高瀬隼子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ぶつかったる。
衝撃的な言葉で本作は始まります。たった一言で読者が興味をもつ。
おいしいごはんが食べられますように
を読んでかなりモヤモヤしたけど、いろんな人がどう思うのか興味があり、勧め、感想を言い合う。
なるほど、芥川賞!と思ったから、この作者さんの違う作品も読んでみたいと思って…
3章で構成されているけど、どの作品も怖くなる。こんなふうに思う人がいるんだ…と…みんながみんなこんなに演じてるわけではないと…
読んでいて、少ししんどくなった…
確かにながらスマホしてる人になぜこっちが避けないといけないのかとは言われたら思う。でも、避けずにぶつかってやるとは思わない。
最後の末長い幸せは結婚を -
Posted by ブクログ
「自分は何をどうしたいのか」を考える時、
「普通の人ならどうするか」
「他の人から見たらどう見えるか」
「どういう答えを出せば、自分が思う“いい人”っぽくなるか」
みたいなことが頭の中でぐるぐるして、結論を出すことが多い。
けど、それを繰り返すと、
「結局私という人間はなんなのか(裸の自分はどんな姿をしているのか)」が、本当に分からなくなる。
そんな私にとって、
川で裸になって水浴びをする(水浴びをできる)研志さんは、なんだか不思議と羨ましい存在に写りました。
人が、“純度100パーセントのその人自身”であり続ける、ということが本当に難しい現代。
都会でも田舎でも、
人と関わりを持 -
Posted by ブクログ
「自分はこんなに真面目で苦しんでいるのに、なぜ報われないのか。なんであの人は許されているのか。こんなの割に合わない…!」
弱者の傷を意識してこなかった社会は少しずつ変わり始め、少しずつ傷ついたことを傷ついたと認め声を上げることができるようになっているはず。
しかし、「いい子のあくび」の主人公直子はとんでもない行動を起こす。
傷を負った者が声を上げることを糾弾する人もいるし、自ら被害者になることを選択するようなこともある、そんな世の中。
どちらが先でどちらか後か、どちらが正しくどちらが間違っているのか。
そんなことはわからないけど、少なくとも自分の頑張りに対して割り切れない気持ちを持ってい -
Posted by ブクログ
この本に出てくるメインキャラクター、
誰も好きになれないし誰にも共感できない。
こんなにセックスにフォーカスする作品をはじめて読んだ。行為がなくなっても愛は続くと私も思う。
でも欲は残るわよね。そこもとても理解。
とは言いつつもさ、主人公は頑なだし、
田中もなんでそこいく?とツッコミたくなるし、
ミナシロは1番想像つきやすいけど性格悪すぎて、
会話シーン全部ムカついた。笑
ちなみにラストシーンの後味も、とても悪い。
なんとなく予想もしたけどさ、
こんな奴に人生を狂わされるのはいやだ。
彼氏が一夜の過ちであっても、
ミナシロを選んだ時点で別れたほうがいい。
田中なんかより大学案内してくれた -
Posted by ブクログ
当初タイトルから想像する内容は
「美味しいものを食べて心が満たされる」癒し系小説
…そんなのはわずか数ページで覆され
読後は何とも言えないザラリとした質感の感情が残った。
どこにでもあるような社内の関係性だが
裏に隠された本音が表面化していて
みんなわかっているのに見ないふりで
日々を過ごしているのがわかる。
私は食べる事が大好きで
美味しいものを食べるために旅行したり
お金を費やしてしまうが
二谷のように食に無頓着で
甘いものは大嫌いなのに
周りには一切それを隠している同僚がいる。
芦川ように「無自覚な善の押し付け」には
気をつけようとあらためて思った。 -
Posted by ブクログ
人間の赤ちゃんよりも、隣にいる犬のほうが可愛い、か。私は動物が好きではない(興味がない)から、断然人間の赤ちゃんのほうが可愛い。
動物が嫌いだと言うと信じられないと言われるけど、だって私はそうなんだから仕方ないじゃんという気持ち。
子供が好きじゃない女性も同じかもなあ。女性だから子供を産まなきゃいけない、女性だったら母性がある、なんて押し付けられても困る。
同じ作者の「いい子のあくび」を先に読んだのだけど、それも女性として生きることの息苦しさや割の合わなさ、東京人の周囲への関心のなさが同じように描かれていた。
逆に男性であるがゆえの生きづらさってなんだろう。そんな小説があれば読んでみたいと思