高瀬隼子のレビュー一覧

  • 犬のかたちをしているもの

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    私は浅い考えで子供は可愛いからという理由だけで欲しいと思っていましたが、これを読んで女性は産むだけでなくてそれまでも色々節制したり精神状態も不安定になったりするのを改めて知って男性に比べたら「割に合わない」って言ってたのめちゃ分かったし、実際に産んでしまうと子供嫌いとか関係なく、育てたいって思うのは産んだ人にしか分からないなーと思った。
    大学で働いてる人達の話のとこでああやって大学生に対して親みたいに見てくれてるの凄くいいな。

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    2025年06月14日
  • うるさいこの音の全部

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     高瀬隼子さんといえば、現代社会に於けるリアルすぎる程にネチネチとした人間模様や、特殊な設定にしてまでも訴えたい多様性のあり方と、主にこの二つが主要なのではないかと私が思う中、本書はどちらも満遍なく取り入れた意欲作で、これは内容とは裏腹にとても気合いの入った作品なのではないかと感じたのも、私にはまるで高瀬さんが何かと闘っているような印象を受けたからなのだが、その物語は、お世辞にも人間の可能性や素晴らしさを謳ったものではない、寧ろ、その真逆に近いものである点に、また彼女の反抗心を見たような思いがしたのである。

     ゲームセンターで働く小説家「朝陽」の物語は、この設定を見るだけでも特殊性が高いよう

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    2025年05月23日
  • うるさいこの音の全部

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    主人公の思考や性格がリアルでちょっとしんどくなる部分もあった。最初の方が面白くて一気に読み進めれた。

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    2025年05月11日
  • うるさいこの音の全部

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    高瀬隼子さんの作品は三冊目。
    この方の本は、何かを学ぶというより人間や世間のあるあるという感じかも。
    職場の人の無駄に盛り上がってる感じとか、田舎の母親の近所付き合いとか世間が狭い感じ、勝手に作り上げたインタビューに対して勝手に自分のことだと思い込んでる人とか、読書好きだけど作家背景には興味なかったはずの友人の結婚式でスピーチさせられる感じも。
    作家さんもだけど表舞台に立つ人って自分が何を求められているか考えすぎてそのための軽い嘘が重なることってあるあるそう。
    表舞台に立ってなくても日常で周りに求められているものとか周りからの評価を気にしすぎると自分の足が浮いてる感じもするし。
    学生時代の4人

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    2025年05月06日
  • うるさいこの音の全部

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    変な前評判なくこのお話を読めたのはかなり幸運だったかも。

    世の中にあることに対して、そのまま受け止められる人と、何も意図を持ってない誰かの行動をずーっとぐずぐず考えてぐるぐる人がいるとして、私は後者なんだけど、朝陽と高瀬さんはそういうタイプなんだろなと。

    人から見たらなんとも思わない当たり前のことを一生1人で考える。なんでなんだろ、って思うし、自分がどう見られてるのかと気になってしょうがない自意識の塊。誰にも見られてないのに。

    嫌な意味で共感できて結構心地よかった。

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    2025年04月22日
  • 新しい恋愛

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    1番最後の、「いくつも数える」が特に印象に残った。
    結局答えが出ず、もやもやっと終わり、余韻を読者に与える高瀬さんはすごい。

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    2025年06月30日
  • 犬のかたちをしているもの

    QM

    ネタバレ 購入済み

    タイトルの「犬のかたちをしているもの」、これは主人公の愛の形なのかなぁ。話の主旨とは違うかもしれないけどミナシロさん最後ちゃんと離婚してくれたのかしら、そこだけめっちゃ気になる。

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    2024年09月19日
  • いい子のあくび

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    ネタバレ

    この世の理不尽さにイライラし、頭を抱える日もありましたが、この本の主人公はそれ以上にイライラしていてちっぽけに感じた。

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    2025年12月20日
  • いい子のあくび

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    「あたりまえの日常」を過ごしながら、その「あたりまえ」に違和感を感じ、いらつき、傷ついている人たちの物語。繊細で考えすぎてしまう人たちにとって、いまの社会は生きにくい。

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    2025年12月07日
  • 犬のかたちをしているもの

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     作者の高瀬隼子さんは、芥川賞受賞作の「おいしいご飯が食べられますように」と同様、微妙に社会での生きにくさを感じる、微妙に変な人たちの物語が、絶妙に上手い。おかしな話なんだけど、いつのまにか主人公に感情移入してしまう。

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    2025年12月07日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    なんというか、ここまでほんの世界でまで現実を突きつけられるとは思わなかった
    こういう人いるよね、しかも、イラッとするよね?って感じだし、スカッとする終わり方もしない(私は芦川にずっとイライラしてた派です)
    その感じがすごくリアルだなって思った
    このイラッとする人と似てる人にこの本を読ませたらどんな感想が出てくるのかなって気になった

