ケーキの切れない非行少年たち 5巻

宮口幸治 / 鈴木マサカズ

精神科医の六麦は、少年院で知能に問題がある少年少女を見てきた。ある一定の傾向があり、問題を抱えながら更生を進めている。小平恵は、彼が小さい頃から市中の精神科で診ていた患者で、境界知能であった。学校に馴染めず友達もできない彼女は様々な問題を起こすのだった……。少年院を出た少年への「特別な配慮」のお願いの話も！

• カテゴリ: 少年・青年マンガ
• ジャンル: 青年マンガ
• 出版社: 新潮社
• 掲載誌・レーベル: くらげバンチ
• 電子版発売日: 2022年07月07日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 51MB

[MJS · ★★★★★]

多くの方に知ってほしい

思慮の欠ける、軽率、非常識と思われる犯罪者に、適切な支援や理解が必要だった人がいるということを知ることができました。
犯罪は決して許されないことですが、適切な支援があれば罪を犯すことのなかったであろう人に、必要な支援や教育、周囲の理解が広く行き渡ることを望んでやみません。

[ママ子 · ★★★★☆]

結局は境界知能だという話ですが

身内に境界知能と思われる子供がいるので、色々考えさせられます。そのような現場では、個々に対して具体的にどのように問題と向き合って状況を改善していくのかが気になります。

＃深い ＃タメになる

[3mam · ★★★☆☆]

考えさせる作品

毎作品で感じる切なく辛い思い…境界やグレーゾーンの為に気付くのが遅くなり、手が差し伸べられるチャンスを失ってしまう子供達。知能テスト等の検査は必須になれば良いのでは…と思います。
子供達は宝物です、国が出来る事は沢山あると私は思います。この本をもっと広く皆に知って貰いたいです。

＃切ない ＃深い ＃タメになる