宮口幸治のレビュー一覧

  • ケーキの切れない非行少年たち 1巻

    ネタバレ 無料版購入済み

    期間限定無料に惹かれて読了。
    読んでいてとても気が重くなる。だが、今こうしている間にも起こっている出来事なのだと思うと目を背けるのも憚られた。

    タイトル通り、非行少年達はケーキに見立てた円形をベンツマークのように三等分できないのだが、もう一つ印象深いテストが物語冒頭で出てきた。四角形や円形、三角形がごっちゃになった複雑な図形を見ながら真似して描き上げるというもの。
    「できました」と誇らしげに渡してきた彼の描いた図形は、フリーハンドだからとかというレベルをはるかに超えていた。別物だ。列車の線路のようにまっすぐな図形を描いてきたシーンに、ぞっとした。

    働く主人公には畏敬の念を覚える

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    2021年05月20日
  • ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

    Aya

    購入済み

    子どもを持つ前に読めて良かった

    漫画版の第1巻を読んだ後、購入しました。読書が苦手な方に漫画版、とてもおすすめです。
    過去を振り返って、知らず知らずに見過ごしてきた発達障害、発達遅延、知的障害の人達もいるのだろうと思いながら読みました。将来自分に子供ができたら、そしてもしその子が何らかの障害があったら、どうやって育てていくべきなのか、考えさせられる書籍でした。
    目に見えづらく、目を逸らしがちな、しかし向き合うべき少年達と彼らに関わる人々の苦悩をご自身の経験からわかりやすく説明してくれている筆者の方に感謝いたします。

    0
    2021年05月16日
  • ケーキの切れない非行少年たち 1巻

    ネタバレ 無料版購入済み

    社会とは何か

    知的な凸凹が招く、社会的受容感の欠落からの犯罪
    少年院の中では優等生で明るい表情をしていた少年が殺人罪を犯してしまう悲しみ。社会構造が生み出す能力の凸凹による苦しみ。

    自分より下の世界に行けば、生き生きと光り輝き自由に振る舞え、自分の良いところが目立つ

    対して

    自分より上の世界に行けば悪いところばかりが浮き彫りになり、苦しくて息もできないような毎日を送ることになる


    そんな経験、誰にでもあるのではないだろうか


    いろんな人間がいる
    どこで何をすれば良いのか
    どの場所なら苦しまずに生きていけるのか

    そういうものを探す勇気や探すことを諦めずに手伝える人

    #タメになる #泣ける #深い

    2
    2021年04月25日
  • ケーキの切れない非行少年たち 1巻

    無料版購入済み

    ケーキ

    何か問題を起こしたときに、その行為を反省できれば、その人は成長できるであろう。しかし、自分の行為やそれが周囲に与える影響を認知することができなければ、反省することすらできない。その結果として、成長できずに同じ問題を繰り返してしまう。

    0
    2021年04月20日
  • ケーキの切れない非行少年たち 1巻

    無料版購入済み

    興味深い

    少年院に入った人たちがどんな人たちか知るきっかけになった。

    0
    2021年04月19日
  • ケーキの切れない非行少年たち 1巻

    無料版購入済み

    この世界は優しくない

    難しいね
    社会って
    人間って難しいね
    みんなが平和で平等な世界って
    ミーンな水に溶ければいいのかあ?
    某アニメのあれみたく

    1
    2022年09月30日
  • ケーキの切れない非行少年たち 2巻

    ネタバレ 購入済み

    虐待の背景

    虐待のニュースが報道されると本書の内容を思い出します。門倉さんの母親の生育歴やその後の関係も気になりました。

    1
    2021年04月12日
  • ケーキの切れない非行少年たち 1巻

    購入済み

    考えさせられました

    私自身社会人になってから発達障害が分かりました。他人事とは思えない内容でした。

    2
    2021年04月12日
  • ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    1時間程で十分読み切れる本であった。

    非行少年たちの中には知的にハンディを持った少年がたくさんおり、彼らに彼らの罪を反省させるためには、そもそも彼らが罪を理解しているかどう認知しているかについて知る必要がある。

    簡単な足し算や引き算の計算すらできず、認知が歪んでいる少年たちが自分の犯した罪について長々と説教くらったところで右から左に聞き流しているようなものであり、話の一部を理解できているかすら怪しい。

    表現の幅が狭く自らの感情を思い通りに表現できずすべてを「イライラする」でまとめてしまうあたりにリアリティーを感じた。

    これらの現状を打破するためには幼年期からの支援、つまり学校教育での支

    0
    2025年12月08日
  • ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    普段関わり得ない世界を知った 話題書ということで読んでみたが、子供もいないし、さらには非行少年と関わることのない生活を送っている自分からすると、全く知らなかった世界を知ることができた。
    少年による犯罪のニュースを見ると、単に嫌悪感を抱いていただけだったが、本人も苦しんでいること、救おうにも救い方がわからないことがあるようだ。
    きつい言葉で言うと、先天性のどうしようもない精神疾患かと思っていたが、学習によって改善ができるのならば、是非知見が広まるといいと思った。

