高瀬隼子のレビュー一覧

  • め生える

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    生きていると「もう終わりだ」と感じる瞬間は何度もある。それでも実際には翌日を迎え、日常は続いていく。

    苦しみは消えるものではなく、抱えたまま生きていかなければならない。そのためには、自分なりのはけ口や苦しみとの付き合い方を見つけて乗りこなす必要があると言った占い師の言葉が、とても腑に落ちた。

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    2026年07月20日
  • 水たまりで息をする

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    不思議な、だけどリアルな夢を見たような読後感。少し映画「怪物」を思い出した。
    やっぱりこの作者はすごい、これを思いつける、書けるのがすごいと思う。どういう思考回路で、何を考えて書いているんだろう

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    2026年07月13日
  • 水たまりで息をする

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    「自分は何をどうしたいのか」を考える時、

    「普通の人ならどうするか」
    「他の人から見たらどう見えるか」
    「どういう答えを出せば、自分が思う“いい人”っぽくなるか」

    みたいなことが頭の中でぐるぐるして、結論を出すことが多い。

    けど、それを繰り返すと、
    「結局私という人間はなんなのか(裸の自分はどんな姿をしているのか)」が、本当に分からなくなる。

    そんな私にとって、
    川で裸になって水浴びをする(水浴びをできる)研志さんは、なんだか不思議と羨ましい存在に写りました。

    人が、“純度100パーセントのその人自身”であり続ける、ということが本当に難しい現代。

    都会でも田舎でも、
    人と関わりを持

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    2026年07月09日
  • 犬のかたちをしているもの

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    とても読みやすい文章。
    登場人物みんなに感情移入できなかったし、終始心がザワザワするけど実際にこういうことあるんだろうなというリアルさもある。

    独特な感性と文章力を持つ高橋さんの本癖になる。

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    2026年07月09日
  • 水たまりで息をする

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    普通に生きるってとても難しい。
    何か些細なことをきっかけに狂ってしまう、元の生活に戻れなくなるって誰にもいつでもありうるこんな世界。

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    2026年07月09日
  • 犬のかたちをしているもの

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    この本に出てくるメインキャラクター、
    誰も好きになれないし誰にも共感できない。

    こんなにセックスにフォーカスする作品をはじめて読んだ。行為がなくなっても愛は続くと私も思う。
    でも欲は残るわよね。そこもとても理解。
    とは言いつつもさ、主人公は頑なだし、
    田中もなんでそこいく?とツッコミたくなるし、
    ミナシロは1番想像つきやすいけど性格悪すぎて、
    会話シーン全部ムカついた。笑

    ちなみにラストシーンの後味も、とても悪い。
    なんとなく予想もしたけどさ、
    こんな奴に人生を狂わされるのはいやだ。
    彼氏が一夜の過ちであっても、
    ミナシロを選んだ時点で別れたほうがいい。

    田中なんかより大学案内してくれた

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    2026年06月29日
  • 犬のかたちをしているもの

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    人間の赤ちゃんよりも、隣にいる犬のほうが可愛い、か。私は動物が好きではない(興味がない)から、断然人間の赤ちゃんのほうが可愛い。
    動物が嫌いだと言うと信じられないと言われるけど、だって私はそうなんだから仕方ないじゃんという気持ち。
    子供が好きじゃない女性も同じかもなあ。女性だから子供を産まなきゃいけない、女性だったら母性がある、なんて押し付けられても困る。

    同じ作者の「いい子のあくび」を先に読んだのだけど、それも女性として生きることの息苦しさや割の合わなさ、東京人の周囲への関心のなさが同じように描かれていた。
    逆に男性であるがゆえの生きづらさってなんだろう。そんな小説があれば読んでみたいと思

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    2026年06月22日
  • め生える

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    みんながハゲた世界で、インフルエンサーたちが「髪がない自分も愛そう」みたいなことを言うの分かりすぎる。
    ハゲじゃなくても、今後なにがマイノリティになるかわからないけど、こんな感じの世界になるんだろうなと思った。

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    2026年06月18日
  • うるさいこの音の全部

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    読書好きでゲームセンターで働いている友人がいる。勧めたくなった。

    高瀬隼子さんの作品三冊目。サクサクとエンターテイメント性があって面白かった。

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    2026年06月12日
  • おいしいごはんが食べられますように

    匿名

    購入済み

    タイトルと表紙で、ほんわかとしたストーリーだと思っていたが、人の内にある敵意がずっと漂っている感じでモヤモヤした。食に興味がないようだけれど人一倍食に意味を求めている男。こんな上辺だけいい人に見せて腹の中では神経質なほどに食べる事を非難してる人とは関わりたくないと思う。弱いを全面に出して誰かに助けてもらいうのが当たり前で世渡り上手な女と結局同じ人間同士でお似合いだ。

