宮口幸治のレビュー一覧
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ネタバレ『ケーキの切れない非行少年たち』で大感銘を受け、続編も購入。
これまた『どうしても頑張れない人たち』という直接的でグサグサと刺さる表題であり、ドキリとしてしまうのですが、読んだあとは前回と同様に「その表現しかないですね……」と頷くしかできない。
私もこの感想では「頑張れない人」と記載しますが、そこに蔑みの念は全くなく、事実としてそのような表現をしていることを冒頭に記します。
今回の最大の拍手ポイントは「支援者の支援」が議題に上がっているところ!!嬉しい!
少年たちを支援する人(この本では伴走者と呼ばれますが)はどのような行動をしたらよいか?という議論の後に、ではその支援者を支えるためには?と -
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これは衝撃的でしたね。本でも読みましたが最初タイトルの「ケーキの切れない〜」は何かの比喩だと思ってたんですよ。それが・・・。
漫画で読むのもいいですね、絵が上手で表情がリアルです。これから続き読みます。 -
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こういう作品ってあまり読んだことないしどうなんだろうなぁと思いながら読み始めましたが、おもしろかったし、何より色々考えさせられました。社会のグレーゾーンにいて犯罪、病気スレスレなんだけど行政の目が届かない位置にいる人たちに手を差し伸べる仕事は、本当に必要だと思います。
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■自己愛性パーソナリティ障害
誇大性(空想または行動における)、賛美されたい欲求、共感の欠如の広範な様式で、成人早期までに始まり、種々の状況で明らかになる。
①自分が重要であるという誇大な感覚(業績や才能を誇張する、十分な業績がないにも関わらず優れていると認められることを期待する)
②限りない成功、権力、再起、美しさ、或いは理想的な愛の空想に囚われている。
③自分が「特別」であり、独特であり、他の特別な又は地位の高い人達(又は団体)だけ理解しうる、又は関係があるべきだと信じている。
④過剰な賛美を求める。
⑤特権意識(特別有利な取り計らい、又は自分が期待すれば相手が自動的に従うことを理由もな -
Posted by ブクログ
ネタバレ伴走者が一番難しいわ!(笑)
答えを見せてから問題を解かせるというのはなるほどと思った。答えの丸写しに対する対応もよくわかった。要するに、あまりやいのやいの言わないこと。できなくても怒らない。一緒に確認しながらやる。親が寄り添う事が大事。自己価値を保つ、結果を焦らないこと。支援を諦めてしまわないこと。
親としては、子どもが仕事する年齢になったとき、明るく楽しく生きていて欲しいだけなんやけどな。そもそも社会が厳しすぎん?
困り感のない境界知能の人たちもいるから、そういう人たちからすると、知能検査とか支援学校とかの話題をされても不愉快なだけだろう。
障害を持つ全ての人に支援を、というよりは、 -
Posted by ブクログ
自閉症で、少年院に来て、窓の蝶とか、机の上のものとか、他のものにすぐ気がそれで話に集中できていない。いま、ADHDの存在が世の中に広まってて、それがひとつの言い訳、、、じゃないけど、「仕方ないとも言える部分」に甘えて、約束守れないとがあっても開き直ってた。「仕方ない」って思いすぎてた自分にハッとした。約束は、全力で守れるよう努めるもの!
私自身、常に、自分に「約束をすっぽかす。守らない」傾向があるってことを忘れずに、考えて備えて、対策をしていこう。
逆にの立場で考えた時、周りに「気が散りがちな人」がいても、そこは、相手を理解しようと努めよう。辛抱強さが大事。生きていて、私自身が誰かに対し -
Posted by ブクログ
一読にとても良い!分かりやすい!
障害認定されるのも辛いモノがあるかもしれないが、人知れずうまくいかず、周りには「がんばれ」と声かけられる境界知能の子どもたちはもっと辛い。14%、日本人の7人に1人の割合で存在している間にいる人達にフォーカス、実態の解説から、支援方法など具体例も多く読みやすい。
5つの認知機能(記憶、言語理解、注意(は全般に)、知覚、推論・判断)に沿ったコグトレでのトレーニングでIQが上がる場合もある。一つでもできるようになる事は、苦手の克服は、本人のやる気や自信につながりとても良いかと。
数の概念「序数」順序を表す、「基数」個数や量を表す。
この基数概念が確立してい