高瀬隼子のレビュー一覧
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ネタバレ好意と少しの悪意。高瀬隼子さんの本は絶妙な感情を言語化してくれているなと思います。
自分が好意を抱いてる人を自分以外がどう思っているかで、自分の感情が少し変化したり、誰かを好きになってその人の記憶に残りたいという感情だったり、共感するところが結構ありました。いつも高瀬隼子さんの本は人の感情の解像度が高い。
昔、自分もめちゃくちゃ好きな人がいて、その気持ちが自分でも抑えきれなくて暴走してたことあったなとか、いろいろ思い出してしまいました。痛くて苦い記憶。
【新しい恋愛】っていう話はすごい考えさせられました。実際今人との関係とか考えることが多くて、だからこそこの話が自分に刺さったのかもしれません -
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ネタバレ◾️新しい恋愛
自分が好きだと思った人の、仕事上の他者評価を耳にして、それは自分が直接感じていることではないのに、「そう思っている」他者がいる事実だけで、ほんのり、またほんのり、好きが削られていく。
好きってこういうことだっただろうか。分からない。
人がたくさん、たくさんいる。この人たちみんな、誰かを大切に思ったり、思われたり、している人なんだろうか。その大切は、いつまで続くものだろう。あるいは、いつ始まるものなんだろう。
人と人とが、油断するとすぐ嫌ったり嫌われたりするということを、高校までの生活で学んだ。
かな子はマスカラを塗らなくても濃いまつげにはっきりした二重の目で、クラスで一 -
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SNSで紹介されてるのを見て気になって書店で購入。
なぜ気になったか?私も歩きスマホの人たちに「ぶつかったる」って思うから。
表題作は正義感が強めの人のお話かと思いきや、結構真っ黒に燻った心の内がひたすら語られる話だった。ただ、程度の差はあれ、誰しも直子のように「割に合わない」って思うことがあると思う。それを悪意のある言葉で手帳に書きつける直子の執念…すごいな。
それにしても直子は歩きスマホの人にぶつかってどうしたいのだろう?ぶつかった後、堂々と相手を責めるわけでもない。何だか中途半端。
この中途半端さが終始私をモヤモヤさせたのかも知れない。いい子を演じ続けることで自分の弱さを隠しているのか -
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星3.2くらいかな。皆がハゲになる世界線って考えたこともなかった視点でこの世界線が自分の周りで起きたらどうだろうって考えてしまって楽しかった。
最初短編っぽくいろんな人の話が出てくるので、どういう話かイメージつかなかったけれどだんだん主人公が明確になってきて、最後は最初に出てきた人が全員再登場してまとまった話だった。
設定が面白かったので、印象的なお話だったけど、文体が好きとか求心力がすごくて夢中で読んでしまうってほど魅力的ではなかったかな?
でもほんとに、髪って顔の半分みたいに思ってるのでその半分の情報が消えたら美醜の価値観も変わるしハゲで悩む人はいなくなるしある意味とてもイーブンなのか