高瀬隼子のレビュー一覧

  • おいしいごはんが食べられますように

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    最初は芦川さん狡いなぁと、ちよっと痛い目見ないかなぁなんて思っていたが、段々私も芦川さん的なところあるかもと他人事ではなくなり。
    最後はやはり理不尽な世界だなぁ、でも社会ってこんなもんなんだよね…と思った。
    短いし非常に読みやすい。
    芥川賞とかはよく分からなかったけど、読んでて面白かった。

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    2026年01月24日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    脳内での情景の立ち現れように、その具体の程度に、社会人になったんだなと実感する。私はけっこう今の部署が好きで、部署の人たちもすきなのだが、みんな腹のうちで何考えてるのかは分からない、それも自分が思っているより分かってないのかもしれない。

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    2026年01月23日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    これこれこれ!職場で聞く愚痴ぜーんぶこれ!!!全企業の社長のデスクにそっと置きたい本。芦川さんが苦手なの、分かりすぎてしんどかった。

    この祈りのようなタイトルが、読後、呪いのように見えるのはわたしだけですか……

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    2026年01月22日
  • GOAT Winter 2026

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    相変わらず、悪ふざけが過ぎる(褒め言葉)!

    こんなに豪華な文芸誌を510円で手にして良いはずがない。まずなんだこの表紙は?!!笑
    テンションが上がりすぎるう!!!

    今回の私のおすすめ1つ目は、藤ヶ谷太輔さんと朝井リョウさんの対談。朝井リョウさんの軽妙な相槌がいつものことながら楽しい。
    2つ目は遠田潤子さんの作品。ぐいぐい引き込まれて、思わぬところにミスリードもあり、読後感がとても良かった。遠田さんの作品は初めて読んだが、もっと読んでみたいと思った。

    次号も楽しみです。

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    2026年01月18日
  • 水たまりで息をする

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    風呂キャンセルの夫とその周りにいる人の話
    (解説が素晴らしい、感銘を受けた、ぜひ読んでほしい)

    夫がそばにいればその体臭は気になるけど、いなければ気にならない、夫はそんな存在なのか…

    混んでいる電車やバスで席に座りたい時は、体臭で主張してみるという新たな方法を見出せた笑
    ずっとそばに立ち続けることで席を確保できそうな気がする


    風呂キャンを/そしる母は/犬を抱く
    (お風呂に入らない、シャワーを浴びない人々を非難する母親は、お風呂に入る習慣がない犬を平気で抱きしめている。その光景は犬ならおkで人間なら許容できないなんて…滑稽の賜物)

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    2026年01月17日
  • いい子のあくび

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    普段は意識していなかった人間の不気味さや妬みなどがねっとりと感じられる。
    わかる!とは思わないけど、考えすぎる人の思考回路みたいなのがリアルで納得感があった。

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    2026年01月15日
  • 犬のかたちをしているもの

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    主人公の気持ちちょっとわかるなーー。
    「子どもがほしいのかな、いらないのかな。そういうことを考えすぎたんだと思う。選択する前に、よく考えてから選べと言うけど、考え抜いた後で、選びたい方が残っているとは限らない。」は刺さった。
    私はバツイチ。今周囲は結婚ラッシュ出産ラッシュ家を建てる人まで。人生は人それぞれの歩み方がある。これが幸せという正解などもちろんない。今の私にとって、結婚も出産も「したい」ではない。この人と思える人がいたら、結婚したい。その人と結婚して家族を増やし、子どもを迎えたいと思えたなら、出産したい。
    今のわたしは、この人と思える人もいないので結婚も出産も「したい」ではない。

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    2026年01月14日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    タイトルだけではいい意味で(いい意味か??笑)想像できない内容の小説でした
    私は会社勤めじゃないけど、職場の人間関係って色んな人がいるから、表から感じる感情だけじゃなくて、どんな人でも多少は腹黒い感情を抱えて毎日出勤してるよなって改めて思わされた。

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    2026年01月13日
  • 水たまりで息をする

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    純文学でありながら、読者を突き放さない距離感で、生活の中に潜む歪みを静かに、しかし執拗に描き出す作品であった。

    題材自体は、今風に言えば「夫が風呂キャン界隈」という出来事にすぎない。けれどその一事象を問題として消費するのではなく、風呂・雨・川という章を通して、他者と暮らすことによって生じる思惑のズレや、妻という立場に押し付けられる役割意識を、形を変えながら浮かび上がらせていく。

    生きることと、生活することは違う。
    息はできる。でも、それは健やかな呼吸なのか。
    誰かと生きる選択をした瞬間から、「私の人生」は静かに「私たちの人生」へと書き換えられていく。その過程で生じる違和感や我慢は、決して劇

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    2026年01月09日
  • 水たまりで息をする

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    友人のおすすめで読みました。
    ずっと不穏な感じが続きます。
    先が気になってどんどん読み進めましたが、
    結局なぜこうなったのか分からず終わりました。

    今旅行中なのですが、
    旦那に優しくしようと思いました。

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    2025年12月31日
  • GOAT Winter 2026

