宮口幸治のレビュー一覧

  • ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

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    非行少年や勉強についていけない子供の中には、そもそも勉強をするうえで最低限必要な見る、聞く力が伴っていないことが多い。そんな残酷な真実を教えてくれた一冊であった。学習の基盤となる基本的な能力がないと、現在の授業システムでは置いて行かれてしまうのだ。
    そしてそんな子供たちは、社会性を自然と身に着けていくことが出来ない。表面的な問題ではなく、その背後にある原因に目を向け、対話していかないといけない。AIがいくら発達していっても、1人に1人の先生がつかなければ改善できないと思った。
    その人間を構成するストーリーを知ってしまったら、誰のことも嫌いになんてなれないと思った。

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    2026年03月27日
  • どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―(新潮新書)

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    「ケーキの切れない非行少年たち」の続編。
    「もっと勉強しなさい」がダメな理由として
    「もしあなたが周りから毎日『もっと減量しなさい』と言われ続けたらどう思いますか?」
    という問いにハッとした。そりゃ嫌だ。

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    2026年02月25日
  • ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

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    なぜ彼らは罪を犯してしまったのか。その裏側に潜む「認知機能の低さ」という、教育や社会が見落としてきた決定的な課題を、鮮やかな筆致で描き出しています。
    犯罪を個人の資質として片付けるのではなく、彼らが直面している「世界の見え方」を順序立てて解説する構成には、蒙を拓かれる思いでした。現状への批判に終始せず、具体的な支援のあり方を提示している本書は、教育関係者のみならず、現代社会を生きるすべての人にとって必読の「共生のバイブル」です。

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    2026年02月23日
  • ドキュメント小説 ケーキの切れない非行少年たちのカルテ(新潮新書)

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    ずっと読みたかった本をやっと読み終えた。

    小説になっていて読みやすかった。

    『真面目に検査を受けてないかもしれないし、家庭環境が悪くて全く勉強をしていない子だったら、検査するとどうしてもIQは低く出てしまうからね』
    この言葉から、IQの数値はあくまでも目安ということがわかった。

    この本を読んで勉強になった。
    特に、4章の出水亮一の物語がおもしろかった。

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    2026年01月15日
  • ケーキの切れない非行少年たち 2巻

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    普段知ることができない少年院の内情を知ることができ、興味深い。犯罪は個人の問題ではなく社会の問題として見るべきだなと改めて感じた。
    でも、他の人が言っていたように本当にこのプログラムで更正する人は一体何人いるんだろう
    当人の気持ちに寄り添ったりするものが多いけど抑止力はほんとにあるのかなとか思ったり。
    やった犯罪の割に罪悪感がない少年も多く胸糞でもある

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    2026年01月13日
  • どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―(新潮新書)

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    頑張れない人が頑張れるように支援することが大事。頑張れない人は頑張りたくないわけではない。頑張れないと決めつけない。支援する人を支援することも大事。
    非行少年の支援の難しさと、小学生のうちにみつけて適切に支援してあげられるのが一番いいのだなあと改めて思った。
    また、わが子のことも、できなくてどうしようもないと思うこともあるけれど、できるようになりたいと思っているのはたしかにそうで、できがわるいからと諦めるような気持ちになっている場合ではないなと励まされた。

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    2026年01月10日
  • マンガでわかる!境界知能の人が見ている世界

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    いわゆるグレーゾーンの人たちについて、本人がどんな状態になっているかを解説している漫画本。
    周りから見ると「仕事ができない人」「気難しい人」と思われがちなのだが、本人の立場から起きた事象を見ることで、なぜできないのか・なぜ難しいのかという視点での理解が深まったと思う。

    学生の頃、クラスに一人や二人はこういう子いたな~と思いだす。先生は【問題児】とレッテルを貼り、怒りっぱなし。「この子に対してどういう接し方をしたらいいのか」を考える先生は当時いなかったように思う。
    グレーゾーンの人たちが「できない」ことって、周りの依頼の仕方や伝え方にも問題があると思う。というかグレーゾーン関係ないかもな。私だ

