高瀬隼子のレビュー一覧
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社会の縮図みたいな話だった。
芦川さんみたいなタイプの人を「嫌い」で終わらせる感想は少し勿体ない気がする。かなり極端な人物ではあるけど、人にはそれぞれキャパシティがあって、その中で頑張れることを頑張って社会って回ってるんやと感じた。
他人には出来ないけど自分には出来ること、自分には出来ないけど他人には出来ることがある。だからこそ、皆にリスペクトを持っていたいと思った。
読んでいて、ふと前職を思い出した。そこには先輩と、少し芦川さんっぽい女の子がいて、周りが過保護に扱う中、その先輩だけが「彼女なりに頑張ってるのは分かるけど、仕事でけへんのは腹立つし、周囲の空気感もあるから気は進まんけど、俺 -
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ネタバレ自分の体を労われ、そのために自炊をしろ、ちゃんとしたものを食べろ
これの考え自体には私は肯定する
それは体という資本がなければ、何もできなくなるから
だが、それは私がそれを重要だと感じているからであり、そうでない人にとっては枷になるのだと感じた
私はいろんなことを経験して生きたいという志向性があるが、そうでない人にとっては日々生きながらえればいいだけ、そこに価値を置いていないのならば、世間一般の「体を労われ」というメッセージは拒否感を示すものになるのだと思う
二谷の、残業してスーパー行って自炊して風呂入ってなどしていたら生きてる時間はこれっぽっちしかないというセリフは、まさに現代人が感じ -
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読みやすくて面白かった
職場の景色が手に取るようにわかるようで、納得しながら読んだ
芦川さんはかわいくて女子力高くて、自己主張しなくて、守ってあげたくなる人 反面仕事に対する意欲や能力がない人
押尾さんは多分真逆なタイプ
二宮は芦川さんといても、本当はそんなに楽しくはないんじやないかな
でも結婚するんだろう
確かに芦川さんはイラッとする
媚びようとしているわけではないのはわかっているけど、結果そういう人生送っていく
芦川さんのどこが悪い訳ではないのかもしれない
私には昭和のお茶汲みと言われていた時代の腰掛け女子を懐かしく思い出す(若い人にはわからない?笑)
二宮はまあ平和な結婚生活送るのだろ -
Posted by ブクログ
ネタバレ望んでいた、そうなってくれたら…と祈った結末ではないことに、逆に安心した話であり、解説を読むと胸の奥がぎゅっと潰された。
みんな必死に生きている。それでも耐えられなくて、逆に耐えてしまう人がいて。それは個人が個人であるからこそ起こることなんだけれど、それがツラい。
誰かが何かしてくれたら、夫は風呂に入らないという選択をとらず、最後まで頑張れたのか。頑張らせて良かったのか。
『気の持ちよう』『まだ大丈夫』『できるよ』という言葉の残酷さを感じた話だった。
その言葉でなんとかなる内は、『まだ大丈夫』なんだろう。
『普通』を頑張れる人が取り残される話しであったかもしれないし、選択の残酷さもあったかも -
Posted by ブクログ
スマホをみながら歩いてくる人達。
どうして前をちゃんとみて歩いてる私が
そいつらのために避けてあげないと
いけないんだろう。きっと今まで
避けてもらえた事しか無いんだろう。
避けてもらえてる事気づいていないんだろう。
ぶつかったる。
くううううううぅぅ!!!すっごくわかる!
共感しちゃいけないんだろうけどわかる。
なんでこっちばっかりいい子でいなきゃ
いけないんだろうって。
人生色々とわりに合わなすぎるからこういった
小さなところで発散したくなるのわかるな。
(アンケートのとこ面白かった笑)
他にも共感できるところが沢山ありすぎて、
付箋だらけになっちゃった!笑
人間のダークな部分をこ -
Posted by ブクログ
序盤と終盤で不可解さや違和感の対象が移ろっていく、心に残る作品だった。
序盤は、突如お風呂に入れなくなった夫の言動が分かりかねず、かつ最後までその背景や心理的描写がないまま、読者は疑問を抱きながら読み進める事になる。
しかし中盤から終盤にかけて、次第に主人公である妻へと疑問の対象が移ろっていく。義母に嫌悪感を示し、夫を頑なに病院に連れて行こうとしない。というより、病院に連れていくという発想が浮かんでいない。
妻が最後まで拘り続けているのは、「普通」の生活を送るということ。程々で普通からの逸脱を逃れるためなら、何だってやってしまいそうな危うさを所々から感じ取ることになる。
私は個人的に、