宮口幸治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレたしかに、発達障害の話はよく聞くが知的障害のことはあまり考えたことがなかった。
注意されても、反省しろと言われても、何を言われているか、今がどんな状況か理解できなかったら意味ないな!と納得した。そして、自分自身について正しく認知する、ことの必要性がわかった。できないのになぜか自信がある、できるのに自信がないなど。
また、将来のことをうまく予想できない人が衝動的に犯罪などを起こしてしまうメカニズムがわかった。
私もコミュニケーションが成り立たない場面に出くわしたことあるし、自信がなさすぎたりするから、自分の弱みを客観的に知りたいなあ。
周りの関わり方に関して。ただただ褒めたり、怒ったりする -
Posted by ブクログ
ネタバレ知的障害と非行少年の相関に着目した、とても興味深い本でした。
私自身知能に凹凸があることが大人になって発覚したため、共感せずにはいられない内容でした。
特に、第4章「気づかれない子どもたち」が印象に残っています。この章には子どもが発しているサインに対して教育者や保護者や社会が気づけないということが書かれていましたが、これを踏まえて自分自身の幼少期を振り返ってみると、自分自身も自分自身について気づくことができませんでした。つまり、自分を客観視する力が弱いということです。
「周りに馴染めない」「周りと何かが違う」というところは自覚できるけれど、その先の「どこがどう違うから馴染めない」という段階ま -
Posted by ブクログ
ネタバレ題名は正直、違うだろと違和感をもつ。非行少年を見下すように感じていてなかなか手に取る気になれなかった。でもこの題でないと売れなかっただろうな。
でも、中身は、反省を強制する矯正ではなく、境界線知能ゆえになんでダメなのかがわからないまま問題を起こしてしまった人に対して、いかに共存できる人になれるのかを書いている
印象的だったのは、終章。
少年院の更生の教師として、
著者がいかにして、知能トレーニング等の必要性を感じ、教壇に立ったとしても、なかなか受け入れられなかった。それが、自暴自棄になって?おまえらやってみろ(苦労を知ってくれ)と、教師役を生徒に振ったら、一気にその取り組みは受け入れられた -
Posted by ブクログ
・虐待されてる子供に勉強のやる気を出させようとするのは間違い。もし、自分の家が火事や食べ物がない状態だと何か他のことを頑張れるわけがない。
・今までは虐待や問題のある家庭の親に対して責めるような気持ちだったが、その親もまた、子供のころに適切な育て方をされてこなかったかもしれない。そんな中で一生懸命子育てをされてきたのも立派だと思う。
その保護者に対して今までの子育てを否定したり、無理に変わってもらおうとしても保護者自身のやる気が奪われてかえって悪循環になる。大切なのは、保護者を慰労してあげ、保護者のやる気を出すような言葉をかけてあげること。