高瀬隼子のレビュー一覧

  • おいしいごはんが食べられますように

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     どこにでもある会社のどこにでもあるリアルでしんどい人間関係の話。登場人物誰にも共感できず、魅力的でもないのにスルッと読めてしまう。所謂"ごまめ"側の人間としては苦笑するしかない。
     働けなくなった人間が何万人もいるのなら、それは社会側の構造が悪く限界が来ているのだ、という話を思い出した。妻が生活の一切を受け持ってくれる健康な成人男性を前提とした働き方は、もう無理なのだ。

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    2026年07月11日
  • いい子のあくび

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    ぶつかったる。
    衝撃的な言葉で本作は始まります。たった一言で読者が興味をもつ。
    おいしいごはんが食べられますように
    を読んでかなりモヤモヤしたけど、いろんな人がどう思うのか興味があり、勧め、感想を言い合う。
    なるほど、芥川賞!と思ったから、この作者さんの違う作品も読んでみたいと思って…
    3章で構成されているけど、どの作品も怖くなる。こんなふうに思う人がいるんだ…と…みんながみんなこんなに演じてるわけではないと…
    読んでいて、少ししんどくなった…
    確かにながらスマホしてる人になぜこっちが避けないといけないのかとは言われたら思う。でも、避けずにぶつかってやるとは思わない。
    最後の末長い幸せは結婚を

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    2026年07月10日
  • 水たまりで息をする

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    「自分は何をどうしたいのか」を考える時、

    「普通の人ならどうするか」
    「他の人から見たらどう見えるか」
    「どういう答えを出せば、自分が思う“いい人”っぽくなるか」

    みたいなことが頭の中でぐるぐるして、結論を出すことが多い。

    けど、それを繰り返すと、
    「結局私という人間はなんなのか(裸の自分はどんな姿をしているのか)」が、本当に分からなくなる。

    そんな私にとって、
    川で裸になって水浴びをする(水浴びをできる)研志さんは、なんだか不思議と羨ましい存在に写りました。

    人が、“純度100パーセントのその人自身”であり続ける、ということが本当に難しい現代。

    都会でも田舎でも、
    人と関わりを持

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    2026年07月09日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    私はご飯が大好きだし食べ物粗末にする人は許せないので、主人公の気持ちはわからなかったですが、、、最近の人間関係の複雑さというかそういったものはヒシヒシと伝わってきたきがします。というか主人公よく芦川さんと付き合ってられるなぁ……

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    2026年07月09日
  • 犬のかたちをしているもの

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    とても読みやすい文章。
    登場人物みんなに感情移入できなかったし、終始心がザワザワするけど実際にこういうことあるんだろうなというリアルさもある。

    独特な感性と文章力を持つ高橋さんの本癖になる。

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    2026年07月09日
  • 水たまりで息をする

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    普通に生きるってとても難しい。
    何か些細なことをきっかけに狂ってしまう、元の生活に戻れなくなるって誰にもいつでもありうるこんな世界。

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    2026年07月09日
  • いい子のあくび

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    読んでいて、共感できる部分が多かった。だからこそ読んでいて、あーそうそう分かるなと、モヤモヤとイラッとした感情も沸いた。
    なぜ歩きスマホをしている人が当たり前のように避けないで自分が避けないといけないのか。分かるけどやはり主人公のような行動はとらないなと思う。自分はぶつかるのが嫌だし余計面倒なことになりそうだから避けてしまう。

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    2026年07月12日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    ネタバレ

    読み終わった後の気分は良くない。けど、芦川さんほどではないけど、私の職場にも似た人はいるし、職場の人間関係がリアルに描かれてると感じる。私はどちらかというと押尾さんに共感する部分が多いけど、産休目前で働き方等を色々と配慮してもらっているため、押尾さんが芦川さんに持っていた感情を、職場の人も私に対して持っているんじゃないかなとも思ったり。少し苦しくなった。

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    2026年07月06日
  • いい子のあくび

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    「自分はこんなに真面目で苦しんでいるのに、なぜ報われないのか。なんであの人は許されているのか。こんなの割に合わない…!」

    弱者の傷を意識してこなかった社会は少しずつ変わり始め、少しずつ傷ついたことを傷ついたと認め声を上げることができるようになっているはず。

    しかし、「いい子のあくび」の主人公直子はとんでもない行動を起こす。

    傷を負った者が声を上げることを糾弾する人もいるし、自ら被害者になることを選択するようなこともある、そんな世の中。
    どちらが先でどちらか後か、どちらが正しくどちらが間違っているのか。
    そんなことはわからないけど、少なくとも自分の頑張りに対して割り切れない気持ちを持ってい

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    2026年07月03日
  • いい子のあくび

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    どの作品も「主人公ちょっと考えすぎ?」って思う部分もあれば、共感できる部分もあった。

    自分は「いい子」でいて誰かに認めてもらえればそれでいいって思うけど、「いい子」でいる分、下に見られたり損するのは割に合わないっていう主人公の気持ちも分からなくもない。

