高瀬隼子のレビュー一覧

  • おいしいごはんが食べられますように

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    新幹線で読んだ。面白くて夢中になって読んだ。インスタのリールよりも、好きなバンドの音楽を聴くよりも、この本の続きが気になった。
    なんで読まずに置いてたんだろうかと思った。

    題名は、最後まで読むと 主人公の願いでもあるのかなと思った。
    人間の黒い部分が出てきていた。けれどそれを言葉にしないのが大人だなと思った。まぁ、行動にしてしまっていたが。

    それぞれの人で思うことはある。それぞれの役割から、感じる、感じられる感情があるから仕方の無いことだが、自分の中だけで完結させず、嫌いな人に実際に嫌な行動してしまったのは良くなかっただろう。

    なんで付き合ってるんだろうと思ったが、面白かった。この作者さ

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    2026年06月21日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    ネタバレ

    何回読んでも後味が悪くて気持ち悪い本!でもリアルで分かる分かると読み進めてしまう
    この本のなかに、「押尾さんが負けて芦川さんが勝った。正しいか正しくないかの勝負に見せかけた、強いか弱いかを比べる戦いだった。当然、弱い方が勝った。そんなのは当たり前だった。」とあったけど、本当は人に弱みを見せられない押尾さんが弱くて、堂々と自分を甘やかしてあげられる芦川さんが強くて、だから普通に強い芦川さんが買ったんだろうな。ここは二谷さんベースだから男性はみんなそう思うのかな、わたしは女性だからこう感じるだけなのかな。
    わたしはどちらかといえば押尾さんタイプだから、このあと押尾さんが少しでも報われればいいな

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    2026年06月21日
  • 水たまりで息をする

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    衣津美と夫のやり取りが微笑ましいなと思う一方で、踏み込んだ方が状況が好転するのか、それとも踏み込んだら全てが壊れてしまうのか、夫婦間でも距離のとり方が難しいなと思った。

    衣津美は踏み込むことから逃げて、夫が弱いせいだと結論づけていて、現状を甘んじて受け入れている。
    義母の「おままごとみたい」な夫婦という言葉に縛られて可哀想だと思う一方で、結果的に夫婦の様子を伺う義母は常識の範囲内で行動しているようにも思われた。最後夫はいなくなったのではないかと個人的には思った。

    『おいしいごはんが食べられますように』より、個人的にはこちらの作品の方が好きだったので、読み返したいなと思った。

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    2026年06月20日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    グロい、、
    ケーキを食べる描写をここまでまずそうに表現できるのか
    申し訳ないから材料費を集金しようのところでヒエっと思った

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    2026年06月18日
  • 新しい恋愛

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    【好きってこういうことだったろうか。分からない】
    「恋は盲目」とは対極にあるような作品。恋愛感情を客観視し、ひねくれていて、ドライ。そのあたりが高瀬さんの描く恋愛という感じでものすごく好みだった。名前のない関係の都合の良さ、歳の差恋愛に抱く嫌悪感、どこかに置き忘れてしまった純粋な恋心…これらを一瞬でも感じたことのある方には共感できるはず。私含め人間は、いつの日から「好き」の感情よりも、恋人選びに相手の条件や他人の目を優先するようになってしまったのだろう。そして、もし結婚後に「好き」な人が現れてしまったら…

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    2026年06月16日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    できるなら美味しいものを食べたいってほとんどの人が持ってる感情だと思うからそうじゃない人は生きづらいだろうな

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    2026年06月15日
  • 新しい恋愛

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    装丁の色味も好きだし、話も好き。

    最後の話は難しいししんどい。
    人の感じ方ってそれぞれ違うわけで。

    ほかの作品も読みたい。

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    2026年06月13日
  • 新しい恋愛

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    4.0 ストレートな恋愛物語ではなく、少し視点をずらしての恋愛短編集。好きでもない女子からのバレンタインの話や年の差恋愛や結婚の話で、恋愛の多様性を感じる話。好きだからいいじゃんと簡単に片付かないオチが考えさせられる。

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    2026年06月12日
  • 水たまりで息をする

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    ”普通”に生きる事の圧力に耐えながら生きる事の難しさ、現代社会では誰しもがその圧力の中に生きていて、何かをきっかけに人は簡単に狂ってしまう、そういった怖さを感じる小説だった。

    東京に住むどこにでもいそうな中年の夫婦の夫がある日職場での些細な出来事をきっかけに風呂へ入らなくなる。
    次第に体臭も尋常ではないほどのものとなり、仕事を辞めざるを得なくなり、地方へ移住することとなるが・・・という話。

    社会では"普通"に生きる事を求められる。
    例えば、ある程度の年齢になったら結婚をして、結婚をしたら子供を持つもの、それが当然だと言うように。

    そこからずれてしまうと異端扱いで生き辛

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    2026年06月03日
  • GOAT Winter 2026

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    私は紙の本も電子書籍も読む。
    媒体にあんまりこだわりはない。
    でもこの文芸誌を作る過程の様子をYouTubeで見て、いまだに紙の本好きが一定数いる理由がわかった。
    私にとって読書は文字を情報として捉えるだけだった。でも本当に本が好きな人は、ページをめくるという行為そのものも読書体験の中に含んでいる。
    作り手はそこをいちばんわかっていて、こだわり抜いてできたのがこの文芸誌。
    本屋で見つけて手に取ったらすぐに理解できた。

