高瀬隼子のレビュー一覧

  • うるさいこの音の全部

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    ネタバレ

    ゲームセンターで働きながら小説を書き続けて、新人賞をとった朝陽。

    あっという間に職場に新人賞をとったことが広まり、今までと少しずつ違っていく日常。

    仕事をしながら、朝陽である自分と小説家である有日と
    次第にどちらが本当の自分なのか、わからなくなってくるまで。

    雑誌のインタビューに答える、有日だったらこう答えるだろうと考えて話す朝陽。
    現実と虚構の区別がつかなくなってくるまで。

    どういうわけかあまりよくない未来が待っているのが見えるため読むのがつらくて、時間をかけてしまった。。。

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    2025年08月04日
  • うるさいこの音の全部

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    マトリョーシカ的小説。無粋だけど高瀬さんもそういう経験があったのかな?とか思ったり。
    登場人物の描写があまりにリアルで上手いな~~と思う。主人公の周り伺っちゃって空回りしちゃってるのもイライラするけど自分にもそういう所あるからこそだな~と、余りにリアルだから感じちゃった。
    小説家のコラムとかそんなに見てこなかったけど逆にこれ読んで小説家の人間性とか気になってきちゃったね。

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    2025年05月14日
  • 犬のかたちをしているもの

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    ネタバレ

    高瀬さんの「おいしいものが〜」に衝撃を受けたので、次に手に取った。

    主人公は、卵巣の病気を持ちセックスも好きでなく、長く恋愛が続かない。
    そんな自分でも愛して受け入れてくれていると思っていた彼氏、に子供ができた。その彼氏の子を宿った見知らぬ女から、その子供をもらってほしいと提案を受ける。

    主人公の動揺をしていたものの受け入れる様子に、もっと感情的になってもおかしくないのでは?と疑問でしかなかった。

    ラストは相手の女から出産後に自分の子として育てたいと言われるが、産んだ後に自分が育てたいと心変わりするなんて容易に想像できるのでは?作中の人物はみな想像力が足りない、浅はかすぎると思ってしまっ

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    2025年04月13日
  • 水たまりで息をする

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    突然、風呂に入らなくなった夫。
    「風呂に入らない」という行為だけ見ると、大したことではないというか大袈裟なことでもないけど、社会や日常の中にある"当たり前"をしない(出来ない?)ことの異常性みたいなものを感じた。たったそれだけのことで、いわゆる"普通"からは大きく離脱してしまう。

    夫がそんな状態になっても妻・衣津実は割と落ち着いていて、そうなったことの原因や、何かの病気ではないのか?ということは案じながらも、あまり深くまで踏み込んだりはしなかった。「それって冷たくないか?」と感じることすらあるが、そもそもこの夫婦の関係はドライというか合理的というか、む

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    2025年11月23日
  • いい子のあくび

    cnm

    購入済み

    小説の読書体験として最も興奮する瞬間は、登場人物と融合したときだと思う。著者が主人公とする人物はいつもなにかしら「呪い」のようなものを持っていて、一見するとマイノリティ側に見える。けれど、主人公と融合した人間が著者以外に、少なくともここにもうひとりいる。それならば他にもいるのではないかと、そう思えるだけで少しほっとする。

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    2024年06月28日