    ハッピーエンドではなくて、主人公はきっとこの先も「いい子」を演じながら生きてくんだろうな、って思う。でも、それでも毎日は続いていくし、どの面の自分も受け入れて生きる術をすでに身につけているんだろうな。

    色んな意味で「自分だけじゃない」と思える作品だった。

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    2026年07月02日
  • 犬のかたちをしているもの

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    この本に出てくるメインキャラクター、
    誰も好きになれないし誰にも共感できない。

    こんなにセックスにフォーカスする作品をはじめて読んだ。行為がなくなっても愛は続くと私も思う。
    でも欲は残るわよね。そこもとても理解。
    とは言いつつもさ、主人公は頑なだし、
    田中もなんでそこいく?とツッコミたくなるし、
    ミナシロは1番想像つきやすいけど性格悪すぎて、
    会話シーン全部ムカついた。笑

    ちなみにラストシーンの後味も、とても悪い。
    なんとなく予想もしたけどさ、
    こんな奴に人生を狂わされるのはいやだ。
    彼氏が一夜の過ちであっても、
    ミナシロを選んだ時点で別れたほうがいい。

    田中なんかより大学案内してくれた

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    2026年06月29日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    登場人物の誰かに共感できるといいなと思いながら読み進めたけど、共感できなかった。
    意地悪するのも嫌だし、本音で話さない男も嫌だし、早退してケーキ作ってくるのも謎だし、誰も好きになれない。でも読み物としては面白かったかな。

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    2026年06月27日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    当初タイトルから想像する内容は

    「美味しいものを食べて心が満たされる」癒し系小説

    …そんなのはわずか数ページで覆され
    読後は何とも言えないザラリとした質感の感情が残った。

    どこにでもあるような社内の関係性だが
    裏に隠された本音が表面化していて
    みんなわかっているのに見ないふりで
    日々を過ごしているのがわかる。

    私は食べる事が大好きで
    美味しいものを食べるために旅行したり
    お金を費やしてしまうが
    二谷のように食に無頓着で
    甘いものは大嫌いなのに
    周りには一切それを隠している同僚がいる。
    芦川ように「無自覚な善の押し付け」には
    気をつけようとあらためて思った。

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    2026年06月22日
  • 犬のかたちをしているもの

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    人間の赤ちゃんよりも、隣にいる犬のほうが可愛い、か。私は動物が好きではない(興味がない)から、断然人間の赤ちゃんのほうが可愛い。
    動物が嫌いだと言うと信じられないと言われるけど、だって私はそうなんだから仕方ないじゃんという気持ち。
    子供が好きじゃない女性も同じかもなあ。女性だから子供を産まなきゃいけない、女性だったら母性がある、なんて押し付けられても困る。

    同じ作者の「いい子のあくび」を先に読んだのだけど、それも女性として生きることの息苦しさや割の合わなさ、東京人の周囲への関心のなさが同じように描かれていた。
    逆に男性であるがゆえの生きづらさってなんだろう。そんな小説があれば読んでみたいと思

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    2026年06月22日
  • おいしいごはんが食べられますように

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    なんか可愛い表紙だなぁ〜と思いながら読み始めたら、だんだん…
    よくお母さんから仕事場の愚痴聞かされるから、本当にリアルだな…嫌だな…と思いながら私もか、と。

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    2026年06月18日
  • め生える

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    みんながハゲた世界で、インフルエンサーたちが「髪がない自分も愛そう」みたいなことを言うの分かりすぎる。
    ハゲじゃなくても、今後なにがマイノリティになるかわからないけど、こんな感じの世界になるんだろうなと思った。

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    2026年06月18日
  • うるさいこの音の全部

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    読書好きでゲームセンターで働いている友人がいる。勧めたくなった。

    高瀬隼子さんの作品三冊目。サクサクとエンターテイメント性があって面白かった。

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    2026年06月12日
  • おいしいごはんが食べられますように

    匿名

    購入済み

    タイトルと表紙で、ほんわかとしたストーリーだと思っていたが、人の内にある敵意がずっと漂っている感じでモヤモヤした。食に興味がないようだけれど人一倍食に意味を求めている男。こんな上辺だけいい人に見せて腹の中では神経質なほどに食べる事を非難してる人とは関わりたくないと思う。弱いを全面に出して誰かに助けてもらいうのが当たり前で世渡り上手な女と結局同じ人間同士でお似合いだ。

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    2026年06月11日
  • め生える

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    ネタバレ

    多数派と少数派が逆転した世界の数十年を描いた話。

    「はげ」が当たり前になるとこうなるのかと目から鱗。

    どんな事象でも例外=少数派が存在していて居心地の悪さを感じていたり少数派とばれないように気を使っていたりしているいうことを改めて認識させられた。

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    2026年06月09日
  • 水たまりで息をする

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    大切な人がいても、突き詰めるとやはり自分の方が大事で、それが他人というものなのだと思った。
    初めての高瀬作品だった。他のものも読みたくなった。
    1日で読めた。

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    2026年06月06日