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     大掃除・小掃除が終わったら、「美」をテーマにしたGOAT第3号(2026 Winter)を読んでみましょう。

     表紙ではゴートくんが手鏡でお顔を映しています。
    表紙を開くとゴートくんと羊くんが美について話していました。

    「美ってなんだろう
     大きな羊?
     羊の角を頭に飾った人?」

    「由来は所説あるけど、
     ヤギじゃなくて羊なのか・・・」
    ちょっと残念そうなゴートくんです。。。

     最初の小説は、高瀬隼子さんの「ふたえ」でした。
    67歳のお父さんが、二重まぶたに整形したのに飽き足らず、顎やら頬やらを全身麻酔の手術を受けて整形するというお話です。

     思えば、美しい顔の基準は個々人によって

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    2025年12月31日
  • 水たまりで息をする

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    なんか、なんか、理解したいのに理解できないこと、どうしても世間とか周りとかの''一般常識''からズレてると受け入れ難いこと、最愛の人で大切だからこそ信じて一緒にいたいのに最愛の人で大切だからこそ、それが出来ない。人間の矛盾とか葛藤とかがすごく上手に表現されてるなと思った。悩んで怒って葛藤して、その上で夫と一緒にいることを選んだのは本当に凄いことだと思う。研志さんが川で水浴びをしているところの描写がすごく綺麗で素敵だと思った。私も水が大好きで、もちろん川も大好きだからいいなぁと思った。研志さんの最期が濁されていたけど、死んだって言うよりは川と一体になったっ

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    2025年12月28日
  • いい子のあくび

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    「スマホを見ながら歩いている人は存在しないっていうことにした──」
    自分を取り巻くすべて、そして自分自身に辟易していた直子は、ある日、破滅願望とも言える行動に出る──。
    これは、閉塞された社会、抑圧された日常を生きる女性が登場する3つの短編集。
    彼女たちは現代社会を生きるわたし、あるいはあなたなのかもしれない。

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    2025年12月27日
  • GOAT Winter 2026

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    朝の情報番組で紹介されてて早速購入
    GOATにちなんで510円!
    表紙がキラキラしてて、ひとつひとつが読みやすい
    名前は知ってても、初読み作家さんが盛りだくさん
    「父の輪郭」はなるほどです

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    2025年12月24日
  • 水たまりで息をする

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    ネタバレ

    風呂に入らなくなった夫。
    妻も最初は気にかけて対処しようとしていたが、水が苦手になったのだという意見を次第に尊重するようになっていく。
    そして、社会から逸脱する夫に合わせるように一種の逃避行をする。
    「水たまりで息をする」とは。
    決して綺麗な水ではないがそこで快適に生きられる魚がいるように。
    俗世から外れた2人も水たまりで息をするということなのだろうと解釈した。

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    2025年12月17日
  • 水たまりで息をする

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    ある日夫が風呂に入らなくなった。気になるフレーズと、ラストが気になり一気読みでした。日に日に臭いと汚れが酷くなる夫への妻の向き合い方、声を荒げずに見守る妻の心情に共感しづらかった。どうにもならない相手と対峙する自身への問いが残る気がした。

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    2025年12月17日
  • 水たまりで息をする

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    ネタバレ


    最初は読後の感想がぼんやりしていたけれど、夫と話すうちに、この本から受けたやるせなさの根源みたいなものが、輪郭を帯びてきた。

    多くの人が、夫を無理やり精神科に連れて行くなり、見切りをつけて別居するなりしたと思う。でも私はしなかった。理解しようと寄り添っているとも言えるし、依存しているようにも思う。

    自分が風呂に入れなくなるのではなくて、夫が入れなくなるという設定がしんどい。夫だから他人とも割り切れない関係なのがもどかしかった。自分が電車とかで周りに臭い人がいたら耐えられないタイプの人間だから、愛する夫がどんどん社会から切り離されて行く描写が特にきつかった。

    東京から出て行く時に、彼女に

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    2025年12月13日
  • 水たまりで息をする

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    私は好きだった。なかなか他の小説にはない人間の部分が描かれていて。どうしても無理なものができたとき、それを近い立場として、遠い立場として傍観するとき。自分にとって大切な存在なのか、ただの義務感なのか。。。

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    2025年12月03日
  • 水たまりで息をする

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    原因とか解決策とかそんな単純な話じゃなかった。自分にとっての"魚"はなんだろうかと考え、怖くなってやめた。

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    2025年11月29日
  • 水たまりで息をする

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    「普通」から外れると、段々社会からも外されていく、そんな夫と生活を共にする妻の視点から人間の残酷さを描いた話。

    劇的な暴力性があるわけではない。しっとりと、現実感を伴って五感に訴えるように緻密に描かれた文章から本能的な恐ろしさを感じさせる。

    結局、考えて生きてきたつもりでも多分「普通」の流れに合わせて生きてるだけで、目の前で重大な出来事が進んでいてもどこか他人事の様に受け入れてしまうのだと思う。

    だから今後どうするっていう訳ではなく、そんな傾向があると再確認できて良かった。

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    2025年11月22日