高瀬隼子のレビュー一覧

  • いい子のあくび

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    三作とも面白いけど、まったく共感はできない。したくない主人公たち!意地悪というか、繊細というか、考えすぎというか、生きづらそうというか...
    たぶんこのタイプの人たちには、私みたいな何も考えていないデリカシーないタイプは嫌われる笑
    なぜかトイレのシーンがしっかり描かれていて印象的だった。

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    2025年10月26日
  • うるさいこの音の全部

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    宇垣さんオススメのエッセイ。エッセイなのか小説なのか。その狭間や境界は誰にも分からないのだけれども、確かなのは純粋にこの作品は面白いし、惹き込まれるということ。

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    2025年10月22日
  • 犬のかたちをしているもの

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    ネタバレ

    女の人には確かに子供を作る、作らない、産むか産まないかなど選択肢が多い。
    まあそもそも相手がいなければこんな選択肢はないけども。
    私も子供欲しいと思ったことがないし、だから作る行為も必要ないと思うから共感できた。
    最後は大体想像はできた。そりゃ、食べたいもの飲みたいものいろいろ我慢して痛めて産んだんだからそうなるよね。
    逆に子供をかわいいと思えないのに主人公が他人の子供を育てられるのかってところもある。自分の子供だったら変わると思うけど。
    だからこの結末でよかったと思う。

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    2025年10月19日
  • 水たまりで息をする

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    なんとも言えない気持ちになった。
    決して冷たいわけじゃない、むしろ旦那さんを支えるよき主人公。でも、それって本当に優しさ?昔魚を捨てに行くことになった時のシーンが、自分にもそういう狡いところがあるなと身につまされて少し苦しくなった。

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    2025年10月18日
  • いい子のあくび

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     表題作の「いい子のあくび」が面白かったです。普段日常生活をする中で何気なく目にしたり感じることを文章でうまく表現してて、その文章も難しくなく、スラスラ読めました。
     特にスマホ見ながら歩いてて人にぶつかった時の心情が上手く表現されててまして、印象に残りました。
     「ながら歩きは危険なのでやめましょう」というアナウンスをよく聞きます。自分もこの小説を読んで「ながら行動」はやめよう、と改めて思いました。

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    2025年10月16日
  • 水たまりで息をする

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    ネタバレ

    夫がお風呂に入らなくなった。
    何で入らなくなったのかははっきりと書かれてないのは気になった。
    ミネラルウォーターは大丈夫って、かけられた水は水道水だから?
    でもお店の水って水道水じゃない気がするけど…
    最後も結末はっきりしなくて逆にそれがよかった。
    お風呂に入らなくなった夫が怖いのかそれとも…
    ただ1ヵ所だけ気分が悪くなる描写があった。そこさえなければ満点だった。
    読んだ人にはわかると思います。

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    2025年10月15日
  • いい子のあくび

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    ゾワゾワするし、主人公の行動力、というか普通の人なら常識的にやらないことをやっちゃうところ?が怖かった。
    でもすごく気持ちはわかる。結婚式が正直好きじゃないとか、人が前から歩いてきた時、自分が避ける側であることへのモヤモヤとか。
    この気持ちが一定ラインを超えたら自分も主人公みたいになれてしまうかも、と思うと、こ、怖い。。

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    2025年10月15日
  • 新しい恋愛

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    高瀬さん作品に登場する人はクセが強い人が多い。過去作では女のイヤーな部分が出ていて嫌悪感をいだくともあった。今作はクセが強いというよりはちょっと嫌な部分とかちょっと理解できる部分とかそういうところにスポットがあたっている感じ。
    理解できないと切り捨てることができなくて、でも大きな声でそれわかる!と共感はできない。絶妙なところをついてくるな…と思いながら読んだ。

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    2025年10月13日
  • 犬のかたちをしているもの

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    全然うまくかけないのだけど、
    自分の至らなさとかをわかりつつ、自分を必要と思いたいし、恋人に私のことが必要というのを体現してほしいし、そのために試すようなこともしてしまう。
    それでいて自分にとって何もかも投げ売って大切に想える何かがほしい。それは恋人なのかわからない。
    そして何よりも自分のことを必要としている、大切に想ってくれてる何かがほしい。それが恋人であってほしい。でも自信がない。
    ごちゃごちゃ、そんなことを感じている私好きな文章でした。
    救われなくて苦しくなる。終始苦しいお話。それでも好き。

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    2025年10月11日
  • 水たまりで息をする

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    初めて、高瀬隼子さんの作品を読んだ。
    最初読み始めたときの感想は、正直『え〜、お風呂に入らないのはちょっと嫌だなぁ。』と思ったし、お風呂に入る=清潔さを保つ大切さを改めて感じた。

    また、最後の文章では夫についてはどうなったのか明確に書かれておらず正直この物語は何を伝えたかったのだろう?と考えてしまった。しかし、最後の解説を読んだときに今まで読んだ文章を思い出すと、『なるほど〜、ここでは裏にこういうメッセージが隠されていたんだ』と気づく部分があり解説をを読まないと、気づくことができなかった自分の読解力の低さにも気付くことが出来た。
    読書を始めて、始めて深く考えさせられた作品で何度も読み直したい

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    2025年10月08日
  • いい子のあくび

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    高瀬隼子っぽい、気持ちはわかるけど、なんかゾワゾワする感じの小説。
    歩きスマホの人をよけずにぶつかっていく女性の話。

