高瀬隼子のレビュー一覧

  • 犬のかたちをしているもの

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    高瀬隼子さんの作品は前にも読んでいて
    こちらもずっと読みたいなと思っていてやっと読みました。
    現実にはありえない話だけど、その過程での主人公の気持ちは共感するばかり。
    主人公と歳が近い人は、悩みや一度は考えたことがあることが分かる、ってなるのではないかと思った。
    特に私は地元や田舎はどこも同じなのかなと思ったし女同士の会話もそんなものだよねと思った。ラストは含みをもたせる感じでどうなるかは曖昧な感じなのかな。
    面白かったです。

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    2025年11月08日
  • うるさいこの音の全部

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    宇垣さんオススメのエッセイ。エッセイなのか小説なのか。その狭間や境界は誰にも分からないのだけれども、確かなのは純粋にこの作品は面白いし、惹き込まれるということ。

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    2025年10月22日
  • 犬のかたちをしているもの

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    ネタバレ

    女の人には確かに子供を作る、作らない、産むか産まないかなど選択肢が多い。
    まあそもそも相手がいなければこんな選択肢はないけども。
    私も子供欲しいと思ったことがないし、だから作る行為も必要ないと思うから共感できた。
    最後は大体想像はできた。そりゃ、食べたいもの飲みたいものいろいろ我慢して痛めて産んだんだからそうなるよね。
    逆に子供をかわいいと思えないのに主人公が他人の子供を育てられるのかってところもある。自分の子供だったら変わると思うけど。
    だからこの結末でよかったと思う。

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    2025年10月19日
  • め生える

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    ほとんどの人の髪の毛がはげる世界のお話でした。これもまあ、なかなか斬新な世界観でビックリしました。読んでみたら主人公はもともとハゲだったけれどみんながはげる世界になり自分も禿げて安心していたらなんとまた髪の毛が生えてきた!
    私も他の人となんとなく違うと恥ずかしくなったり嫌だと感じでしまうこともあるけどそれはそれで個性だから隠したりするのとか恥ずかしいと思うことは少し違うのかなと思えた。

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    2025年10月14日
  • うるさいこの音の全部

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    最初読み始めた時、主人公が書いている小説の話なのか現実なのかわからなくて戸惑ったけど、この小説自体が、高瀬さんの芥川賞をとった時の実体験を元に書かれたのではと思って読み進めてしまいました
    小説家が顔を出してしまうことが、こんなにも怖いことになるのかと 
    これから賞をとった作家さんたちの裏側を考えてしまいそうです
    担当編集者の瓜原さんがとてもいいひとで、だからこそ最後のシーンはあっと思いました
    あ、他の高瀬さんのエッセイは、この本とは違う、違うと言い聞かせて読めました

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    2025年09月28日
  • め生える

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    突然起こった原因不明の感染症は、いつしか中高生以下を除く全ての人がはげる平等な世界に変えた。
    元々薄毛を気にしていた真智加という女性が主人公で、その友人のテラとの関係性を描いた作品です。
    友人でありながら、どこか真智加の薄毛をかわいそうなものとして見ているテラの描写にザワザワしたものを感じました。
    真智加が全ての人がはげた世界の中で、変化が及んだときに、少しの優越感を感じながらテラに対してマウントをとることなく、周囲を気にしてしまう心境も微妙にわかる気がする。
    みんな平等になったとしても、外見のコンプレックスは消えるものではない…そんなことを痛感した作品でした。

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    2025年08月17日
  • め生える

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    【ハゲだけでいいんだ、じゃないと平等じゃない】
    中高生上は髪の毛が抜け落ちハゲが標準となった世界を舞台に、繰り広げられる人間模様と複雑な心理描写を描いた作品。外見コンプレックスへの葛藤、怪しい民間療法に傾倒していく心理、自分だけが髪が生えてきてしまうことに対する優越感とどこか釈然としない気持ちがひしひしと読み手に伝わってくる。結局、どんな世界になろうと「みんなと同じが安心」が大前提としてあり、差別や偏見はなくならないんだなぁ。高瀬さんは相変わらず主人公でも脇役でも女性の嫌な部分を描くのが上手だと思う。

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    2025年07月31日
  • め生える

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    面白かった。 薄毛で悩んでいたら、国全体でハゲが広がっていってしまう話。その後、再び髪の毛が生えてきて、髪の毛のあるないで本当のことを言えずに友情関係を不安定なものにしていってしまった。最後にテラの元彼が登場して不平等だと言われてしまったけど、テラは分かってくれるのではないかなと思いました!表現の仕方とか現実では有り得ないハゲによる影響の言い回しが面白く何度か笑いました。

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    2025年06月14日
  • 犬のかたちをしているもの

    QM

    ネタバレ 購入済み

    タイトルの「犬のかたちをしているもの」、これは主人公の愛の形なのかなぁ。話の主旨とは違うかもしれないけどミナシロさん最後ちゃんと離婚してくれたのかしら、そこだけめっちゃ気になる。

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    2024年09月19日
  • 犬のかたちをしているもの

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    ネタバレ

    女性の怖さは観察が鋭いところである。高瀬さんの書いた小説を読むと慄然とする。「たしかに男って、こういうときこうするよな」というのが、じつに見事に描写されているのだ。「こんなところまで見られているのか…」と冷や汗が出る。男性作家はなかなかこういう真似はできない。男の場合、登場人物(とくに女性)にしばしば自分の理想を投射してしまう。わかりやすく言えば、エヴァンゲリオンの綾波とアスカだ。魅力的ではあるが、嘘くさいと言えば嘘くさい。

