芦川であり、二谷でもある。どの自分も自分だと思う。要するに、この三人の考え(芦川視点は明かされていないが)や人格を行き来しながら生きている。時に食事を楽しみ、食事を面倒だと思いながら、強さと弱さの両方を抱えながら生活を営んでいる。仕事、食、人間関係どれも生きていく上で必要な要素であり、それを題材にした小説だから、考えの逃げ場がない。なんでこの本を読んでしまったんだろう。私はきっとこの先、生きていく中で度々、芦川さんと二谷と押尾
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Posted by ブクログ
社会の縮図みたいな話だった。
芦川さんみたいなタイプの人を「嫌い」で終わらせる感想は少し勿体ない気がする。かなり極端な人物ではあるけど、人にはそれぞれキャパシティがあって、その中で頑張れることを頑張って社会って回ってるんやと感じた。
他人には出来ないけど自分には出来ること、自分には出来ないけど他人には出来ることがある。だからこそ、皆にリスペクトを持っていたいと思った。
読んでいて、ふと前職を思い出した。そこには先輩と、少し芦川さんっぽい女の子がいて、周りが過保護に扱う中、その先輩だけが「彼女なりに頑張ってるのは分かるけど、仕事でけへんのは腹立つし、周囲の空気感もあるから気は進まんけど、俺