高瀬隼子のレビュー一覧

  • 犬のかたちをしているもの

    Posted by ブクログ

    高瀬隼子が書く話って全部後味が良くない
    良くないだけで悪い気持ちにはならないのがすごい
    愛は祈りなのかもしれない

    0
    2026年08月24日
  • 水たまりで息をする

    Posted by ブクログ

    水道水がダメなら温泉に行けばいいのに、なぜそれを思いつかないんだろう?水道水だけではなく、石けんやシャンプーまで嫌うのはどうしてなんだろう?とずっともどかしく思いならが読み終えた。

    0
    2026年08月23日
  • 水たまりで息をする

    Posted by ブクログ

    社会から逸脱した夫と、寄り添おうと思っているし、寄り添っているように見えるけど、寄り添いきれない妻。夫側にはいけないところ、何だか自分と重なってみえた。魚と夫との対比が印象的。

    0
    2026年08月23日
  • 新しい恋愛

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    好意と少しの悪意。高瀬隼子さんの本は絶妙な感情を言語化してくれているなと思います。
    自分が好意を抱いてる人を自分以外がどう思っているかで、自分の感情が少し変化したり、誰かを好きになってその人の記憶に残りたいという感情だったり、共感するところが結構ありました。いつも高瀬隼子さんの本は人の感情の解像度が高い。
    昔、自分もめちゃくちゃ好きな人がいて、その気持ちが自分でも抑えきれなくて暴走してたことあったなとか、いろいろ思い出してしまいました。痛くて苦い記憶。

    【新しい恋愛】っていう話はすごい考えさせられました。実際今人との関係とか考えることが多くて、だからこそこの話が自分に刺さったのかもしれません

    0
    2026年08月23日
  • 新しい恋愛

    Posted by ブクログ

    不倫とか身近にあるなと。歳の差も身近にある。
    この話を全部嫌悪感なく受け入れられたし、自分の経験と少し被る部分もあって、私もいやな大人になってるなっておもった。

    0
    2026年08月23日
  • 新しい恋愛

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ◾️新しい恋愛

    自分が好きだと思った人の、仕事上の他者評価を耳にして、それは自分が直接感じていることではないのに、「そう思っている」他者がいる事実だけで、ほんのり、またほんのり、好きが削られていく。
    好きってこういうことだっただろうか。分からない。

    人がたくさん、たくさんいる。この人たちみんな、誰かを大切に思ったり、思われたり、している人なんだろうか。その大切は、いつまで続くものだろう。あるいは、いつ始まるものなんだろう。

    人と人とが、油断するとすぐ嫌ったり嫌われたりするということを、高校までの生活で学んだ。

    かな子はマスカラを塗らなくても濃いまつげにはっきりした二重の目で、クラスで一

    0
    2026年08月22日
  • おいしいごはんが食べられますように

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人間関係のどろどろとした感じでした。
    食を通じて様々な人との関わり色々な人の考え方がみられたかな。
    押尾さんと一緒にご飯食べたい。
    実際にあるよね。
    こんな職場環境が許されてるから仕事のやる気を無くしていく人が多いのだと思った。

    0
    2026年08月21日
  • 水たまりで息をする

    Posted by ブクログ

    夫が風呂に入らなくなった。
    原因はさておき、そうなってしまった夫の弱さを彼女は許せないんじゃなく、理解の外側にあったんだろう。愛してもいたし助けようともした、ただ寄り添いきろうとはしなかった。紛れもなく彼女の意思で。怒りも悲しみも寂しさもグラデーションのようにすぎていく日々の中を、なんやかんや生き延びてしまう主人公の強さみたい蔑ろにしてもよい雑さが、返って悲劇を呼び寄せてはまた忘れて淡々と生きていく。ままならない人生にそこまでの活力を持って抗わなくても生きていけてしまう温度の低さを真っ向から描写した物語だった。

    0
    2026年08月20日
  • いい子のあくび

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    会社でも、彼氏の前でも、オートでいい子を演じてしまう。そんな自分が嫌になって辞めようとすると、思いを相手にぶつけすぎてしまう主人公。わたしは本作のなかで描かれていたほど極端になれないけれど、でもだからこそ、中途半端に自己表現する自分が嫌になることがある。だからといって、思いやりを持たずに意見だけ発する人にも嫌悪感があって、人間ってむずかしいな〜という気持ち。

    0
    2026年08月16日
  • おいしいごはんが食べられますように

    Posted by ブクログ

    世にも奇妙なって感じの内容で
    自分も美味しいものは食べたい派で
    人生で食べられる数に限りはあるのだから妥協できないという言葉に魅了されて生きている1人である。
    毎日何を食べようかと考える時間があり
    楽しみの一つでこれはタバコやギャンブルなどの嗜好品を嗜まない私にとっての楽しみの一つと言っても過言ではない。
    そういう意味合いでこういう人もいるんだと
    妙に説得力のある作品だと思った。
    ただ人間関係自体の内容は細かい描写はリアルなんだけどちょっとずつ狂気にのまれていくような感覚があり理解できないと思ってしまった。

