宮口幸治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「非行少年」シリーズの第三弾です。
一弾目は境界知能の存在とIQテストの話と、認知能力や実行能力の欠如とそれを埋めるための取り組みの話、二弾目は一弾目への補足となるような境界知能についての補足の話でした(記憶のため、後でまた訂正します)。
今回は「認知の歪み」をテーマにしていて、「世の中に起こるあらゆるトラブルは、認知の歪みから起こっている」という話です。自分の思う正しさを実行したところで、あらぬフィードバック(反応)が返ってくるのは、認知そのものが歪んでいるということです。
心理学でいうABC理論の話を、「歪み」と表現していてるのでしょう。精神科領域ではこれに対して「認知行動療法」があり -
Posted by ブクログ
「境界知能(知的障害グレーゾーン)」とはどういった性格でどのような行動をとるのか?詳しくは知らなかったので手にとってみた。
漫画なので見やすくてわかりやすい。
一見、普通の子と大差ないように見えるのでこれは子の性格だなと思いがち。
だが本人にすれば日常的に困り、何故自分はできないのか?としんどさを抱えてしまう。
彼らの気持ちを理解して支援のあり方を考えるということ。
周囲からはどう見えているのか、本人からはどう見えているかを年代別に紹介している。
第1章 小学生のウエキくん
①相手の気持ちがわからない
②手先が不器用
③本の内容が理解できない
第2章 中学生のシライさん
①力の加減 -
Posted by ブクログ
知的障害とか境界知能とか、人をカテゴライズしてしまうのはよくない、と思いながらも、実際にそういう人がいる。
IQが低くても社会生活に問題がなければ知的障害と括られることはないし、境界知能も然り。
しかし、境界知能の場合は、よりわかりくく社会に溶け込んでしまっている。
言ったはずの事がさっぱり伝わっていなかったり、というのが、実は境界知能で…ということもありうるんだけど、とはいえ、本書は子どもを支援する人のための本だ。そして驚くことに、知的障害の認定基準は自治体によって違うんだとか。
そうなるとますます、いわゆる境界知能への理解が遠のいてしまうかもしれない。
子どもと直接関わることのない僕のよう