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    2026年01月05日
  • 境界知能 存在の気づかれない人たち

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    境界知能という言葉をご存知でしょうか?
    近年、テレビやインターネットで取り上げられる機会が増えている言葉です。いわゆる知能指数(IQ)が74〜84であればそれに当てはまります。
    また、反社会的な行動をとってしまう方々の中には、境界知能の特性を抱える場合が多いとも言われています。
    なぜこの本を読もうと思ったのか?きっかけはインターネットなどで行われる議論の中で、つい感情的になり、相手を貶める為に「境界知能そうだな」などと書き込むコメントを見たからです。得てしてこういった言葉は相手を貶める言葉に使われがちです。
    しかし本当にそれでいいのでしょうか?
    本書では犯罪を犯した人たちの中に境界知能を抱えた

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    2025年12月11日
  • 境界知能 存在の気づかれない人たち

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    「ケーキの切れない非行少年たち」の著者が境界知能(定型発達と軽度知的障害の間)について論じた一冊。注目すべきは人数の多さ(人口の約14%)、存在の気づかれなさ、適切な介入で改善される可能性をあげています。なお、刑務所にいる人たちの約4割が境界知能に相当するとか。軽度知的障害と違い、これまであまり研究されておらず、今回著者は境界知能がこれまでどのように扱われ、定義されたか、そしてどのように対応していけばいいかをまとめています。少々専門的に書かれていますので、著者の「ケーキの切れない…」や「どうしても頑張れない人たち」を先に読んでいた方が理解しやすいかもしれません。

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    2025年12月07日
  • 「頑張れない」子をどう導くか ――社会につながる学びのための見通し、目的、使命感

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    「頑張って」より良い人生を送ってもらいたい!という、大人の(私の)前のめりの姿勢を一度正して、今の時代と子どもたちを見つめ直す必要があることを改めて実感しました。

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    2025年11月24日
  • 境界知能 存在の気づかれない人たち

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    境界知能についてより深く専門的に知りたい方向けの一冊です。中盤から後半は専門的な用語が多くて戸惑いましたが、「ケーキを切れない非行少年たち」よりももっと具体的に境界知能について知る一助になったと思います。境界知能児は、妊婦の外的な影響(アルコールや薬物接種)でも生まれる可能性が在り得ることは、得心がゆきました。

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    2025年11月23日
  • 「頑張れない」子をどう導くか ――社会につながる学びのための見通し、目的、使命感

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    あとがき、強烈。。
    本文は全体的にサラサラと非常に読みやすく、とくに小学生までの子を持つお疲れ気味の親たちや教師にとってはヒントがたくさんあると思う。
    決めつけや重箱の隅をつつくようなことをせず読めば、本書の良さを得られる。
    何が大切なのか、どうして勉強するのか?
    根底に著者の、子どもはもちろんすべての人への愛が流れているような本だと感じた。

    著者二人の持つ知見や経験は、本にはとても収まりきらないだろう。これからも、少しでも多くの子に、親に、教師に、それらが役立つよう願う。

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    2025年11月09日
  • 「頑張れない」子をどう導くか ――社会につながる学びのための見通し、目的、使命感

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    マイルドに言ってるけど「子どもの頃あなたはコツコツ勉強できたの?できてなかったよね?それなのに子どもにはやれっていうの?」とか「あなたはダイエットどうなってるの?って毎日聞かれていいわけ?」というようなこと指摘してて(私の感想です)
    ほ ん と そ れ な

    本書は本質的に子どもも大人も孤立しないこと、それと学びの関連についての最終章が最大の読みどころです。著者2名の優しさ、愛情、そしてなによりも子どもにも大人にも幸せであってほしいというおもいに、心をうたれます。自分も周囲の方にこういった支援的な関わりをしたいと、強く思いました。

