宮口幸治のレビュー一覧

  • ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

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    今更ながら読みました。
    知的障害に分類されないが、軽度の知的障害(いわゆる境界知能?)の人は、他の人と変わらず日常を過ごせるものの様々な問題が起こっているということを知った。

    そもそも対人関係の中で、人とは違う見え方/聞こえ方をしているので、本人は悪いことだと理解できていないということだった。

    非認知能力を高める重要性と、特に大事なのは自己の評価能力と自己への気づき。
    また、このような人たちは認められたり自分から何かを教えるということに渇望していることがわかった。

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    2026年04月29日
  • ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

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    「障害」はその時代の世の中によって作られる、みたいな話を思い出した。

    本書の中で挙げられている「非行少年に共通する特徴5点セット+1」がまさにそんな感じだった。
    ①認知機能の弱さ(見る,聞く,想像する力が弱い)
    ②感情統制の弱さ(すぐにキレる)
    ③融通の効かなさ(予想外のことに弱い)
    ④不適切な自己評価(自信があり過ぎる,なさ過ぎる)
    ⑤対人スキルの乏しさ(コミュニケーションが苦手)
    +1 身体的不器用さ(力加減ができない)
    がその内容とのことだが、こういう人を「障害者」にしないといけない所まで現代社会は来ていることの方を個人的には強く意識させられた(もちろん程度の問題ではあるし、著者がどの

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    2026年04月29日
  • ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

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    こんなにも普段近くに存在して、
    密接に関わっているはずなのに
    自分がいかに目を向けられていなかったのか。

    うっすらと感覚としてしか考えたことのなかった部分の解像度が上がった気がする。

    そしてこういう所で日々闘っている人達がいるという事を知れて良かったし、
    それだけではなく、将来自分の子供、もしくは誰かしらに教育をするという立場になった時に
    実践的で意味があり、
    この本を読んでいたからこそなにか気づけたということがあるかも知れないと思った。

    また、こういったかなり
    センシティブで、デリケートな分野の内容を不謹慎さもなく、嫌な感じもせずに読めるのは、
    先生が本気で取り組んでいるからこその情熱

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    2026年04月23日
  • ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

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    人は自分の思ったり、見たりした景色でしか語れない。非行をする少年や大人には、知的障害により、反省することや、相手の気持ちに理解することが出来ないのである。だが、それができる人からすると、なぜ馬鹿なことを、なぜ反省しないと思うしかない。

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    2026年04月13日
  • 普通にできない子を医療で助ける マンガでわかる境界知能とグレーゾーンの子どもたち5

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    家庭-医療-学校の連携がすごく大切であることが改めてわかった。全員で方向性を確かめて子どもと接していく必要があると思った。

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    2026年04月05日
  • ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

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    タイトルに惹かれまして手に取った一冊。
    学生時代のクラスメイトを思い出してそういうことかと納得できた。
    何回説明しても理解できない子は理解力が悪いというより他の人が当たり前のようにできている部分、複雑な問題を処理するベースとなる部分ができていないからだ。そこで諦めずに学校の方でこういう生徒向けの塾やワークショップがあったら良いなと思っている。一人でも多く早期から支援をもらえるように。

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    2026年04月05日
  • 歪んだ幸せを求める人たち―ケーキの切れない非行少年たち3―(新潮新書)

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    前作・前々作に引き続き読みやすいが、内容はイマイチ。自分の価値観を変えれば、見える世界が変わってくる。

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    2026年04月05日
  • 「頑張れない」子をどう導くか ――社会につながる学びのための見通し、目的、使命感

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    ●子どもが「明日を見通せる地図」を持てるようになるための具体的な視座を提示した本。
    ●一人の大人として子どもの成長に寄与できることを考える。→子どものやる気を育むための知見を学べた。
    ●児童精神科医でもある著者は、子どものやる気を引き出すためには「見通し・目的・使命感」を持たせることの重要性を説く。大人が良かれと思って放つ「努力しないと厳しいよ」という言葉が、実は子どもの地図を塗りつぶす「負の暗示」になっているという指摘には、多くの大人がハッとさせられるはずだ。「あなたが生まれてきたから、親が苦労している」と祖母から言われた子、片目を失明しても親に知らせられなかった子のことを本書で触れているが

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    2026年03月30日
  • ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

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    教育関係の仕事に身を置く立場として、桁違いに理解が追いつかない学生に対する「もしかして他の人とは見えているものが違うのか」という疑問を確認できる書籍だった。今後の学生指導方法の参考になった。
    出来ないのではなく違うのだということが理解され、社会と彼らの間を仲介できる層が適切に設定される将来を切に願う。

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    2026年03月29日
  • マンガでわかる!境界知能の人が見ている世界

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    境界知能の人の視点がわかった。
    こういう人いるよなーと思った。
    部下には具体的に指示するよう心がける

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    2026年03月25日
  • ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)

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    ​1. 「当たり前」の崩壊と衝撃
    ​認知の歪みの可視化: 少年たちが描いた歪んだ図形は、彼らが見ている世界の写し鏡である。
    ​反省の前提条件: 「反省」とは高度な認知能力(客観視・因果関係の理解・他者への共感)が必要であり、その土台がない状態では「反省しろ」という言葉すら届かない。
    ​見えない境界: 知的障害とは診断されない「境界知能」の方々が、社会の「当たり前」から取り残されている実態。
    ​2. コミュニケーションへの応用(子育て・対人関係)
    ​「できない」を「やらない」と混同しない: 相手の不手際を「やる気」や「性格」のせいにせず、「認知のキャパシティ(脳の処理能力)」の問題ではないかと一