    0
    2026年08月14日
  • おいしいごはんが食べられますように

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「当然、弱い方が勝った」​──強い方でいたい私には、苦しくなる本だった。
    ある会社の、狭いコミュニティでの日常の話。
    どんな会社でも居そうな人達で、だからこそ思わず「うわっ」となってしまう内容だった。
    面白い、面白くないの二極で評価するのは難しい。
    解説の方も書いていたが、「この人はこの食事を美味しいと感じさせない」描写がすごい。
    文章自体も読みやすく、手軽に読める厚さだと思う。
    そういう意味では「読みやすい本」なのだが、仕事を必死に頑張っている人が読むにはかなりヘビーな本かもしれない。

    0
    2026年08月14日
  • 新しい恋愛

    Posted by ブクログ

    芥川賞受賞作が大好きだったので、文庫新刊で見つけて読んでみました。一筋縄ではいかない、微妙で繊細な感情が見事に描かれていてどのお話も惹き込まれました

    0
    2026年08月14日
  • 水たまりで息をする

    Posted by ブクログ

    恋人から借りた一冊。
    純文学っておもしろい。久々に一気読みした。

    自分に置き換えて考えながら読んでいた。恋人が地方で仕事をするという話が出ていて、わたしも着いていこうとしているから。わたしも衣津美と同じで『愛してるから付いて行くのだ』と迷いなく口に出したい、と思ってしまっている。

    読んで考えたことを恋人とシェアしたいなと思った。そしてわたしも、わたしたちの生き方について語り合いたいと思った。

    0
    2026年08月13日
  • いい子のあくび

    Posted by ブクログ

    SNSで紹介されてるのを見て気になって書店で購入。
    なぜ気になったか?私も歩きスマホの人たちに「ぶつかったる」って思うから。

    表題作は正義感が強めの人のお話かと思いきや、結構真っ黒に燻った心の内がひたすら語られる話だった。ただ、程度の差はあれ、誰しも直子のように「割に合わない」って思うことがあると思う。それを悪意のある言葉で手帳に書きつける直子の執念…すごいな。
    それにしても直子は歩きスマホの人にぶつかってどうしたいのだろう?ぶつかった後、堂々と相手を責めるわけでもない。何だか中途半端。
    この中途半端さが終始私をモヤモヤさせたのかも知れない。いい子を演じ続けることで自分の弱さを隠しているのか

    0
    2026年08月13日
  • いい子のあくび

    Posted by ブクログ

    表題作は人間の嫌な部分を濾過した塊みたいな話だった。
    『末永い幸せ』は結構共感できた。みんながお祝いするシーンだからとかみんなが喜んでるから当たり前に同じ感情でなきゃいけないわけなんてなくて、違う感情であっても肯定されるべきだと思った。

    0
    2026年08月12日
  • うるさいこの音の全部

    Posted by ブクログ

    小説家デビューをした主人公が、周りの人間たちの微妙な態度の変化に違和感を抱く様子が丁寧に描かれていました。途中で何度も主人公が執筆している物語が、まるで主人公が実際に経験した過去のように感じて、少し混乱しました。きっと、主人公が周囲との関係のチクッと痛みがあるたびに、物語ターンで出てくる主人公が少し嫌なやつになるのかな?と思いました。

    0
    2026年08月11日
  • 水たまりで息をする

    Posted by ブクログ

    ある日突然夫がお風呂に入らなくなる…
    どういう状況?と気になり思わず購入。
    自分だったらどうするか…と想像しながら読むけれど
    どこかフィクションに感じてしまうほど想像しきれない。
    主人公のように落ち着いていられるかな…
    夫婦ってなんだろう…
    ラストはえっそういうこと?!

    0
    2026年08月05日
  • め生える

    Posted by ブクログ

    星3.2くらいかな。皆がハゲになる世界線って考えたこともなかった視点でこの世界線が自分の周りで起きたらどうだろうって考えてしまって楽しかった。
    最初短編っぽくいろんな人の話が出てくるので、どういう話かイメージつかなかったけれどだんだん主人公が明確になってきて、最後は最初に出てきた人が全員再登場してまとまった話だった。
    設定が面白かったので、印象的なお話だったけど、文体が好きとか求心力がすごくて夢中で読んでしまうってほど魅力的ではなかったかな? 
     でもほんとに、髪って顔の半分みたいに思ってるのでその半分の情報が消えたら美醜の価値観も変わるしハゲで悩む人はいなくなるしある意味とてもイーブンなのか

    0
    2026年08月04日
  • め生える

    Posted by ブクログ

    みんな平等に禿げる。
    この発想を得て、他の作家ならどんな物語を紡げるだろうかと少し思った。
    丁度健診で乳癌と疑い再検査を予定していて、私も抗がん剤で髪が抜けたりしたらこのお話をどんな気持ちで読むのかな?と想像した。
    髪もそうだが、今の季節で言うと「汗」もみんな平等なら気にならないかな〜。
    滝汗とか、自分でどうにもならない事をあたかも障害のように言われる風潮。
    他人の目を気にせず居られたらどんなに楽だろう。

    0
    2026年07月31日
  • いい子のあくび

    Posted by ブクログ

    私も、いい人って言われると安心します。

    「あ、この人の前ではちゃんとできてる。よしよし」

    でも同時に、生きるのが少しずつ窮屈にもなります。

    「この人の前では、これからずっとそういう人で居続けなきゃ」ってなるから。

    全部曝け出してもみんなが変わらずにいてくれるなら、楽になりたいなぁ。

    と言う感想でした。

    0
    2026年07月20日