高瀬隼子のレビュー一覧

  • いい子のあくび

    Posted by ブクログ

    歩きスマホで向かってくる人に対してどのくらいまで近づいたら気づくのかなとか、横断歩道で止まらない車に対してこのまま出て行ってやろうかとか日々思いつつも実行しない自分には共感する作品だった

    0
    2026年08月23日
  • いい子のあくび

    Posted by ブクログ

    先を読むのが怖くなる本だった
    心に押し込めていることを言ってくれて
    スカッとする反面、
    そんなこと思ってないような顔で生きてきたので、
    自分がこの本に共感することがすごく嫌だと感じた
    自分の嫌な部分が出たらやっぱり生きづらいのかなと考えた
    道を歩いてる時に何気なく毒付いている自分に
    耳を澄ませるようになってしまった
    私の中に綺麗な自分を確保しようと、何も考えないように、と考えてしまうことが少し可笑しい

    0
    2026年08月23日
  • 犬のかたちをしているもの

    Posted by ブクログ

    高瀬隼子の紡ぐ物語の中の主人公はどことなく自分に似ていて、今回もまた(あぁ、自分も思ったことがあるなぁ)という感じだった。

    女に生まれた以上子供を産んで然るべき?

    私は主人公とは違って子供は好き。でも、それと自分の子供を持つことは=にはならない。

    いつか、子供を持ちたいって思えるのかなぁ

    0
    2026年08月23日
  • 水たまりで息をする

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    夫がお風呂に入ってないことに気がついた

    ふとしたことから水道水がダメになってしまった夫、お風呂に入ることを強要できない妻。常識で行うことのただひとつのことができなくなった、それだけで社会からは弾き飛ばされてしまう。

    「狂うということは、感情の爆発の先にあるのだろうか」(P59)
    「許したくてしんどい。夫が弱いことを許したい。夫が狂うことを許したい。」(P115)

    水がダメになったというのはただの象徴であって夫は精神的にもう一般社会ではやっていけなかったのかもしれない。

    一度読み始めて体がどうしても痒くなって読み進められずにいたけど今回やっと!読み切りました。

    私だったらどうするかなぁ

    0
    2026年08月23日
  • 新しい恋愛

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    一風変わった恋愛短編集。
    大人になると社会の目からは無縁ではいられない。純粋に恋愛ができたのはいつまでだろう。
    その話も周りにありそうな話でリアルだった。
    その人自身を見ているつもりでも、周りの噂とかを含めて評価してしまうのは仕方ないよね。

    0
    2026年08月22日
  • いい子のあくび

    Posted by ブクログ

    これを読んで「性格が悪い」と思える人が羨ましい。
    こんなところで、どうやって。本当にその通りだと思う。

    0
    2026年08月22日
  • おいしいごはんが食べられますように

    Posted by ブクログ

    良いタイトルだなぁ〜
    登場人物全員が思ってそうな言葉であり、でもその言葉が裏のない表だけの言葉かどうかが人によって違ってくる。
    表裏のないことが良しとされるけど、「嫌味がない」「正直」が周りの表裏の補助の上で成り立っていることは多い。
    「表裏がないなぁ」と思ってしまった時には、自分には表裏があるということなので、もうない側には行けない。
    表裏のある側とない側は理解し合えない深い溝があってしまうのかもしれないと感じた小説だった。

    0
    2026年08月22日
  • 新しい恋愛

    Posted by ブクログ

    歪んだ恋愛という恋愛観が集合していた。
    でもまあ一般の恋物語は出来過ぎていて、現実ではこういう展開か結末のいずれか欠落しているような恋愛的事象で溢れている気もする。自分の中で消したい過去の恋愛事象もこうして語ってみると面白いかもしれない。

    0
    2026年08月21日
  • 新しい恋愛

    Posted by ブクログ

    恋愛は人間と人間の、ふたりの間に生じる執着のようなものであってほしいと思ってる。ふたりだけのものなのに、勝手に外からの視線でその価値が変わってしまう。自分もその視線を向けられる気まずさは知ってるはずなのに、品定めしちゃう節があるなと感じた。特に1話目「花束の夜」と5話目「いくつも数える」で。

    0
    2026年08月20日
  • 新しい恋愛

    Posted by ブクログ

    色々な形の恋愛について書かれた短篇集

    自分の感情の奥底のモヤモヤや口には出さないけど感じたことのある気持ちが詳細に書かれていて共感しました。
    重すぎず軽すぎずちょうど良い読み心地でした

    「花束の夜」
    内緒で付き合っていた先輩の他の人から聞く評価のせいで、好意が揺らぐ女性の話。
    この話に出てくる職場の飲み会が解像度高すぎる!エレベーターからみんなが降りてくるのを待っているなんとも言えない時間とか。解散の時のあの感じとか。

    「お返し」
    母親同士仲が良いだけの相手からチョコをもらい続ける男性の話。
    『ずっとわたしのことを覚えていてくれるっていう、お返し』という言葉が素敵!1番爽やかに読めたかも