    本として、面白いなとは思ったけど、ほんの世界ではあまり現実を感じたくない自分には手放しで面白い!と言える種類の本ではなかったけど嫌いじゃない

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    2025年12月28日
  • いい子のあくび

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    『いい子のあくび』相手が避けるだろうという考えのもと、スマホを見ながら歩いてくる相手に、「よけないでぶつかる」ことを、している主人公。なぜなら、自分がもし長身の男性だったら、相手は避けるに違いなく、自分は見くびられている、そのことに、非常な怒りを感じているから。子供のころから「いい子」に見られていた主人公は、恋人、大学時代からの友人、かつての同僚、親し気にしてくる上司と、それぞれに違った自分で接していて、そのことを内心でディスっている。たとえば上司桐谷さんに、取引先との飲み会に女性がいないからという理由で呼ばれ、愛想よく行きますと答えながら、「桐谷さんが不幸になりますように、と息をするように思

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    2025年12月27日
  • 水たまりで息をする

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    夫が風呂に入らなくなった。行動はどんどんエスカレートし…
    「普通」から逸脱した夫は現代社会から排除されて行く、それを見守り受け入れようとする主人公の姿。でもどこかで傍観しているような。
    まずどうして風呂に入らなくなったのかが気になって読み進めたが、ラストはどうなったのかも描かれずモヤモヤしたまま物語は終わる。
    読み手の解釈に委ねられているのか。
    どう感じたのか共有したい作品だった。

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    2025年12月24日
  • GOAT Winter 2026

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    テーマは「美」。よかったものをいくつか。

    『ふたえ』高瀬隼子
    子どもの頃からずっと、単身赴任で川崎に住んでいるお父さんと、遊びのため四国から上京して何年かぶりで会ったら、目が二重になっていた。そしてさらに、顎の骨を削る手術をするという。ずっと別居、67歳になって退職しても田舎には帰ってはこない、でも離婚もしていない、両親がケンカしていた感じもない、父の家に行ったが、愛人がいるような感じもない。で、整形。じつに不思議な家族の話。

    『ヴィンテージ』井上先斗
    古着屋を経営する大学時代の友人に、50万円のデニムジャケットを持って飛んだアルバイトを探して欲しいという依頼を受けた探偵。アルバイトのイン

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    2025年12月24日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    ネタバレ

    芥川賞受賞

    職場での人間関係が細かく描かれていて、読みやすかった。

    でも個人的にちょっとすっきりしないから3

    ちなみにたぶん私も芦川さんタイプ苦手だなと思いながら読んでた。

    お菓子作ってる余裕があるなら、仕事できるやん!ってなりそう。


    「みんなで同じものを食べても自分の舌で感じている味わいの受け取り方は絶対それぞれ違っているのに、口を揃えておいしいおいしいと言い合う、あれがすごく、しんどかったんだなって分かって」

    押尾さんのこのセリフ。なんか分かる。

    おいしいものは美味しいし、好きだけど、
    あの同調みたいな雰囲気は苦手。

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    2025年12月23日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    ネタバレ

    登場人物の誰にも共感できなかった…。共感できなくてよかった。
    すぐ体調悪くて仕事休むのに手作りお菓子配って弱い顔してる芦川さんも、芦川さんいじめを発想をする押尾さんも、芦川さんのこと見下しながら付き合うことが心底気持ちいい二谷も、全員私の同僚じゃなくてよかった。
    でもきっと世の中には普通にありうるんだろうなと思ってしまうのが怖かった。いやだ怖すぎる。にこにこ大袈裟なくらいいい顔して、裏では同僚をいじめようと画策するような。もらった手作りケーキを潰して捨てるような。

    おいしいごはんにまつわる温かい話を期待して表紙だけ見て買ったらずっとモヤモヤする話だった。
    登場人物が最悪だけど、話の展開とか描

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    2025年12月23日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    ネタバレ

    皆さんは、芦川さん派ですか、それとも押尾さん派ですか…?
    わたしは、押尾さん派です…。
    家で会社に配る菓子作ってる暇あんなら仕事してくれよ。給料もらってんだろ?上司のお気に入りだからってすぐ体調悪いとか言って帰る人はわたしも嫌です。
    ただ、お菓子に罪はないのでお菓子をぐちゃぐちゃにし潰して捨てる二谷が1番嫌い。あんた芦川さんと付き合ってるくせに影で隠れてそういうことするんや?って心底人格疑いました…。しかもそれで早くはなくても結婚考えてんの?怖すぎやろ。
    そして押尾さん、捨てられてたお菓子机に置いただけやん。
    でも日頃の行いのせいかな…あんな集中攻撃されて仕方ないところもあるのだろうか…。

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    2025年12月22日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    Twitterで話題になってて読んでみた
    すっきりはしないけど納得はする

    例え勝てるとしても弱い側にはなりたくないなあ

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    2025年12月22日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    ネタバレ

    タイトルに裏切られた〜〜
    思っていたホッコリではなくて今まで読んだ中でもトップレベルで後味の悪いお話でした
    美味しいご飯を食べたいなと思って食前に読んだけど間違ったみたい笑

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    2025年12月21日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    ネタバレ

    タイトルからは美味しいご飯を食べながら人間関係に頑張るような話をイメージしたが、裏切られた。食を通して人間関係を描くのに食をこんなに悪く書けるかと驚いた。みんな邪悪。芦川さんに苛つく気持ちは分かるけど、その反応がそうなるか?あるあると見せかけてそんなんある?いや、世間的にはあるんかな。どこにでもある人間関係の歪さを強調した話っぽいけど、どこにでもあるか?自分が割と楽天的に生きているだけなのか。なんか気になって先を読んじゃうけど、違和感を残す変な読後感だった。

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    2025年12月16日