    セックスをしていると、大切にされていない気がする。この薫の気持ちはなんとなく理解できる。どうせ私のことは体目当てなんでしょ。しかしセックスがなければないで、愛されている

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    2026年03月23日
  • め生える

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    高瀬隼子さん、2冊目にしてやっぱり好きだと確信しました。なんか…、刺さるのです。この「刺さり」が欲しくて読む感じ、最近の作家さんだと石田夏穂さんにも通じる。(おそらく)同性で、年代が近いからかななんて勝手に思ってます。

    今作ははげのお話。ギャグ漫画みたいな設定なのに読んでみると全く笑えなくてウケる、という不可解な現象が起きている。みんなで平等にハゲれば怖くない!
    この「ハゲ」は他の色んな要素に置き換えられると思う。どうやっても同じにはなれない社会。人間。まず見た目が違う。たかが見た目というけれど外見の与える影響力は凄まじい。

    皆違うけれど、髪が生えてきたことを隠すことも、ハゲたから大学を辞

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    2025年08月23日
  • 犬のかたちをしているもの

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     作者の高瀬隼子さんは、芥川賞受賞作の「おいしいご飯が食べられますように」と同様、微妙に社会での生きにくさを感じる、微妙に変な人たちの物語が、絶妙に上手い。おかしな話なんだけど、いつのまにか主人公に感情移入してしまう。

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    2025年12月07日
  • 水たまりで息をする

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    ある日突然夫がお風呂に入らなくなる…
    どういう状況?と気になり思わず購入。
    自分だったらどうするか…と想像しながら読むけれど
    どこかフィクションに感じてしまうほど想像しきれない。
    主人公のように落ち着いていられるかな…
    夫婦ってなんだろう…
    ラストはえっそういうこと?!

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    2026年08月05日
  • め生える

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    星3.2くらいかな。皆がハゲになる世界線って考えたこともなかった視点でこの世界線が自分の周りで起きたらどうだろうって考えてしまって楽しかった。
    最初短編っぽくいろんな人の話が出てくるので、どういう話かイメージつかなかったけれどだんだん主人公が明確になってきて、最後は最初に出てきた人が全員再登場してまとまった話だった。
    設定が面白かったので、印象的なお話だったけど、文体が好きとか求心力がすごくて夢中で読んでしまうってほど魅力的ではなかったかな? 
     でもほんとに、髪って顔の半分みたいに思ってるのでその半分の情報が消えたら美醜の価値観も変わるしハゲで悩む人はいなくなるしある意味とてもイーブンなのか

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    2026年08月04日
  • いい子のあくび

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    分かるけど闇すぎて滅。いい子の反対が嫌な子じゃなくって、=かな?生あくび頑張って殺して生きてきたんだもんね。直球→カーブ、直線→曲線も割に合わなくなくもないって、遂に考え直した直子が誕。(たぶん)

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    2026年08月02日
  • いい子のあくび

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    私が願ったとおりに同僚の子どもが大会で負けたとしても、割に合わない分が返ってくるわけではない。それでも、心を保つためにはそう願わずにはいられない。そのような矛盾した感情の行き場のなさが、主人公を苦しめているように感じた。

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    2026年08月01日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    ネタバレ

    人間関係の面倒臭さと人間の嫌なところが短い作品ながらもぎゅっと詰めこまれていて、登場人物への苛立ちや不快感が増すほどに著者の描写力の巧さを感じた。主要3人の中では押尾がまだマシで全部が全部ではないが自分の考え方に近かった。芦川みたく女を武器にしてる人はすごく苦手。すぐ体調崩す(というか体調不良の判断基準が低すぎる)のも、手作りお菓子持ってくるのも苦手。でも二谷が一番サムい。上辺だけで生きて何もしてないくせに文句タラタラ他人を見下してしょうもない。だが芦川や二谷がそう痛い目に合わないのが世の常よ。

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    2026年08月01日
  • め生える

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    みんな平等に禿げる。
    この発想を得て、他の作家ならどんな物語を紡げるだろうかと少し思った。
    丁度健診で乳癌と疑い再検査を予定していて、私も抗がん剤で髪が抜けたりしたらこのお話をどんな気持ちで読むのかな?と想像した。
    髪もそうだが、今の季節で言うと「汗」もみんな平等なら気にならないかな〜。
    滝汗とか、自分でどうにもならない事をあたかも障害のように言われる風潮。
    他人の目を気にせず居られたらどんなに楽だろう。

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    2026年07月31日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    タイトルから暖かい話と予想してたら、全然違ってギャップでした。
    人間関係の難しい話だった。
    食べること、美味しいものは大好きだけど、確かに人と美味しいを共有するのは好きではない、意味が無い、なんの意味があるんだろうと思う。
    難しい。

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    2026年07月31日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    終始、芦川さんにイラついていた私は…押尾さんと同じ。登場する男性陣はバカばっか笑(すみません)
    装丁と題名からは想像つかない、人間のドロっとした感情が良いです。職場の人間関係ってやっぱ難しいよなぁと思わせてくれます。

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    2026年07月27日