高瀬隼子のレビュー一覧

  • うるさいこの音の全部

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    最初は長井朝陽も早見有日もしっかり分かれていてそれぞれの物語だったはずなのに、いつの間にかふたりが混ざり合って、でも完全に同一化するのではなくて頭の中でこっちの意見とこっちの意見がどっちの言葉が分からなくなって…。
    読んでいると、あれ、今って現実の話だっけ?それとも虚構だっけ?が分からなくなる。どっちの「登場人物」にもハッキリ嫌なやつといえないモヤモヤした感情を抱いたままで、なんか終始息苦しい。

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    2026年05月05日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    ネタバレ

    2026/5/4(月)Audibleにて。みんなやなやつ。けど芦川さんが1番無理って思う。ただいい人なだけなんだろうけど、実際にいたら絶対裏で悪口言っちゃう。押尾さんは去り方でめちゃくちゃ好きになった。もっと言ってやっていいのに。不器用だよね。二谷も芦川さんのこと嫌いだからいいけど、あんなに露骨に悪口言うのは悪手だよな〜って思ってた。

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    2026年05月04日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    ネタバレ

    薄いけど重厚な読後感 
    ずーっと低め安定で物語は進む、でも面白い
    何となくどこの組織でもある でも正解は? 人によって違う余白があると思うけど 残った人 去った人 飛ばされた人 うーんなるほどみたいな変な納得もまたあるあるかな?

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    2026年05月02日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    タイトルと表紙デザインだけだと、グルメ系ほっこりストーリーと勘違いしてしまう。
    実際は最初から最後までなんともいえないモヤモヤっとするお話だけど
    なぜか引き込まれて2時間で一気読み。
    大きな展開もなく、何かスッキリ解決するわけでもなく、共感できるようなできないような、、そんな内容でしたが私は好きでした!

    しかしこの作品は賛否両論あるだろうなー笑

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    2026年05月02日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    ネタバレ

    こんなにもごはんが不味くかけるものなのかとびっくりしました。
    芦川が作るごはんより、押尾と食べるご飯の方が断然美味しそうなのになぜそっちを選ぶんですか……
    でも確かに二谷はごはんが美味しいかどうかが判断基準にはならないわけで…
    守りたくなるし守られて当然と自覚してそうなところがタイプだからしょうがないんでしょうけども…
    二谷の気持ちは分かりませんが、わかる気がします…。

    芦川は二谷がご飯に興味がないこともお菓子を捨ててたことも理解してそうなのに、なぜ献身的に尽くそうとするんですかね。
    それもものすごく怖いです。

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    2026年05月01日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    最近恋愛小説が読めなくなった。のにこの本では読めた。
    押尾さんのようなスカッとした人間に憧れるが、実際には芦川さんのような人間が好かれて守られるんだろうと思った。
    二谷、本当にそれでいいのかとモヤモヤした。

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    2026年04月30日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    前から気になっていた作品。
    文庫フェアを理由に買ってみた。

    登場人物みんな、腹のなかにため込んでいる人ばかり。
    芥川賞っぽい。
    芦川さんですら、きっと何か我慢している。
    いい人として振る舞い、我慢することで受け入れられようとしているフシがある。

    二谷は、ずっとこのままなのだろうか。
    一生このまま、芦川さんとも表面上は上手くやりつつ、毎晩カップ麺を食い続けてブクブクになりそう。

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    2026年04月30日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    ネタバレ

    始めにこの本を読もうと思ったきっかけはネットで本を紹介している人が面白かったと言っていたのをきっかけに読もうと思いました。この本の表紙を見た時に白い背景に黄色い何かの中に人が揺らいでいて、なにやらほっこりするような、黄色からも暖かみがあるような、そんな内容をイメージしていました。しかし、それは全く真逆で中身は正直胸くそ悪いなと感じました。
    私は中学生のときに芦川さんの生き写しみたいなクラスメートが実際にいました。その子も芦川さんと同じように少し運動しただけで倒れてしまったりちょっとしたことだけですぐ保健室に行くような子でした。でも人当たりは良いのでみんなにはすぐに心配され、優しい言葉をかけられ

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    2026年04月28日
  • 水たまりで息をする

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    そこが物語のメインじゃないとわかっているのに、もうお風呂のことしか考えられん。お風呂に入っていない夫の描写が生々しくて強烈で、お風呂嫌いのワイもさすがにお風呂の大切さを痛感。途中までは他の高瀬作品に比べていまいちかなァと思って読んでいたのが正直なところなんだけど、物語の終わり方が個人的にすきだったのと、あとは解説を読んで納得した部分もあった。やっぱり刺さるところが必ずあって、相手を心配して必死になることを「愛の証明のような気がして安心する」って表現できるところとか、ほんとこの作家は…(褒め)ってなった。けど、やっぱりお風呂だ。お風呂嫌いなのに、こんなにお風呂のこと考えたことないよ。うあああ。

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    2026年04月29日
  • うるさいこの音の全部

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    最初はなんのことか?と思ったけど、読めば読むほど味が出る(笑)

    普通は言わないこと、でも思っていること。
    そしてそれはある意味とても共感できたりする。
    そんなことがたくさん書かれている。
    有名になるにつれて、苦しくなっていく朝陽の心の叫びは気の毒に感じる。

    私は言いたいんじゃなくて描きたいんです。

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    2026年04月28日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    なんかもやーっとします。
    面白くてすぐ読み終わった。あんまり誰にも共感できなかったから、うーん?ていうかんじ。