    0
    2025年12月06日
  • ケーキの切れない非行少年たち 1巻

    無料版購入済み

    凶悪犯罪を起こしてしまう少年達のどうしようもない深い闇を見てるようだった…。
    知能の問題もあるだろうけど、生活環境の問題も大きいと思う…。

    3
    2020年12月14日
  • ケーキの切れない非行少年たち 1巻

    無料版購入済み

    ドキッとする

    精神的な問題て難しい問題で、誰もが抱える問題だと思うし、私もりんご5つを3人に上手に分けられる自信はちょっとなくてドキッとしちゃいました。

    3
    2020年12月14日
  • ケーキの切れない非行少年たち 1巻

    無料版購入済み

    悲しくなる

    生育環境はもちろん、軽度の知的障害や、障害に気付かれなかったが為に社会に馴染めず、少年院に入ってしまった少年たち。ケーキを三等分できないことはその象徴です。
    普通ってなんだろう?適切な支援を受けられていれば、彼らは法を犯さずに済んだんじゃないか?などと色々考えさせられます。

    5
    2020年12月14日
  • ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

    A

    ネタバレ 購入済み

    事実として

    自分にはあたりまえのことでも、
    人によっては当たり前ではないということ。
    ケーキを人数に切り分けるだけのことなんて
    特別な訓練をしなくても当たり前にできるようになることだと、
    大抵の人は思ってしまうが
    現実として、それができないどころか
    等分にわけるということも思いつかない人々がいて
    そこには、善悪以前の課題があるということを
    思い知らされた。

    3
    2020年01月22日
  • ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    少年院に入るような少年達の中には、犯罪に加担していると気付かず罪を犯しているとは衝撃だった。犯罪をおかしてしまうことを正当化できないが、大多数が知的障害であることや家庭環境に恵まれないなど、社会的弱者であることを世間が知って理解してあげることで彼らが犯罪をおかすことなく生きやすい社会になることを望む。

    0
    2026年01月27日
  • 境界知能 存在の気づかれない人たち

    Posted by ブクログ

    支援の現場で、境界知能だなと思うケースが多く、端的にタイトルになっている本書を見つけたので読んでみたのだが、ある程度、発達心理学とか認知心理学とか障害福祉関連とか、そのあたりの知識がないとちょっと難しいかも。

    丁寧に説明してくれてはいるが、結構学術的な記述が多くて、それなりに臨床での経験がないと理解しにくい。
    文字組みも大きくてページ数も少なくて新書だし、と『ケーキの切れない〜』シリーズと同じような感覚で手にすると面食らうかもしれない。
    ただ、実際に臨床場面でそういう人たちに接している人には、具体的にどう援助するのが効果的か説明があるので助けになりそう。

    最終章で言及されているジローナ宣言

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    2026年01月27日
  • マンガでわかる!境界知能の人が見ている世界

    Posted by ブクログ

    今まで性格の違いだと思ってた「理解できない人」の中には、知能的な問題から生きづらさを感じている人もいる。他者理解をする上で多面的にみることの必要性を改めて感じた。

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    2026年01月25日
  • 「頑張れない」子をどう導くか ――社会につながる学びのための見通し、目的、使命感

    Posted by ブクログ

    子どもに寄り添い、親に寄り添い、教師にも寄り添う。
    「頑張れない」子に寄り添うには、どこまでも温かいまなざしが必要……理想だ。あまりにも理想的すぎて、理想論だ、と言ってしまいたくなるほど。
    でも、あとがきで共著の一人、田中氏の生い立ちを読んで、少し考えが変わった。つらい思いをした人から発せられる「理想」。これは重い意味を持つのかもしれない。

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    2026年01月20日
  • ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    非行少年の非行行動は、実は認知機能の低さに起因しているとが多い、という著者の見解なるほどと思いました。ケーキを3等分に切る、というのはあくまでも一例であるが、今般、問題視される軽度知的障害や境界知能を持った人の生きにくさ、それゆえに犯罪に至ってしまう現状がよくわかった。本書の良いところは教育現場で何をすべきかを提案しており、ただの解説本になっていないところだと思った。

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    2026年01月18日
  • 「頑張れない」子をどう導くか ――社会につながる学びのための見通し、目的、使命感

    Posted by ブクログ

    コツコツ勉強する事と人から怒られる事が嫌いだった子供時代の原因が分かった気がした。
    理解していない、分からないことは悪いことではないという記述に思わず頷いたし、親からよく本当に?と信じてもらえなかった事が嫌だった事にも気づけた。
    学問は競争するためのものではない事、人を傷つけたり侮蔑するためのものではないと繰り返し書かれていた事が印象的。
    今、大人になって改めて英語を再勉強している事が楽しく、他人からは今から勉強して何になるの?と心無い言葉をかけられたこともあるが、自分は間違っていないと思えた。

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    2026年01月17日