    また、お金やモノのための学びも大切であるとしながらも『あなた

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    2025年10月03日
  • どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―(新潮新書)

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    今年度、頑張れない人たちに頑張って貰わなくてはならない仕事があり、積読から取り出した。
    小さな心がけによって、確実に、読む前より「頑張ってもらえる」術が増えた。と、同時に、
    もう終わってしまった子育て中のことや、自分が頑張れなかった場面を思い出してもいた。
    頑張れる人は、誰かを支援するために。頑張れない人は、頑張れない自分をいったん認めてよいのだと気づくために、お薦め。

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    2025年09月27日
  • ケーキの切れない非行少年たち 3巻

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    病気だし本当に可哀想だとは思うけど、この本に書かれているような人たちを社会で暮らせるようにするのは無理なんだろうと思う。
    なので一度犯罪を犯したら死刑にするというのが社会のために良いと思う。社会が彼らを受け入れれるようにするのは無理だ。

    そういう人が、犯罪をしないで済むように設計されている場所を作り上げ、そこだけで暮らしてもらうならできるか。
    それは刑務所か。でも、コストがかかりすぎてる気がする。

    どんなに更生して見えても社会に戻してはいけないと思う。

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    2025年09月21日
  • ケーキの切れない非行少年たち 2巻

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    少年院での出産。15歳。子を連れて面会に訪れる母。ぶつけられるのは愚痴。出所後に始まる子育て。懐かぬ娘。…懐いてくれる小さな女の子。公園のトイレに誘い出す。その後に犯す少年の許されぬ行為。…少年院で生まれたという出自。被害に遭った女の子が抱えるトラウマ。事件など起きないに越したことはない。ケーキの切れない境界知能。持って生まれたハンディキャップ。自覚できない生きずらさ。彼らを責めるだけで、溜飲は下がらない。加害者も、被害者も、出してはいけない。解決策を模索するのは、皆の責任。社会を形成する一人なのだから。

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    2025年09月19日
  • 歪んだ幸せを求める人たち―ケーキの切れない非行少年たち3―(新潮新書)

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    本作品は、非行少年の実例を通して「歪んだ幸せ」(怒りの歪み・嫉妬の歪み・自己愛の歪み・所有物の歪み・判断の歪み)というテーマを紹介している。そして、これは非行少年に限らず、私たちの日常生活にも起こり得るものであることを示し、歪んだ幸せから距離を置くにはどうすればよいかを、「相手へのアプローチ」と「自分へのアプローチ」の二つの視点から解説していた。 今回の作品を通じて強く感じたのは、著者の代表作である『ケーキの切れない非行少年たち』の内容は、実は私たち自身にも共通する部分があるのだという点である。特に紹介されていた五つの歪みについては、自分にも思い当たる節があり、少しぞっとさせられた。しかし同

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    2025年09月05日
  • どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―(新潮新書)

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    教員は子どもの伴走者である
    頑張れない人、支援したくないと思う人にこそ支援が必要
    少年院に入った生徒を思い出して、改めて向き合い方を学んだ。

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    2025年08月18日
  • どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―(新潮新書)

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    自分基準に当てはめると、頑張れてないなーって思う25卒や部下もいるので読みました。
    満タンに入れないといけないコップに半分しか入っていないのは、その基準からしたら満たしていないので褒めることではない。ただ昨日は1/3だったのであればそれは褒めることである。

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    2025年08月16日
  • 歪んだ幸せを求める人たち―ケーキの切れない非行少年たち3―(新潮新書)

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    純粋に"幸せ"を求めた結果、"歪んだ幸せ"をつかむことになってしまった。それは犯罪や迷惑行為など千差万別であるが、なぜそうなってしまったのかはその人には分からない。
    そんな歪みが起こってしまった原因とは一体何なのか。その原因と具体例、解決法が書かれている。話も明瞭でかつ解決法も面白かったです。歪んだ幸せから自分を遠ざける方法とは...。是非読んでみてください。

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    2025年08月03日