    仕事早退してお菓子作って来るのもモヤッとするし、勝手に材料費徴収したり他人のドリンク勝手に飲む上司もきもいし、正義すぎるパートのおばちゃんもだるいし、話のふたりも変な人だなて思ってしまった。

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    2026年04月28日
  • うるさいこの音の全部

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    風変わりなタイトルに惹かれ、読み始めましたが…。

    初めから25ページくらいまでの感想は、なんなん?意味わからん!
    前情報も帯すら見ずに読んだので、「芥川賞作家が書く芥川賞作家のデビューの裏側的な作品」と言うことに気づくまでそれくらいかかりました。

    主人公の生真面目さと自信のなさと相反する万能感全てがないまぜになり、他人に迎合するのを厭うのにしてしまう自分を嫌悪しつつも許容する。
    人間って複雑な生き物ですね。

    共感する部分があったり、それは違うなと思ったり。主人公の内面を100%ではないにしろ、詳らかに書いてある作品だなと、思いました。

    ほとんどの人間が、自分が傷つくことにはものすごく過

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    2026年04月26日
  • 水たまりで息をする

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    『夫が風呂に入っていない』そんな一文から始まる物語は、鬱病を描いた作品かと思いきや、もっと繊細で、簡単には言葉にできないものだった。

    地方出身の妻と、生まれも育ちも東京の夫。20代半ばで結婚し、子どもには恵まれなかったものの、穏やかに暮らしていた二人。ところがある日、夫は飲み会で後輩に水をかけられたことをきっかけに、水道水を受けつけなくなってしまう。

    風呂には入れない。でも、ご飯は食べられるし、テレビも観る。会社にも行ける。だから単純に病気と片づけられるものでもない。その絶妙な違和感が、物語に静かな不穏さを漂わせていた。

    変わっていく夫を前に、原因を追及せず、無理に変えようともしない妻。

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    2026年04月25日
  • いい子のあくび

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    読んでていい気はしない。だって自分の嫌な部分を突きつけられているように感じるから。
    私もいつかこの主人公のような結末をむかえてしまうのでは?と考えるとこわいし、でもやっぱりスマホ見ながら歩いているやつが悪い、そいつがこけたりケガしたりしてもしらねーよって思う。

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    2026年04月25日
  • うるさいこの音の全部

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    何よりタイトルが好きです。
    口に出して言いたくなるテンポの題名。
    別に実際に出しはしないけど。
    と、ちょっとだけこの本の主人公の思考に寄っています。

    果たしてうるさいのは、周囲の人々の声か、それらを含んだ職場の雑音か、主人公が想像しているだけの相手の声か、頭の中で乱反射する思考による自分の声なのか。
    きっと全部なんでしょう。
    この文章の中の全てでなくとも一部分は、作者に起こった実際の出来事なのかなとか、心の叫びなのかなと思う時点で、私も主人公の周りにいる雑音を発する人間と同類なんだなと。

    この作者の、性悪説に基づいたような人の見方だったり、どこへ踏み出す訳でもないような行き場のない思考が心

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    2026年04月23日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    文字もページも少ないのでスラリと読めた。
    確かにその人だけなんか許されるな〜ってのはある。生まれ持った才能みたいに弱さを出しても、むしろ出すことで守られる存在。芦川さんのような人がもし同じ職場だったらと考えると私もすごく苛立つだろうなと思った。
    押尾さんは素直なんだと思う。
    二谷さんみたいな食に執着がなくてエネルギー補給としか思っていない人いるよな〜と今まで出会った人たちを思い浮かべた。
    出てくる登場人物全員気持ち悪くて面白かった。

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    2026年04月20日
  • 水たまりで息をする

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    夫婦仲も良く話し合いもできるのに、「その方が良いから」だけで選択していく2人の成れの果て。
    弱い夫にイラつき共感は出来なかった。が、想像できる上で一番残酷なラストシーンは好き。高瀬隼子さんの筆力はやっぱり素敵。

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    2026年04月20日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    会社の人間関係の描き方がリアル。どこにでもいる
    職場の癌(本人に悪気はない)とそれに翻弄される
    人々に共感し、イラつきもした。弱い者が勝つって
    社会の縮図なのかも。なら強い者はどうしたらいい
    んだろう。

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    2026年04月20日
  • いい子のあくび

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    ながらスマホはダメなこと、と認識されているにも関わらず、まっすぐ前を見て歩いてよけなければよけなかった方が悪いのか?
    正しいことをしている人が、馬鹿を見ることが往々にある世界。
    その小さな反発が緻密に描かれていた。

    中学生に共感して、そう思いますとリプして、返信があってブロックされてる感じ、リアル

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    2026年04月16日
  • 新しい恋愛

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    花束の夜の、「ミスで納品が遅れた取引先の中学校に対してよりも、目の前でビールを飲む倉岡にかけた迷惑の方が水本の心には重たかった」というところに共感した。自分も目の前の人の顔色を必要以上に伺うところがある。自分の心を素直に整理できるきっかけになった言葉。
    あと、蛙化現象って言い換えると、41ページの「自分が好きだと思った人の仕事上の他者評価を耳にして、それは自分が直接感じていることではないのにそう思っている他者がいる事実だけでほんのり好きが削られていく。」という表現になるのか。表現が素敵。

    あしたの待ち合わせの、「これは不安になるところだ、これは怖いと思うところだ、筋が通らないと外部に設定され

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    2026年04月15日