    0
    2026年08月20日
  • うるさいこの音の全部

    Posted by ブクログ

    主人公はPALというゲームセンターで働きながら小説を書いている長井朝陽。物語は、そんな朝陽が書いている小説から始まる。(作中作)
    主人公が書いている小説と現実の描写が交互に進んでいくんだけど、最初ははっきり分かれていた現実と小説の二つの世界が、いつの間にかぐにゃぐにゃと混ざり合っていって、どっちがどっちかわからなくなっていく感覚が、気持ち悪いけどおもしろかった。 (何度も前のページを読み返して確認したりした(笑))
    他人からどう見られるかを異常なくらい気にして、頭の中であれこれ考えすぎる朝陽には「もう、考えすぎだよ〜」と思いつつ、相手を傷つけたくなかったり、訂正するのがめんどくさくなって嘘をつ

    0
    2026年08月20日
  • いい子のあくび

    Posted by ブクログ

    性悪説!って感じ!

    めちゃくちゃええ子やな何考えてんねやろって子たまにおるけど、みんなこんなこと考えてて欲しい

    メンタル死んでる時には読みたくないかも

    0
    2026年08月20日
  • おいしいごはんが食べられますように

    Posted by ブクログ

    講談社文庫フェアの一冊で購入。
    職場にいそうでいなさそうな人たちのお話。
    面白かったです。
    適度に割り食う人っているよね。
    後、ご飯はそりゃ美味しい方がいいに決まってる。

    表紙を見て、小学生の娘が読みたがってたが、ちょっと大人向けの描写があるので、遠ざけておこう。

    0
    2026年08月20日
  • いい子のあくび

    Posted by ブクログ

    『ぶつかったる。』←ココがよかった!

    周囲よりも気付くのが早いせいで、それが自分の負担になること…本当は嫌だし心の中では汚い言葉で溢れてしまうのも、この主人公と同じことが私にも当てはまって少し救われた。

    いい子の面も悪い子の面も、2面とも自分なんだ!と思わせてくれる内容だった。

    割に合わなくてムカつく時にまた読みたい一冊。

    0
    2026年08月22日
  • 新しい恋愛

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「言葉が通わない人と暮らすのはさみしい。
    お互いに通じ合う言葉で、お互いの話がしたかった」

    かなり好き!1話目なんか特に好き
    花束の夜、ショートムービーなんかで観たい
    人に利用されるのも利用するのも、まわりの評価を気にするのも、心だけで恋愛できたら幸せなのにね

    0
    2026年08月19日
  • いい子のあくび

    Posted by ブクログ

    まるで自分を覗かれてるような気分になって、ゾワゾワした。本を読んでこんな気持ちになったのは初めてかもしれない。興味深かったなあ。

    0
    2026年08月19日
  • 新しい恋愛

    Posted by ブクログ

    キラキラした恋愛ものとは対極の内容だった。
    どっしりと腰を据えて自らの恋愛観と照らし合わせたり、価値観の大規模アップデートを余儀なくされた。

    わかると感じたのが
    ・花束の夜
    ・お返し
    ・あしたの待ち合わせ

    めちゃくちゃわかると感じたのが
    ・新しい恋愛

    私もアレが苦手だ。それ系の言葉が出ると一気に気持ちが冷めたり、あとでその言葉を思い出して(嫌な記憶として)悶えたりする。
    我ながら面倒な奴だと思うが、どうにもならない。

    価値観のアップデートを余儀なくされたのが
    ・いくつも数える

    芸能界では頻繁にあることで、近くにもそういうカップルがいるので気持ち悪いと思ったことはなかった。
    作中で書か

    0
    2026年08月20日
  • 水たまりで息をする

    Posted by ブクログ

    「ようやく、わたしは夫に怒っているのだ、と気付く。夫の弱さが許せないのだ。」
    自分の夫が 勤務先を退職した頃を思い出す。
    40年 伴走してきた 今となっては客観的に見れるが
    あの頃は 辛かった。
    このとしに成って この作品に出逢って 嬉しく思う。

    0
    2026年08月18日
  • おいしいごはんが食べられますように

    Posted by ブクログ

    私はご飯を食べることが大好きだから登場人物には全く共感出来なかったけれど、食事という行為にあそこまで嫌悪感を抱いている人は凄いなと思う。合わせてそれを文章で分かりやすく書いている作者の語彙も凄い…美味しいんだろうけど、まじで美味しくなさそうに書いてる。
    みんななんか嫌な人で仲良くなれない気がした。

    0
    2026年08月18日
  • いい子のあくび

    Posted by ブクログ

    表題の『いい子のあくび』と短編『お供え』『末永い幸せ』が収録されている。
    ----------------
    『いい子のあくび』
    歩きスマホしてる人に対して、何で自分がよけなきゃいけないのか?なんて日常的に私も思う。
    主人公の直子は幼い頃から〈いい子〉の振る舞いをする事で、大人から褒められるしそれで問題ないと思っていた。しかし大人になっても〈いい子〉でいると理不尽な扱いを受けてストレスを溜めていく…わかる…とてもわかるよ!
    ----------------
    三作通して女性が生きていく中で不条理に感じるポイントを代弁してくれて有り難かったが、最終的に主人公たちが孤立していくのが心苦しかった。

    0
    2026年08月18日