    内容も、普段本をあまり読まない層にも届かせようと完結型の短編にしている。
    派手な展開はなくとも日常の中でじわじわ人の心理に訴えかける話が多くて楽しめた。
    ミステリー好きとしては

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    2026年05月28日
  • 新しい恋愛

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    どの作品も愛の形は違うけどどこかプラトニックさを感じた。
    高瀬さんは「おいしいごはんが食べられますように」で初めて読んだが、淡々と物語が進んでいく作風が個人的にとても好きで面白い。
    村田沙耶香さんが好きな人は高瀬さんも好きになると思う。
    一番好きな話は新しい恋愛で、いつかこの物語も手かがれているような恋愛をしている未来が来そうだと読んでいて感じた。

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    2026年05月28日
  • 犬のかたちをしているもの

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    ネタバレ

    年々積み重なっていく、うっすら抱いている違和感や不快感を全部言い表してくれていて驚いた。
    色んな方の感想を見ていると、共感の程度はあれど、これもしかすると同世代のそこそこ多くの女性が感じていることなのかなと思う。
    それにしても私は、そんなやつさっさと別れてその人たちと関わるのやめたほうがいいよ…と思ってしまう。

    きっと女性の読者が多そうだけど、男性が読んだら何を感じるのかなと気になった。
    女性が選択を迫られるたくさんのこと、身体にかかる負担のこと、それによって諦めたり、諦めることで他人と比べてしまうこと、それらについて少しでも考えを深めてもらえたらと思った。

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    2026年05月22日
  • 新しい恋愛

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    多分、お初作家。
    分かるような分からないような恋愛観。
    何故、分かるような分からないようなのかが分からないのをそのままにしておきたくなるのが恋愛なのかもしれない。

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    2026年05月20日
  • 水たまりで息をする

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    高瀬さんの文章は本当に人間を捉える力がすさまじいなと思う。
    世の中のいろいろな小説を読んでいると、登場人物は大抵、悪人以外はまともな人間に描かれることが多く、私はたまにうっすら白けてしまうことがあるのだが、高瀬さんの作品の登場人物は誰もがみんなまともではなく、でも人間ってみんなそれぞれどっか変なんだよなと思わされる。
    高瀬さんの紡ぐ文章がどこまでも冷静でシビアなところが好きだ。

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    2026年05月17日
  • 水たまりで息をする

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    文章を読んでいて何か掴めそうって思えたりもしたけど、結局何も分からないまま終わってしまった。いつかこの感情の答えが見つかるようになるのだろうか。不思議な読後感を味わえた。白黒をつけすぎないことも、きっと人間には必要なことだ。

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    2026年05月15日
  • 水たまりで息をする

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    一年以上積読にしてた本。最近父にお風呂に3日以上入らないのはちょっと…って話をしたばかりだった。この本を読んだあと父はもしかしたら…と思ってちょっと怖くなった。読むタイミングがバッチリすぎてちょっとから更に怖くなった〜

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    2026年05月14日
  • 犬のかたちをしているもの

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    高瀬さんの作品を読むのは2回目だが、本当に文章が生々しくて大好き。同じ女性として経験しているものがそのまま載っているのでスイスイ読める。
    性行為と愛の繋がりは切っても切れない関係であるが、愛の伝え方が必ずしも性行為にはならない。でもそれ以外でどう愛を伝えればいいのか。自分も同じような考えを持っていたので共感しながら読めた。

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    2026年05月09日
  • 水たまりで息をする

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    『おいしいごはんが食べられますように』がとても良かったので読んだ。
    神の視点から描いた『おいしいごはん〜』に対して、衣津実の主観のみで描いた本作は思考の転換についていくのがしんどくて、テイストがちょっと違った。
    読後感は良い。愛だけで片付けられない社会の欠陥を描き出すのがうめえ。

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    2026年05月05日
  • うるさいこの音の全部

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    最初は長井朝陽も早見有日もしっかり分かれていてそれぞれの物語だったはずなのに、いつの間にかふたりが混ざり合って、でも完全に同一化するのではなくて頭の中でこっちの意見とこっちの意見がどっちの言葉が分からなくなって…。
    読んでいると、あれ、今って現実の話だっけ?それとも虚構だっけ?が分からなくなる。どっちの「登場人物」にもハッキリ嫌なやつといえないモヤモヤした感情を抱いたままで、なんか終始息苦しい。

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    2026年05月05日
  • 水たまりで息をする

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    そこが物語のメインじゃないとわかっているのに、もうお風呂のことしか考えられん。お風呂に入っていない夫の描写が生々しくて強烈で、お風呂嫌いのワイもさすがにお風呂の大切さを痛感。途中までは他の高瀬作品に比べていまいちかなァと思って読んでいたのが正直なところなんだけど、物語の終わり方が個人的にすきだったのと、あとは解説を読んで納得した部分もあった。やっぱり刺さるところが必ずあって、相手を心配して必死になることを「愛の証明のような気がして安心する」って表現できるところとか、ほんとこの作家は…(褒め)ってなった。けど、やっぱりお風呂だ。お風呂嫌いなのに、こんなにお風呂のこと考えたことないよ。うあああ。

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    2026年04月29日