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    2026年03月24日
  • どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―(新潮新書)

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    率直に言うと、非行少年の「その後」への提言としてはもう少し深くできたのではないかも思う。大事なことは書かれていると思うが、やや疑問に思う点も多かった。

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    2026年03月21日
  • 境界知能 存在の気づかれない人たち

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    支援の現場で、境界知能だなと思うケースが多く、端的にタイトルになっている本書を見つけたので読んでみたのだが、ある程度、発達心理学とか認知心理学とか障害福祉関連とか、そのあたりの知識がないとちょっと難しいかも。

    丁寧に説明してくれてはいるが、結構学術的な記述が多くて、それなりに臨床での経験がないと理解しにくい。
    文字組みも大きくてページ数も少なくて新書だし、と『ケーキの切れない〜』シリーズと同じような感覚で手にすると面食らうかもしれない。
    ただ、実際に臨床場面でそういう人たちに接している人には、具体的にどう援助するのが効果的か説明があるので助けになりそう。

    最終章で言及されているジローナ宣言

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    2026年01月27日
  • マンガでわかる!境界知能の人が見ている世界

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    今まで性格の違いだと思ってた「理解できない人」の中には、知能的な問題から生きづらさを感じている人もいる。他者理解をする上で多面的にみることの必要性を改めて感じた。

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    2026年01月25日
  • 「頑張れない」子をどう導くか ――社会につながる学びのための見通し、目的、使命感

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    子どもに寄り添い、親に寄り添い、教師にも寄り添う。
    「頑張れない」子に寄り添うには、どこまでも温かいまなざしが必要……理想だ。あまりにも理想的すぎて、理想論だ、と言ってしまいたくなるほど。
    でも、あとがきで共著の一人、田中氏の生い立ちを読んで、少し考えが変わった。つらい思いをした人から発せられる「理想」。これは重い意味を持つのかもしれない。

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    2026年01月20日
  • 「頑張れない」子をどう導くか ――社会につながる学びのための見通し、目的、使命感

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    コツコツ勉強する事と人から怒られる事が嫌いだった子供時代の原因が分かった気がした。
    理解していない、分からないことは悪いことではないという記述に思わず頷いたし、親からよく本当に?と信じてもらえなかった事が嫌だった事にも気づけた。
    学問は競争するためのものではない事、人を傷つけたり侮蔑するためのものではないと繰り返し書かれていた事が印象的。
    今、大人になって改めて英語を再勉強している事が楽しく、他人からは今から勉強して何になるの?と心無い言葉をかけられたこともあるが、自分は間違っていないと思えた。

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    2026年01月17日
  • 境界知能 存在の気づかれない人たち

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    ケーキの切れない非行少年たちが気になっていて、シリーズ著者の最新刊が出ていたので読みました。

    内容は、境界知能(普通と障害の間)の最近の研究をまとめたものです。
    7人に1人がこの境界知能にあたると知りとても驚きました。
    しかし、これだけ多くの境界知能者がいるのに世間の認知は低く不思議思いました。

    境界知能が、認知されることで救われる人もいるし、差別される人も出てくるかもしれない。
    かなりデリケートな問題だと思いました。

    本文は専門用語が、いっぱい出てくるので論文調が苦手な方は、読むのが大変かもしれません。

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    2026年01月17日
  • 「頑張れない」子をどう導くか ――社会につながる学びのための見通し、目的、使命感

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    しばらく本棚に置いていたが、ふと気になり手に取った後、そのまま1時間足らずで読破。

    受容・共感、プラス前向き言葉、アドラーの未来志向と、これまでに広く言われていることが出てくる内容で、新しい気づきはほとんどなかった。

    前半はちゃんと読んでいたが、後半はパラパラ読みに変更。

    大人の忍耐力ってやっぱり必要だよね。


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    2026年01月10日
  • どうしても頑張れない人たち―ケーキの切れない非行少年たち2―(新潮新書)

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    「頑張ったら支援する」という考え方は、一見すると公平だが、「頑張れない人」を支援の対象から外し、支援のループから脱落させてしまう。その結果、困難は固定化し、さらに頑張れなくなる。

    頑張れない人をどう支援するのかを考えさせる一冊。

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    2025年12月15日
  • 境界知能の子どもたち 「IQ70以上85未満」の生きづらさ

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    再読。発達方面で仕事をしていたこともあるし、今もかかわっている。ときどき自閉系でもなく、多動があるわけでもない、でも集団行動になじめない、という子はいるものだ。院生時代、Mikd mental retardationというのは、論文で読んでいたし、知識がないわけじゃない。ただ、統計上何人に一人は必ずここにあてはまる、といわれると、どこかキツネにつままれた、という気はしてしまう。能力で統計をとると、正規分布を描くし、一定の割合この中にはいるというのは、理屈ではわかるんだけどね。

     実行機能の役割とか、最近読んだ別の本でも出ていた。自分が論文を書いていた時、プランニングとか実行機能って研究してみ

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    2025年11月30日