高瀬隼子のレビュー一覧
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いやー、、すごかった
理不尽とか不条理とかっていつの時代も無くならないものではあると思うけど
それに正面から向き合って葛藤してる人ってやっぱりかっこいいし
その分すり減っていくんだろうなーと
すり減った分生まれた感情をどこにもぶつけられないのはすごく辛いことでもあるし、
それが積み重なっていけば、世界に対する見方がどんどん冷めていくんだろうなって思った
でも人から見られる面にはそんな感情は一切出さない
「いい子」という言葉で作中では表現されているけど、自分の印象としては「闘う人」だなと感じた。
他人の感情なんて見えないものだし、自分は「いい子」とは程遠いと思うけど、一人一人がい -
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ネタバレ押尾と芦川の対比がとても美しくてよかった。
仕事はきっちりこなす一方、まっすぐであるが故に芦川への悪意も職場にダダ漏れな押尾。対して芦川は、周囲からすると内心では反感を買いそうな行動をしている。二谷と付き合っていることを周囲に知られながら送別会でホールケーキを作ったり、飲み会で藤さんを抱きしめたり、体調を理由に早退してお菓子を作ったりする。それでも、本人の愛嬌や「善意」によって、周囲の表面的な好感を得ている。
二谷は芦川にはずっと苛立ちを感じ、むしろ押尾の言動に共感している。それなのに二谷が将来の伴侶として選ぶのは芦川だ。このねじれがとてもいい。
芦川は自分では意識しないまま周囲を巻き込み、結 -
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「子ども≠愛の形」ということが言語化された作品です
30代の女性が独身のまま過ごすか、それとも結婚して家庭を持って過ごすかについて、外野の立場では個人の自由だ、全くもって強制される理由はないと主張するだろうが、当事者となってはどうだろうか?
親は独身の私をどう思っているだろうか、結婚して育児をしている同級生、同僚をはじめとする職場の雰囲気を無意識に感じ取り、同調圧力とは違うが、不思議と独身でいることへの劣等感に苛まれはしないだろうか?
本作は人の嫌な内面をポツポツ、ツンツン、チクチク…いやいや縁を囲い込むようにグサグサと刺してきます、同時に読後は深い余韻に包まれて、膿を摘出したようなストン -
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恋愛のゴールって一体どこなんだろうと思いました。
付き合って結婚して一緒の墓に入る、みたいなのが一般的なゴールとして知られているけれど、それはゴールのひとつなだけかもしれない。
どの恋愛もいつかは終わる。その恋愛ひとつひとつにそれぞれのゴールがあって、成就しなかったような恋にだって、恋する側にも恋をされる側にもゴールがあるんだろう。ゴールがあるけれどどこに向かって走っていくのかわからない。素敵なものであって欲しいけどいつだってそうとは限らない。恋愛ってよく考えると気持ち悪かったり、期待させたり、がっかりしたり、寂しかったり、性欲だったり、なんだか色んな要素が絡み合っている。だけどしてしまう。い -
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ネタバレ講談社文庫フェアの一冊
どういう話かは全く知らず、帯の「怖い」が作品名から
は想像できなくて、好奇心から購入。
面白かった。
「嫌だ」と思う人・事柄が多くて、自分の性格の悪さを
見せつけられた感じ。
”弱い”を守ろうという姿勢は理解できるけど、芦川が40、
50歳になっても今同様に守るか?というと、違うと思う。
若くて可愛い芦川だから暖かく守られてる。
弱さも可愛さに含んで守ってる。
好きでスイーツを作ってきているのに、食べてる(食べ
させられてる)から材料費を出し合おうってさ…
勘弁して!と思った私は、顰蹙を買うんでしょう。
食べずに捨ててた二谷ともう一人も何も言わなかったし、
私もその場に -
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読みながら、ある人物の行動に何度も心を乱された。
それほど感情移入していたのだと思う。苦々しく、「そうじゃないだろ」と何度も言いたくなった。
働いていると、ときどき「それでギブアンドテイクが成立しているとお思いで?」と感じるような場面がある。誰かが引き受けた分を、別の何かで返しているつもりになっている。でも、その二つは本当に釣り合っているのだろうか。
作中でお菓子を作って職場へ持ってくる場面では、まさにそうだった。
「もう分かったから、何もしないでくれ」
そんな気持ちにさえなった。
けれど、もし自分がその職場にいたらどうするだろう。きっと笑顔で「ありがとうございます」と言い、周囲と -
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結局この世界は、気づく人が損をする世界なのか?を常に問い質されているような気がした
●いい子のあくび
この表題作が1番読み応えがあった気がする。
突然出てくる強い言葉に怖くもあり、スカッともした
あと彼氏の大地、残念すぎる。。笑
愛想良くニコニコして、空気を読んで、物静かな人ってやっぱり舐められやすいんかな
一見いい子に見えても内心こういう風に思っている人は多そうだし、人間それが当たり前だよね
それはそうとして、主人公ちょっとひん曲がりすぎてかなり生きづらそうだったわ
●お供え
自分から砕けて接してるのに、思い通りの反応返ってこなかったらは?って思うの、人間すぎて好きだった
色々と、反面