高瀬隼子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
高瀬隼子さんの作品は三冊目。
この方の本は、何かを学ぶというより人間や世間のあるあるという感じかも。
職場の人の無駄に盛り上がってる感じとか、田舎の母親の近所付き合いとか世間が狭い感じ、勝手に作り上げたインタビューに対して勝手に自分のことだと思い込んでる人とか、読書好きだけど作家背景には興味なかったはずの友人の結婚式でスピーチさせられる感じも。
作家さんもだけど表舞台に立つ人って自分が何を求められているか考えすぎてそのための軽い嘘が重なることってあるあるそう。
表舞台に立ってなくても日常で周りに求められているものとか周りからの評価を気にしすぎると自分の足が浮いてる感じもするし。
学生時代の4人 -
ネタバレ 購入済み
タイトルの「犬のかたちをしているもの」、これは主人公の愛の形なのかなぁ。話の主旨とは違うかもしれないけどミナシロさん最後ちゃんと離婚してくれたのかしら、そこだけめっちゃ気になる。
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Posted by ブクログ
(途中で読むのをやめてしまった作品もいくつかあるけど)以下、私的に良かった作品。
※敬称略
・ふたえ(高瀬隼子)
“お父さんが整形”という衝撃的なテーマを扱いながらも、エンタメとして消費せず、主人公と父親のリアルな心の動きにフォーカスしてたのが良かった。自分に刺さりまくった「おいしいごはんが〜」とまさか同じ作者さんとは。
・ハッピーエンドの小説(金子玲介)
前半は一風変わった主人公の行動にクスクス笑いながら読めてたけど(特にコールセンターのポケモンの話好き)、ラスト1、2ページがぞわぞわする…。
金子さんの作品はこれで3作目だけど、笑いとシリアス、ゾワッとさのバランスがいつも絶妙。
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Posted by ブクログ
生きるために食べる。
食べることが大好きだから、「自分」にとっては至福の時であってほしい。
おいしいものが大好きな先輩が、「死ぬまでに食べる回数って決まってるからな。だからうまいもん食うんだよ」と。
うわー、本当にそうだ。長生きすれば回数が増えるぞ。なんてえらく感心した覚えがある。いや、よく考えるとそこに執着した生き方になっている。
そんな自分と二谷は対極なのかなぁと考えさせられた。
当たり前を押し付けられる苦痛はわかるし、本当は芦川さんみたいに丁寧に食へ対峙したいのかな?とも。
苛立ちをコントロールできない苛立ち ??
そっか。俺の場合は「食べること」がそのコントロール方法なのかも。 -
Posted by ブクログ
読んでいて混乱しまくり!
そもそもこの物語はフィクションなのか私小説なのかも分からなくなってくる。
著者の策略に見事にはまり迷宮に迷い込んでしまったようだ。
長井朝陽は文学賞を受賞し作家になることで、それまで気にならなかった日常の些細な言動がノイズに変わっていく過程がじわじわと行き場を失くしていくように描かれている。
一見、著者の実体験をもとにした華やかなサクセスストーリーかと思いきや著者はそんな甘い夢を見させてはくれない。
そこにあるのは「言葉の恐怖」だった。
特に印象的だったのが中華料理屋の息子の話。
まるで朝陽の話のように描かれているが作中劇との境界線がはっきりせず作中劇と現実が雑音 -
Posted by ブクログ
ネタバレ気持ち悪い、出てくる人全員気持ち悪い!全ての違和感が回収されるわけでもないところもまた後味悪くて気持ち悪い。なのにどうなるの?と気になって後半はあっという間に読んでしまった。どの人に共感出来るかと聞かれても皆ちょっとずつ変だから困る…。でもはたから見たら私も変なのかもしれない。勿論仕事出来ない人の分をカバーするのは納得いかないモヤモヤする気持ちもあるけど、出来ない人がいるのはどこの職場でもよくある話ではあるし、押尾みたいに反抗せずに受け止めてしまっている日常かもしれない。仕事ができない、虚弱以前に芦川には違和感を感じるから擁護出来ないけれど…。私は食べることが好きな人間だからか、押尾が猫を助け