    私もイライラしているとき、混んでいる駅で(歩きスマホの人に限らず)あっちが何も考えず歩いてきて、「なぜこっちが道を譲らなきゃいけないんだ!」と思って、なるべく 道を譲らないことがある。普段は無意識に譲っているのに。
    この主人公は体の大きな彼氏といる時はバリアが張っているみたいにあっちが勝手に避けてくれるけど、1人の時は避けてもらえないと言っている。
    私は意識したことないけど、そうなのかも。
    意識しだしたら余計道を譲りたくなくなってしまうかもしれないな〜。

    この小説では歩きス

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    2025年10月07日
  • 水たまりで息をする

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    他人のことなんて結局なにもわからないんだから、自分軸で生きていければいいのにねと思った。
    風呂キャン界隈に生きてるが、それはちょっと改めたい所存

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    2025年09月29日
  • 新しい恋愛

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    確とした輪郭を持たない感情。
    愛だか恋だか欲だか気の迷いだか分からないものを掬い出した物語。
    思い起こせば、そのうちのどれかだったんだろうなあとは思うのかも。

    私は今年56歳になりました。
    愛だか恋だか欲だか気の迷いだか。
    が、あんまり体のなかから湧き上がらない予感がします。残念ながら。

    ところで。
    「いくつも数える」
    歳の差のある関係への違和感。
    いろいろある「差別的な感情」の中で、男性高年齢者に対する差別を、少し相対的に扱っていることに筆者のバランス感覚を感じた。
    進歩的であることと、現代的であること。
    それは決して、生きやすい、より優れた社会になることと同義ではないのだろうと思う。

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    2025年09月28日
  • うるさいこの音の全部

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    最初読み始めた時、主人公が書いている小説の話なのか現実なのかわからなくて戸惑ったけど、この小説自体が、高瀬さんの芥川賞をとった時の実体験を元に書かれたのではと思って読み進めてしまいました
    小説家が顔を出してしまうことが、こんなにも怖いことになるのかと 
    これから賞をとった作家さんたちの裏側を考えてしまいそうです
    担当編集者の瓜原さんがとてもいいひとで、だからこそ最後のシーンはあっと思いました
    あ、他の高瀬さんのエッセイは、この本とは違う、違うと言い聞かせて読めました

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    2025年09月28日
  • 新しい恋愛

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    後味悪さにゾクゾクします!
    いい意味で!

    小説を読むようになってからと言うもの、
    好きなジャンルは優しい物語だったり、
    再生の物語だったり、少しの悲恋が混ざる恋愛小説や、
    歴史小説、ミステリーなど。
    人に薦められたものはどんどん読んでいきたいし
    少しでも自分の中の選ぶ選択肢を増やしたいと思っています。

    遅咲きの読書家であるが故、
    まだまだ知らないものの多さに心が躍る日々ですが、
    高瀬隼子さんの「おいしいごはんが食べられますように」
    は、
    いやー人間関係って本当に嫌だなー、と素直に思わせる一方で、
    小説としての読み応えに読む楽しさを味わえるものでありました。
    読み手の心情をこんなにも抉ってく

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    2025年09月25日
  • いい子のあくび

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    表題作が、今まで読んだ高瀬先生の作品で1番好き。
    他人に見せている一面なんて、その人の本当に一部でしかない。

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    2025年09月25日
  • いい子のあくび

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    きっとどこかで自分も思っているけど、自分の中でも気付かないふりをしているような黒い部分を言い当てられたようだった。『おいしいご飯が食べられますように』もそうだけど、好きだ~

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    2025年09月18日
  • 犬のかたちをしているもの

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    自分の中にある物差しや常識ではあり得ない内容ですが、そういう世界観もある、と意識しながら読みました。
    思考や心情の分析が怒涛のごとく続くシーンがいくつもあり、次々に読み進めていきました。
    高瀬隼子作品は、文学として本当に面白い。
    現実世界でこんなことが起こったら、自分なら生きていけないとは思いますが。

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    2025年09月16日
  • 犬のかたちをしているもの

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    学生時代に卵巣の手術をしてから、性行為に消極的な薫。彼女の恋人で薫の事情を受け入れて性行為なしの半同棲をしている郁也。しかし郁也は、お金を払って知人のミナシロさんと性行為をした結果ミナシロさんは妊娠。ミナシロさんも郁也をお金の関係と思っていて堕胎したくないけど育児もしたくないからと、薫に「あげる」ことにする。薫はその提案に対して悩み…

    というお話。すばる文学賞受賞作。タイトルは、子どもよりも飼っていた犬のほうがかわいいと感じる薫の心情。婚姻とか出産とか、地方出身の薫にとっては重荷となる人生の選択よりも、単純に飼っていた犬への愛が勝るという。この薫は家族のことも愛していて、でも子どもについては

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    2025年09月16日
  • 水たまりで息をする

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    主人公の夫がある日突然お風呂に入らなくなってしまうことをきっかけに生活が変化していき夫婦や家族の関係性を見つめ直していく様子が描かれている。
    シャワーすら浴びない夫を責めるでもなく無理矢理洗うでもなく取り乱しもせず受け入れる主人公にやや共感できないものの、そうしてしまう気持ちもわかる気がした。そんな主人公が迎えるラストはかなり衝撃的。
    ひたすら暗い。

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    2025年09月16日