高瀬隼子のレビュー一覧

  • 新しい恋愛

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    5つの短編集。
    恋愛の話なのに、どの話も、なにか
    ちょっとひっかかるような、
    モヤっとさせるストーリーだった。
    面白いなと思ったのは「花束の夜」「お返し」
    「新しい恋愛」
    【花束の夜】
    新人教育係の先輩の送別会、
    送別会でもらった花束を、要らないからと押し付けて去っていく先輩。関係を持っている二人だが
    付き合っているわけではない。
    花束を持ち、深夜を彷徨いながら、自分が
    雑に扱われていたことに気付く。
    マンションの部屋の前に置いた、花瓶に活けた
    花束を、次の日、先輩はどんな顔をするだろう。
    ささやかな仕返しと決意。
    しかし、深夜に花束を持って彷徨う女。
    考えてみたらちょっと怖い。
    【お返し】

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    2025年11月01日
  • 新しい恋愛

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    なんだか共感できるような、共感したくないようなこの感覚。高瀬隼子さんにしか表現できない気がする。

    すぐ忘れられる元恋人になるより、その人が一生覚えてる人になりたいのは少し分かる気がした。

    やっぱり、恋愛ってよく分からない。

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    2025年10月06日
  • うるさいこの音の全部

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    作家は作家で「作家として消費される自分」と共存せざるを得ないということはわかった。

    私も作品の作者の詳細は知りたくないと思うタイプ。
    すごく綺麗な物語を描く人が、不潔な感じだったらゲンナリする。

    0
    2025年09月26日
  • うるさいこの音の全部

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    ネタバレ

    要約
    主人公・長井朝陽は、ゲームセンターで働きながら執筆活動をしている若い女性。ペンネーム「早見有日」として応募した小説が文学賞を受賞し、出版されることとなる。これにより、彼女の兼業作家としての生活が職場や周囲に知られることとなり、日常が少しずつ変化していく。

    職場での人間関係や友人との関わりが微妙に変わり、朝陽自身も自分のアイデンティティや創作活動に対する葛藤を抱えるようになる。さらに、執筆中の小説と現実の境界が曖昧になり、彼女の心の中でさまざまな感情が交錯する。

    感想:
    フィクションの小説を書いた時、そこに出てくる意見が著者の意見であるとは言えない。ただその考えが浮かばなければ書くこと

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    2025年09月22日
  • 新しい恋愛

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    高瀬隼子さんは初読みの作家さんだった。

    色んなタイプの恋愛模様が5つ詰まった短編集

    目次
    花束の夜
    お返し
    新しい恋愛
    あしたの待ち合わせ
    いくつも数える

    確かにタイトルの「新しい恋愛」が一番印象に残った。

    どんな恋愛も一筋縄ではいかない。
    ザ・ラブストーリーじゃなくて、こんな変化球もたまにはいい。

    頭で考えようとすると、こんな感じで言語化されるんだなぁと納得しながら、何も解決されることのない結末が淡々としていて潔かった。

    年齢や性差によっても感じ方が変わりそうな作品。
    文学的でいて個性的・・・面白かった。

    0
    2025年09月21日
  • 犬のかたちをしているもの

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    愛ってなんだろう。
    育って来た環境、ルーツが違うもの同士、互いの本音なんて見えない中で探り合いながら協調して慈しんで・・
    主人公が抱いていた飼い犬への愛情のようなもの。それを自分にも相手に求めたい気持ちが分かり過ぎるけれど、そこに「性」の問題や「生活」や「他人の目」や「自己肯定感」が入ることで、より複雑に愛の形は変わるし思うようにいかないことの方が多い。
    主人公の立場に立てば、郁也の言動はズレ過ぎているし、私だったらナシの一択だけど。
    主人公は自分のことを愛せているのかな。少なからず、郁也といる時の自分のことは愛せてないんじゃないかなーと思う。
    ただ、ラストで主人公が起こした行動は、私には2人

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    2025年09月20日
  • 犬のかたちをしているもの

    匿名

    購入済み

    感情の表現が切なくて繊細でリアルでした。
    内容は実際にこんな事ってありえるの?どんな神経してんの!とミナシロさんとイクヤに腹が立ち、けれどイクヤの彼女に対する愛情も感じ複雑です。彼女はしんどくても、ずっと彼を受け止めるべきだったのかも。子供は出来なくても幸せになれたのかも知れない。

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    2025年09月19日
  • 犬のかたちをしているもの

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    最終的な3人の結末が大事なのではない。
    女性への妊娠という時間制限のある永遠のテーマへの葛藤が書かれていた。

    『子どもがほしいのかな、いらないのかな。選択する前に。よく考えてから選べと言うけど、考え抜いた後で、選びたい方が残っているとは限らない。』
    妊娠する事、子供が無事に産まれる事は、本当に当たり前な事じゃない。
    子供が欲しいと思う今だからこそ読んでよかった。

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    2025年09月11日
  • うるさいこの音の全部

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    期待されるっこわいな。
    みんなに好かれるように対応しないと、面白い話をしないと。
    みんな離れていきそうで・・・
    みたいな感じ。凄く自分の事を客観視する人だな。私もしてしまう。
    ただ周りが予想以上に興奮してて、嫌だな。有名人ってみんなそうなんだろうな。
    生きにくいな。

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    2025年09月01日
  • うるさいこの音の全部

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    作者の方の他の本が好きだったのでトライしてみたけど面白く感じなくて途中で断念した。好きな人は好きそう。

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    2025年08月15日
  • 犬のかたちをしているもの

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    読みたいリストから。
    ふゆイチ対象作品になっていた時に、あちこち探して買ったのに、手に取るのがすっかり遅くなってしまった( ..)՞

    間橋薫は半同棲している恋人・郁也に連れられ、ミナシロと名乗る女性に会う。彼女は郁也との子どもを妊娠したけれど、育てる気はないと言う。そして薫に尋ねるのだ。「子ども、もらってくれませんか?」

    「水たまりで息をする」もだけど、本書もあらすじがなかなかに強烈…でもなぜか惹かれてしまう…!
    短い物語なのでサクッと読めるけど、感想を書くのはなかなか難しい…… 。

    子どもを産むこと、産まないこと。
    子どもを持つこと、持たないこと。
    性は愛がなくても成立するが、愛は

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    2026年04月26日
  • いい子のあくび

    cnm

    購入済み

    小説の読書体験として最も興奮する瞬間は、登場人物と融合したときだと思う。著者が主人公とする人物はいつもなにかしら「呪い」のようなものを持っていて、一見するとマイノリティ側に見える。けれど、主人公と融合した人間が著者以外に、少なくともここにもうひとりいる。それならば他にもいるのではないかと、そう思えるだけで少しほっとする。

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    2024年06月28日
  • 水たまりで息をする

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    ずっと気になっていた作品。
    文庫化をきっかけに。
    ある日、衣津実は夫が風呂に入っていないことに気付く。夫に問うと「風呂には、入らないことにした」と言う。それから夫は奇妙な行動をするようになり…。もしかして、今、夫は狂っているんだろうか。
    読んでいる間、私が衣津実だったらどうしていただろうと考えていた。夫を病院に連れて行くのだろうか、誰かに相談しているのだろうか…。読む前は不思議な設定に興味をそそられていたけれど、読んだ後、これは誰にでも起こりうる夫婦の物語だなと感じた。

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    2026年04月25日