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    2026年06月11日
  • め生える

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    ネタバレ

    多数派と少数派が逆転した世界の数十年を描いた話。

    「はげ」が当たり前になるとこうなるのかと目から鱗。

    どんな事象でも例外=少数派が存在していて居心地の悪さを感じていたり少数派とばれないように気を使っていたりしているいうことを改めて認識させられた。

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    2026年06月09日
  • 水たまりで息をする

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    大切な人がいても、突き詰めるとやはり自分の方が大事で、それが他人というものなのだと思った。
    初めての高瀬作品だった。他のものも読みたくなった。
    1日で読めた。

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    2026年06月06日
  • 水たまりで息をする

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    『おいしいごはん〜』『いい子のあくび』とは異なるテイストの作品。
    自分が衣津実と同じ状況になったら一体どうするのだろうか。
    徐々に狂っていく夫に「大丈夫だよ」と言いながら絶えず周囲の目を気にし、寄り添う態度をとりながら心配よりも微かな苛立ちに変わっていってしまうのかもしれないと思って怖かった。
    夫の変化を尊重し、耐えがたい異臭を纏っても隣で日常生活を送り続け、終いには仕事を辞めて故郷に帰る。これだけ聞くと、とてつもない愛がそこにあるように感じるが、そんな単純な感情ではないのが嫌にリアルである。

    愛した方がいいから愛しただけだと、ほんとうに思うの。(p.131)

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    2026年06月01日
  • 水たまりで息をする

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    お風呂に入らなくなった夫と、どこまでも見守る妻との物語。
    夫を見守る妻の心の揺れ動くさまが緻密に書かれており、読者に息苦しさを感じさせる。
    大切にされても死んでしまうし、大切にされなくても生きてしまう。
    普通の定義とは何なのか、生きることの難しさを感じさせる一冊だった。

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    2026年05月31日
  • GOAT Winter 2026

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    小説と小説の合間を縫って本号もようやく読み終えました。「美」がテーマと言うことで外見の整形や美容の話、内面の優しさや愛の話、沢山面白いお話に出会えました。

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    2026年05月31日
  • 水たまりで息をする

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    いつ自分にもそうなるきっかけに出会うかわからない。
    人ごとじゃないなと感じた。

    いじめ問題など、した側は悪いことをしたとも思わず、何も考えずに今まで通りの生活がてきる。
    された側は辛い感情を忘れることができず、生きていかないければならないのが不公平だ。

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    2026年05月28日
  • 水たまりで息をする

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    何も明かされないまま終わってしまい、
    でも、それでいいんだろう。というのが読み終わり直後の今の気持ち。
    なるようになるしかないだろうという諦めなのか、なるようになってしまえという期待なのか。
    どちらとも取れる話だったなあと思う。
    一見思い入れはないように見えるけど実は心のどこかにきちんと大切に想っている部分が人間にはきっとあるんだろう。そうであって欲しい。

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    2026年05月26日
  • GOAT Winter 2026

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    来月に新刊が発売されると知って、ちょっとペースをあげて読みました

    今回のテーマは『美』

    美しさにも、いろいろあるんだよなぁ
    何をもって『美』とするのかも、個人によって違うし、それに魅了されて転落する人もいるし

    個人的には蝉谷めぐ実さんが気になったので、他の作品も読んでみたいです

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    2026年05月18日
  • うるさいこの音の全部

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    いい子のあくびがなかったのでこれをチョイス。
    最初は別々のお話だと思っていた2篇が途中でひとつに重なる時びっくりして、読み返した。
    書き方はすっと入ってくるとは言い難いけど、書き手が自分に対して突っ込む内容に私も、なんでそんなふうに思うの?って突っ込む反面、確かに私もこんな風に思うことあるなーって俯瞰することもあった。
    次はいい子のあくびを読みたい。

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    2026年04月27日
  • 犬のかたちをしているもの

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    私も子どもが好きではないし、このまま持たない人生なんだろうと思っている。
    育休中の人が職場に子どもの写真見せてくる時の居心地の悪さにすごく共感した。
    ほんとに犬のほうがかわいい。
    ということでとても共感を覚える主人公だったけど、そんな馬鹿な!って要求になし崩し的に適応しようとするのは何で!?の連続だった…
    すいすい読める文章なのにすいすい飲み込めない不思議さがあった。

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    2026年04月19日