高瀬隼子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
星3.2くらいかな。皆がハゲになる世界線って考えたこともなかった視点でこの世界線が自分の周りで起きたらどうだろうって考えてしまって楽しかった。
最初短編っぽくいろんな人の話が出てくるので、どういう話かイメージつかなかったけれどだんだん主人公が明確になってきて、最後は最初に出てきた人が全員再登場してまとまった話だった。
設定が面白かったので、印象的なお話だったけど、文体が好きとか求心力がすごくて夢中で読んでしまうってほど魅力的ではなかったかな?
でもほんとに、髪って顔の半分みたいに思ってるのでその半分の情報が消えたら美醜の価値観も変わるしハゲで悩む人はいなくなるしある意味とてもイーブンなのかな?どんな世界でも少数派はいじめられる。ハゲてない差別は禿げてない。つまりみんなより持ってる側なので自尊心が傷つかないのかな。それは美人が妬まれるような感じなのかな。若くして病気以外でハゲてる人って女性では珍しいので、ハゲとはどんなものなのか考えたことなかったけどどういう扱いされるのかどんな気持ちなのか色々考えさせられた。
「まゆ毛が少ない主人公の派手になるためでも美しくなるためでもない。みんなにはあって自分にはないまゆ毛普通になるためのないものを足すための化粧の何がだめだったんだろう」っていう一文が好きだった。 -
Posted by ブクログ
この本に出てくるメインキャラクター、
誰も好きになれないし誰にも共感できない。
こんなにセックスにフォーカスする作品をはじめて読んだ。行為がなくなっても愛は続くと私も思う。
でも欲は残るわよね。そこもとても理解。
とは言いつつもさ、主人公は頑なだし、
田中もなんでそこいく?とツッコミたくなるし、
ミナシロは1番想像つきやすいけど性格悪すぎて、
会話シーン全部ムカついた。笑
ちなみにラストシーンの後味も、とても悪い。
なんとなく予想もしたけどさ、
こんな奴に人生を狂わされるのはいやだ。
彼氏が一夜の過ちであっても、
ミナシロを選んだ時点で別れたほうがいい。
田中なんかより大学案内してくれた担当者の方がよっぽど良いー!登場人物で唯一素敵だった☺︎ -
Posted by ブクログ
人間の赤ちゃんよりも、隣にいる犬のほうが可愛い、か。私は動物が好きではない(興味がない)から、断然人間の赤ちゃんのほうが可愛い。
動物が嫌いだと言うと信じられないと言われるけど、だって私はそうなんだから仕方ないじゃんという気持ち。
子供が好きじゃない女性も同じかもなあ。女性だから子供を産まなきゃいけない、女性だったら母性がある、なんて押し付けられても困る。
同じ作者の「いい子のあくび」を先に読んだのだけど、それも女性として生きることの息苦しさや割の合わなさ、東京人の周囲への関心のなさが同じように描かれていた。
逆に男性であるがゆえの生きづらさってなんだろう。そんな小説があれば読んでみたいと思った。